JP3012555U - 植木鉢台 - Google Patents

植木鉢台

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JP3012555U
JP3012555U JP1994015549U JP1554994U JP3012555U JP 3012555 U JP3012555 U JP 3012555U JP 1994015549 U JP1994015549 U JP 1994015549U JP 1554994 U JP1554994 U JP 1554994U JP 3012555 U JP3012555 U JP 3012555U
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pot
placing
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JP1994015549U
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一義 阿部
良昌 高橋
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 床面に給水が流れ出ることを防止し、かつ、
軽量で重心を低くすることにより、一般家庭で容易に使
用できる。 【構成】 底部に自在キャスター12を設けたリブ16
を備えたベース11の背部および左右側部に支柱部材1
3を設け、支持部材13の上端には周壁23,24を有
する鉢容器14を設けた。また、周壁23,24は上方
に拡開するテーパ形状に形成され、このテーパの範囲内
に支持部材13を接続した。さらに、ベース11の四隅
にキャスター12を配置し、キャスター12の内側にキ
ャスター12の車軸近傍まで伸びる補強リブ17を設け
て補強した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の植木鉢を室内に飾るために使用される鉢受け台に係り、特に 上下2段に植木鉢を配置することができる植木鉢台に関する。
【0002】
【従来の技術】
室内に植木鉢を飾る植木鉢台には、図11から図13に示されるような、植木 鉢収納棚がある。この植木鉢収納棚1は、意匠登録第875465号公報によっ て開示されたものであり、主にオフィス等に設置して使用するものである。
【0003】 収納棚部2は、ほぼ横長長方形で左右端部にはそれぞれV字状の切欠部3を形 成し、かつ、上面には植木鉢4を収納する複数個のほぼ円形状の孔5を有する天 板6と、ほぼ横長長方形の側板7が2枚から構成されている。
【0004】 また、天板6のV字状の切欠部3の中点にはそれぞれ四角柱で複数個のねじ孔 8を有する支持材9が取り付けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように構成された植木鉢収納棚1は、底部が開放しているので、鉢に給 水する場合には、植木鉢4を外し、水の流出があっても問題のない場所へ移動し て給水する必要がある。このため、植木や草花の手入れに手間のかかるものであ った。
【0006】 また、植木鉢4を上方に載置する構造のため、重心が高く、傾いた場合等の安 定性を確保するために、支持材9を金属や圧縮合板等の重量物で作成する必要が あった。このような重量物は、オフィス向けの家具等での使用には適しているが 、一般家庭で使用することには、あまり適さないという欠点があった。
【0007】 本考案は、前記課題に着目してなされたものであり、植木鉢の載置部には底面 を備え、かつ、周囲には水をこぼさない周壁を設け、植木鉢を載置したままでの 水やりを可能にし、下部にも植木鉢の載置部分を設けることにより、重心を低い 位置に持つことができる植木鉢台を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、下面に複数のキャスターを備えた第1鉢載置部の周辺に所 定高さのリブを設け、第1鉢載置部の上面の背部および左右側部に支持部材を立 設し、支持部材の先端部により第2鉢載置部を支持し、第2鉢載置部の周縁に植 木鉢の高さ寸法とほぼ同じ高さの周壁部を立設した植木鉢台にある。
【0009】 請求項2の考案は、第1鉢載置部の上面の背部および左右側部にはそれぞれ支 柱部材を立設し、これら支柱部材の先端を、第2鉢載置部の周壁部のテーパ形状 の範囲内で接続した植木鉢台にある。
【0010】 請求項3の考案は、第1鉢載置部の下面四隅にキャスターを設け、第1鉢載置 部はキャスターの内側にあってキャスターの車軸近傍まで延長された補強リブを 備えている前記いずれか一方の植木鉢台にある。
【0011】
【作用】
請求項1の考案によれば、第1鉢載置部に植木鉢を置くことにより、重心を下 側に移動できるので、従来のものに比較して安定する。また、第1鉢載置部の周 縁には所定高さのリブを設け、第2鉢載置部には植木鉢の高さとほぼ同様の高さ の周壁部を設けたことにより、給水時に水が床面に流れ落ちることを防止できる 。
【0012】 請求項2の考案によれば、支持部材を背中央および左右側部にそれぞれ設けら れた複数の支柱部材で構成することで、室内側に向けた場合であっても第1鉢載 置部にある植物も外光を受けることができる。
