JP3011155B2 - パケットセル廃棄制御装置 - Google Patents
パケットセル廃棄制御装置Info
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- JP3011155B2 JP3011155B2 JP29143597A JP29143597A JP3011155B2 JP 3011155 B2 JP3011155 B2 JP 3011155B2 JP 29143597 A JP29143597 A JP 29143597A JP 29143597 A JP29143597 A JP 29143597A JP 3011155 B2 JP3011155 B2 JP 3011155B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大容量の多重化A
TM(非同期転送モード)クロスコネクト装置などのセ
ルスイッチ部に設けて、ATMトラフィックにおけるセ
ルが連続したパケット中のセル廃棄を制御するパケット
セル廃棄制御装置に関する。
TM(非同期転送モード)クロスコネクト装置などのセ
ルスイッチ部に設けて、ATMトラフィックにおけるセ
ルが連続したパケット中のセル廃棄を制御するパケット
セル廃棄制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の大容量の多重化ATMク
ロスコネクト装置などのセルスイッチ部に設けられるパ
ケットセル廃棄制御装置は、ATMトラフィックにおい
て、特に、ATMローカルエリアネットワーク(LA
N)に用いられるAAL5(ATMAdaptation Layer)の
パケットセル伝送における輻輳の発生時にパケットの中
間セルを廃棄した後のパケットのセル再送時の輻輳を緩
和する目的で使用されている。
ロスコネクト装置などのセルスイッチ部に設けられるパ
ケットセル廃棄制御装置は、ATMトラフィックにおい
て、特に、ATMローカルエリアネットワーク(LA
N)に用いられるAAL5(ATMAdaptation Layer)の
パケットセル伝送における輻輳の発生時にパケットの中
間セルを廃棄した後のパケットのセル再送時の輻輳を緩
和する目的で使用されている。
【0003】図3は従来のパケットセル廃棄制御装置の
構成例を示すブロック図である。このパケットセル廃棄
制御装置は、セル多重化部1及びセルスイッチ部2を有
している。セル多重化部1は、入力された主信号のセル
(情報フィールド:48バイト+ヘッダフィールド:5
バイト)のヘッダからコネクション情報を検出し、この
パケット廃棄の有無情報によってヘッダ処理を行うヘッ
ダ処理回路111,112…11nと、ヘッダ処理回路
111…11nからの主信号のセルを時分割多重化する
セル多重化回路12とを有している。
構成例を示すブロック図である。このパケットセル廃棄
制御装置は、セル多重化部1及びセルスイッチ部2を有
している。セル多重化部1は、入力された主信号のセル
(情報フィールド:48バイト+ヘッダフィールド:5
バイト)のヘッダからコネクション情報を検出し、この
パケット廃棄の有無情報によってヘッダ処理を行うヘッ
ダ処理回路111,112…11nと、ヘッダ処理回路
111…11nからの主信号のセルを時分割多重化する
セル多重化回路12とを有している。
【0004】セルスイッチ部2は、セル多重化部1から
入力されたセル多重化信号を出力先に振り分けるスイッ
チングを行う選択回路21と、セル多重化部1からのコ
ネクション情報に基づいて出力先を検出して選択回路2
1の切り替え制御を行う選択制御回路22と、選択回路
21でのスイッチング(振り分け)されたそれぞれのセ
ルを一時的に蓄積するバッファ回路231,232…2
3mと、このバッファ回路231…23mのセル蓄積量
からセル廃棄の判定を行う廃棄検出回路24とを備えて
いる。
入力されたセル多重化信号を出力先に振り分けるスイッ
チングを行う選択回路21と、セル多重化部1からのコ
ネクション情報に基づいて出力先を検出して選択回路2
1の切り替え制御を行う選択制御回路22と、選択回路
21でのスイッチング(振り分け)されたそれぞれのセ
ルを一時的に蓄積するバッファ回路231,232…2
