JP3012350B2 - 正負パルス用電源装置 - Google Patents
正負パルス用電源装置Info
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- JP3012350B2 JP3012350B2 JP3075564A JP7556491A JP3012350B2 JP 3012350 B2 JP3012350 B2 JP 3012350B2 JP 3075564 A JP3075564 A JP 3075564A JP 7556491 A JP7556491 A JP 7556491A JP 3012350 B2 JP3012350 B2 JP 3012350B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メッキ槽等の負荷に正
パルス、負パルスを交互に送る正負パルス用電源装置に
関するものである。
パルス、負パルスを交互に送る正負パルス用電源装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】メッキ槽等の負荷に正パルス、負パルス
を交互に送る電源装置としては、図11に示す装置が知
られている。この装置は、所定数の正パルスを送出し、
順方向の電流が完全に零になるまでパルスの送出を停止
し、その後に、負パルスを1つ送出し、所定パルス数だ
け休止し、これらの動作を一周期として繰り返す。この
ような六相半波整流を行った場合、定常電流が定電流に
なるようにサイリスタ点弧角が制御されるが、電気角6
0度毎に順次転相が行われ、パルス幅は当然、電気角6
0度の整数倍で制御される。このような従来装置は、構
造が単純であるので、動作が安定であり、信頼性が優れ
ている。
を交互に送る電源装置としては、図11に示す装置が知
られている。この装置は、所定数の正パルスを送出し、
順方向の電流が完全に零になるまでパルスの送出を停止
し、その後に、負パルスを1つ送出し、所定パルス数だ
け休止し、これらの動作を一周期として繰り返す。この
ような六相半波整流を行った場合、定常電流が定電流に
なるようにサイリスタ点弧角が制御されるが、電気角6
0度毎に順次転相が行われ、パルス幅は当然、電気角6
0度の整数倍で制御される。このような従来装置は、構
造が単純であるので、動作が安定であり、信頼性が優れ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、低電圧および
大電流化によって、負荷であるメッキ槽と、正負パルス
用電源装置との距離が長くなり、メッキ槽と電源装置と
を接続する線路が長くなる。このように線路が長くなる
と、その線路におけるインダクタンス成分が大きくな
り、需要の高い高周波装置にあっては負荷電流の立ち上
がりが終わらないうちに、次の半サイクルのタイミング
が来ることがあり、この場合には、設定電力を負荷に供
給することができないという問題がある。
大電流化によって、負荷であるメッキ槽と、正負パルス
用電源装置との距離が長くなり、メッキ槽と電源装置と
を接続する線路が長くなる。このように線路が長くなる
と、その線路におけるインダクタンス成分が大きくな
り、需要の高い高周波装置にあっては負荷電流の立ち上
がりが終わらないうちに、次の半サイクルのタイミング
が来ることがあり、この場合には、設定電力を負荷に供
給することができないという問題がある。
【0004】本発明は、負荷と正負パルス用電源装置と
を接続する線路の距離が長くなることによって、その線
路におけるインダクタンス成分が大きくなっても、負荷
電流の立ち上がりが悪くならならず、また、正負の両極
性の電源が直接接続されている構成であるにもかかわら
ず逆流短絡電流等の不具合を防止することができるとと
もに、正パルス用の補助電源、負パルス用の補助電源の
容量が小さくても足りる正負パルス用電源装置を提供す
ることを目的とするものである。
を接続する線路の距離が長くなることによって、その線
路におけるインダクタンス成分が大きくなっても、負荷
電流の立ち上がりが悪くならならず、また、正負の両極
性の電源が直接接続されている構成であるにもかかわら
ず逆流短絡電流等の不具合を防止することができるとと
もに、正パルス用の補助電源、負パルス用の補助電源の
容量が小さくても足りる正負パルス用電源装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の設定パ
ルスに応じて、主電源を所定の負荷に断続的に供給する
ことによって、正負パルスを上記負荷に供給する正負パ
ルス用電源装置において、所定の電圧を出力する補助電
源と、負荷電流の値を検出する負荷電流検出回路と、上
記負荷電流の値が所定の設定値よりも小さいときに、上
記補助電源の電圧を上記主電源の電圧に重畳してまたは
