JP3014060U - ゴルフボール回収車 - Google Patents

ゴルフボール回収車

Info

Publication number
JP3014060U
JP3014060U JP1994003766U JP376694U JP3014060U JP 3014060 U JP3014060 U JP 3014060U JP 1994003766 U JP1994003766 U JP 1994003766U JP 376694 U JP376694 U JP 376694U JP 3014060 U JP3014060 U JP 3014060U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
pickup
recovery vehicle
rotor
golf ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994003766U
Other languages
English (en)
Inventor
正太 冷牟田
Original Assignee
有限会社ロボテクス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社ロボテクス filed Critical 有限会社ロボテクス
Priority to JP1994003766U priority Critical patent/JP3014060U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3014060U publication Critical patent/JP3014060U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴルフボール回収車に設けたボール掻き寄せ
用腕部材が、ボールをより円滑に拾い上げ得るようにし
た。 【構成】 駆動モータ20により回転されボール掻き揚
げ用羽根板5を多数本外周に植設した円筒状のピックア
ップロータ4a、4bと、該ピックアップロータの後側
に近接しその軸方向に沿い複数個に分割して配置され、
かつ下端部で接触する地面の凹凸に応じて揺動するよう
に取り付けられたスイングカバー6と、機体の前部に配
置されたボール収容籠9と、上記ピックアップロータ4
a、4bとボール収容籠9との間に架けられたボール渡
し部材10とを備えたボール回収車において、上記ピッ
クアップロータ4a、4bの前方の機体両側に、それぞ
れ斜め前方に延出したボール掻き寄せ腕部材25を配設
すると共に、該ボール掻き寄せ部材の接地側に、円筒状
ローラー29を支軸30周りに回転可能に装着したもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴルフ練習場などで地上に多数個散在しているボールを自動的に拾 い上げて回収することが出来るゴルフボール回収車の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案者が、先に出願した考案におけるゴルフボール回収作業車に装備された ゴルフボールを拾い上げるピックアップ装置は、その前方の機体両側に斜め外方 に延びるボール掻き寄せ用腕部材を配設し、該腕部材の接地側部分にゴムなどの 軟弾性部材を取付けて地面上のボールを掻き寄せ易くしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、出願後の試作機による上記ボール掻き寄せ用腕部材の使用成績 は、接地側に取付けた軟弾性部材では掻き寄せられたボールが転動しないため、 ピックアップロータによりうまく拾い上げられないというトラブルを発生した。
【0004】 そこで、本考案はかかる従来の課題に鑑みて、ボール掻き寄せ用腕部材の接地 側部分に取付けた支軸周りに回転する円筒状ローラにより、ボールを転動させな がら掻き寄せることができて地面上のボールを円滑に拾い上げることができるゴ ルフボール回収車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案の構成は、図に示すように、駆動モータ2 0により回転されボール掻き揚げ用羽根板5を多数本外周に植設した円筒状のピ ックアップロータ4a、4bと、該ピックアップロータの後側に近接しその軸方 向に沿い複数個に分割して配置され、かつ下端部で接触する地面の凹凸に応じて 揺動するように取り付けられたスイングカバー6と、機体の前部に配置されたボ ール収容籠9と、上記ピックアップロータ4a、4bとボール収容籠9との間に 架けられたボール渡し部材10とを備えたゴルフボール回収車において、上記ピ ックアップロータ4a、4bの前方の機体両側に、それぞれ斜め前方に延出した ボール掻き寄せ腕部材25を配設すると共に、該ボール掻き寄せ腕部材の接地側 に、円筒状ローラー29を支軸30周りに回転可能に装着したものである。
【0006】
【作用】
ゴルフボール回収車が、多数のゴルフボールBが散在した地面上を走行すると 、末広がり状のボール掻き寄せ腕部材25もその円筒状ローラー29を回転させ ながら移動し、この円筒状ローラー29にゴルフボールBが当たって掻き寄せら れるが、円筒状ローラー29が回転するためゴルフボールBも転動して、掻き寄 せが円滑に行われる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図1はゴルフボール回 収作業車の全体側面図、図2は同上平面図である。 機体フレーム1に、支軸2を軸受3を介して横架し、該支軸2の内側部分にピ ックアップロータ4a,4bが左右2個の複数個に分割した状態でそれぞれ軸心 部を支軸2に固着されている。各ピックアップロータ4a,4bは円筒体の外周 部に多数個のナイロン製の羽根板5を所定間隔で周方向及び軸心方向に植設して いる。 各ピックアップロータ4a,4bの後部にそれぞれ近接して配置されたスイン グカバー6は、図3、図4に示す如くスリット或はスノコ状をした多孔状の板体 よりなる円弧状曲面のボールガイド板6a及び扇状の左右の側板6bから構成さ れ、側板6bの基端部が支軸2に回動自在に取り付けられている。また、ボール ガイド板6aの下端のすくい端縁6cの後面両端にそれぞれブラケット7を設け 、該ブラケット7に接地ローラ8が回転自在に取り付けられている。 また、機体フレーム1の前部には、ボール収容籠9が左右2個配置してあり、 このボール収容籠9にはピックアップロータ4a,4bにより掻き揚げられたボ ールBを上記羽根板5から離脱させて導入するための複数本の棒よりなるボール 渡し部材10が架け渡されている。また、ピックアップロータ4a,4b及びボ ール渡し部材10を覆う固定ガイドカバー11が基端部11aを上記スイングカ バー6の外側にラップし連接状態で設けられている。