3mと、このバッファ回路231…23mのセル蓄積量
からセル廃棄の判定を行う廃棄検出回路24とを備えて
いる。
【0005】次に、この従来例の動作について説明す
る。セル多重化部1に主信号が入力されると、ヘッダ処
理回路111…11nが、主信号のセルのコネクション
情報に対応するパケット廃棄フラグを参照し、このパケ
ット廃棄フラグが「on」の場合には、次段のセルスイ
ッチ部2でセルが廃棄されるようにヘッダの変換処理を
行う。また、入力される主信号のセルがパケットの最終
セル(EOPセル)である場合は、該当するセルのヘッ
ダ情報のパケット廃棄フラグを「off」に設定する。
ヘッダ処理回路111…11nを通過したセルは、セル
多重化回路12によって時分割多重化されたセル多重化
信号としてセルスイッチ部2に送出される。
る。セル多重化部1に主信号が入力されると、ヘッダ処
理回路111…11nが、主信号のセルのコネクション
情報に対応するパケット廃棄フラグを参照し、このパケ
ット廃棄フラグが「on」の場合には、次段のセルスイ
ッチ部2でセルが廃棄されるようにヘッダの変換処理を
行う。また、入力される主信号のセルがパケットの最終
セル(EOPセル)である場合は、該当するセルのヘッ
ダ情報のパケット廃棄フラグを「off」に設定する。
ヘッダ処理回路111…11nを通過したセルは、セル
多重化回路12によって時分割多重化されたセル多重化
信号としてセルスイッチ部2に送出される。
【0006】セルスイッチ部2は選択制御回路22に入
力されたセル多重化信号のコネクション情報に基づいて
出力先選択制御信号を選択回路21に出力する。選択回
路21は出力先選択制御信号に基づいてセル多重化信号
を出力先に振り分けるスイッチを行ってバッファ回路2
31…23mに送出する。それぞれのバッファ回路23
1…23mは入力されたセルを蓄積する。
力されたセル多重化信号のコネクション情報に基づいて
出力先選択制御信号を選択回路21に出力する。選択回
路21は出力先選択制御信号に基づいてセル多重化信号
を出力先に振り分けるスイッチを行ってバッファ回路2
31…23mに送出する。それぞれのバッファ回路23
1…23mは入力されたセルを蓄積する。
【0007】廃棄検出回路24は、選択制御回路22か
らの出力先制御選択信号に基づいて該当するバッファ回
路231…23mのセル蓄積量を参照し、予め定められ
た規定蓄積容量を超えている場合に、選択制御回路22
にセル廃棄指示信号を出力してセル廃棄を行うととも
に、ヘッダ処理回路111…11nに対して廃棄対象セ
ルのコネクション情報及びパケット廃棄要求信号を通知
する。ヘッダ処理回路111…11nでは該当するコネ
クション情報のパケット廃棄フラグにおける「on」を
保持する。
らの出力先制御選択信号に基づいて該当するバッファ回
路231…23mのセル蓄積量を参照し、予め定められ
た規定蓄積容量を超えている場合に、選択制御回路22
にセル廃棄指示信号を出力してセル廃棄を行うととも
に、ヘッダ処理回路111…11nに対して廃棄対象セ
ルのコネクション情報及びパケット廃棄要求信号を通知
する。ヘッダ処理回路111…11nでは該当するコネ
クション情報のパケット廃棄フラグにおける「on」を
保持する。
【0008】このような動作でバッファ回路231…2
3mにおいて廃棄されたセルがパケットの中間セルであ
る場合に、以後に入力される同一のコネクション情報を
有する同一パケットのセルはヘッダ処理回路111…1
1nで、そのヘッダ処理が行われ、かつ、後段のセルス
イッチ部2で廃棄される。この結果、不要なセルが通過
するとなく、バッファ回路231…23mのセル蓄積量
の有効な利用が可能になるとともに、セル再送時の輻輳
が緩和される。
3mにおいて廃棄されたセルがパケットの中間セルであ
る場合に、以後に入力される同一のコネクション情報を
有する同一パケットのセルはヘッダ処理回路111…1
1nで、そのヘッダ処理が行われ、かつ、後段のセルス
イッチ部2で廃棄される。この結果、不要なセルが通過
するとなく、バッファ回路231…23mのセル蓄積量
の有効な利用が可能になるとともに、セル再送時の輻輳
が緩和される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では無用なセルが後段に出力されてしまう。これ