上記補助電源単独で、上記主電源よりも高い電圧を負荷
に供給させる電源制御回路とを有し、上記主電源として
正パルス用主電源と負パルス用主電源とが設けられ、上
記補助電源として正パルス用補助電源と負パルス用補助
電源とが設けられ、上記正パルス用主電源と上記正パル
ス用補助電源とが直列に接続され、上記負パルス用主電
源と上記負パルス用補助電源とが直列に接続され、上記
正パルス用主電源と上記正パルス用補助電源との直列回
路と並列に、正パルス用コンデンサが接続され、上記負
パルス用主電源と上記負パルス用補助電源との直列回路
と並列に、負パルス用コンデンサが接続され、上記各電
源と上記負荷との間に存在するインダクタンス成分に流
れる残存電流を、上記正パルス用コンデンサまたは上記
負パルス用コンデンサに供給するループを構成する帰還
用ダイオードが設けられている正負パルス用電源装置で
ある。
ルスに応じて、主電源を所定の負荷に断続的に供給する
ことによって、正負パルスを上記負荷に供給する正負パ
ルス用電源装置において、所定の電圧を出力する補助電
源と、負荷電流の値を検出する負荷電流検出回路と、上
記負荷電流の値が所定の設定値よりも小さいときに、上
記補助電源の電圧を上記主電源の電圧に重畳してまたは
上記補助電源単独で、上記主電源よりも高い電圧を負荷
に供給させる電源制御回路とを有し、上記主電源として
正パルス用主電源と負パルス用主電源とが設けられ、上
記補助電源として正パルス用補助電源と負パルス用補助
電源とが設けられ、上記正パルス用主電源と上記正パル
ス用補助電源とが直列に接続され、上記負パルス用主電
源と上記負パルス用補助電源とが直列に接続され、上記
正パルス用主電源と上記正パルス用補助電源との直列回
路と並列に、正パルス用コンデンサが接続され、上記負
パルス用主電源と上記負パルス用補助電源との直列回路
と並列に、負パルス用コンデンサが接続され、上記各電
源と上記負荷との間に存在するインダクタンス成分に流
れる残存電流を、上記正パルス用コンデンサまたは上記
負パルス用コンデンサに供給するループを構成する帰還
用ダイオードが設けられている正負パルス用電源装置で
ある。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す回路図であ
る。
る。
【0007】この実施例は、基本的には、所定の設定パ
ルスに応じて、主電源B11、B21を負荷Rに断続的
に供給することによって、正負パルスを負荷Rに供給す
る正負パルス用電源装置であり、主電源B11、B21
の電圧に対し任意の電圧を出力する補助電源B12、B
22が設けられ、線路80を流れる負荷電流の値が所定
の設定値よりも小さいときに、補助電源B12、B22
の電圧を主電源B11、B21の電圧に重畳して負荷R
に供給する電源制御回路が設けられている。
ルスに応じて、主電源B11、B21を負荷Rに断続的
に供給することによって、正負パルスを負荷Rに供給す
る正負パルス用電源装置であり、主電源B11、B21
の電圧に対し任意の電圧を出力する補助電源B12、B
22が設けられ、線路80を流れる負荷電流の値が所定
の設定値よりも小さいときに、補助電源B12、B22
の電圧を主電源B11、B21の電圧に重畳して負荷R
に供給する電源制御回路が設けられている。
【0008】この電源制御回路は、制御回路40、制御
回路50、制御回路60、制御回路70、GTOサイリ
スタT11、T12、T21、T22で構成されてい
る。
回路50、制御回路60、制御回路70、GTOサイリ
スタT11、T12、T21、T22で構成されてい
る。
【0009】また、上記主電源は正パルス用主電源B1
1と負パルス用主電源B21とであり、上記補助電源は
正パルス用補助電源B12と負パルス用補助電源B22
とであり、正パルス用主電源B11と正パルス用補助電
源B12とが直列に接続され、この直列回路と並列に正
パルス用コンデンサC1が接続され、負パルス用主電源
B21と負パルス用補助電源B22とが直列に接続さ
れ、この直列回路と並列に負パルス用コンデンサC2が
接続されている。
1と負パルス用主電源B21とであり、上記補助電源は
正パルス用補助電源B12と負パルス用補助電源B22
とであり、正パルス用主電源B11と正パルス用補助電
源B12とが直列に接続され、この直列回路と並列に正
パルス用コンデンサC1が接続され、負パルス用主電源
B21と負パルス用補助電源B22とが直列に接続さ
れ、この直列回路と並列に負パルス用コンデンサC2が
接続されている。
【0010】また、GTOサイリスタT11は、正パル
ス用主電源B11を負荷Rに供給制御するサイリスタで
あり、GTOサイリスタT12は、正パルス用補助電源
B12を負荷Rに供給制御するサイリスタであり、GT
OサイリスタT21は、負パルス用主電源B21を負荷
Rに供給制御するサイリスタであり、GTOサイリスタ
