JP3013776U - 粒状体収納ケース - Google Patents

粒状体収納ケース

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JP3013776U
JP3013776U JP1995000141U JP14195U JP3013776U JP 3013776 U JP3013776 U JP 3013776U JP 1995000141 U JP1995000141 U JP 1995000141U JP 14195 U JP14195 U JP 14195U JP 3013776 U JP3013776 U JP 3013776U
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JP1995000141U
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Inventor
裕彬 菊池
Original Assignee
株式会社ピーエムシーコーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯用ケースに於いて、異なる大きさの粒状
体を、使用者の利き手にかかわらず、円滑に取り出す。 【構成】 ケース6に外枠2と、外枠2に収納され粒状体8
が収納される箱体1を具えて成る。箱体1の凹段部7に
は、蓋体5が着脱自在に設けられ、該蓋体5の前後両端部
で、蓋体5の対角線上には夫々異なる大きさの取出し孔5
0、51が開設されている。凹段部7に、蓋体5の表裏を反
転させて、取出し孔50、51の位置を左右逆に向けて嵌め
ても、蓋体5は保持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、丸薬等の粒状体を収納する粒状体収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
斯種ケースには、図12に示すものがある。これは、前面が開口した外枠(2) の内側に、粒状体(8)を収納する箱体(9)を具えて成る。 箱体(9)の上面の隅部には、収納された粒状体(8)が通過できる取出し孔(50) が開設されている。箱体(9)が外枠(2)から引き出された状態で、取出し孔(50) が露出し、箱体(9)から粒状体(8)が取り出せる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のケースでは、1つの取出し孔(50)が設けられているだけであるから、1 回の振出しによる粒状体の取出し量を調整するのが難しかった。又、箱体(9)内 に大きさが異なる粒状体(8)を収納する場合に、粒状体(8)を円滑に取り出すこ とができない。即ち、箱体(9)内に取出し孔(50)よりも大きな粒状体(8)を収納 すれば、該粒状体(8)が取り出せない。また、大きな粒状体(8)に対応した取出 し孔(50)では、箱体(9)内に小さな粒状体(8)を収納した時に、該粒状体(8)が 一度に出過ぎる。 更に、使用者が右利きでは、図6に示すように、取出し孔(50)を下側にして、 粒状体(8)を取り出すことができるが、使用者が左利きでは、図7に示すように 、取出し孔(50)が上側になり、粒状体(8)が取り出しにくい。 本考案は、異なる大きさの粒状体を、使用者の利き手にかかわらず、円滑に取 り出すことができる粒状体収納ケースを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
粒状体収納ケースの、箱体(1)上面には、蓋体(5)が着脱自在に被嵌し、該蓋 体(5)には、夫々両端の隅部に寄せて、大きさが異なる取出し孔(50)(51)が開設 されている。
【0005】
【考案の作用及び効果】
蓋体(5)の両端隅部には、大きさが異なる取出し孔(50)(51)が開設されている から、取り出すべき粒状体の大きさに対応した取出し孔(50)(51)を引出し側に向 けて、蓋体(5)を箱体(1)に取り付けることで、異なる大きさの粒状体を円滑に 取り出せる。また、粒状体の振出し量の調節もできる。 また、蓋体(5)の表裏を反転させて、取出し孔(50)(51)の位置を左右逆に向け て、箱体(1)に取り付ければ、取出し孔(50)(51)の位置は左右逆になる。従って 、使用者の利き手が異なっても、蓋体(5)の表裏を反転させることで、収納され た粒状体を円滑に取り出せる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき、図面に沿って詳述する。 図1に示すように、従来と同様に、ケース(6)は、前後面が夫々開口した外枠 (2)と、該外枠(2)の内側に収納される箱体(1)を具え、外枠(2)と箱体(1)は 夫々合成樹脂にて形成される。外枠(2)は天板(20)と、該天板(20)の両側部から 下方に突出した側板(21)(21)を一体に具え、天板(20)の後端部からは、突片(22) が下向きに突出する。各側板(21)の下端から箱体(1)を支持する支え片(23)が内 向きに突出し、支え片(23)上の中間部には、箱体(1)に嵌合する突起(24)が設け られている。
【0007】 箱体(1)は上面が開口した矩形の扁平体を成し、開口縁には後記する蓋体(5) を支える為の凹段部(7)が形成されている。箱体(1)の長手方向に沿う両側壁( 3)(3)の下端には、前記外枠(2)の支え片(23)(23)がスライド可能に嵌まる凹 条(30)が全長に亘って形成され、更に側壁(3)には略中央部から後側に延びて、 前記外枠(2)の突起(24)がスライド可能に嵌まる切欠き(31)が開設されている。 箱体(1)が外枠(2)に取り付けられた状態で、前記突起(24)が該切欠き(31)に 嵌まる。箱体(1)は突起(24)と切欠き(31)の余裕分だけ、前方に移動できる。
