JP3012877B2 - 発破孔のノッチ形成装置及びノッチ形成方法 - Google Patents

発破孔のノッチ形成装置及びノッチ形成方法

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JP3012877B2
JP3012877B2 JP6077764A JP7776494A JP3012877B2 JP 3012877 B2 JP3012877 B2 JP 3012877B2 JP 6077764 A JP6077764 A JP 6077764A JP 7776494 A JP7776494 A JP 7776494A JP 3012877 B2 JP3012877 B2 JP 3012877B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶鉱炉の残銑や、岩石
・コンクリート等を発破工法により破砕させる際に使用
する、発破孔のノッチ形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から溶鉱炉の残銑や、岩石・コンク
リート等を破砕するには、破砕すべき部分に適宜間隔毎
に所定深さの発破孔を穿孔し、これらの発破孔内に爆薬
を装填したのち爆破させることにより各発破孔から四方
に亀裂を発生させる発破工法が採用されている。さら
に、このような発破工法では発破孔からの亀裂方向が不
定となって効率の良い破砕が望めないので、発破孔を穿
孔ロッドによって穿設する際に、外周面にノッチ形成用
刃体を突設してなる穿孔ロッドを使用し、穿孔と同時に
該刃体よって孔壁にノッチを形成して爆破時に該ノッチ
部分に応力集中を生じさせて亀裂方向を定めるようにす
ることも行われている。
【0003】このような発破孔のノッチ形成に関する技
術としては、特開昭53−125333号公報に開示さ
れている。このトンネル掘削法では、まず、削岩機で通
常の円孔を削孔した後、互いに180°だけ向きの異な
る一対の噴射口を備えた高圧ノズルから高圧水を噴射し
て、この高圧水の噴射圧により溝を掘削している。
【0004】また、他の従来技術として、特公昭62−
57792号公報に、溝付き孔さく孔用ビットが開示さ
れている。この溝付き孔さく孔用ビットは、さく岩機の
ロッド先端部に固定されたロッドの回転力と打撃力とが
作用する前側ビットと、該前側ビットのロッドの長手方
向後方位置の前側ビットのスカート部もしくはロッドに
割ブッシュを介して且つ前側ビットの頭部との間に該割
ブッシュの長さ以上の間隔をあけて回転自在に取付けら
れ、ロッドの打撃力が作用する打撃受面を有するととも
に、外周部に、チップを前端面に取付けた一対の対向す
る突片を翼状に突設した後側ビットとからなり、前側ビ
ットにより円孔のさく孔を行い、後側ビットにより溝の
掘削を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の技術のうち、特開昭53−125333号公報に示さ
れた発破孔のノッチ形成法では、円孔の穿孔作業を行っ
た後、溝の掘削作業を行っている。すなわち、二つの独
立した作業工程により、発破孔の穿孔とノッチの形成と
を行っているのであり、作業時間が長くなるという問題
があった。また、溝掘削時には、円孔に対する位置合わ
せが面倒であり、手間がかかるとともに、作業時間をさ
らに長くするという問題もあった。さらに、狭い作業場
において高水圧を用いて掘削を行っているため、安全性
に欠けるという問題もあった。
【0006】また、特公昭62−57792号公報に示
された溝付き孔さく孔用ビットでは、打撃力を利用して
発破孔の掘削を行っているため、銑鉄のような引張強度
の大きな材料に対しては、ノッチ形成用の刃に打撃力が
作用して、刃が損傷するおそれがある。また、ノッチ形
成用の刃の外径が固定されているため、孔壁の凹凸に追
従してノッチを形成することができず、凹部にはノッチ
が形成できないという問題もあった。
【0007】本発明は、上記した従来の技術の有する問
題点を解決するためのものであり、その目的とするとこ
ろは、孔掘削とノッチ加工とを一工程で行うことができ
るとともに、孔形状が変化する場合であっても所定の寸
法でノッチ形成を行うことができ、また、打撃力を利用
しないため銑鉄のような引張強度の大きな材料に対して