T22は、負パルス用補助電源B22を負荷Rに供給制
御するサイリスタである。なお実際は、GTOサイリス
タT12は、正パルス用コンデンサC1に充電された電
荷を負荷Rに供給制御するものであり、GTOサイリス
タT22は、負パルス用コンデンサC2に充電された電
荷を負荷Rに供給制御するものである。
ス用主電源B11を負荷Rに供給制御するサイリスタで
あり、GTOサイリスタT12は、正パルス用補助電源
B12を負荷Rに供給制御するサイリスタであり、GT
OサイリスタT21は、負パルス用主電源B21を負荷
Rに供給制御するサイリスタであり、GTOサイリスタ
T22は、負パルス用補助電源B22を負荷Rに供給制
御するサイリスタである。なお実際は、GTOサイリス
タT12は、正パルス用コンデンサC1に充電された電
荷を負荷Rに供給制御するものであり、GTOサイリス
タT22は、負パルス用コンデンサC2に充電された電
荷を負荷Rに供給制御するものである。
【0011】また、サイリスタT11と逆並列にダイオ
ードD1が接続され、サイリスタT22と逆並列にダイ
オードD2が接続されている。ダイオードD1は、線路
80に存在するインダクタンス成分Lに蓄えられたエネ
ルギーを正パルス用コンデンサC1に充電するループを
構成する帰還用ダイオードであり、つまり、インダクタ
ンス成分Lに流れる残存電流を正パルス用コンデンサC
1に供給するループを構成する帰還用ダイオードであ
る。ダイオードD2は、線路80に存在するインダクタ
ンス成分Lに蓄えられたエネルギーを負パルス用コンデ
ンサC2に充電するループを構成する帰還用ダイオード
であり、つまり、インダクタンス成分Lに流れる残存電
流を負パルス用コンデンサC2に供給するループを構成
する帰還用ダイオードである。
ードD1が接続され、サイリスタT22と逆並列にダイ
オードD2が接続されている。ダイオードD1は、線路
80に存在するインダクタンス成分Lに蓄えられたエネ
ルギーを正パルス用コンデンサC1に充電するループを
構成する帰還用ダイオードであり、つまり、インダクタ
ンス成分Lに流れる残存電流を正パルス用コンデンサC
1に供給するループを構成する帰還用ダイオードであ
る。ダイオードD2は、線路80に存在するインダクタ
ンス成分Lに蓄えられたエネルギーを負パルス用コンデ
ンサC2に充電するループを構成する帰還用ダイオード
であり、つまり、インダクタンス成分Lに流れる残存電
流を負パルス用コンデンサC2に供給するループを構成
する帰還用ダイオードである。
【0012】図3は、上記実施例をより具体的に示す回
路図である。
路図である。
【0013】所望の負荷電流波形と同じ波形を有する設
定パルスを発生する設定パルス発生装置31と、線路8
0中またはその周囲に設置され負荷電流の値を検出する
電流検出回路32とが設けられている。
定パルスを発生する設定パルス発生装置31と、線路8
0中またはその周囲に設置され負荷電流の値を検出する
電流検出回路32とが設けられている。
【0014】制御回路40は、設定パルスの値が所定の
閾値よりも大きいことを検出したときにH信号を出力す
る回路であり、設定パルスがその閾値を越えたときに、
正パルス用の主電源用サイリスタT11をオンさせる回
路であり、閾値を定める抵抗41、42と、コンパレー
タ43とを有する。
閾値よりも大きいことを検出したときにH信号を出力す
る回路であり、設定パルスがその閾値を越えたときに、
正パルス用の主電源用サイリスタT11をオンさせる回
路であり、閾値を定める抵抗41、42と、コンパレー
タ43とを有する。
【0015】制御回路50は、設定パルスの値が所定の
閾値よりも小さいことを検出したときにH信号を出力す
る回路であり、設定パルスがその閾値よりも小さいとき
に、負パルス用の主電源用サイリスタT21をオンさせ
る回路であり、閾値を定める抵抗51、52と、コンパ
レータ53とを有する。
閾値よりも小さいことを検出したときにH信号を出力す
る回路であり、設定パルスがその閾値よりも小さいとき
に、負パルス用の主電源用サイリスタT21をオンさせ
る回路であり、閾値を定める抵抗51、52と、コンパ
レータ53とを有する。
【0016】制御回路60は、検出された負荷電流の値
が設定値(設定パルスの値に応じた値)よりも小さいと
きにH信号を出力して、正パルス用の補助電源用サイリ
スタT12をオンさせる回路である。制御回路60は、
設定値を定める抵抗61、62と、コンパレータ63
と、OR回路64と、AND回路65、67と、インバ
ータ66とを有する。OR回路64とAND回路65と
は、OR回路64がH信号を出力する動作を保持する回
路である。
が設定値(設定パルスの値に応じた値)よりも小さいと
きにH信号を出力して、正パルス用の補助電源用サイリ
スタT12をオンさせる回路である。制御回路60は、
設定値を定める抵抗61、62と、コンパレータ63