は、セルスイッチ部2で輻輳が発生してパケットにおけ
る途中のセルが廃棄されてからセル多重化部1のヘッダ
処理回路111…11nでのパケット廃棄フラグの設定
までに時間を要するためである。
来例では無用なセルが後段に出力されてしまう。これ
は、セルスイッチ部2で輻輳が発生してパケットにおけ
る途中のセルが廃棄されてからセル多重化部1のヘッダ
処理回路111…11nでのパケット廃棄フラグの設定
までに時間を要するためである。
【0010】したがって、セル多重化部1からセルスイ
ッチ部2へのセル多重化信号が高速信号となって、上記
のパケット廃棄フラグにおける設定までの時間中に次の
セルがセル多重化部1を通過して無用なセルが後段に出
力されてしまう。この結果、従来例では、特に、大容量
の多重化ATMクロスコネクト装置などにおける確実な
セル廃棄制御が出来ないという欠点があった。
ッチ部2へのセル多重化信号が高速信号となって、上記
のパケット廃棄フラグにおける設定までの時間中に次の
セルがセル多重化部1を通過して無用なセルが後段に出
力されてしまう。この結果、従来例では、特に、大容量
の多重化ATMクロスコネクト装置などにおける確実な
セル廃棄制御が出来ないという欠点があった。
【0011】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、大容量の多重化ATMクロ
スコネクト装置などのセルスイッチ部においても、セル
廃棄発生時に廃棄セル以降に到着した同一パケットの全
セルを強制的に廃棄することが出来るようになり、その
確実なセル廃棄制御が可能になるパケットセル廃棄制御
装置の提供を目的とする。
課題を解決するものであり、大容量の多重化ATMクロ
スコネクト装置などのセルスイッチ部においても、セル
廃棄発生時に廃棄セル以降に到着した同一パケットの全
セルを強制的に廃棄することが出来るようになり、その
確実なセル廃棄制御が可能になるパケットセル廃棄制御
装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明は、セル多重化部とセルスイッ
チ部とを備え、前記セルスイッチ部でセルの廃棄を検出
して前記セル多重化部にセル廃棄の有無を通知し、前記
セル多重化部で複数のセルが連続したパケットの廃棄に
おける制御を行うパケットセル廃棄制御装置において、
セル廃棄の発生後に、廃棄セルのコネクション情報を一
時的に保持し、前記セル多重化部への入力後から前記セ
ルスイッチ部への入力までの間に前記コネクション情報
によって入力されるセルを廃棄する判定を行って、セル
廃棄発生後にセルスイッチ部に入力される同一パケット
の到着セルを廃棄する構成としてある。
に、請求項1記載の発明は、セル多重化部とセルスイッ
チ部とを備え、前記セルスイッチ部でセルの廃棄を検出
して前記セル多重化部にセル廃棄の有無を通知し、前記
セル多重化部で複数のセルが連続したパケットの廃棄に
おける制御を行うパケットセル廃棄制御装置において、
セル廃棄の発生後に、廃棄セルのコネクション情報を一
時的に保持し、前記セル多重化部への入力後から前記セ
ルスイッチ部への入力までの間に前記コネクション情報
によって入力されるセルを廃棄する判定を行って、セル
廃棄発生後にセルスイッチ部に入力される同一パケット
の到着セルを廃棄する構成としてある。
【0013】請求項2記載のパケットセル廃棄制御装置
は、前記セル多重化部が、入力された主信号のセルのヘ
ッダからコネクション情報を検出し、このパケット廃棄
の有無情報によってヘッダの処理を行うとともに、入力
されたセルを時分割多重化して出力し、かつ、セルスイ
ッチ部が、セル多重化部からのコネクション情報に基づ
いて出力先を検出して、セル多重化信号を出力先に振り
分けるスイッチングを行い、それぞれのセルを一時的に
蓄積するとともに、このセル蓄積量からセル廃棄の判定
を行う際に、廃棄されたセルのコネクション情報を一定
時間保持して、この保持したコネクション情報及びセル
多重化部からのコネクション情報コネクション情報に基
づいて、入力セルの廃棄を判定する構成としてある。
は、前記セル多重化部が、入力された主信号のセルのヘ
ッダからコネクション情報を検出し、このパケット廃棄
の有無情報によってヘッダの処理を行うとともに、入力
