JP3008240U - 焚 香 - Google Patents

焚 香

Info

Publication number
JP3008240U
JP3008240U JP1994010557U JP1055794U JP3008240U JP 3008240 U JP3008240 U JP 3008240U JP 1994010557 U JP1994010557 U JP 1994010557U JP 1055794 U JP1055794 U JP 1055794U JP 3008240 U JP3008240 U JP 3008240U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incense
main body
shape
shaped
mounting table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994010557U
Other languages
English (en)
Inventor
博三 北川
Original Assignee
有限会社松榮堂
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社松榮堂 filed Critical 有限会社松榮堂
Priority to JP1994010557U priority Critical patent/JP3008240U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3008240U publication Critical patent/JP3008240U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 平板上に最も安定した状態で載置でき立消え
や倒れることのない焚香を提供しようとするものであ
る。 【構成】 点火することにより芳香を発生する焚香1で
あって、水平方向に設けられた載置台に対して最も安定
して載置される本体部3と、この本体部を前記載置台よ
り浮き上がるべく且つ載置台に点接触もしくは線接触す
る凹凸部9,11とを設けたことを特徴とするものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、点火により芳香を発生する焚香に関し、特に平板上に置いて立消え することのない焚香に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の焚香は、細棒状のものが一般的であった。このような香を焚く時には香 炉といわれる灰の入った容器を用い、点火した香の下端側を灰中に差し込んで立 てたり、あるいは灰の上に横にして焚いていた。 また、円筒状に形成された焚香には、中央に円筒内に挿入される円柱状突起を 有する香立台を用いたり、円錐状もしくは平板状に形成された焚香では、雲母板 を香炉灰中に埋め込まれた香炭の上に置き、この雲母板上に焚香を載せて焚いて いた。 この他、焚香を渦巻状に形成したものにおいては、特別の金具を用いて釣り下 げておくなり、あるいは渦巻状の中心部分に孔を明けておき、香立てといわれる 金具で水平方向に支持するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように従来の焚香では、いずれの場合でも焚香の燃焼を妨げない香炉 、香立台または特種の金具を用いなければならず、更に転倒等により畳を焦がし たり什器を損なうという恐れがある。 本考案は上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、点 火して平面状の小皿の上に直に置いても焚香を楽しむことができ、且つ着火点よ り熱が逃げることなく空気の供給が阻害されない焚香を提供しようとするもので ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る上記目的は、下記構成により達成される。 点火により芳香を発生する薫香であって、点火した薫香を載置する載置台に 対して薫香の本体部が前記載置台より浮き上がるべく、薫香の載置台への対向面 に点接触もしくは線接触する凹凸部を設けたことを特徴とする焚香。 前記記載の焚香において、その形状が渦巻状のものは、渦巻状に巻かれた 本体部(3)と、この本体部の水平方向の少なくとも一方の面に凹凸部(5)を 設けたことを特徴とする渦巻状焚香(1)。 前記記載の焚香において、その形状が細棒状のものは、その外形が蒲鉾状 に形成された本体部(23)と、この本体部の底面側に焚香の燃焼方向に対して 直角方向で、互に平行な凹凸部(25)を設けたことを特徴とする細棒状焚香( 21)。 前記記載の焚香において、その形状が円錐状のものは、円錐形の本体部( 53)と、この本体部の底面部に凹凸部(55)を設けたことを特徴とする円錐 状焚香(51)。 前記記載の焚香において、その形状が平板状のものは、平板状の本体部( 63)と、この本体部の底面部に凹凸部(65)を設けたことを特徴とする平板 状焚香(61)。
【0005】
【作用】
上記したように構成された本考案の焚香は、凹凸部を設けた接触面を平らな載 置台上に置くことにより、焚香の本体は載置台上に浮き上って置かれるので、点 火された焚香の熱伝導度は損なわれることなくその火力を香の最後まで伝え、且 つ載置台との間に空気を供給できるので消火の恐れなく香を楽しむことができる 。 また、焚香の形状に応じて安定した置き方ができるので、香の倒れ等に起因す る事故は完全に阻止できる特長がある。しかも、香を楽しむための香炉や金具等 を用いないので、好みの場所で香を楽しむことができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の各実施例を図1〜図5を参照して詳細に説明する。 図1は渦巻状焚香27であって、図1は載置台と対向する裏側面を上にして示 したものである。この渦巻状焚香1は断面略蒲鉾状に形成された細線を渦巻状に 巻いた本体部3と、この本体部3の渦巻の中心方向に向かって等角度に設けられ た凹凸部5とによって形成されている。 この本体部3の少なくとも一方の面(水平方向の面)に設けられた凹凸部5は 、渦巻状焚香1の外周にある端部7に点火された火の燃焼方向に対して直角方向 で、中心に向かう等角度に設けられた凸部9と、各凸部9,9間の凹部11とに より形成され、不燃性の載置台の上面に線接触をするように設けられている。こ の凹凸部5の作用により本体部3は載置台より浮き上るように支持され、渦巻状 焚香1の燃焼は妨げられることなく進行される。なお、凸部9は線接触するもの でなくてもよく、図2に示すように略点接触する形状であってもよい。図2に示 す凸部9は四角錐形状になっている。
