JP3013668U - 蝋燭形電灯 - Google Patents

蝋燭形電灯

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JP3013668U
JP3013668U JP1995000091U JP9195U JP3013668U JP 3013668 U JP3013668 U JP 3013668U JP 1995000091 U JP1995000091 U JP 1995000091U JP 9195 U JP9195 U JP 9195U JP 3013668 U JP3013668 U JP 3013668U
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light
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JP1995000091U
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Inventor
橋本光由
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有限会社ミツ化学
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(57)【要約】 【目的】 蝋燭のような趣があって、安全性が非常に高
い電灯を提供する。 【構成】 円筒状を呈する本体10の一端にカバー20
を設け、その逆側の一端には電源スイッチ30を装備す
る。カバー20の中には発光体40を配置し、その発光
体40と本体10に内蔵される電池60を電源スイッチ
30と発振回路50を介して接続する。そして、電源ス
イッチ30を操作して、発光体40と電池60を導通状
態にしたとき、発光体40が点滅し、その点滅光がカバ
ー20を透過して外部に放射するようにしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、室内のイルミネーション、また仏具などとして用いることのできる 蝋燭形電灯に関する。
【0002】
【従来の技術】
古来、提灯などの灯火用として蝋燭が利用されている。その蝋燭は公知の如く 撚糸・紙縒を芯とし、その周りを蝋・パラフィンなどで固めた円柱状の灯具であ って、着火された芯が蝋やパラフィンを燃料として徐々に燃焼するようになって いる。
【0003】 一方、近年では蝋燭の代わりに白熱電球などの電球を装備し、それを電力を利 用して点灯させるようにした電灯の利用が主流である。
【0004】 例えば、電池を電源とし、ガラスや樹脂製のカバーで被覆された電球を本体に 装備されたスイッチの操作で点灯できるようにした懐中電灯がある。また、その 他にも商用電源などを用いて電球を点灯させるようにした各種の照明器具が知ら れている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、現在知られている各種の照明器具は、蝋燭のように火を使わず 電力を利用して白熱電球などを灯火するものであるから安全性は非常に高いもの の、蝋燭のような風情がなく、あくまで照明具であって観賞用としては不向きで あった。また、白熱電球では消費電力が大きいため、点灯寿命が数時間と低寿命 であった。
【0006】 逆に、古来より知られている蝋燭は、芯を燃やして灯火用とするものであるか ら火災の危険性が高く、また煤煙を生ずるので室内などでの使用に難色を示す人 も多いというのが実状である。
【0007】 本考案は上記事情に鑑み、蝋燭のような趣があって安全性が高く、しかも点灯 寿命が長い電灯を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を達成するため、電池が内蔵される本体と、この本体に装備 された電源スイッチと、前記本体の一端に固定されるとともに前記電源スイッチ を介して前記電池に接続され通電状態にあって点滅する発光体と、半透明であっ て中空状を呈し前記発光体を被覆するカバーとを具備して成る蝋燭形電灯を提供 するものである。
【0009】 特に、発光体は発光ダイオードであり、またカバーは白色であって流線形を呈 している蝋燭形電灯である。
【0010】 好ましくは、電池が内蔵される本体と、この本体に装備された電源スイッチと 、前記本体の一端に固定されるとともに前記電源スイッチと発振回路を介して前 記電池に接続され通電状態にあって0.01〜3秒の間隔で点滅する発光ダイオ ードと、白色であって透光性を有し且つ中空状で流線形を呈し前記発光ダイオー ドを被覆するカバーとを具備して成る蝋燭形電灯を提供するものである。
