JP3014918U - まる板式押さえ弾機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目 的】ハサミは使えば使う程、刃と刃の部分にすき
間誤差が大きくなって切れにくくなっていた。ハサミに
押さえ弾機を付けることにより両刃間のすき間誤差をな
くし、紙や布地がよく切れ、きれいな仕事も出来て仕事
の能率も上げるようにする。 【構 成】まる板６の中心にまるい穴３Ｂをあけて、そ
の横に弾機９がはいるまるい収納穴７をあけた。ハサミ
の刃１２の延長線上にもまるい収納穴８をあけた。収納
穴８と、収納穴７に弾機９をはめ込み、ボルト１０にま
る板６を入れてナット１で締めた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はハサミの刃と刃をかるく押さえるだけですき間誤差をなく してよく切れるようにした、ハサミ類のまる板式押さえ弾機に関する ものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ハサミは、よく使っていくにつけて刃と刃の部分にすき間誤差 が大きくなって、切れにくくなっていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ハサミは使えば使う程、刃と刃の部分にすき間誤差が大きくなってい き紙や布地が切れにくくなっていた。この考案は、その欠点を除きよ く切れるようにしたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ハサミの刃（１２）を押さえ弾機（９）でかるく押さえるだけで刃（ １１）と刃（１２）のすき間誤差をなくして紙や布地がよく切れるよ うにしたものである。

【０００５】

【作 用】

固い材質を使って、ハサミの刃の延長線上位置を弾機でかるく押さえ るだけで刃と刃のすき間誤差がなくなり紙や布地がよく切れるように なった、まる板式押さえ弾機として使える。

【０００６】

【実 施例】

本考案を図面にもとづいて説明すれば （イ）固い材質の物を使って、まるい形（１）に上部の角を斜（２） に削り中心に穴をあけて、ネジ山（３Ａ）を作りその両側（４） と（５）をまっすぐに切って上部をナット（１）に成形をする。 （ロ）まる板（６）の中心にまるい穴（３Ｂ）をあけて、その横に弾 機（９）がはいるまるい穴（７）をあける。 （ハ）ハサミの刃（１２）の延長線上にまるい穴（８）をあけて弾機 （９）が入るようにする。 （ニ）まるい穴（７）に弾機（９）をはめ込みボルト（１０）にまる 板（６）を入れてナット（１）で締める。 （ホ）刃（１２）の延長線上を弾機（９）でかるく押さえて刃（１１ ）と刃（１２）のすき間誤差をなくしてよく切れるようにした、 ハサミ類のまる板式押さえ弾機である。

【０００７】

【考案の効果】

ハサミの刃と刃を弾機でかるく押さえるだけですき間誤差がなくなり 紙や布地がよく切れるようになった、仕事の能率も上がり便利になっ たものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の分解斜視図

【図２】本考案の分解拡大図、正面図、平面図、背面
図、底面図

【符号の説明】

１ ナット ７ 収納穴 ２ 斜 ８ 〃 〃 ３Ａ ネジ山 ９ 弾機 ３Ｂ まるい穴 １０ ボルト ４ 隅 １１ 刃 ５ 〃 １２ 〃 ６ まる板

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】鋼製やプラスチック製、塩化ビニール製、
   アクリル樹脂製、その他固い材質の物を使って、まるい
   形ナット（１）に上部の角を斜（２）に削り、中心に穴
   をあけてネジ山（３Ａ）を作った、その両側、隅（４）
   と（５）をまっすぐに切って、上部をナット（１）に成
   形をした、まる板（６）の中心にもまるい穴（３Ｂ）を
   あけてその横に弾機（９）がはいるまるい収納穴（７）
   をあけた、ハサミの刃（１２）の延長線上にもまるい収
   納穴（８）をあけて弾機（９）がはいるようにした、ハ
   サミのまるい収納穴（８）とまるい収納穴（７）に弾機
   （９）をはめ込み、ボルト（１０）にまる板（６）を入
   れてナット（１）で締めた、ハサミの刃（１２）を弾機
   （９）でかるくおさえるだけで刃（１１）と刃（１２）
   のすき間誤差をなくして、紙や布地がよく切れるように
   したまる板式押さえ弾機。