されたセルを時分割多重化して出力し、かつ、セルスイ
ッチ部が、セル多重化部からのコネクション情報に基づ
いて出力先を検出して、セル多重化信号を出力先に振り
分けるスイッチングを行い、それぞれのセルを一時的に
蓄積するとともに、このセル蓄積量からセル廃棄の判定
を行う際に、廃棄されたセルのコネクション情報を一定
時間保持して、この保持したコネクション情報及びセル
多重化部からのコネクション情報コネクション情報に基
づいて、入力セルの廃棄を判定する構成としてある。
【0014】請求項3記載のパケットセル廃棄制御装置
は、前記セル多重化部が、入力された主信号のセルのヘ
ッダからコネクション情報を検出して、このパケット廃
棄の有無情報によってヘッダ処理を行う複数のヘッダ処
理回路と、主信号のセルを時分割多重化して出力するセ
ル多重化回路とを備える構成としてある。
は、前記セル多重化部が、入力された主信号のセルのヘ
ッダからコネクション情報を検出して、このパケット廃
棄の有無情報によってヘッダ処理を行う複数のヘッダ処
理回路と、主信号のセルを時分割多重化して出力するセ
ル多重化回路とを備える構成としてある。
【0015】請求項4記載のパケットセル廃棄制御装置
は、前記セルスイッチ部が、セル多重化部から入力され
たセル多重化信号を出力先に振り分けるスイッチングを
行う選択回路と、コネクション情報に基づいて出力先を
検出して選択回路の制御を行う選択制御回路と、選択回
路で出力先に振り分けるスイッチングによるそれぞれの
セルを一時的に蓄積する複数のバッファ回路と、複数の
バッファ回路のそれぞれのセル蓄積量からセル廃棄の判
定を行う廃棄検出回路と、廃棄されたセルのコネクショ
ン情報を一定時間保持する記憶回路と、セル多重化部か
ら入力されたセル多重化信号のコネクション情報及び記
憶回路に保持されたコネクション情報に基づいて入力セ
ルの廃棄を判定する廃棄判定回路とを備える構成として
ある。
は、前記セルスイッチ部が、セル多重化部から入力され
たセル多重化信号を出力先に振り分けるスイッチングを
行う選択回路と、コネクション情報に基づいて出力先を
検出して選択回路の制御を行う選択制御回路と、選択回
路で出力先に振り分けるスイッチングによるそれぞれの
セルを一時的に蓄積する複数のバッファ回路と、複数の
バッファ回路のそれぞれのセル蓄積量からセル廃棄の判
定を行う廃棄検出回路と、廃棄されたセルのコネクショ
ン情報を一定時間保持する記憶回路と、セル多重化部か
ら入力されたセル多重化信号のコネクション情報及び記
憶回路に保持されたコネクション情報に基づいて入力セ
ルの廃棄を判定する廃棄判定回路とを備える構成として
ある。
【0016】請求項5記載のパケットセル廃棄制御装置
は、前記記憶回路に、廃棄されたセルのコネクション情
報を順次記憶する廃棄コネクションテーブル領域を形成
し、廃棄されたセルのコネクション情報を一定時間保持
し、この一定時間を経過した後に、この一定時間の情報
を廃棄コネクションテーブル自体で削除する構成として
ある。
は、前記記憶回路に、廃棄されたセルのコネクション情
報を順次記憶する廃棄コネクションテーブル領域を形成
し、廃棄されたセルのコネクション情報を一定時間保持
し、この一定時間を経過した後に、この一定時間の情報
を廃棄コネクションテーブル自体で削除する構成として
ある。
【0017】請求項6記載のパケットセル廃棄制御装置
は、前記廃棄されたセルのコネクション情報の一定時間
の保持をバッファのセル蓄積量と規定蓄積容量とを比較
して決定する構成としてある。
は、前記廃棄されたセルのコネクション情報の一定時間
の保持をバッファのセル蓄積量と規定蓄積容量とを比較
して決定する構成としてある。
【0018】請求項7記載のパケットセル廃棄制御装置
は、前記請求項1乃至6記載の装置を、ATMローカル
エリアネットワークに用いるAAL5におけるパケット
セルを伝送する際の輻輳を緩和する構成としてある。
は、前記請求項1乃至6記載の装置を、ATMローカル
エリアネットワークに用いるAAL5におけるパケット
セルを伝送する際の輻輳を緩和する構成としてある。
【0019】請求項8記載のパケットセル廃棄制御装置
は、前記請求項1乃至6記載の装置を、光通信システム
におけるATMトラフィック制御系に設ける構成として