【0013】 請求項3の考案によれば、キャスターを第1鉢載置部の四隅に配し、中央部に はキャスターの車軸近傍まで伸びる補強リブを立設したので、低い重心を確保す る為に重量物を第1鉢載置部上に載置した場合でも、充分な強度を得ることがで きる。
【0014】
【実施例】
本考案における一実施例を図1から図8を参照して説明する。まず始めに植木 鉢台10の基本構成を図2に基づいて説明すれば、第1鉢載置部としてのプレー ト状のベース11を備え、このベース11の下面四隅部には、それぞれ自在キャ スター12が合計4つ設けられている。さらに、ベース11の上面の背部および 左右側部とにはそれぞれ支持部材としての支柱部材13が立設されている。支柱 部材13の上端には、第2鉢載置部としての鉢容器14の背部および左右側部が 接続されて支持されている。ここで、ベース11および鉢容器14はポリプロピ レンのインジェクション成型によって製作されたものであり、支柱部材13は発 泡させたポリスチレンを押し出し成型したものであり、ともに合成樹脂から構成 されている。
【0015】 以下、各部の詳細について説明する。まず、第1鉢載置部としてのベース11 は、上面が図7および図8に現れるように中央部で平坦な載置面15を形成して おり、外周部では、所定寸法(約1cm)の高さでリブ16が形成されている。 このようにリブ16を備えたことにより、載置面15に載置した植木鉢4に給 水した場合にも床面への水の流れ落ちを防止できる。
【0016】 また、ベース11の下面の、四隅に設けられた自在キャスター12の内側には 、図6に示されるように補強リブ17がキャスター12の車軸とほぼ同じ位置ま で延長され立設されている。補強リブ17は、垂直方向に軸心をもつ筒状に形成 されており、キャスター12を結ぶようにX字形の対角線状の補助リブ18が同 じ高さで形成されている。
【0017】 以上のように補強リブ17を設けたことにより、ベース11の耐荷重を増強し 、植木鉢台10全体の重心を低くする為に、重量物を載置した場合であっても、 充分な強度(耐荷重5Kg)を得ることができる。
【0018】 なお、キャスター12は、図示しない垂直軸部分がベース11に穿設された図 示しない接続孔に圧入して接続されている。
【0019】 つぎに、支柱部材13について説明する。支柱部材13は、ベース11のリブ 16の上面に接続されている。ベース11の背側の幅方向の中央部および左右側 部の前後方向のほぼ中央部に位置するリブ16の上面には、長円平断面の支柱部 材13(パイプ状)の先端が差し込まれる寸法の長円状の接続孔19が形成され ている。この接続孔19は上方に伸びるスリーブ20を備え、支柱部材13の倒 れを防止する構造となっている。さらに、接続孔19の底面からは、支柱部材1 3の内周面に挿入状態で接合し、圧入状態で嵌合する嵌合リブ21が立設されて いる。
【0020】 つまり、支柱部材13は、接続孔19およびスリーブ20により外周面を保持 され、さらに嵌合リブ21により内周面を保持されることで、強固に連結され、 垂直な接続状態を維持するように構成されている。
【0021】 ここで、支柱部材13の平断面長円の長手方向は、左右側で前後方向に向けら れ、背部で左右幅方向に向けられて接続されている。
【0022】 つぎに、支柱部材13の上端に接続された第2鉢載置部としての鉢容器14に ついて説明する。鉢容器14は、中央部の平坦な載置面22を備えており、この 載置面22より第1のテーパ角度で外側に広がるように第1テーパ周壁23が形 成され、さらに、第1テーパ周壁23の上端には、第1のテーパ角度よりも小さ なテーパ角度で形成された第2テーパ周壁24が形成されている。この第2テー パ周壁24は、第1テーパ周壁23よりも長い寸法で形成されており、第1およ び第2テーパ周壁23,24の合計の高さ寸法は、図1に示されるように、例え ば7号の植木鉢4が隠れる寸法に設定されている。具体的な寸法としては、直径 が約21cm、高さ寸法が約16cm以内の鉢が2つ以上収容できる寸法に設定 されている。
【0023】 また、鉢容器14の上端縁には図1、図7および図8に示されるように水平外 方向に折り曲げられ、さらに下側に折り返されることで、補強フランジ25が形 成されている。
【0024】 そして、前記第1テーパ周壁23と第2テーパ周壁24とからなる周壁部23 ,24にかけてのテーパ部分には、ベース11から延長された支柱部材13の先 端が接続されている。つまり、周壁部23,24のテーパ部分には図3から5図 、図7および図8に示されるように、支柱部材13の上端が接続される接続孔2 6が設けられている。これら接続孔26は、鉢容器14の支柱部材13の先端に 対応する部分に設けられており、背中央部および左右側部に設けられている。
【0025】 そして、接続孔26の構造は、ベース11に設けられた接続孔19と同様に構 成されており、スリーブ27、嵌合リブ28を備えて、支柱部材13の下端部と 同等の強度をもって接続されている。