【0007】 図3は細棒状焚香であって、図は載置台と対向する底面部を上面として示した ものである。この細棒状焚香21は断面略蒲鉾状に形成された本体部23と、本 体部23の底面(図では上側)に設けられた凹凸部25とより形成されている。 前記本体部23は焚香21の一端側を点火位置として反対側に向かって順次着火 が進行されるようになっている。 この本体部23の底面部(図では上面)に設けられた凹凸部25は、前記点火 の進行する燃焼方向に対して直角方向で等間隔に形成された凸部27と凹部29 からなり、凸部27の間隔は細棒状焚香21の長さにより多少異なるが、略々5 〜15mmの間隔で設けられている。 この凸部27は本実施例では山形に形成され鋸歯状をなしているが、これは波 形状であっても差し支えない。何れにしても凹凸部25を下向きにして例えば平 面状の陶板もしくは不燃性部材の上に置いたとき、前記凸部27の先端が線接触 して本体部23を載置台の上面より浮き上るように置かれるようになっている。 このような細棒状焚香21の一端に点火して不燃性の載置台に置くことにより 、点火された細棒状焚香21は熱伝導度を損なわれることなく他端まで燃焼して 芳香を発することができる。
【0008】 図4は円錐状焚香51であって、図4も底面部を上面として示したものである 。この円錐状焚香51は円錐形状の本体部53と、この本体部53の底面に設け られた凹凸部55とより形成されている。この凹凸部55は網目状の支点位置に 設けられた小円錐状の複数の凸部57と凸部57間の凹部58からなり、この凸 部57が不燃性の載置台に点接触して本体部53を浮き上らせ、円錐形状の本体 部53の頂点に点火された火力を底面側まで到達させ、且つ完全に燃焼を行なわ せようとしたものである。
【0009】 図5は平板状焚香61であって、本図も底面部を上面として示したものである 。この平板状焚香61はほぼ方形の平板状の本体部63と、この本体部63の底 面となる一方の面側に設けられた凹凸部65とより形成されている。 この凹凸部65は本体63を支持するための適所に設けた円錐形状の凸部67 と、この凸部67間にある凹部69とより形成されている。 なお、この平板状焚香61はその外形を方形の平板状のものだけでなく、例え ば梅花状あるいは舟型状の平板その他各種形状のものにも適用することが可能で ある。 なお、上記各実施例において、載置台との点接触を得るために凸部は錐形状で あるが、凸部の形状はこれに限らず、球形状や他の突起形状であってもよい。
【0010】
【考案の効果】
以上、各形状の焚香を例に挙げて詳細に説明したように、本考案の焚香は、焚 香を載置する平面状の載置台に対して、焚香の本体が載置台より浮き上げられる ように凹凸部を設けたので、従来の焚香のように香炉とか特種金具を用いること なくその芳香を楽しめる利点があり、且つ焚香が最も安定した状態で点火できる ので転倒の恐れがなく床を焦がすこともなく安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す渦巻状焚香の背面斜視
図である。
【図2】本考案の別実施例を示す渦巻状焚香の背面斜視
図である。
【図3】本考案の別実施例を示す細棒状焚香の背面斜視
図である。
【図4】本考案の別実施例を示す円錐状焚香の背面斜視
図である。
【図5】本考案の別実施例を示す平板状焚香の背面斜視
図である。
【符号の説明】
1 渦巻状焚香 3 本体部 5 凹凸部 9 凸部 21 細棒状焚香 23 本体部 25 凹凸部 27 凸部 29 凹部 51 円錐状焚香 53 本体部 55 凹凸部 57 凸部 58 凹部 61 平板状焚香 63 本体部 65 凹凸部 67 凸部 69 凹部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火により芳香を発生する薫香であっ
    て、点火した薫香を載置する載置台に対して薫香の本体
    部が前記載置台より浮き上がるべく、薫香の載置台への
    対向面に点接触もしくは線接触する凹凸部を設けたこと
    を特徴とする焚香。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の焚香において、その形状
    が渦巻状のものは、渦巻状に巻かれた本体部(3)と、
    この本体部の水平方向の少なくとも一方の面に凹凸部
    (5)を設けたことを特徴とする渦巻状焚香(1)。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の焚香において、その形状
    が細棒状のものは、その外形が蒲鉾状に形成された本体
    部(23)と、この本体部の底面側に焚香の燃焼方向に
    対して直角方向で、互に平行な凹凸部(25)を設けた
    ことを特徴とする細棒状焚香(21)。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の焚香において、その形状
    が円錐状のものは、円錐形の本体部(53)と、この本
    体部の底面部に凹凸部(55)を設けたことを特徴とす
    る円錐状焚香(51)。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の焚香において、その形状
    が平板状のものは、平板状の本体部(63)と、この本
    体部の底面部に凹凸部(65)を設けたことを特徴とす
    る平板状焚香(61)。
JP1994010557U 1994-08-25 1994-08-25 焚 香 Expired - Lifetime JP3008240U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994010557U JP3008240U (ja) 1994-08-25 1994-08-25 焚 香

