JP3014254U - 液状調味料用噴霧容器 - Google Patents

液状調味料用噴霧容器

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JP3014254U
JP3014254U JP1995001115U JP111595U JP3014254U JP 3014254 U JP3014254 U JP 3014254U JP 1995001115 U JP1995001115 U JP 1995001115U JP 111595 U JP111595 U JP 111595U JP 3014254 U JP3014254 U JP 3014254U
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spray
spraying
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JP1995001115U
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Inventor
賀一 新垣
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合名会社ライフ設計事務所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】液状調味料例えば醤油等を、料理に均一に万遍
なく、且つ企図する量を噴霧することのできる液状調味
料用噴霧容器を実現することを目的とする。 【構成】容器本体に噴霧手段を装着してなる液状調味料
用噴霧容器である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液状調味料例えば醤油等を、料理等に万遍なく均一に、且つ企図す る量を噴霧する噴霧手段を備えた液状調味料用噴霧容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
料理を作ったり食べたりする際は、味付けをするために調味料が必要となる。 料理の善し悪しは、この調味料の入れ加減で決定されると言っても過言ではない 。調味料には、食塩のように粒状のものもあれば醤油のような液状のものも存す る。
【0003】 粒状の調味料を入れる際は、必要な分量は比較的簡単に入れることができるが 、液状の調味料は、瓶等の容器から直接入れるため、企図する分量以上に入れる 場合が多々あり、為に例えば、液状の調味料が醤油であれば、出来上がった料理 が塩辛くなったりする場合がある。
【0004】 この塩分の入れ過ぎは、上記の調理時ばかりでなく、刺し身に直接醤油等をた らす場合にも多々発生し、刺し身を美味よく味わうことができない場合がある。 特に、上記の醤油等の使い過ぎは、医者から塩分等の使用量を制限され、注意さ れている者にとっては、おいしい料理を希望する以上に重大な問題である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の醤油さし、即ち、従来の液状調味料の注出容器は、単に注出 口が開口した構成となっているため、上記の不都合を解消することのできる構成 とはなっていなかった。
【0006】 本考案の技術的課題は、このような問題点に鑑み、これを有効に解決し、液状 調味料の過大な入れ過ぎを確実に防止し、且つ料理に万遍なく均一に液状調味料 を噴霧することができる液状調味料用噴霧容器を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、これらの問題を解決するために、以下のとおりの手段を採用したも のである。
【0008】 請求項1は、噴霧手段4を備えてなる液状調味料用噴霧容器であって、噴霧手 段4としては、容器内の圧力で内容物を噴霧するようにした噴霧手段或いは吸引 力を利用して内容物を吸引し噴霧するようにした噴霧手段でも良い。
【0009】 請求項2は、注出口3aと噴霧手段4とを備えてなることを特徴とする液状調 味料用噴霧容器であって、噴霧手段4としては、既に種々のものが市販されてい るのでこれを利用すれば良い。
【0010】 請求項3は、上記噴霧手段4の噴霧口4aの噴出方向と、上記注出口3aの注 出方向とをずらせるように構成してなる請求項2に記載の液状調味料用噴霧容器 である。噴霧手段4の噴出方向と注出口3aの注出方向とが相反する方向となる ように構成した方が最良である。