【0008】 機体フレーム1後部の軸受3に軸支された支軸2の両端部に、それぞれベアリ ング12を介し車軸部13a,13bが回転自在に被嵌され、これら車軸部13 a、13bにゴムタイヤの走行車輪14a、14bが取り付けられている。上記 車軸部13a、13bにそれぞれ対応して車輪駆動モータ15a,15bが備え られ、両者のスプロケット16、17の間に伝導チェーン18が張設されている 。 また、支軸2にスプロケット19が固着され、このスプロケット19とロー タ駆動モータ20のスプロケット21との間に伝導チェーン22が張設されて、 ロータ駆動モータ20によりピックアップロータ4a、4bが回転される。また 、機体前端には、キャスター輪23が設けられ、機体後部には、上記各モータ1 5a,15b,20給電用のバッテリ24が配置されている。
【0009】 また、上記ピックアップロータ4a、4bの前部位置の機体フレーム1両側に 、それぞれボール掻き寄せ腕部材25が取付枠26を介して取付けられ、地面に 沿い斜め前方に延出されており、その腕部材25の機体フレーム1に対する開き 角度θは略70゜が好ましい。該腕部材25は、図5、図6に示す如く、上記取 付枠26両端に取付軸27を横架し、該取付軸27に揺動自在に取り付けた揺動 ブラケット28に、円筒状ローラー29を支軸30により回転自在に取付けてい る。また該円筒状ローラー29は、上記取付軸27に巻かれたコイルばね31に より地面側方向に弾支されている。
【0010】 上記構成により、本ボール回収車はゴルフ練習場内を走行しながら、機体前部 両側に斜め方向に延出したボール掻き寄せ腕部材25が、打球されて落下した多 数のゴルフボールBを車幅よりも十分に幅広い範囲で内方に掻き寄せる。そして 、ボール掻き寄せ腕部材25は円筒状ローラー29を回転させながら移動し、こ れに当たったゴルフボールBは円筒状ローラー29の回転に伴い転動する。その ため、ボールBはピックアップロータ4a、4bの方にスムースに誘導され、ボ ールBの掻き寄せが円滑に行われる。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、ゴルフボール回収車がゴルフボールの多数個散在した練習場 の地面上を走行すると、機体の左右に延出したボール掻き寄せ腕部材も、その接 地側の円筒状ローラを回転させながら移動し、これに当たったゴルフボールを転 動させながらピックアップローラーの方に誘導することができ、ゴルフボールの 掻き寄せがより円滑に行われるという効果がある。 また、スイングカバーが、スリット等の多孔状の板体により構成されているた め、ピックアップローラにより掻き揚げられたゴルフボールに付着したゴミ、小 石等を孔から排出することができ、また孔明きでない板で作られたスイングカバ ーよりも重量が軽減されるという利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のゴルフボール回収車の側面を示す説明
図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】スイングカバーの側面図である。
【図4】同上の平面図である。
【図5】ボール掻き寄せ部材の平面図である。
【図6】同上のA−A視図である。
【符号の説明】
1 フレーム 25 ボール掻き
寄せ腕部材 2 支軸 29 円筒状ロー
ラー 4a ピックアップロータ 30 支軸 4b ピックアップロータ 24 バッテリ
ー 5 ブラシ B ゴルフボー
ル 6 スイングカバー 9 ボール収容籠 10 ボール渡し部材 13a 車軸部 13b 車軸部 14a 走行車輪 14b 走行車輪 15a 車輪駆動モータ 15b 車輪駆動モータ 20 ロータ駆動モータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】追加
【補正内容】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータにより駆動されボール掻き揚げ用
    羽根板を多数本外周に植設した円筒状のピックアップロ
    ータと、該ピックアップロータの後側に近接しその軸方
    向に沿い複数個に分割して配置され、かつ下端部で接触
    する地面の凹凸に応じて揺動するように取り付けられた
    スイングカバーと、機体の前部に配置されたボール収容
    籠と、上記ピックアップロータとボール収容籠との間に
    架けられたボール渡し部材とを備えたゴルフボール回収
    車において、上記ピックアップロータの前方の機体両側
    に、それぞれ斜め前方に延出したボール掻き寄せ腕部材
    を配設すると共に、該ボール掻き寄せ腕部材の接地側
    に、円筒状ローラーを支軸周りに回転可能に装着したこ
    とを特徴とするゴルフボール回収車。
  2. 【請求項2】 スイングカバーが、多孔状の板体により
    構成されて成る請求項1記載のフボール回収車。
JP1994003766U 1994-03-19 1994-03-19 ゴルフボール回収車 Expired - Lifetime JP3014060U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994003766U JP3014060U (ja) 1994-03-19 1994-03-19 ゴルフボール回収車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994003766U JP3014060U (ja) 1994-03-19 1994-03-19 ゴルフボール回収車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3014060U true JP3014060U (ja) 1995-08-01