と、OR回路64と、AND回路65、67と、インバ
ータ66とを有する。OR回路64とAND回路65と
は、OR回路64がH信号を出力する動作を保持する回
路である。
【0017】制御回路70は、検出された負荷電流の値
が設定値(設定パルスの値に応じた値)よりも高レベル
にあるときにH信号を出力して、負パルス用の補助電源
用サイリスタT22をオンさせる回路である。制御回路
70は、設定値を定める抵抗71、72と、コンパレー
タ73と、OR回路74と、AND回路75、77と、
インバータ76とを有する。OR回路74とAND回路
75とは、OR回路74がH信号を出力する動作を保持
する回路である。
が設定値(設定パルスの値に応じた値)よりも高レベル
にあるときにH信号を出力して、負パルス用の補助電源
用サイリスタT22をオンさせる回路である。制御回路
70は、設定値を定める抵抗71、72と、コンパレー
タ73と、OR回路74と、AND回路75、77と、
インバータ76とを有する。OR回路74とAND回路
75とは、OR回路74がH信号を出力する動作を保持
する回路である。
【0018】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
る。
【0019】図2は、上記実施例において、破線で示す
設定パルスと実線で示す負荷電流との関係を示す図であ
る。
設定パルスと実線で示す負荷電流との関係を示す図であ
る。
【0020】時刻t1において設定パルスが立ち上が
り、その直後に、抵抗41、42でつくられる閾値より
も設定パルスの値が大きくなるので、コンパレータ43
がH信号を出力し、正パルス用の主電源用サイリスタT
11がオンする。このときには、電流検出回路32で検
出した負荷電流の値が設定値よりも小さいので、コンパ
レータ63がL信号を出力し、インバータ66がH信号
を出力して、AND回路67がH信号を出力する。した
がって、正パルス用の補助電源用サイリスタT12がオ
ンする。これによって、主電源B11よりも高い重畳さ
れた電圧が線路80に印加され、負荷電流の立ち上がり
が急峻になる。このときの電流の流れを、図4に実線で
示してある。
り、その直後に、抵抗41、42でつくられる閾値より
も設定パルスの値が大きくなるので、コンパレータ43
がH信号を出力し、正パルス用の主電源用サイリスタT
11がオンする。このときには、電流検出回路32で検
出した負荷電流の値が設定値よりも小さいので、コンパ
レータ63がL信号を出力し、インバータ66がH信号
を出力して、AND回路67がH信号を出力する。した
がって、正パルス用の補助電源用サイリスタT12がオ
ンする。これによって、主電源B11よりも高い重畳さ
れた電圧が線路80に印加され、負荷電流の立ち上がり
が急峻になる。このときの電流の流れを、図4に実線で
示してある。
【0021】そして、図2に示す時刻t2において、負
荷電流が設定値に到達すると、コンパレータ63がH信
号を出力するので、OR回路64とAND回路65との
保持回路によってOR回路64がH信号を出力し続け、
インバータ66がL信号を出力し、AND回路67がL
信号を出力し、正パルス用の補助電源用サイリスタT1
2がオフする。このときに、正パルス用の主電源用サイ
リスタT11がオンしているので、主電源B11の電圧
が負荷Rに供給され、定常電流(設定電流)が負荷Rに
流れる。このときの電流の流れを、図4に破線で示して
ある。
荷電流が設定値に到達すると、コンパレータ63がH信
号を出力するので、OR回路64とAND回路65との
保持回路によってOR回路64がH信号を出力し続け、
インバータ66がL信号を出力し、AND回路67がL
信号を出力し、正パルス用の補助電源用サイリスタT1
2がオフする。このときに、正パルス用の主電源用サイ
リスタT11がオンしているので、主電源B11の電圧
が負荷Rに供給され、定常電流(設定電流)が負荷Rに
流れる。このときの電流の流れを、図4に破線で示して
ある。
【0022】その後、図2に示す時刻t3において、設
定パルスが立ち下がり、その直後に、抵抗41、42で
つくられる閾値よりも設定パルスの値が小さくなるの
で、コンパレータ43がL信号を出力し、正パルス用の
主電源用サイリスタT11がオフする。これによって、
線路80に存在するインダクタンス成分Lに蓄えられた
エネルギーが、ダイオードD2を介して正パルス用コン
デンサC2に向かい、負パルス用コンデンサC2を充電
する。つまり、インダクタンス成分Lの残存電流が負パ
ルス用コンデンサC2に流れる。このときの電流の流れ
を、図5に一点鎖線で示してある。また、負パルス用コ
ンデンサC2に充電された電荷が、サイリスタT22が
次にオンしたときの電源となる。
定パルスが立ち下がり、その直後に、抵抗41、42で
つくられる閾値よりも設定パルスの値が小さくなるの