【0011】 請求項4は、上記注出口3aの高さ位置を、上記噴霧手段4の噴霧口4aの高 さ位置近傍に設けるように構成した請求項2または請求項3に記載の液状調味料 用噴霧容器である。
【0012】 上記注出口3aの高さと、噴霧口4aの高さとの位置関係は、注出口3aの高 さ位置を、噴霧口4aと同一高さ位置か或いはこれより上部でも良いが、若干低 い位置に設けても良い。即ち、注出口3aの高さ位置が、噴霧手段4の噴霧口4 aの高さ位置近傍に設けられている構成であれば良い。
【0013】
【作用】 請求項1のように、容器の内容物を噴霧する噴霧手段4を設けることにより、 この噴霧手段4で容器内の内容物を噴霧することができ、内容物が例えば醤油で あれば、これを料理に万遍なく均一に噴霧することができる。
【0014】 請求項2のように、注出口3aを備えた容器本体2の内容物を注入する注入口 に、噴霧手段4を装着することにより、容器本体に二系統の内容物の排出部分が 形成される。これにより、内容物を注出口3aと噴出手段4とを選択的に利用し て排出することができる。
【0015】 噴霧手段4として、吸引して噴霧するような噴霧手段を利用すれば、一回の押 圧操作で、ほぼ一定量の内容物を噴霧することができるので、これを利用すれば 、企図する量の内容物を確実に噴出せしめることができる。
【0016】 請求項3のように、噴霧手段4の噴霧口4aの噴出方向と、注出口3の注出方 向とをずらせるように構成すると、噴霧手段4を利用して内容物を下部側に位置 する料理に噴霧すべく、容器本体2を傾斜させても、注出口3aから内容物が流 れ出ることはない。尚、注出口3aに蓋体を開閉自在に設け、注出口3aを利用 しないときは、これを閉塞するようにしても良い。
【0017】 請求項4のように、注出口3aと噴霧口4aとをほぼ同一高さ位置に設けるこ とにより、噴霧手段4を利用して内容物を料理に噴霧すべく、容器本体2を傾斜 させても、注出口3aから内容物が流れ出ることはない。
【0018】
【実施例】
以下に本考案に係る液状調味料用噴霧容器が、実際どのように具現化されるか を以下の実施例に基づいて詳述する。図1は本考案に係る液状調味料用噴霧容器 の全体斜視図である。
【0019】 液状調味料用噴霧容器1は、容器本体2と、この容器本体2の内容物を注入す る注入口に着脱自在或いは一体的に装着された噴霧手段4とから構成されている 。容器本体2に上記注入口とは別に装着部を設け、この装着部に噴霧手段4を設 けるようにしても良い。
【0020】 容器本体2の材質としては、金属製、ガラス製、プラスチック製、陶器或いは 磁器製等が利用されるが、使用場所等によって任意に選択すれば良い。例えば、 携帯用として利用する場合は、プラスチック製が最良である。また、容器本体2 の大きさや形態等については任意である。
【0021】 噴霧手段4としては、内容物を吸引して噴霧するような噴霧手段でも良く、或 いは内容物を容器本体2内の圧力を利用して噴霧するような噴霧手段でも良く、 使用目的に応じて何れかを利用すれば良い。
【0022】 図示例では、噴霧手段4を吸引して噴霧する噴霧手段を示し、噴霧手段4は、 容器本体2の注入口に螺着或いは着脱自在に装着される円筒状基部4bと、この 基部4bに支持された吸引パイプ4cと、円筒状基部4bに昇降動自在に保持さ れた押圧体4dとからなる。
【0023】 この押圧体4dを押圧することにより、容器本体2内のの内容物例えば醤油等の 液体を吸引パイプ4cで吸引し、押圧体4dに設けられた噴霧口4aから醤油を 噴霧することができ、一回の押圧操作でぼぼ一定量の内容物を噴霧することがで きるようになっている。
【0024】 以上で述べた噴霧手段4は、既に種々のものが市販されているが、構造が微妙 に違うものの、液体を噴霧すると言う基本的構成は殆ど同じであり、本考案に採 用される噴霧手段4は、このいずれを採用しても良い。或いは、上記で述べたよ うにこの吸引して噴霧する噴霧手段4に代えて、容器内の圧力を利用して噴霧す る噴霧手段を採用しても良いこと勿論である。
【0025】 吸引パイプ4cは、容器本体2内に縦設され、上端部は上記押出体4dに開口 して臨み、下端開口部は容器本体2の底部2aに達して設けられている。吸引パ イプ4cの下端部を、底部2aの角部に位置するように設けた方が良い。