【0026】 以上のように構成された植木鉢台10は、図7に示されるようにベース11前 縁部分29が、鉢容器14の前縁部よりも寸法H分だけ前方に延出されている。 このように上部の鉢容器14の面積よりも下部のベース11の面積を広くして、 キャスター12の配置を、出来る限り外側に配置したことで、より安定性の高い 植木鉢台10にすることができる。
【0027】 また、前後に位置するキャスター12は、図6に示されるようにベース11を 左右に2分割する中心線CLから異なる距離に設定されている。前部に位置する キャスター12は、距離Jをもって取り付けられ、後部に位置するキャスター1 2は、距離Jよりも短い距離Kをもって取り付けられている。
【0028】 このように、前部のキャスター12の中心線CLからの距離Jを大きくするこ とにより、さらに高い安定性を得ることができる。
【0029】 なお、本考案は前記一実施例にのみ限定されるものではない。例えば、前記実 施例では、支持部材は、平断面が長円上の支柱部材13であったが、これに限定 されない。支柱部材13は平断面が真円状の柱部材であっても同等の効果を得る ことができる。また、支持部材は、図9および図10に示されるようにベース1 1および鉢容器14の背縁および左右縁部を連続的に支持する湾曲壁30であっ ても、鉢容器14を強固に支持することができる。この湾曲壁30には明り取り の為の小窓を形成することも可能であり、透明な合成樹脂によって製作すれば透 光性を得ることも可能である。
【0030】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、第1鉢載置部に植木鉢を置くことにより、重心を下 側に移動できるので、本体を合成樹脂等の軽量な材質にすることができる。また 、第1鉢載置部の周縁には所定高さのリブを設け、第2鉢載置部には植木鉢の高 さとほぼ同様の高さの周壁部を設けたことにより、給水時に水が床面に流れ落ち ることを防止できる。以上のことから一般家庭の部屋の中で容易に使用できる植 木鉢台を提供できる。
【0031】 請求項2の考案によれば、支持部材を背中央部および左右側部にそれぞれ設け られた複数の支柱部材で構成したので、室内側に向けた場合であっても第1鉢載 置部にある植物も外光を受けることができる。
【0032】 請求項3の考案によれば、キャスターを第1鉢載置部の四隅に配し、中央部に はキャスターの車軸近傍まで伸びる補強リブを立設したので、低い重心を確保す る為に重量物を第1鉢載置部上に載置した場合でも、充分な強度を得ることがで きる。また、キャスターによる移動が容易なので、日当たりの良い場所等への移 動が容易であり、家庭で使用するのに適した植木鉢台を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の植木鉢台に植木鉢を乗せた状態を示す
正面図である。
【図2】図1の植木鉢台の正面図である。
【図3】図1の植木鉢台の背面図である。
【図4】図1の植木鉢台の側面図である。
【図5】図1の植木鉢台の平面図である。
【図6】図1の植木鉢台の下面図である。
【図7】図2中のC−C断面を示す断面図である。
【図8】図4中のB−B断面を示す断面図である。
【図9】本考案の他の実施例を示す正面図である。
【図10】図9の植木鉢台の側面図である。
【図11】従来の植木鉢台を示す斜視図である。
【図12】図11の植木鉢収納棚の収納棚部を示す平面
図である。
【図13】図12中のA−A断面を示す断面図である。
【符号の説明】
10 植木鉢台 11 ベース(第1鉢載置部) 12 自在キャスター(キャスター) 13 支柱部材(支持部材) 14 鉢容器(第2鉢載置部) 16 リブ 17 補強リブ 23 第1テーパ周壁(周壁部) 24 第2テーパ周壁(周壁部) 30 湾曲壁(支持部材)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に植木鉢を載置する載置面を備え、周
    縁に所定高さのリブを備えた第1鉢載置部と、 第1鉢載置部の下面に設けられた複数のキャスターと、 第1鉢載置部の上面の背部および左右側部に立設された
    支持部材と、 支持部材の先端に背部および左右側部とが支持された第
    2鉢載置部と、 第2鉢載置部の周縁に載置される植木鉢の高さ寸法とほ
    ぼ同じ高さに立設され、第2鉢載置部の全周を覆う周壁
    部と、 を具備することを特徴とする植木鉢台。
  2. 【請求項2】支持部材は、第1鉢載置部の上面の背中央
    部および左右側部にそれぞれ立設された支柱部材であ
    り、 第2鉢載置部の周壁部は下から上に向けて開口部を拡大
    するテーパ形状に形成され、 支柱部材の先端部は、第2鉢載置部の周壁部のテーパ形
    状の範囲内で接続されていること、 を特徴とする請求項1に記載の植木鉢台。
  3. 【請求項3】キャスターは第1鉢載置部の下面の四隅に
    それぞれ設けられ、第1鉢載置部の下面にはキャスター
    の内側に位置して、キャスターの車軸近傍まで下側に延
    長された補強リブを備えたこと、 を特徴とする請求項1又は請求項2の何れか一方に記載
    の植木鉢台。
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