【0011】
【作用】
本考案によれば、電源スイッチを操作して発光体と電池を導通させると、発光 体が点滅し、その点滅光がカバーを透過して外部に放射する。好ましくは前記発 光体は0.01〜3秒の間隔で点滅する発光ダイオードであり、このときカバー は透過する点滅光の働きで揺れ動く炎の如く発光する。
【0012】 特に、カバーが蝋燭の炎の如く流線形を呈していることにより、あたかも灯火 された蝋燭のような趣を醸し出すようになる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図1は本考案に係わる蝋 燭形電灯の外観図である。図中10は本体であり、この本体10はポリスチレン 、ポリプロピレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂など電気絶縁 性に富む合成樹脂、詳細にはそれらの熱可塑性樹脂に着色剤を添加して射出成形 することにより成る。特に、この本体10は白色であって円筒状を呈しており、 2つの部材10a,10bを嵌合することにより一体化されている。また、本体 10の外周面は一部が着脱自在な開閉蓋12とされており、この開閉蓋12の開 放を以て内部に後述する電池を装填できるようになっている。なお、開閉蓋12 は本体10から完全に離脱するようにしてもよいが、その一端縁を本体10に樹 脂ヒンジの機能をもたせて取り付けるようにすると紛失の畏れがなく好ましい。
【0014】 この本体10の長手方向一端にはカバー20が嵌着され、またその逆側の一端 には電源スイッチ30が一部突出する状態に装備されている。
【0015】 カバー20は半透明であって中空状を呈しており、例えばポリスチレンやポリ プロピレンなどの合成樹脂あるいは摺りガラス、好ましくは前述の如き熱可塑性 樹脂に着色剤を添加して射出成形することにより成る。特に、このカバー20は 白色であって透光性を有し、また蝋燭の炎の如く先細の流線形を呈している。
【0016】 一方、電源スイッチ30は押しボタン式のキャノピスイッチであって、本体1 0の一端から突出する押釦31を押す毎にON−OFF動作を切り替えられるよ うになっている。なお、電源スイッチ30として、その他にスライドスイッチや タンブラスイッチなどを利用することもできる。
【0017】 次に、図2は蝋燭形電灯の内部構造を示す。図中40は発光体である。この発 光体40は図示するように本体10の一端に固定され、カバー20にて被覆され ている。特に、この発光体40はガリウム砒素りん(GaAsp)から構成され るエポキシ樹脂封止タイプの橙色LEDであって、電源スイッチ30と発振回路 50とを介し電池60と接続されている。
【0018】 すなわち、基盤51とICチップ52とにより構成される発振回路50にあっ て、発光体40の端子41,42が本体10の一端に嵌合された基盤51に接続 され、その基盤51に実装されたICチップ52の一方の電極はリード線L1に て電源スイッチ30と結線されている。
【0019】 また、電源スイッチ30からは本体10の内部に形成されている電源部12の 一端にリード線L2が延長され、ICチップ52の他方の電極からは電源部12 の他端にリード線L3が延長されており、その双方のリード線L2,L3が電源 部12内で渦巻状に巻回されて電極E1,E2とされている。そして、電源部1 2には電池60が配置され、その両極が電極E1,E2に接触するようになって いる。
【0020】 従って、電源スイッチ30の操作により一連の電気回路が閉じられると、電池 60から発光体40への通電が成され、当該発光体40が発光するようになるの である。特に、このとき発光体40は発振回路50の働きにより0.01〜3秒 、好ましくは0.01〜0.1秒の間隔で点滅するようになっている。なお、点 滅間隔がこの範囲より短いか若しくは長すぎると、蝋燭の炎のような揺れ動く感 じを醸し出すことができない。
【0021】 ところで、電池60は単3形で1.5Vの乾電池であり、これが本体10の内 部に形成された電源部12に図示する如く直列に2本配置される。勿論、電池6 0として、単2形や単5形などを利用することもできる。
【0022】 次に、図3に発振回路の一例を示す。図中、A,BはNANDゲート、R1, R2は帰還抵抗、R3は発光体40に流れる電流を制御する保護抵抗、Dはダイ オード、Cはコンデンサである。
【0023】 2つのNANDゲートA,Bは、ICチップ52として例えば標準ロジックI Cを用い、このうちNANDゲートAの入出力間には帰還抵抗R2,R3とコン デンサCを接続している。