【0026】 図2は、上記噴霧手段4と内容物を注出するための注出部3を設けた液状調味 料噴霧容器1Aを示し、この液状調味料噴霧容器1Aは、容器本体2と、この容 器本体2から一体に延出された注出部3と、容器本体2の注入口に着脱自在に装 着された噴霧手段4とから構成され、内容物を二系統の排出部から排出すること ができるようになっている。
【0027】 注出部3は、噴霧手段4を使用する際、容器本体2を傾斜させて使用すること が一般的であるため、その注出口3aはできれば高い位置に設け、噴霧手段4で 内容物である例えば醤油を料理に噴霧する際、容器本体2を傾斜させても、注出 口3aから醤油が溢れないようにする。
【0028】 注出部3の注出口3aの高さ位置と、噴霧手段4の噴出口4aの高さ位置の関 係は、注出口3aの高さ位置を、噴出口4aの高さ位置と略同一高さか、或いは 噴霧口4aの高さ位置近傍になるように設ける。
【0029】 また、噴霧手段4の噴霧口4aが適宜回動しないものにおいては、この噴霧口 4aと同一方向に位置させるよりも、相互に位置がずれるように設けた方が良い 。かくすれば、噴霧手段4で内容物である例えば醤油を料理に噴霧する際、容器 本体2を傾斜させても、注出口3aから醤油が溢れることはない。
【0030】
【効果】
請求項1のように、容器の内容物を噴霧する噴霧手段4を設けたため、この噴 霧手段4で容器内の内容物を噴霧することができ、内容物が例えば醤油であれば 、これを料理に万遍なく均一に噴霧することができ、且つ企図する量の醤油を噴 霧することができるので、醤油の入れ過ぎを防止することができる。
【0031】 請求項2のように、注出口3aを備えた容器本体に、噴霧手段4を着脱自在或い は一体的に装着したため、内容物を二系統の排出手段を利用して排出することが できる。従って、この二系統の排出手段を選択的に利用することができるので、 便利である。
【0032】 また、噴霧手段4は、一回の押圧操作で、略一定量の内容物を噴霧することが できるので、これを利用すれば、企図する量の内容物を確実に噴霧状に排出する ことができ、内容物の料理等へのかけ過ぎを確実に防止することができる。そし て、内容物を噴霧状に排出するようにしたため、内容物を料理に万遍なく噴霧す ることができる。
【0033】 請求項3のように、噴霧手段4の噴霧口4aの噴出方向と、注出口3aの注出 方向とをずらせるように構成したため、噴霧手段4を利用して内容物を料理に噴 霧すべく、容器本体2を傾斜させても、注出口3aから内容物が流れ出ることは なく、二系統の排出手段を有しながらも使用上不便を来すことはない。
【0034】 請求項4のように、注出口3aと噴霧口4aとを略同一高さ位置に設けるよう にしたため、噴霧手段4を利用して内容物を料理に滴下すべく、容器本体2を傾 斜させても、注出口3aから内容物が流れ出ることはなく、上記と同様に使用上 不便となることは全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る液状調味料用噴霧容器の全体斜視
図である。
【図2】本考案の変更例を説明する液状調味料用噴霧容
器の全体斜視図である。
【図3】本考案に係る液状調味料用噴霧容器の一部破断
側面図である。
【符号の説明】
1 本考案に係る液状調味料用噴霧容器 2 容器本体 3 注出部 3a 注出口 4 噴霧手段

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】噴霧手段を備えてなることを特徴とする液
    状調味料用噴霧容器。
  2. 【請求項2】注出口と噴霧手段とを備えてなることを特
    徴とする液状調味料用噴霧容器。
  3. 【請求項3】上記噴霧手段の噴霧口の噴出方向と、上記
    注出口の注出方向とをずらせるように構成したことを特
    徴とする請求項2に記載の液状調味料用噴霧容器。
  4. 【請求項4】上記注出口の高さ位置を、上記噴霧手段の
    噴霧口の高さ位置近傍に設けるように構成したことを特
    徴とする請求項2または請求項3に記載の液状調味料用
    噴霧容器。
JP1995001115U 1995-02-02 1995-02-02 液状調味料用噴霧容器 Expired - Lifetime JP3014254U (ja)

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