ある。
は、前記請求項1乃至6記載の装置を、光通信システム
におけるATMトラフィック制御系に設ける構成として
ある。
【0020】請求項9記載のパケットセル廃棄制御装置
は、前記請求項1乃至6記載の装置を、B−ISDN交
換機におけるATMトラフィック制御系に設ける構成と
してある。
は、前記請求項1乃至6記載の装置を、B−ISDN交
換機におけるATMトラフィック制御系に設ける構成と
してある。
【0021】請求項10記載のパケットセル廃棄制御装
置は、前記請求項1乃至6記載の装置を、ユーザ端末送
信端のATMトラフィック制御系に設ける構成としてあ
る。
置は、前記請求項1乃至6記載の装置を、ユーザ端末送
信端のATMトラフィック制御系に設ける構成としてあ
る。
【0022】請求項11記載のパケットセル廃棄制御装
置は、前記請求項1乃至6記載の装置を、ATMネット
ワーク送受信端のATMトラフィック制御系に設ける構
成としてある。
置は、前記請求項1乃至6記載の装置を、ATMネット
ワーク送受信端のATMトラフィック制御系に設ける構
成としてある。
【0023】請求項12記載のパケットセル廃棄制御装
置は、前記請求項1乃至6記載の装置を、ATMネット
ワークトラフィック制御ノードに設ける構成としてあ
る。
置は、前記請求項1乃至6記載の装置を、ATMネット
ワークトラフィック制御ノードに設ける構成としてあ
る。
【0024】このような構成のパケットセル廃棄制御装
置は、廃棄セルのコネクション情報を一次的に保持す
る。この保持の一定時間の間に、このコネクション情報
によって、入力セルの廃棄を判定して、そのセル廃棄を
行っている。すなわち、セルスイッチ部でのセル廃棄が
発生した後に、セル多重化部がパケットセル廃棄フラグ
を設定するまでの間に通過セルの廃棄を行っている。
置は、廃棄セルのコネクション情報を一次的に保持す
る。この保持の一定時間の間に、このコネクション情報
によって、入力セルの廃棄を判定して、そのセル廃棄を
行っている。すなわち、セルスイッチ部でのセル廃棄が
発生した後に、セル多重化部がパケットセル廃棄フラグ
を設定するまでの間に通過セルの廃棄を行っている。
【0025】したがって、多重化ATMクロスコネクト
装置などのセルスイッチ部においてもセル廃棄発生時に
廃棄セルの以降に到着した同一パケットの全セルを強制
的に廃棄することが出来るようになり、その確実なセル
廃棄制御が可能になる。
装置などのセルスイッチ部においてもセル廃棄発生時に
廃棄セルの以降に到着した同一パケットの全セルを強制
的に廃棄することが出来るようになり、その確実なセル
廃棄制御が可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明のパケットセル廃棄
制御装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。なお、以下の文及び図面にあって図3に示す構成要
素と同一の構成要素には同一の符号を付した。
制御装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。なお、以下の文及び図面にあって図3に示す構成要
素と同一の構成要素には同一の符号を付した。
【0027】図1は本発明のパケットセル廃棄制御装置
の実施形態における構成を示すブロック図である。この
パケットセル廃棄制御装置は、セル多重化部1及びセル
スイッチ部2を有している。セル多重化部1は、入力ポ
ートP1,P2…Pnから入力された主信号のセル(情
報フィールド:48バイト+ヘッダフィールド:5バイ
ト)のヘッダからコネクション情報を検出し、このパケ
ット廃棄の有無情報によってヘッダ処理を行うヘッダ処
理回路111,112…11nと、主信号のセルを時分
割多重化するセル多重化回路12とを有している。
の実施形態における構成を示すブロック図である。この
パケットセル廃棄制御装置は、セル多重化部1及びセル
スイッチ部2を有している。セル多重化部1は、入力ポ
ートP1,P2…Pnから入力された主信号のセル(情
報フィールド:48バイト+ヘッダフィールド:5バイ
ト)のヘッダからコネクション情報を検出し、このパケ
ット廃棄の有無情報によってヘッダ処理を行うヘッダ処