もノッチを形成でき、さらに、安全性の高いノッチ形成
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、請求項1記載の発明で
は、穿孔機のロッド先端に着脱可能に取り付ける本体
と、該本体に設けられ、それぞれ発破孔の直径方向に相
対向するとともに、発破孔壁に向かう刃先が本体から出
没可能な一対のノッチ形成用ビットと、該ノッチ形成用
ビットを発破孔壁に向かって本体から突出させる突出手
段と、上記本体の先端に取り付けた穿孔用ドリルとから
なり、上記突出手段は、穿孔用ドリルの冷却水流路に設
けた流路切替部材と、該流路切替部材により切り替えら
れた冷却水の圧力により作動する作動部材とからなるこ
とを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明では、穿孔機のロッド
先端に着脱可能に取り付ける本体と、該本体に設けら
れ、それぞれ発破孔の直径方向に相対向するとともに、
発破孔壁に向かう刃先が本体から出没可能で、常には、
付勢手段により本体内に没するように付勢されている一
対のノッチ形成用ビットと、該ノッチ形成用ビットを発
破孔壁に向かって本体から突出させる突出手段と、上記
本体の先端に取り付けた穿孔用ドリルとからなり、上記
突出手段は、穿孔用ドリルの冷却水流路に設けた流路切
替部材と、該流路切替部材により切り替えられた冷却水
の圧力により作動する作動部材とからなる。
【0010】
【0011】請求項3記載の発明では、穿孔機のロッド
先端に取り付けた穿孔用ドリルにより発破孔を穿孔し、
発破孔の先端まで穿孔が終了すると、穿孔機のロッドと
穿孔用ドリルとの間に設けたノッチ形成装置本体内か
ら、それぞれ発破孔の直径方向に相対向するように設け
た一対のノッチ形成用ビットを突出手段により突出さ
せ、発破孔から穿孔用ドリル及びノッチ形成装置本体を
引き出しながら、発破孔壁にノッチを形成することを特
徴とする。
【0012】請求項4記載の発明では、穿孔用ドリルに
よる発破孔穿孔時には、ノッチ形成用ビットを付勢手段
によりノッチ形成装置本体内に没した状態とし、発破孔
から穿孔用ドリル及びノッチ形成装置本体を引き出す際
に、突出手段により付勢手段の付勢に抗してノッチ形成
用ビットをノッチ形成装置本体内から突出させて、発破
孔壁にノッチを形成することを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明では、発破孔から穿孔
用ドリル及びノッチ形成装置本体を引き出す際に、穿孔
用ドリルの冷却水流路に設けた流路切替部材により冷却
水流路を切り替えて、作動部材に冷却水の圧力を作用さ
せ、ノッチ形成用ビットをノッチ形成装置内から突出さ
せて、発破孔壁にノッチを形成することを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明は、上記した構成からなるので、以下に
説明するように動作する。請求項1及び請求項3記載の
発明では、まず、穿孔機のロッド先端に取り付けた穿孔
用ドリルにより発破孔を穿孔する。そして、発破孔の先
端まで穿孔が終了すると、穿孔機のロッドと穿孔用ドリ
ルとの間に設けたノッチ形成装置本体内から、それぞれ
発破孔の直径方向に相対向するように設けた一対のノッ
チ形成用ビットを突出手段により突出させる。この状態
で、発破孔から穿孔用ドリル及びノッチ形成装置本体を
引き出しながら、発破孔壁にノッチを形成する。
【0015】請求項2及び請求項4記載の発明では、穿
孔用ドリルによる発破孔穿孔時には、ノッチ形成用ビッ
トを付勢手段によりノッチ形成装置本体内に没した状態
として、ノッチ形成用ビットが発破孔穿孔に邪魔になら
ないようにする。そして、発破孔から穿孔用ドリル及び
ノッチ形成装置本体を引き出す際には、突出手段により
付勢手段の付勢に抗してノッチ形成用ビットをノッチ形
成装置本体内から突出させて、発破孔壁にノッチを形成
する。
【0016】請求項1,2及び請求項5記載の発明で
は、発破孔から穿孔用ドリル及びノッチ形成装置本体を
引き出す際に、穿孔用ドリルの冷却水流路に設けた流路
切替部材により冷却水流路を切り替えて、作動部材に冷
却水の圧力を作用させる。すると、ノッチ形成用ビット
がノッチ形成装置内から突出した状態となり、発破孔壁
