JP3013789U - 堆肥化コンテナー - Google Patents
堆肥化コンテナーInfo
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- JP3013789U JP3013789U JP60795U JP60795U JP3013789U JP 3013789 U JP3013789 U JP 3013789U JP 60795 U JP60795 U JP 60795U JP 60795 U JP60795 U JP 60795U JP 3013789 U JP3013789 U JP 3013789U
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- JP
- Japan
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- container
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- composting
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/40—Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
Landscapes
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案は、主として家畜の敷料として使用
した籾殻、切藁等の農産廃棄物から良質の堆肥を得るこ
とを目的とする。 【構成】 コンテナーの胴部を裾拡がり状に縫製し、該
胴部と底蓋を空隙率が30%前後の通気性素材で構成す
る一方、撥水性素材からなる上蓋を開閉自在に取り付け
たことを特徴とするものである。
した籾殻、切藁等の農産廃棄物から良質の堆肥を得るこ
とを目的とする。 【構成】 コンテナーの胴部を裾拡がり状に縫製し、該
胴部と底蓋を空隙率が30%前後の通気性素材で構成す
る一方、撥水性素材からなる上蓋を開閉自在に取り付け
たことを特徴とするものである。
Description
【0001】
この考案は主として家畜の敷料として使用した籾殻、切藁等の農産廃棄物を原 肥として良質の堆肥を得るためのコンテナー構造に関する。
【0002】
従来から、籾殻や切藁等の農産廃棄物を堆肥化し、再利用することが強く叫ば れているが、古くは粉砕籾殻などを家畜の敷料とし、使用後の敷料を集めて戸外 に堆積して腐熟・発酵を待つという手段が採られていたが、上記農産廃棄物の堆 肥化を促進するには上記堆積物の含水率を常時40%〜80%の範囲に保つと同 時に、好気性菌の活動を良好にする目的で通気性を充分に確保する必要があるた め、該堆積物に加水したり、適宜切り返したり或いはこれに通気筒を立てゝ通風 を促す等の煩雑な作業を余儀なくされていたものである。
【0003】 本考案者らは、上記課題を克服する目的で、先に「高水分原肥の堆肥化促進方 法」(特公平3−75512号)を発明したが、該公報中に水分の多い上記農産 廃棄物を収納する筒状胴部とその上下に開閉可能な上蓋と底蓋を設けてなるコン テナーを使用すること、又、該コンテナー全体を通気性素材によって構成するこ とが記載されていて公知となっている。
【0004】
而して、通常屋外で使用されるこの種のコンテナーとして上蓋を通気性素材に よって構成したものは、降雨時等に雨水の流入による内部の過水状態が発生し、 又干天時には水分の蒸発によって過乾燥状態となり、内部の原肥の含水率が上述 した40〜80%の範囲に維持し難く、良質な堆肥が得られなかっただけでなく それが原因で堆肥化が大幅に遅れるという問題点が見受けられたものである。
【0005】 この他、従来のコンテナーにおける胴部は、円筒状・角筒状のいづれの場合で も、上下を結ぶ側面が垂直であったから、原肥の重量によってコンテナーは中膨 状態となり、腐熟の完了した堆肥を取り出す際に、胴部の中間から下半部にかけ て棚張り現象が起生し、この棚を除去するために別の煩わしい作業を余儀なくさ れるという課題も見られたのである。
【0006】
このような実情に鑑み、本考案者は種々、実験・改良を重ねて来た結果、この 種の堆肥化コンテナーにおいて、コンテナーの胴部を下底に向けて少しく裾拡が り状に縫製すると同時に、該胴部及び下底面を空隙率が30%前後の通気性素材 によって構成し、その上蓋を無通気性の撥水性素材で構成することによって、胴 部に収容された原肥内に一定の空気流が形成されるようにしつつ、雨水等の侵入 を防止することで原肥の含水率を確実に40〜80%の範囲に維持できるように するという手段を用いた。
【0007】
本案堆肥化コンテナーの構成によれば、底蓋及び胴部の空隙から好気性菌の増 殖に適する通風を齎らし、上蓋からの雨水の侵入と日照による過乾燥を防止して 、原肥の含水率を可及的に40〜80%の範囲に維持し得るという作用を奏する ものである。
【0008】 又、コンテナー胴部を裾拡がり状としたことによって、堆肥の取り出しに当た って棚張り現象を皆無にできるという作用も得られる。
【0009】
以下、その構成を図面に示す一つの実施例に従って更に具体的に説明すると、 1は例えばテトロン糸で編成した網状生地を塩化ビニル樹脂でコーティングして なる素材、或いは合成樹脂モノフィラメントによって粗織された素材であって、 何れも空隙率が30%前後の比較的良好な通気性を有し、下底面に向かって僅か に拡がるように縫製されたコンテナー胴部、2は上記胴部と同一の空隙率を有す る底蓋であって、例えば上記胴部1を下方に延長した折り畳み部2aで下底部を 閉塞し、その上から菊割り状の底受け材2bで押止するようにして内容物の取り 出しが自由に行える構造としたものである。又3は上記胴部の上縁開口を開閉自 在とした上蓋で、合成樹脂シートなどの撥水性素材で構成するものとする。
【0010】 尚、図中4は上記コンテナー主体の上部に設けられる吊具、4aは胴部補強用 の縦ベルト、4bは胴部補強用の横ベルト、また5は上縁開口周に付された上蓋 の開閉用のチャック、更に6は菊割り状の底受け材2bに挿通された結びロープ を示す。