【0008】 図1に示すように、箱体(1)の凹段部(7)に、矩形板状の蓋体(5)が載置され る。蓋体(5)は、透明な塩化ビニル等からなり、可撓性を有する。蓋体(5)は凹 段部(7)に載置された状態で、その上面が箱体(1)の外周開口縁と高さが一致し 、前後及び左右のズレが防止される。蓋体(5)の前後両端部には、夫々大きさが 異なる矩形の取出し孔(50)(51)が、蓋体(5)の対角線上に開設され、該取出し孔 (50)(51)は、箱体(3)から取り出すべき粒状体(8)の大きさに対応して形成され る。図1では、小取出し孔(50)を、手前に向けて、蓋体(5)を凹段部(7)に載置 する。 箱体(1)の後端部には、上端が開口した切欠き(33)が形成され、該切欠き(33) の下端は、凹段部(7)上面より低い。箱体(1)が外枠(2)に完全に収納された状 態で、外枠(2)の突片(22)が切欠き(33)に嵌合し、突片(22)が箱体(1)の壁面(3 2)に当たって、箱体(1)の後退を防ぐ(図3(a)参照)。
【0009】 図4に示すように、箱体(1)を外枠(2)から引き出すと、小取出し孔(50)が露 出する。この状態で、図6に示すように、ケース(6)を傾け、小取出し孔(50)を 下側に向けると、箱体(1)内に収納されていた粒状体(8)が、該取出し孔(50)を 通って、取り出される。尚、大取出し孔(51)は、外枠(2)により覆われ、隠れて いるので、該取出し孔(51)から粒状体(8)が落下することはない。 小取出し孔(50)の径よりも大きな粒状体(8)を、箱体(1)に収納したときは、 該取出し孔(50)からは、かかる粒状体(8)は取り出せない。このような粒状体( 8)を取り出すときには、蓋体(5)の前後を逆にして、箱体(1)に取り付ける。 即ち、まず図8に示すように、外枠(2)から箱体(1)を限度一杯まで引き出し 、小取出し孔(50)にドライバ等の治具(53)を挿入して引っ掛け、蓋体(5)を箱体 (1)から上方に引き抜く。次に図9に示すように、蓋体(5)の前後を逆にして、 再び箱体(1)に取り付けると、大取出し孔(51)が手前になる。箱体(1)を引き出 すと、図5に示すように、大取出し孔(51)が露出し、該取出し孔(51)から、大き な粒状体(8)を取り出すことができる。
【0010】 図4では、小取出し孔(50)は、蓋体(5)の右端部に位置しているので、使用者 が右利きでは、前述図6に示すように、小取出し孔(50)を下側にして、粒状体( 8)を取り出すことができる。然るに、使用者が左利きでは、図7に示すように 、小取出し孔(50)が上側になり、粒状体(8)が取り出しにくい。この場合は、蓋 体(5)を一旦箱体(1)から取り外して、図10に示すように、表裏を反転させ左 右逆にして、再び箱体(1)に取り付ける。取出し孔(50)は蓋体(5)の左端部に位 置するので、使用者が左利きの場合でも、図11に示すように取出し孔(50)を下 側に向け、粒状体(8)を円滑に取り出すことができる。
【0011】 上記実施例の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請 求の範囲に記載の考案を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又 、本考案の各部構成は上記実施例に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技 術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のケースの分解斜視図である。
【図2】箱体が外枠に収納された状態でのケースの正面
図である。
【図3】(a)は箱体が外枠に収納された状態の側面図、
(b)は箱体が外枠から引き出された状態の側面図であ
る。
【図4】箱体が外枠から引き出された状態の斜視図であ
る。
【図5】蓋体を前後逆にした後に、箱体が外枠から引き
出された状態の斜視図である。
【図6】右利きの使用者がケースを使用するときの斜視
図である。
【図7】同上のケースを左利きの使用者が使用するとき
の斜視図である。
【図8】箱体から蓋体を外さんとするときの斜視図であ
る。
【図9】蓋体を前後逆にして取り付けんとするときの斜
視図である。
【図10】蓋体を左右逆にした後に、箱体が外枠から引
き出された状態の斜視図である。
【図11】左利きの使用者が同上のケースを使用せんと
するときの斜視図である。
【図12】従来のケースの分解斜視図である。
【符号の説明】
(1) 箱体 (2) 外枠 (5) 蓋体 (50) 小取出し孔 (51) 大取出し孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口した外枠(2)に、上面が開口
    した箱体(1)を引出し自在に収納して成る粒状体収納ケ
    ースに於いて、 箱体(1)上面に、蓋体(5)を着脱自在に被嵌し、該蓋体
    (5)には、夫々両端の隅部に寄せて、大きさが異なる取
    出し孔(50)(51)が開設されたことを特徴とする粒状体収
    納ケース。
JP1995000141U 1995-01-20 1995-01-20 粒状体収納ケース Expired - Lifetime JP3013776U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5721123B1 (ja) * 2014-09-17 2015-05-20 株式会社エル・エスコーポレーション 広告媒体
JP2019116293A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 株式会社三和 包装用容器

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JP2016061928A (ja) * 2014-09-17 2016-04-25 株式会社エル・エスコーポレーション 広告媒体
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