にノッチを形成することができる。
【0017】本発明は上記したように動作するので、発
破孔を穿孔するに際して、孔掘削とノッチ加工とを一工
程で行うことができるとともに、孔形状が変化する場合
であっても所定の寸法でノッチ形成を行うことができ、
さらに、安全性の高い発破孔のノッチ形成装置を提供す
ることができる。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1〜図4は、本発明に係る発破孔のノッチ形
成装置の一実施例を示したもので、図1は一部欠截して
内部を示した発破孔のノッチ形成装置の側面図、図2は
ノッチ形成用ビットが本体内に没している状態のノッチ
形成装置の内部を示した側面図、図3はノッチ形成用ビ
ットが本体内から突出している状態のノッチ形成装置の
内部を示した側面図、図4はノッチ形成装置を利用して
掘削した発破孔の断面図である。
【0019】本発明にかかる発破孔のノッチ形成装置1
0は、図1に示すように、穿孔機(図示せず)のロッド
20の先端に着脱可能に取り付ける本体30と、この本
体30に設けられ、それぞれ発破孔の直径方向に相対向
するとともに、発破孔壁に向かう刃先が本体30から出
没可能な一対のノッチ形成用ビット40と、冷却水流路
50に設けた流路切替部材60と、流路切替部材60に
より切り替えられた冷却水の圧力により作動する作動部
材70と、本体30の先端に着脱可能に取り付けた穿孔
用ドリル80とを主な構成要素とする。
【0020】上記した穿孔機のロッド20の先端部に
は、雌ネジを有する円形の本体取付凹部21が設けてあ
る。また、ノッチ形成装置10の本体30の基部31
は、この本体取付凹部21に嵌合するような円柱状をな
し、外周には雄ネジが設けてある。したがって、ノッチ
形成装置10の本体30の基部31を穿孔機のロッド2
0の先端部に設けた本体取付凹部21にねじ込むことに
より、穿孔機のロッド20の先端にノッチ形成装置10
を取り付けることができる。また、ノッチ形成装置10
の本体30の基部31を、取付時とは逆に回すことによ
り、穿孔機のロッド20の先端からノッチ形成装置10
を取り外すことができる。
【0021】穿孔用ドリル80は、先端部が円錐形状を
した円錐部81と、この円錐部81の基端部から延設し
たノッチ形成装置10への取付ジョイント82からな
る。そして、ノッチ形成装置10の本体30の先端部に
は、雌ネジを有する円形のドリル取付凹部32が設けて
ある。また、取付ジョイント82の基部83は、このド
リル取付凹部32に嵌合するような円柱状をなし、外周
には雄ネジが設けてある。したがって、取付ジョイント
82の基部83をノッチ形成装置10の本体30の先端
部に設けたドリル取付凹部32にねじ込むことにより、
ノッチ形成装置10の先端に穿孔用ドリル80を取り付
けることができる。また、取付ジョイント82の基部8
3を、取付時とは逆に回すことにより、ノッチ形成装置
10の本体30の先端部から穿孔用ドリル80を取り外
すことができる。
【0022】上記した穿孔機のロッド20と、ノッチ形
成装置10の本体30と、穿孔用ドリル80の取付ジョ
イント82及び円錐部81との内部には、冷却水流路5
0が連通接続するように設けてある。また、ドリルの円
錐部81の側面には、冷却水流路50に連通する噴出口
84が開設してある。さらに、ノッチ形成装置10の本
体30内の冷却水流路50には、流路切替室90が設け
てあり、この流路切替室90に流路切替部材60が設け
てある。
【0023】また、流路切替室90からは、ノッチ形成
装置10の本体30の外周に向かって、対向する一対の
圧力室100,100が延設してある。この圧力室10
0は、シリンダ状となっており、圧力室100内には、
作動部材70が摺動自在に嵌合してある。この作動部材
70は、圧力室100内を摺動するピストン状の部材で
あり、円盤71と、円盤71の先端側に立設した円柱部
72とからなる。また、円柱部72の外周には付勢部材
として作用するバネ73が取り付けてある。作動部材7
0は、バネ73の付勢により、常には、ノッチ形成装置
10の本体30内部に向かって付勢されている(図
2)。上記した流路切替部材60と、作動部材70とが
突出手段として機能する。
【0024】上記した作動部材70の円柱部72の先端
には、それぞれノッチ形成用ビット40が取り付けてあ