で、コンパレータ43がL信号を出力し、正パルス用の
主電源用サイリスタT11がオフする。これによって、
線路80に存在するインダクタンス成分Lに蓄えられた
エネルギーが、ダイオードD2を介して正パルス用コン
デンサC2に向かい、負パルス用コンデンサC2を充電
する。つまり、インダクタンス成分Lの残存電流が負パ
ルス用コンデンサC2に流れる。このときの電流の流れ
を、図5に一点鎖線で示してある。また、負パルス用コ
ンデンサC2に充電された電荷が、サイリスタT22が
次にオンしたときの電源となる。
【0023】その後、図2に示す時刻t4において設定
パルスが零以下になった直後に、抵抗51、52でつく
られる閾値よりも設定パルスの値が小さくなる(絶対値
が大きくなる)ので、コンパレータ53がH信号を出力
し、負パルス用の主電源用サイリスタT21がオンす
る。このときに、電流検出回路32で検出した負荷電流
の値が設定値よりも高いレベルにある(絶対値が小さ
い)ので、コンパレータ73がL信号を出力し、インバ
ータ76がH信号を出力し、AND回路77がH信号を
出力する。したがって、負パルス用の補助電源用サイリ
スタT22がオンする。これによって、主電源B21よ
りも高い重畳された電圧が線路80に印加され、負荷電
流の立ち下がりが急峻になる。このときの電流の流れ
を、図6に実線で示してある。
パルスが零以下になった直後に、抵抗51、52でつく
られる閾値よりも設定パルスの値が小さくなる(絶対値
が大きくなる)ので、コンパレータ53がH信号を出力
し、負パルス用の主電源用サイリスタT21がオンす
る。このときに、電流検出回路32で検出した負荷電流
の値が設定値よりも高いレベルにある(絶対値が小さ
い)ので、コンパレータ73がL信号を出力し、インバ
ータ76がH信号を出力し、AND回路77がH信号を
出力する。したがって、負パルス用の補助電源用サイリ
スタT22がオンする。これによって、主電源B21よ
りも高い重畳された電圧が線路80に印加され、負荷電
流の立ち下がりが急峻になる。このときの電流の流れ
を、図6に実線で示してある。
【0024】そして、図3に示す時刻t5において、負
荷電流が設定値に到達すると、コンパレータ73がH信
号を出力するので、OR回路74とAND回路75との
保持回路によってOR回路74がH信号を出力し続け、
インバータ76がL信号を出力し、AND回路77がL
信号を出力し、負パルス用の補助電源用サイリスタT2
2がオフする。このときに、負パルス用の主電源用サイ
リスタT21がオンしているので、主電源B21の電圧
が負荷Rに供給され、定常電流(設定電流)が負荷Rに
流れる。このときの電流の流れを、図6に破線で示して
ある。
荷電流が設定値に到達すると、コンパレータ73がH信
号を出力するので、OR回路74とAND回路75との
保持回路によってOR回路74がH信号を出力し続け、
インバータ76がL信号を出力し、AND回路77がL
信号を出力し、負パルス用の補助電源用サイリスタT2
2がオフする。このときに、負パルス用の主電源用サイ
リスタT21がオンしているので、主電源B21の電圧
が負荷Rに供給され、定常電流(設定電流)が負荷Rに
流れる。このときの電流の流れを、図6に破線で示して
ある。
【0025】その後、図2に示す時刻t6において、設
定パルスが立ち上り、その直後に、抵抗51、52でつ
くられる閾値よりも設定パルスの値が大きくなるので、
コンパレータ53がL信号を出力し、負パルス用の主電
源用サイリスタT21がオフする。これによって、線路
80に存在するインダクタンス成分Lに蓄えられたエネ
ルギーが、ダイオードD1を介して正パルス用コンデン
サC1に向かい、正パルス用コンデンサC1を充電す
る。つまり、インダクタンス成分Lの残存電流が正パル
ス用コンデンサC1に流れる。このときの電流の流れ
を、図7に一点鎖線で示してある。また、正パルス用コ
ンデンサC1に充電された電荷が、サイリスタT12が
次にオンしたときの電源となる。
定パルスが立ち上り、その直後に、抵抗51、52でつ
くられる閾値よりも設定パルスの値が大きくなるので、
コンパレータ53がL信号を出力し、負パルス用の主電
源用サイリスタT21がオフする。これによって、線路
80に存在するインダクタンス成分Lに蓄えられたエネ
ルギーが、ダイオードD1を介して正パルス用コンデン
サC1に向かい、正パルス用コンデンサC1を充電す
る。つまり、インダクタンス成分Lの残存電流が正パル
ス用コンデンサC1に流れる。このときの電流の流れ
を、図7に一点鎖線で示してある。また、正パルス用コ
ンデンサC1に充電された電荷が、サイリスタT12が
次にオンしたときの電源となる。
【0026】このように、時刻t1〜t6の上記動作が
繰り返されて、正負パルスが負荷Rに交互に供給され
る。