理回路111,112…11nと、主信号のセルを時分
割多重化するセル多重化回路12とを有している。
【0028】セルスイッチ部2は、セル多重化部1から
入力されたセル多重化信号を出力先に振り分けるスイッ
チングを行う選択回路21と、コネクション情報に基づ
いて出力先を検出して選択回路21の制御を行う選択制
御回路22と、選択回路21でスイッチングされたそれ
ぞれのセルを一時的に蓄積するバッファ回路231,2
32…23mと、このバッファ回路231…23mでの
セル蓄積量からセル廃棄の判定を行う廃棄検出回路24
とを備えている。
入力されたセル多重化信号を出力先に振り分けるスイッ
チングを行う選択回路21と、コネクション情報に基づ
いて出力先を検出して選択回路21の制御を行う選択制
御回路22と、選択回路21でスイッチングされたそれ
ぞれのセルを一時的に蓄積するバッファ回路231,2
32…23mと、このバッファ回路231…23mでの
セル蓄積量からセル廃棄の判定を行う廃棄検出回路24
とを備えている。
【0029】更に、セルスイッチ部2は、廃棄されたセ
ルのコネクション情報を一定時間保持するメモリを用い
た廃棄コネクションテーブル25と、セル多重化部1か
ら入力されたセル多重化信号のコネクション情報及び廃
棄コネクションテーブル25に保持されたコネクション
情報に基づいて、入力セルの廃棄を判定するための廃棄
判定回路26とを有している。
ルのコネクション情報を一定時間保持するメモリを用い
た廃棄コネクションテーブル25と、セル多重化部1か
ら入力されたセル多重化信号のコネクション情報及び廃
棄コネクションテーブル25に保持されたコネクション
情報に基づいて、入力セルの廃棄を判定するための廃棄
判定回路26とを有している。
【0030】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図2は図1に示すパケットセル廃棄制御装置の動作
の処理手順を示すフローチャートである。図1及び図2
において、セル多重化部1に主信号が入力されると(ス
テップS1)、ヘッダ処理回路111…11nが、主信
号のセルのコネクション情報のパケット廃棄フラグを参
照する。このパケット廃棄フラグが「on」の場合に
は、次段のセルスイッチ部2でセル廃棄を行うように、
そのヘッダの変換処理を行う。
る。図2は図1に示すパケットセル廃棄制御装置の動作
の処理手順を示すフローチャートである。図1及び図2
において、セル多重化部1に主信号が入力されると(ス
テップS1)、ヘッダ処理回路111…11nが、主信
号のセルのコネクション情報のパケット廃棄フラグを参
照する。このパケット廃棄フラグが「on」の場合に
は、次段のセルスイッチ部2でセル廃棄を行うように、
そのヘッダの変換処理を行う。
【0031】また、入力される主信号のセルが、複数の
セルからなるパケットの最終セル(EOPセル)である
場合は、該当するセルヘッダ情報のパケット廃棄フラグ
を「off」に設定する(ステップS2,S3,S
4)。ヘッダ処理回路111…11nを通過したセル
は、セル多重化回路12が時分割多重化されたセル多重
化信号としてセルスイッチ部2に送出される(ステップ
S5)。
セルからなるパケットの最終セル(EOPセル)である
場合は、該当するセルヘッダ情報のパケット廃棄フラグ
を「off」に設定する(ステップS2,S3,S
4)。ヘッダ処理回路111…11nを通過したセル
は、セル多重化回路12が時分割多重化されたセル多重
化信号としてセルスイッチ部2に送出される(ステップ
S5)。
【0032】選択制御回路22はセルスイッチ部2に入
力されたセル多重化信号のコネクション情報に基づいて
出力先選択制御信号を選択回路21に出力する。選択回
路21は出力先選択制御信号に基づいてセル多重化信号
を出力先に振り分けるスイッチングを行って、それぞれ
のバッファ回路231…23mに出力する。バッファ回
路231…23mが選択回路21からのそれぞれのセル
を蓄積する。
力されたセル多重化信号のコネクション情報に基づいて
出力先選択制御信号を選択回路21に出力する。選択回
路21は出力先選択制御信号に基づいてセル多重化信号
を出力先に振り分けるスイッチングを行って、それぞれ
のバッファ回路231…23mに出力する。バッファ回