る。このノッチ形成用ビット40は、タングステンカー
バイト等からなるカッターで、ノッチ形成装置10の本
体30の基端側、すなわち、穿孔機の基端側に向かって
刃部41が形成されている。そして、常には、ノッチ形
成用ビット40の刃部41は、ノッチ形成装置10の内
部に没した状態となっている(図2)。尚、上記した実
施例では、穿孔機の基端側に向かって刃部41を形成し
たが、刃部41の方向は、これと逆向きに、すなわち、
穿孔用ドリル80の先端側に向かって形成してもよい。
しかしながら、この場合には、ノッチ形成方向は上記し
た実施例とは逆となり、穿孔用ドリル80を穿孔とノッ
チ形成の二工程の押し込みが必要となる。
【0025】上記した流路切替部材60は、茸状をした
ストッパ61と、このストッパ61を支持する支持部材
62とからなる。ストッパ61は、先端部611が茸の
傘状となっており、先端部611の基部側には軸部61
2が延設してある。また、支持部材62は流路切替室9
0内に取り付ける円板状の基部621と、この基部62
1の冷却水流路50先端側に立設した円柱状の支持部6
22と、この支持部622の先端側に設けた摺動孔62
3からなる。尚、基部621には冷却水の通孔624が
開設してあり、冷却水はこの通孔624を通って流れる
ことができる。上記した摺動孔623内に、ストッパ6
1の支持部622を挿入することにより、ストッパ61
を摺動可能に支持することができる。また、ストッパ6
1の軸部612の外周にはバネ613が取り付けてあ
り、常には、ストッパ61を支持部材62側に向かって
付勢している(図2)。尚、上記した実施例では、バネ
613をストッパ61の軸部612の外周に取り付けた
が、バネ613の取付位置は、ストッパ61の先端部6
11の先端側であってもよい。この場合、常には、バネ
613によりストッパ61の先端部611を、支持部6
22方向に向かって押し付けることとなる。
【0026】上記した流路切替室90内の先端側には、
ストッパ61の先端部611が当接する絞り部91を設
けてある。上記したように、ストッパ61は、常には、
バネ613により支持部材62側に向かって付勢されて
いるので、ストッパ61の先端部611は絞り部91か
ら離れ、冷却水流路50内の冷却水は、穿孔用ドリル8
0の円錐部81に設けた噴出口84から発破孔内に噴出
する(図2)。
【0027】一方、冷却水流路50内を流れる冷却水の
圧力を上げると、冷却水の圧力により、ストッパ61の
先端部611がバネ613の付勢に抗して絞り部91に
向かって押し付けられ、冷却水は出口を失って、流路切
替室90内の冷却水圧力が上昇する。したがって、流路
切替室90に連通した圧力室100内の冷却水圧力も上
昇し、バネ73の付勢に抗して、作動部材70をノッチ
形成装置10の本体30の外周方向に押し出す。このた
め、作動部材70の円柱部72の先端に取り付けたノッ
チ形成用ビット40が、ノッチ形成装置10の本体30
から外側に向かって突出することとなる(図3)。
【0028】上記した構成からなる発破孔のノッチ形成
装置10を用いて、発破孔を穿孔するとともにノッチを
形成する方法を説明する。
【0029】まず、穿孔機のロッド20先端に取り付け
た穿孔用ドリル80により発破孔を穿孔する。この時、
冷却水流路50を流れる冷却水の圧力は、ストッパ61
に取り付けたバネ613の抗力以下の圧力とする。した
がって、ストッパ61の先端部611は絞り部91から
離れ、冷却水流路50内の冷却水は、穿孔用ドリル80
の円錐部81に設けた噴出口84から発破孔内に噴出す
る(図2)。この冷却水により、穿孔用ドリル80によ
って穿孔している発破孔付近が冷却されるとともに、切
粉が排出される。
【0030】また、圧力室100内の作動部材70は、
ノッチ形成装置10の本体30の内部に向かって付勢さ
れており、作動部材70の円柱部72の先端に取り付け
たノッチ形成用ビット40は、ノッチ形成装置10の本
体30の内部に没した状態となっている(図2)。この
ため、穿孔用ドリル80による発破孔の穿孔に際して
は、ノッチ形成用ビット40が邪魔になることがない。
【0031】そして、発破孔の先端まで穿孔が終了する
と、穿孔用ドリル80を発破孔の先端に位置させたま
ま、冷却水流路50を流れる冷却水の圧力を上げる。す
ると、冷却水の圧力により、ストッパ61の先端部61