繰り返されて、正負パルスが負荷Rに交互に供給され
る。
【0027】ところで、次の時刻t1において、線路8
0に印加される電圧であって、正パルス用主電源B11
の電圧よりも高い電圧は、正パルス用コンデンサC1に
充電された電荷によるものである。したがって、負荷電
流の正パルスの立ち上り用の電流は、コンデンサC1か
ら供給され、正パルス用の補助電源B12の容量は小さ
くてもよい。同様に、次の時刻t3において、線路80
に印加される電圧であって、負パルス用主電源B21の
電圧よりも高い電圧は、負パルス用コンデンサC2に充
電された電荷によるものであり、負荷電流の負パルスの
立ち下がり用の電流は、コンデンサC2から供給され、
負パルス用の補助電源B22の容量は小さくてもよい。
0に印加される電圧であって、正パルス用主電源B11
の電圧よりも高い電圧は、正パルス用コンデンサC1に
充電された電荷によるものである。したがって、負荷電
流の正パルスの立ち上り用の電流は、コンデンサC1か
ら供給され、正パルス用の補助電源B12の容量は小さ
くてもよい。同様に、次の時刻t3において、線路80
に印加される電圧であって、負パルス用主電源B21の
電圧よりも高い電圧は、負パルス用コンデンサC2に充
電された電荷によるものであり、負荷電流の負パルスの
立ち下がり用の電流は、コンデンサC2から供給され、
負パルス用の補助電源B22の容量は小さくてもよい。
【0028】上記実施例においては、補助電源B12、
B22のそれぞれは、単独で主電源B11、B21の電
圧よりも高い電圧を出力するようにしているが、この代
わりに、補助電源B12、B22の電圧がそれぞれ、主
電源B11、B21の電圧よりも低く、補助電源が主電
源に重畳されて、主電源の電圧よりも高くなるようにし
てもよい。さらに、上記実施例において、ダイオードD
1、D2の代わりにバリスタを使用してもよい。
B22のそれぞれは、単独で主電源B11、B21の電
圧よりも高い電圧を出力するようにしているが、この代
わりに、補助電源B12、B22の電圧がそれぞれ、主
電源B11、B21の電圧よりも低く、補助電源が主電
源に重畳されて、主電源の電圧よりも高くなるようにし
てもよい。さらに、上記実施例において、ダイオードD
1、D2の代わりにバリスタを使用してもよい。
【0029】図8は、上記実施例の変形例を示す回路図
である。
である。
【0030】この実施例は、図1において、補助電源B
12、B22が削除され、正パルス用コンデンサC1と
並列に正パルス用補助電源B13が接続され、負パルス
用コンデンサC2と並列に負パルス用補助電源B23が
接続され、補助電源B13の電圧は主電源B11の電圧
よりも高く、補助電源B23の電圧は主電源B21の電
圧よりも高く設定されている。これらの点以外は、図1
の実施例と同じである。
12、B22が削除され、正パルス用コンデンサC1と
並列に正パルス用補助電源B13が接続され、負パルス
用コンデンサC2と並列に負パルス用補助電源B23が
接続され、補助電源B13の電圧は主電源B11の電圧
よりも高く、補助電源B23の電圧は主電源B21の電
圧よりも高く設定されている。これらの点以外は、図1
の実施例と同じである。
【0031】図8に示す実施例において、その基本的な
動作は図1の実施例と同じである。ただし、主電源B1
1の電圧分だけ、補助電源B12の電圧よりも補助電源
B13の電圧を高くする必要があり、主電源B21の電
圧分だけ、補助電源B22の電圧よりも補助電源B23
の電圧を高くする必要がある。
動作は図1の実施例と同じである。ただし、主電源B1
1の電圧分だけ、補助電源B12の電圧よりも補助電源
B13の電圧を高くする必要があり、主電源B21の電
圧分だけ、補助電源B22の電圧よりも補助電源B23
の電圧を高くする必要がある。
【0032】図9は、本発明の他の実施例を示す回路図
である。
である。
【0033】この実施例は、パルス幅変調(PWM)を
利用したものであり、正パルス用の電源B3と、この電
源B3と並列接続されたコンデンサC3と、負荷Rに正
パルス電流を供給するトランジスタT31と、このトラ
ンジスタT31のオフ時に線路のインダクタンス分Lの
蓄積エネルギーを負荷Rを介して循環させるトランジス
タT32とダイオードD32とを有する。また、トラン
ジスタT32がターンオフするときに、線路のインダク
タンス成分Lの残留電流をコンデンサC4に流すため
に、ダイオードD41がトランジスタT41に逆並列に
設けられている。ゲートパルス発生回路GP1は、トラ
ンジスタT31のゲートに供給するパルスを発生させる
回路であり、図10(1)に示すように、負荷電流の立
ち上がり部分で幅の広いパルスを発生し、負荷電流が定
常値に到達したときには、幅の狭いパルスを発生する回
路である。
利用したものであり、正パルス用の電源B3と、この電