【0024】 この図に示す状態にあって、電源スイッチ30はOFFの状態にあり、このた め発光体40は消灯している。そこで、電源スイッチ30をONにすると一連の 回路がつながって発振回路が作動し、発光体40へ電流が断続的に流れ当該発光 体40が点滅する。なお、発光体40の点滅の間隔はコンデンサCの容量により 調整することができる。但し、発振回路は図3に示すような構成に限らず、既存 のICなどを用い多種多様な構成とすることができる。
【0025】 以上、本考案の実施例を説明したが、本考案は上記実施例の他に以下のような 構成とすることもできる。
【0026】 例えば、上記実施例では発光体40を点滅させるための手段として、発振回路 を形成したICチップ52を利用しているが、発光体に発振回路を組み込んだ点 滅タイプの発光体(点滅形発光ダイオード)を利用してもよい。
【0027】 また、その発光体40として橙色LEDを利用しているが、赤色LEDや黄色 LEDなど波長が異なる発光ダイオードを利用してもよいし、あるいは発光ダイ オードの他、白熱電球、半導体レーザ、エレクトロルミネッセンス(EL)など を利用することもできる。なお、赤色LEDを利用する場合は蝋燭の炎色に近似 させるべくカバー20を黄色系に、また黄色LEDを利用する場合にはカバー2 0を白色系にすることが好ましい。
【0028】 一方、電池60としては、マンガン乾電池、アルカリ乾電池などの乾電池の他 、太陽電池などを利用することもできる。
【0029】
【考案の効果】
本考案によれば、電源スイッチを操作して電池と発光体を通電状態にすること で、発光体を点滅させ、その点滅光を半透明のカバーを介して外部に放射するこ とができる。特に、カバーが半透明であるがため、透過した点滅光を揺れ動く炎 のように見せることができる。また、そのカバーが流線形であるがため、蝋燭の 炎のように見せることができる。
【0030】 また、発光体として発光ダイオードを用いたことにより、低電圧(1.5〜3 V)・低電流(5〜150mA)で動作することができるから消費電力を節減で き、また高速応答性があって発光強度が入力電力に比例するのでコントロールが 容易であり、かつ耐振性があるので寿命を長くすることができる。
【0031】 また、発光体の点滅を0.01〜3秒間隔で行うようにしたことにより、カバ ーを透過した点滅光を蝋燭の炎により一層近似させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す蝋燭形電灯の外観図
【図2】同蝋燭形電灯の内部構造を示す断面図
【図3】同蝋燭形電灯に用いられる発振回路の一例を示
す電気回路図
【符号の説明】
10 本体 12 電源部 20 カバー 30 電源スイッチ 40 発光体 50 発振回路 51 基盤 52 ICチップ 60 電池

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池が内蔵される本体と、この本体に装
    備された電源スイッチと、前記本体の一端に固定される
    とともに前記電源スイッチを介して前記電池に接続され
    通電状態にあって点滅する発光体と、半透明であって中
    空状を呈し前記発光体を被覆するカバーとを具備して成
    る蝋燭形電灯。
  2. 【請求項2】 発光体は発光ダイオードである請求項1
    記載の蝋燭形電灯。
  3. 【請求項3】 カバーは白色であって流線形を呈してい
    る請求項1記載の蝋燭形電灯。
  4. 【請求項4】 電池が内蔵される本体と、この本体に装
    備された電源スイッチと、前記本体の一端に固定される
    とともに前記電源スイッチと発振回路を介して前記電池
    に接続され通電状態にあって0.01〜3秒の間隔で点
    滅する発光ダイオードと、白色であって透光性を有し且
    つ中空状で流線形を呈し前記発光ダイオードを被覆する
    カバーとを具備して成る蝋燭形電灯。
JP1995000091U 1995-01-17 1995-01-17 蝋燭形電灯 Expired - Lifetime JP3013668U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH097411A (ja) * 1995-06-20 1997-01-10 Noda Denshi Kogyo Kk 電子ろうそく
JP2017513193A (ja) * 2014-04-02 2017-05-25 フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ 反射要素を備えた照明ユニット

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