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994010557U JP3008240U (ja) 1994-08-25 1994-08-25 焚 香

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3008240U true JP3008240U (ja) 1995-03-07

Family

ID=43144075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994010557U Expired - Lifetime JP3008240U (ja) 1994-08-25 1994-08-25 焚 香

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3008240U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04120838U (ja) * 1991-04-18 1992-10-28 大建工業株式会社 タイル張り壁構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039481B1 (ja) * 1971-02-12 1975-12-17
JPS5130882B2 (ja) * 1972-01-22 1976-09-03
JPS6222618A (ja) * 1985-07-22 1987-01-30 松下電器産業株式会社 便座装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039481B1 (ja) * 1971-02-12 1975-12-17
JPS5130882B2 (ja) * 1972-01-22 1976-09-03
JPS6222618A (ja) * 1985-07-22 1987-01-30 松下電器産業株式会社 便座装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04120838U (ja) * 1991-04-18 1992-10-28 大建工業株式会社 タイル張り壁構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7467945B2 (en) Candle assembly and fuel element therefor
US7318724B2 (en) Wick holder and wick assembly for candle assembly
US7442036B2 (en) Candle assembly and wick holder with improved capillary well for ensuring sustainable relight
US7287978B2 (en) Candle holder with improved air flow
US7247017B2 (en) Melting plate candles
US20040029061A1 (en) Candle comprising a container and a wick sustainer
JPS59211906A (ja) 液体燃料燃焼式ランプ用芯保持具
NL1029948C2 (nl) Brander voor het genereren van een decoratief vlammenspel.
US20030064340A1 (en) Flame-resistant sheet with candle wick support
US4487572A (en) Fireplace fire starter
JP3008240U (ja) 焚 香
WO2006031695A1 (en) Improved fuel delivery method for melting plate candle
CN210445663U (zh) 一种香烟控燃装置
JP2010099016A (ja) 渦巻き薫香用支持具
JP3016648U (ja) 香 炉
JP3293025B2 (ja) 渦巻き薫香用燻焼具
JP3229300U (ja) 小突起付き渦巻き蚊取り線香と消化装置き燃焼皿
JP3252128B2 (ja) 渦巻型蚊取線香焚器
JP7470351B1 (ja) 線香用携帯型香炉
CN210299224U (zh) 一种盘香炉
JPH0682980U (ja) 線香立ての補助具
JPH046758Y2 (ja)
CN201404028Y (zh) 一种防火香烛炉
JP3026492U (ja) 線香着火器
JP2021035405A (ja) お香立て