源B3と並列接続されたコンデンサC3と、負荷Rに正
パルス電流を供給するトランジスタT31と、このトラ
ンジスタT31のオフ時に線路のインダクタンス分Lの
蓄積エネルギーを負荷Rを介して循環させるトランジス
タT32とダイオードD32とを有する。また、トラン
ジスタT32がターンオフするときに、線路のインダク
タンス成分Lの残留電流をコンデンサC4に流すため
に、ダイオードD41がトランジスタT41に逆並列に
設けられている。ゲートパルス発生回路GP1は、トラ
ンジスタT31のゲートに供給するパルスを発生させる
回路であり、図10(1)に示すように、負荷電流の立
ち上がり部分で幅の広いパルスを発生し、負荷電流が定
常値に到達したときには、幅の狭いパルスを発生する回
路である。
【0034】同様に、負パルス用としては、電源B4
と、この電源B4と並列接続されたコンデンサC4と、
負荷Rに負パルス電流を供給するトランジスタT41
と、フリーホイーリング用のトランジスタT42とダイ
オードD42とを有する。また、線路のインダクタンス
成分Lの残留電流をコンデンサC3に流すために、ダイ
オードD31がトランジスタT31に逆並列に設けられ
ている。ゲートパルス発生回路GP2は、トランジスタ
T41のゲートに供給するパルスを発生させる回路であ
り、負荷電流の立ち下がり部分で幅の広いパルスを発生
し、負荷電流が定常値に到達したときには、幅の狭いパ
ルスを発生する回路である。
と、この電源B4と並列接続されたコンデンサC4と、
負荷Rに負パルス電流を供給するトランジスタT41
と、フリーホイーリング用のトランジスタT42とダイ
オードD42とを有する。また、線路のインダクタンス
成分Lの残留電流をコンデンサC3に流すために、ダイ
オードD31がトランジスタT31に逆並列に設けられ
ている。ゲートパルス発生回路GP2は、トランジスタ
T41のゲートに供給するパルスを発生させる回路であ
り、負荷電流の立ち下がり部分で幅の広いパルスを発生
し、負荷電流が定常値に到達したときには、幅の狭いパ
ルスを発生する回路である。
【0035】図10(1)においては、正パルス(図示
する負荷電流が正パルスの電流波形である。)を発生さ
せる場合についてのみ記載してあるが、これと同様にし
て、負パルスが発生する。
する負荷電流が正パルスの電流波形である。)を発生さ
せる場合についてのみ記載してあるが、これと同様にし
て、負パルスが発生する。
【0036】なお、上記実施例において、負荷電流の立
ち上がり(立ち下がり)部分で幅の広いゲートパルスを
複数、発生させるようにしているが、図10(2)に示
すように、負荷電流の立ち上がり(立ち下がり)部分で
さらに幅の広いゲートパルスを1つ発生するようにして
もよい。
ち上がり(立ち下がり)部分で幅の広いゲートパルスを
複数、発生させるようにしているが、図10(2)に示
すように、負荷電流の立ち上がり(立ち下がり)部分で
さらに幅の広いゲートパルスを1つ発生するようにして
もよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、負荷と正負パルス用電
源装置とを接続する線路の距離が長くなることによっ
て、その線路におけるインダクタンス成分が大きくなっ
ても、負荷電流の立ち上がりが悪くならないので、装置
の高周波化が充分可能であり、また、各電源と上記負荷
との間に存在するインダクタンス成分に流れる残存電流
を、上記正パルス用コンデンサまたは上記負パルス用コ
ンデンサに供給するループを構成する帰還用ダイオード
が設けられているので、正負の両極性の電源が直接接続
されている構成であるにもかかわらず逆流短絡電流等の
不具合を防止することができるとともに、正パルス用の
補助電源、負パルス用の補助電源の容量が小さくても足
りるという効果を奏する。
源装置とを接続する線路の距離が長くなることによっ
て、その線路におけるインダクタンス成分が大きくなっ
ても、負荷電流の立ち上がりが悪くならないので、装置
の高周波化が充分可能であり、また、各電源と上記負荷
との間に存在するインダクタンス成分に流れる残存電流
を、上記正パルス用コンデンサまたは上記負パルス用コ
ンデンサに供給するループを構成する帰還用ダイオード
が設けられているので、正負の両極性の電源が直接接続
されている構成であるにもかかわらず逆流短絡電流等の
不具合を防止することができるとともに、正パルス用の
補助電源、負パルス用の補助電源の容量が小さくても足
りるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例において、破線で示す設定パルスと
実線で示す負荷電流との関係を示す図である。
実線で示す負荷電流との関係を示す図である。
【図3】上記実施例をより具体的に示す回路図である。
【図4】上記実施例において、時刻t1、t2における
電流の経路を示す図である。