1がバネ613の付勢に抗して絞り部91に向かって押
し付けられ、冷却水は出口を失って、流路切替室90内
の冷却水圧力が上昇する。このため、流路切替室90に
連通した圧力室100内の冷却水圧力も上昇し、バネ7
3の付勢に抗して、作動部材70をノッチ形成装置10
の本体30の外周方向に押し出し、作動部材70の円柱
部72の先端に取り付けたノッチ形成用ビット40が、
ノッチ形成装置10の本体30から外側に向かって突出
する(図3)。
【0032】この状態で、発破孔から穿孔用ドリル80
及びノッチ形成装置10の本体30を引き出すと、ノッ
チ形成用ビット40により、発破孔内に相対向する一対
のノッチが形成される。このようにして、溶鉱炉内の残
鉄等に発破孔とノッチを形成するのである。この発破孔
内に形成されるノッチ形状を図4により説明する。
【0033】発破孔の直径(H)は、穿孔用ドリル80
の外径寸法により決定されるが、本実施例では、穿孔用
ドリル80の円錐部の最大直径を約65mmとしたた
め、発破孔の直径(H)も約65mmとなっている。ま
た、ノッチ形成用ビット40により形成されるビット
は、ノッチ形成用ビット40の大きさ及び取付位置によ
って決定されるが、本実施例では、発破孔の上下に相対
向して形成されており、基端部の幅(d)が約5mmで
あり、ノッチの深さ(h)が約2.5mmとなってい
る。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上記した構成からなるので、
以下に説明する効果を奏することができる。
【0035】請求項1及び請求項3記載の発明では、穿
孔用ドリルにより発破孔を穿孔し、突出手段によりノッ
チ形成用ビットをノッチ形成装置外に突出させ、発破孔
から穿孔用ドリル及びノッチ形成装置本体を引き出しな
がら、発破孔壁にノッチを形成している。
【0036】請求項2及び請求項4記載の発明では、穿
孔用ドリルによる発破孔穿孔時には、ノッチ形成用ビッ
トを付勢手段によりノッチ形成装置本体内に没した状態
として、ノッチ形成用ビットが発破孔穿孔に邪魔になら
ないようにしている。
【0037】請求項1,2及び請求項5記載の発明で
は、発破孔から穿孔用ドリル及びノッチ形成装置本体を
引き出す際に、穿孔用ドリルの冷却水流路に設けた流路
切替部材により冷却水流路を切り替えて、作動部材に冷
却水の圧力を作用させ、ノッチ形成用ビットをノッチ形
成装置内から突出させて、発破孔壁にノッチを形成して
いる。
【0038】したがって、発破孔の掘削とノッチ加工と
を一工程で行うことができるとともに、ノッチ加工時に
は、発破孔に対する位置合わせが必要でないので、作業
能率を著しく向上させることが可能となる。また、発破
孔の孔形状が変化する場合であっても、ノッチ形成用ビ
ットが孔形状に追随してノッチ形成を行うので、所定の
寸法でノッチ形成を行うことが可能となる。更に、打撃
力を利用しないため銑鉄のような引張強度の大きな材料
に対してもノッチ形成用の刃を損傷させずノッチを形成
できる。また、掘削に高圧水を用いていないため、安全
性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るノッチ形成装置の一部欠截した側
面図である。
【図2】図1のノッチ形成装置において、ノッチ形成用
ビットが本体内に没している状態を示した拡大側面図で
ある。
【図3】図1のノッチ形成装置において、ノッチ形成用
ビットが本体内から突出している状態を示した拡大側面
図である。
【図4】ノッチ形成装置を利用して掘削した発破孔の断
面図である。
【符号の説明】
10 ノッチ形成装置 20 穿孔機のロッド 21 本体取付凹部 30 本体 31 基部 32 ドリル取付凹部 40 ノッチ形成用ビット 41 刃部 50 冷却水流路 60 流路切替部材 61 ストッパ 611 先端部 612 軸部 613 バネ 62 支持部材 621 基部 622 支持部 623 摺動孔 624 通孔 70 作動部材 71 円盤 72 円柱部 73 バネ 80 穿孔用ドリル 81 円錐部 82 取付ジョイント 83 基部 84 噴出口 90 流路切替室 91 絞り部 100 圧力室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 三津夫 