Family

ID=43149683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994003766U Expired - Lifetime JP3014060U (ja) 1994-03-19 1994-03-19 ゴルフボール回収車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3014060U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010017539A (ja) * 2008-06-13 2010-01-28 Souki Kougyo Co Ltd ゴルフボール用レイキ
CN109364449A (zh) * 2018-11-07 2019-02-22 深圳市普尚健康技术有限公司 一种羽毛球拨动机构及羽毛球发球机
WO2022254558A1 (ja) * 2021-05-31 2022-12-08 株式会社やまびこ 収集機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010017539A (ja) * 2008-06-13 2010-01-28 Souki Kougyo Co Ltd ゴルフボール用レイキ
CN109364449A (zh) * 2018-11-07 2019-02-22 深圳市普尚健康技术有限公司 一种羽毛球拨动机构及羽毛球发球机
CN109364449B (zh) * 2018-11-07 2023-11-17 深圳市普尚智能体育有限公司 一种羽毛球拨动机构及羽毛球发球机
WO2022254558A1 (ja) * 2021-05-31 2022-12-08 株式会社やまびこ 収集機
JP7426542B2 (ja) 2021-05-31 2024-02-01 株式会社やまびこ 収集機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102067749B (zh) 自走式洋葱地膜回收机
JP3014060U (ja) ゴルフボール回収車
JPH0638896Y2 (ja) ライン清掃装置
CN110815026B (zh) 一种摩托车移动轴的打磨抛光装置
US5417538A (en) Apparatus for scooping an article from the ground
JP2002011417A (ja) コート面等の清掃装置
JPH071956U (ja) ゴルフボール回収作業車
CN111099305A (zh) 一种便于移动的物料输送设备
JPS5924606Y2 (ja) 装軌式走行装置における無限軌道帯の外れ防止装置
CN210470344U (zh) 一种青豆脱粒装置的转笼机构
JPH07112038A (ja) ゴルフボール収集機
CN206307744U (zh) 手扶自走式收粮机
JP3386529B2 (ja) クローラの転輪装置
CN109225858A (zh) 一种新型谷粒扬场机
JPH0411460Y2 (ja)
CN209788426U (zh) 大葱根部去土装置
CN218244314U (zh) 一种地膜捡拾机
CN208758048U (zh) 一种新型谷粒扬场机
CN215328945U (zh) 一种纺织业用布料除灰装置
CN218900747U (zh) 高尔夫球收集器
CN112221092B (zh) 一种电动式网球收集装置
CN214733012U (zh) 一种有机地膜喷膜设备
JP2994242B2 (ja) サッチ収集車におけるサッチ収集装置
JP2994248B2 (ja) サッチ収集車におけるサッチ収集装置
JPH022742Y2 (ja)