【0011】 叙上の構成に係る本案コンテナーは、その吊具4を利用して移動、運搬が容易 であるから、底蓋2の閉止状態で畜舎等の敷料として使用した後の籾殻や切藁等 を胴部1の上縁開口から投入し、適当な場所に運搬して底部を地面から少しく浮 かした状態で設置するものである。
【0012】 この場合、原肥の含水率が80%を越える余剰の水分は、胴部1及び底蓋2の 通気用空隙から絞り出される上、比較的通気性の良好な底部から胴部1に向けて 上昇気流が発生し、原肥の含水量を調節するのである。一方上蓋は、撥水性素材 で構成されているから、これを屋外で使用する場合でも上記上蓋3によって雨水 の流入が防止され、また干天時の直射日光が遮断されるため、コンテナー内の原 肥は過水分状態又は過乾燥状態が確実に防止され、コンテナー内の上下部分で多 少の差があるとしても、その含水量は40〜80%の範囲内に維持され、前述の コンテナー内を流通する適当な空気量とによって好気性菌の増殖を促進し、原肥 の発酵、腐熟が効果的に達せられるのである。又、必要に応じて適当なブロワー (図示せず)等でコンテナー下底側から強制通気することも可能である。
【0013】 更にコンテナー胴部1を裾拡がりに構成したことで、腐熟の完了した堆肥を底 蓋2を開放して取り出す際にも、胴部中間で堆肥が棚張り現象を起生することが ないから、迅速な排出が可能となる。
【0014】 この他、本案コンテナーでは、上記胴部および上蓋が堆肥の悪臭の発散を大幅 に抑制する他、上述した原肥の適正な発酵・腐熟に伴って最高70℃に達するコ ンテナー内の発酵熱によって、原肥に生息する蚊やハエの幼虫を焼殺するか或い はコンテナーから外部に逃れようとするそれらの幼虫や成虫は、上記上蓋によっ て逃げ道を絶たれて死滅し、環境衛生の保全にも格別の効果が得られるものであ る。
【0015】
以上詳述したように、本案堆肥化コンテナーによれば、堆肥原料以外の籾殻や 切藁或いは牧草等の収納、運搬等に通常のコンテナーとして利用出来るのは勿論 であるが、特に家畜の敷料などとして使用後の高水分の原肥を堆肥化するのに、 従来の野積みや上面開放型乃至は通気性上蓋を備えたコンテナー方式に見られた 水分並びに通風管理のための煩わしい作業や手間を必要とせず、効率的に原肥の 発酵、腐熟が行えるのである。
【0016】 即ち、本案の堆肥化コンテナーは、上部開口に撥水性の無通気性素材からなる 開閉可能な上蓋を設けたことにより、底蓋から胴部周囲に抜ける上昇気流が適当 に制御できることと、上記上蓋の存在によって雨水の流入や直射日光による原肥 の水分の蒸散が制限されることとが相作用して、単に戸外に吊設しておくだけで 農畜産廃棄物の堆肥化に必要な好気性菌の増殖並びに40〜80%の水分量がほ どほどに維持されて、短期間で良質の堆肥を得ることができるのである。
【0017】 この他、コンテナーの胴部は下底に向かって少しく拡がる構造であるから、底 蓋を開放して対比を取り出す際に棚張り現象などは起生せず、簡単且つ迅速に排 出できる等の効果も顕著な利用を齎らすものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案コンテナーの要部を切欠して示す斜視図
1 コンテナーの胴部 2 底蓋 3 上蓋 4 吊具 5 チャック 6 結びロープ
Claims (1)
- 【請求項1】農産廃棄物を収容して堆肥を得るための堆
肥化コンテナーであって、該コンテナーは胴部を少しく
裾拡がり状に縫製し、該胴部および開閉可能な底蓋を有
する下底面を空隙率が30%前後の通気性素材により構
成する一方、上記胴部の上端開口に無通気性素材からな
る上蓋を開閉可能に設けたことを特徴とする堆肥化コン
テナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60795U JP3013789U (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 堆肥化コンテナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60795U JP3013789U (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 堆肥化コンテナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3013789U true JP3013789U (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=43149427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60795U Expired - Lifetime JP3013789U (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 堆肥化コンテナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013789U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015003789A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-01-08 | 田中産業株式会社 | 汚染草木屑の収納袋 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP60795U patent/JP3013789U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015003789A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-01-08 | 田中産業株式会社 | 汚染草木屑の収納袋 |
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