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株 式会社 技術開発本部内 (72)発明者 古長 達廣 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番 2号 株式会社 奥村組内 (72)発明者 吉川 賢治 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番 2号 株式会社 奥村組内 (72)発明者 遠藤 良彦 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番 2号 株式会社 奥村組内 (56)参考文献 実開 昭58−38890(JP,U) 実開 昭54−102502(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21C 37/04 E21B 10/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穿孔機のロッド先端に着脱可能に取り付け
    る本体と、 該本体に設けられ、それぞれ発破孔の直径方向に相対向
    するとともに、発破孔壁に向かう刃先が本体から出没可
    能な一対のノッチ形成用ビットと、 該ノッチ形成用ビットを発破孔壁に向かって本体から突
    出させる突出手段と、 上記本体の先端に取り付けた穿孔用ドリルとからなり、 上記突出手段は、穿孔用ドリルの冷却水流路に設けた流
    路切替部材と、 該流路切替部材により切り替えられた冷却水の圧力によ
    り作動する作動部材とからなることを特徴とする発破孔
    のノッチ形成装置。
  2. 【請求項2】穿孔機のロッド先端に着脱可能に取り付け
    る本体と、 該本体に設けられ、それぞれ発破孔の直径方向に相対向
    するとともに、発破孔壁に向かう刃先が本体から出没可
    能で、常には、付勢手段により本体内に没するように付
    勢されている一対のノッチ形成用ビットと、 該ノッチ形成用ビットを発破孔壁に向かって本体から突
    出させる突出手段と、 上記本体の先端に取り付けた穿孔用ドリルとからなり、 上記突出手段は、穿孔用ドリルの冷却水流路に設けた流
    路切替部材と、 該流路切替部材により切り替えられた冷却水の圧力によ
    り作動する作動部材とからなることを特徴とする発破孔
    のノッチ形成装置。
  3. 【請求項3】穿孔機のロッド先端に取り付けた穿孔用ド
    リルにより発破孔を穿孔し、発破孔の先端まで穿孔が終
    了すると、穿孔機のロッドと穿孔用ドリルとの間に設け
    たノッチ形成装置本体内から、それぞれ発破孔の直径方
    向に相対向するように設けた一対のノッチ形成用ビット
    を突出手段により突出させ、発破孔から穿孔用ドリル及
    びノッチ形成装置本体を引き出しながら、発破孔壁にノ
    ッチを形成することを特徴とする発破孔のノッチ形成方
    法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の発破孔のノッチ形成方法に
    おいて、 穿孔用ドリルによる発破孔穿孔時には、ノッチ形成用ビ
    ットを付勢手段によりノッチ形成装置本体内に没した状
    態とし、発破孔から穿孔用ドリル及びノッチ形成装置本
    体を引き出す際に、突出手段により付勢手段の付勢に抗
    してノッチ形成用ビットをノッチ形成装置本体内から突
    出させて、発破孔壁にノッチを形成することを特徴とす
    る発破孔のノッチ形成方法。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4記載の発破孔のノ
    ッチ形成方法において、 発破孔から穿孔用ドリル及びノッチ形成装置本体を引き
    出す際に、穿孔用ドリルの冷却水流路に設けた流路切替
    部材により冷却水流路を切り替えて、作動部材に冷却水
    の圧力を作用させ、ノッチ形成用ビットをノッチ形成装
    置内から突出させて、発破孔壁にノッチを形成すること
    を特徴とする発破孔のノッチ形成方法。
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