JP3011863U - 遮光性接着用シート - Google Patents

遮光性接着用シート

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JP3011863U
JP3011863U JP1994013024U JP1302494U JP3011863U JP 3011863 U JP3011863 U JP 3011863U JP 1994013024 U JP1994013024 U JP 1994013024U JP 1302494 U JP1302494 U JP 1302494U JP 3011863 U JP3011863 U JP 3011863U
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JP
Japan
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light
shielding
thickness
less
adhesive sheet
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JP1994013024U
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English (en)
Inventor
憲治 大垣
Original Assignee
憲治 大垣
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、合わせガラスや交通信号灯のレン
ズカバーに、入射角度10゜以下の直射日光を遮断する
性能を付与しながら、良好な視野または内部からの光線
透過性を確保しようとする遮光性接着用シートで、その
用途上の要請によって、シートの厚みを超極薄にし、ま
た、最大光線透過角度での視野率または光線透過率を最
大限99%以上とすると同時に、使用される対象面のさ
まざまな形状にフィットさせようとするものである。 【構成】 透明層と遮光層が交互に積み重なった状態で
構成される遮光性接着用シートは、その厚みが1mm以
下でなければならず、透明層の厚みが0、2mm以下、
遮光層の厚みが2μm以下であり、更に、本考案を使用
する対象面のさまざまな形状、たとえば球面や曲面にも
フィットするさまざまな形状を持つものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、低い入射角度の直射日光を遮断しながら、良好な視野または内部か らの光線透過性が得られ、また、さまざまな形状の遮光性接着用シートが得られ るため、球面状や曲面状の対象面を持つ交通信号灯のレンズカバーや自動車の窓 ガラスに活用することが可能になった。
【0002】
【従来の技術】
透明層と遮光層が交互に積み重なった状態のシートには、既に公然知られ実施 されているものが多く、現在では形状のみに重点をおいて類型化してしまってい るきらいがあるが、実際には、偏光フィルター・ライトコントロールパネル(画 面から出る光を一定方向に導くもの)・遮光板(室内外光を減量してテレビや液 晶の画面を鮮明にするもの)等に分かれており、遮光板にしても本考案とは目的 ・構成・効果の異るもので、視野または光線透過性の確保と遮光性能をぎりぎり のところで折り合わせなければならない本考案とは違い極く大まかなものであっ て、構造についても細部で具体性に欠けるものばかりであった。また、スライス 方法も平面切削法のみが採用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、直射日光を遮断しながら有効視野または内部からの光線透過性を確 保しようとする全く新しい発想による合わせガラス用の遮光性接着用シートであ るため、必然的に厳しい条件が課せられている。許されるシートの厚みは、好ま しくは0.5mm以下であり、その制約のもとで可能な限り小さい入射角度の直 射日光を遮断し、最大限の視野率または光線透過率を確保しなければならない。 また、どんな対象面にもフィットさせるためにさまざまな形状の遮光性接着用シ ートが求められている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 直射日光の遮断性能を高めるため、好ましくは透明層の厚みを0.1mm以下 の極薄にし、視野率または光線透過率を高めるため、好ましくは遮光層の厚みを 1μm以下の超極薄にし、また、多様な対象面にフィットさせるためにさまざま な形状の面を持つ遮光性接着用シートを提供する。
【0005】
【実施例】
積層されたシートの小口を垂直にスライスすると、その断面にあらわれる遮光 面は水平となる。
【0006】 積層されたシートの小口を45゜の角度でスライスしても、その断面にあらわ れる遮光面は水平であるが、スライスした遮光性接着用シートを垂直にすると遮 光面は45゜の傾斜角度を持つ。
【0007】 遮光性接着用シートが垂直に立つ状態にあるとき、一実施例として、シートの 厚み0.5mm、遮光層の厚み1μm、傾斜角度0゜(水平)、透明層の厚み0 .1mmに構成される場合、入射角度10゜以上の直射日光を遮断し、最大光線 透過角度における視野率または内部からの光線透過率は99%となる。
【0008】 遮光性接着用シートの両面となる切断面を被膜によって保護する。
【0009】 積層する各々の透明層表面に、遮光物質を付着するかわりに着色すれば、遮光 性接着用シートは条線模様の着色性接着シートに変わる。
【0010】
【発明の効果】
本考案は、その性能と形状の特長を活かして、建築用・自動車用の合わせガラ スや交通信号灯のレンズカバーに使用することができる。現時点でも、自動車用 として後部座席の後面ガラスと側面ガラス、及び前面ガラスの上縁より実長の2 0%以内の範囲において使用できるし、近い将来、合わせガラスとしての抜群の 視野が当局に認められれば、前面ガラスや前部座席の側面ガラスの全面にも使用 される可能性があり、日焼けや眩しさから守られた快適なドライブが現実のもの となることが期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】球面の遮光性接着用シートの斜視図
【図2】曲面の遮光性接着用シートの斜視図
【符号の説明】
1 遮光層 2 透明層 3 遮光性接着用シートの厚み

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本考案は、合わせガラスや交通信号灯の
    レンズカバー(以下、合わせガラス等という。)に遮光
    性を付与しながら、良好な視野または内部からの光線透
    過性を確保しようとする遮光性接着用シートで、一般の
    合わせガラスの接着シートに使用されているような材質
    の透明シート製の透明層の表面に、遮光物質を付着して
    遮光層を形成し、その透明層と遮光層を積層してその小
    口をスライスして製造される遮光性接着用シートの厚み
    が、合わせガラス等を薄くし強度を保持するために1m
    m以下でなければならず、その制約のもとで、透明層の
    厚みが0、2mm以下、遮光層の厚みが2μm以下であ
    るとき、入射角度10゜以下の直射日光を遮断し、最大
    光線透過角度での視野率または光線透過率を最大限99
    %以上にすることができることを特長とする遮光性接着
    用シート。
  2. 【請求項2】 本考案を使用する対象面のさまざまな形
    状、たとえば球面や球面以外の曲面(以下、曲面とい
    う。)にも適応できることを特長とするさまざまな形状
    の請求項1記載の遮光性接着用シート。
JP1994013024U 1994-08-27 1994-08-27 遮光性接着用シート Expired - Lifetime JP3011863U (ja)

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