JP3013746U - 焼き印装置 - Google Patents

焼き印装置

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JP3013746U
JP3013746U JP1995000129U JP12995U JP3013746U JP 3013746 U JP3013746 U JP 3013746U JP 1995000129 U JP1995000129 U JP 1995000129U JP 12995 U JP12995 U JP 12995U JP 3013746 U JP3013746 U JP 3013746U
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信 清水
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信 清水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 木製品などに安全且つ容易に焼き印を押すこ
と。 【構成】 こて本体1の発熱部1cに挿入されて押えね
じ7により固定される真鍮製の伝熱部2と、該伝熱部2
の雄ねじ部9に着脱可能に螺合される鉄製の焼き印部3
とを有し、前記こて本体1が電気半田こてのこて本体に
より形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、木製品などに名称やマークなどの焼き印を押すための焼き印装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば木材や蒲鉾板などの木製品に名称やマークなどの焼き印を押す場 合には、前端面に所定の名称やマークを刻設した鉄製ブロックを火床やガスバー ナーなどで焼いて加熱し、その所定温度まで加熱した鉄製ブロックを火箸で把持 して、その前端面の名称やマークを木製品に押し付けることが行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成では、前記鉄製ブロックを火床やガスバーナーなどで焼いて所 定温度まで加熱するのに手間と時間がかかり、また、焼けた鉄製ブロックを火箸 で把持して木製品に押し付ける際に、その火箸による把持が不確実であるため、 焼けた鉄製ブロックが火箸から不測に落下して、作業員に火傷を負わせたり、火 災事故などを起こす虞れがあり、危険であった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みて、木製品などに安全且つ容易に焼き印を 押すことができる焼き印装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成を実施例に対応する図面に基づいて説 明すると、請求項1記載の考案は、こて本体1の発熱部1cに挿入固定される真 鍮製の伝熱部2と、該伝熱部2に着脱可能に連結される鉄製の焼き印部3とから なる構成を採用するものである。
【0006】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案において、前記こて本体1が、電 気半田こてのこて本体からなり、該こて本体1と、これに挿入される伝熱部2と は押えねじ7で固定されてなる構成を採用するものである。
【0007】
【作用】
請求項1記載の考案において、例えば木材や蒲鉾板などの木製品に名称やマー クなどの焼き印を押す場合には、焼き印部3を連結した伝熱部2をこて本体1の 発熱部1cに挿入固定した後、前記発熱部1cを発熱させることにより、その熱 を伝熱部2を介して焼き印部3に伝達して、該焼き印部3を所定温度まで加熱し 、次に、前記こて本体1を把持して所定温度まで加熱した焼き印部3を木製品に 押し付ければよい。
【0008】 この場合、発熱部1cを発熱させるだけで、焼き印部3を加熱することができ 、従来の火床やガスバーナなどで焼く場合に比べて、その焼き印部3を容易に加 熱することができる。また、前記伝熱部2が真鍮からなり、その熱伝導率が高い から、発熱部1cの熱を焼き印部3まで迅速に伝達して、その焼き印部3を短時 間で所定温度まで加熱することができる。更に、前記焼き印部3が鉄からなり、 その熱伝導率が真鍮に比べて低いから、蓄熱作用を発揮して所定の加熱温度を保 持し、木製品に確実に焼き印を押すことができる。しかも、その鉄製の焼き印部 3は耐摩耗性に優れているから、多数の木製品に鮮明な焼き印を押すことができ る。また更に、焼き印部3は伝熱部2に着脱可能に連結されており、名称やマー クなどの焼き印を変更する場合には、焼き印部3だけを取り替えるだけでよく、 伝熱部2は兼用できるから、経済的である。
【0009】 請求項2記載の発明によれば、前記こて本体1が、電気半田こてのこて本体か らなっているから、例えば市販の電気半田こてのこて本体からこて先を取り外し 、そのこて先の替わりに、前記伝熱部2をこて本体1に取り付けるだでけでよく 、極めて経済的である。また、押えねじ7により前記伝熱部2をこて本体1に確 実に固定することができると共に、その押えねじ7の締付けを解除するだけで、 伝熱部2をこて本体1から簡単に取り外すことができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案の一実施例で ある焼き印装置を示すものであって、こて本体1と、該こて本体1に取り付けた 伝熱部2と、該伝熱部2に連結された焼き印部3とから構成されている。