電流の経路を示す図である。
【図5】上記実施例において、時刻t3における電流の
経路を示す図である。
経路を示す図である。
【図6】上記実施例において、時刻t4、t5における
電流の経路を示す図である。
電流の経路を示す図である。
【図7】上記実施例において、時刻t6における電流の
経路を示す図である。
経路を示す図である。
【図8】上記実施例の変形例を示す回路図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図10】図9に示す実施例の動作説明図である。
【図11】従来の正負パルス用電源装置の一例を示す図
である。
である。
B11…正パルス用主電源、 B12、B13…正パルス用補助電源、 B21…負パルス用主電源、 B22、B23…負パルス用補助電源、 C1…正パルス用コンデンサ、 C2…負パルス用コンデンサ、 T11、T12、T21、T22…GTOサイリスタ、
R…負荷。
R…負荷。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 1/10 H02M 9/00
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の設定パルスに応じて、主電源を所
定の負荷に断続的に供給することによって、正負パルス
を上記負荷に供給する正負パルス用電源装置において、 所定の電圧を出力する補助電源と; 負荷電流の値を検出する負荷電流検出回路と; 上記負荷電流の値が所定の設定値よりも小さいときに、
上記補助電源の電圧を上記主電源の電圧に重畳してまた
は上記補助電源単独で、上記主電源よりも高い電圧を負
荷に供給させる電源制御回路と; を有し、 上記主電源として正パルス用主電源と負パルス用主電源
とが設けられ、上記補助電源として正パルス用補助電源
と負パルス用補助電源とが設けられ、上記正パルス用主
電源と上記正パルス用補助電源とが直列に接続され、上
記負パルス用主電源と上記負パルス用補助電源とが直列
に接続され、 上記正パルス用主電源と上記正パルス用補助電源との直
列回路と並列に、正パルス用コンデンサが接続され、上
記負パルス用主電源と上記負パルス用補助電源との直列
回路と並列に、負パルス用コンデンサが接続され、 上記各電源と上記負荷との間に存在するインダクタンス
成分に流れる残存電流を、上記正パルス用コンデンサま
たは上記負パルス用コンデンサに供給するループを構成
する帰還用ダイオードが設けられている ことを特徴とす
る正負パルス用電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3075564A JP3012350B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 正負パルス用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3075564A JP3012350B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 正負パルス用電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04289771A JPH04289771A (ja) | 1992-10-14 |
JP3012350B2 true JP3012350B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=13579806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3075564A Expired - Fee Related JP3012350B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 正負パルス用電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3012350B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005304197A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Idx Corp | 陽極酸化用電源装置 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3075564A patent/JP3012350B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04289771A (ja) | 1992-10-14 |
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