【0011】 前記こて本体1は、電気絶縁性及び断熱性を備えた木などからなる把持部1a と、該把持部1aの先端から前方に延びる金属製パイプ部1bと、該パイプ部1 bの先端に固着した筒状金属製発熱部1cと、前記把持部1aの後端から後方に 延びる電気コード1dとを有し、該電気コード1dのプラグ4を電源のソケット に差し込むことにより、前記発熱部1c内の筒状ヒータ5に通電されて、該ヒー タ5が発熱するようになっている。
【0012】 前記こて本体1としては、市販の電気半田こてのこて本体からこて先6(図1 仮想線参照)を取り外したものをそのまま使用でき、極めて経済的である。
【0013】 前記伝熱部2は、図2及び図3に示すように、円柱状(または多角柱状)の棒 材からなり、その基端部が前記発熱部1c内に挿抜可能に挿入され、発熱部1a の側壁を貫通するねじ孔に螺入する押えねじ7により該発熱部1cに確実に固定 されると共に、その押えねじ7の締付けを解除するだけで、発熱部1cから簡単 に取り外すことができる。また、この伝熱部2は、真鍮からなり、その熱伝導率 が高い(95kcl/mhdeg)から、ヒータ5の熱を焼き印部3まで迅速に 伝達して、その焼き印部3を短時間で所定温度まで加熱することができる。
【0014】 前記焼き印部3は、図2に示すように、正面視円形(または四角形などの多角 形)のブロックからなり、その前端面に名称やマーク(この実施例では「茶」の 印字)などからなるの焼き印本体3aが刻設され、その後端面に雌ねじ部8が形 成されており、該雌ねじ部8を前記伝熱部2の先端面に突設した雄ねじ部9に螺 合することにより(図1参照)、この焼き印部3が伝熱部2に着脱可能に連結さ れている。従って、名称やマークなどの焼き印を変更する場合には、焼き印部3 だけを取り替えるだけでよく、伝熱部2は兼用できるから、経済的である。また 、この焼き印部3は鉄からなり、その熱伝導率が真鍮に比べて低い(62kcl /mhdeg)から、蓄熱作用を発揮して所定の加熱温度を保持し、木製品に確 実に焼き印を押すことができる。しかも、その鉄製の焼き印部3は耐摩耗性に優 れているから、多数の木製品に鮮明な焼き印を押すことができる。
【0015】 上記構成において、例えば木材や蒲鉾板などの木製品に名称やマークなどの焼 き印を押す場合には、焼き印部3を連結した伝熱部2の基端部をこて本体1の発 熱部1cに挿入し、押えねじ7をねじ込んで、伝熱部2を発熱部1cに固定した 後、プラグ4を電源のソケットに差し込むだけでよい。これによって、発熱部1 cのヒータ5を発熱させ、その熱を伝熱部2を介して焼き印部3に伝達して、該 焼き印部3を所定温度まで加熱することができ、次に、前記こて本体1の把持部 1aを把持して所定温度まで加熱した焼き印部3の焼き印本体3aを木製品に押 し付ければよい。
【0016】 この場合、プラグ4をソケットに差し込むだけで、発熱部1cのヒータ5を発 熱させて焼き印部3を加熱することができ、従来の火床やガスバーナなどで焼く 場合に比べて、その焼き印部3を容易に加熱することができる。
【0017】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、発熱部を発熱させるだけで、焼き印部を加熱す ることができ、従来の火床やガスバーナなどで焼く場合に比べて、その焼き印部 を容易に加熱することができる。また、前記伝熱部が真鍮からなり、その熱伝導 率が高いから、発熱部の熱を焼き印部まで迅速に伝達して、その焼き印部を短時 間で所定温度まで加熱することができる。更に、前記焼き印部が鉄からなり、そ の熱伝導率が真鍮に比べて低いから、蓄熱作用を発揮して所定の加熱温度を保持 し、木製品に確実に焼き印を押すことができる。しかも、その鉄製の焼き印部は 耐摩耗性に優れているから、多数の木製品に鮮明な焼き印を押すことができる。 また更に、焼き印部は伝熱部に着脱可能に連結されており、名称やマークなどの 焼き印を変更する場合には、焼き印部だけを取り替えるだけでよく、伝熱部は兼 用できるから、経済的である。
【0018】 請求項2記載の考案によれば、前記こて本体として市販の電気半田こてのこて 本体をそのまま利用でき、極めて経済的である。また、押えねじにより伝熱部を こて本体に確実に固定することができると共に、その押えねじの締付けを解除す るだけで、伝熱部をこて本体から簡単に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である焼き印装置の一部切欠
き側面図である。
【図2】同要部の分解斜視図である。
【図3】図1のA−A矢視図である。
【符号の説明】
1 こて本体 1c 発熱部 2 伝熱部 3 焼き印部 7 押えねじ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 こて本体の発熱部に挿入固定される真鍮
    製の伝熱部と、該伝熱部に着脱可能に連結される鉄製の
    焼き印部とからなる焼き印装置。
  2. 【請求項2】 前記こて本体は、電気半田こてのこて本
    体からなり、該こて本体と、これに挿入される伝熱部と
    は押えねじで固定されてなる請求項1記載の焼き印装
    置。
JP1995000129U 1995-01-19 1995-01-19 焼き印装置 Expired - Lifetime JP3013746U (ja)

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JP1995000129U JP3013746U (ja) 1995-01-19 1995-01-19 焼き印装置

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