路231…23mが選択回路21からのそれぞれのセル
を蓄積する。
【0033】廃棄検出回路24は、選択制御回路22か
らの出力先選択制御信号に基づいて該当するバッファ回
路231…23mのセル蓄積量を参照する。すなわち、
セル蓄積量が規定蓄積容量を超えているか否かを判断す
る(ステップS6,S7,S8)。この判断で予め定め
られた規定蓄積容量を超えている場合に、選択制御回路
22にセル廃棄指示信号を出力してセル廃棄を行うとと
もに、ヘッダ処理回路111…11nに対して廃棄対象
セルのコネクション情報及びパケット廃棄要求信号を通
知する。ヘッダ処理回路111…11nでは該当するコ
ネクション情報におけるパケット廃棄フラグの「on」
を保持する。
らの出力先選択制御信号に基づいて該当するバッファ回
路231…23mのセル蓄積量を参照する。すなわち、
セル蓄積量が規定蓄積容量を超えているか否かを判断す
る(ステップS6,S7,S8)。この判断で予め定め
られた規定蓄積容量を超えている場合に、選択制御回路
22にセル廃棄指示信号を出力してセル廃棄を行うとと
もに、ヘッダ処理回路111…11nに対して廃棄対象
セルのコネクション情報及びパケット廃棄要求信号を通
知する。ヘッダ処理回路111…11nでは該当するコ
ネクション情報におけるパケット廃棄フラグの「on」
を保持する。
【0034】このような動作でバッファ回路231…2
3mにおいて廃棄されたセルがパケットの中間セルであ
る場合に、以後に入力される同一のコネクション情報を
有する同一パケットセルに対してヘッダ処理回路111
…11nでヘッダ処理が行われる。そして、後段のセル
スイッチ部2でセル廃棄が行われる(ステップS9,S
10,S11,S12)。
3mにおいて廃棄されたセルがパケットの中間セルであ
る場合に、以後に入力される同一のコネクション情報を
有する同一パケットセルに対してヘッダ処理回路111
…11nでヘッダ処理が行われる。そして、後段のセル
スイッチ部2でセル廃棄が行われる(ステップS9,S
10,S11,S12)。
【0035】また、セルスイッチ部2に入力された主信
号のセルが廃棄検出回路24でセル廃棄と判定された場
合に、このセルのコネクション情報を廃棄コネクション
テーブル25が保持する。この廃棄コネクションテーブ
ル25で保持されたコネクション情報は一定時間を経過
した後に、廃棄コネクションテーブル25自体で消去さ
れる(ステップS13)。
号のセルが廃棄検出回路24でセル廃棄と判定された場
合に、このセルのコネクション情報を廃棄コネクション
テーブル25が保持する。この廃棄コネクションテーブ
ル25で保持されたコネクション情報は一定時間を経過
した後に、廃棄コネクションテーブル25自体で消去さ
れる(ステップS13)。
【0036】廃棄判定回路26はセルスイッチ部2に入
された主信号のセルのコネクション情報と廃棄コネクシ
ョンテーブル25に保持されている全コネクション情報
とを比較する。この比較で一致するコネクション情報が
ある場合に、選択制御回路22へセル廃棄要求信号を送
出して該当するセルの廃棄を行う。ただし、セルスイッ
チ部2に入力された主信号のセルがパケットの最終セル
(EOPセル)である場合は、そのコネクション情報と
一致するコネクション情報が廃棄コネクションテーブル
25に保持されている際にも、選択制御回路22へのセ
ル廃棄要求信号の送出を行わない(ステップS14,S
15)。
された主信号のセルのコネクション情報と廃棄コネクシ
ョンテーブル25に保持されている全コネクション情報
とを比較する。この比較で一致するコネクション情報が
ある場合に、選択制御回路22へセル廃棄要求信号を送
出して該当するセルの廃棄を行う。ただし、セルスイッ
チ部2に入力された主信号のセルがパケットの最終セル
(EOPセル)である場合は、そのコネクション情報と
一致するコネクション情報が廃棄コネクションテーブル
25に保持されている際にも、選択制御回路22へのセ
ル廃棄要求信号の送出を行わない(ステップS14,S
15)。
【0037】次に、この実施形態の動作の要部を詳細に
説明する。図1において、セルスイッチ部2におけるバ
ッファ回路231(出力ポート=1)のセル蓄積量QL
1=規定蓄積容量thの状態において、新たにコネクシ
ョン情報CN=aで出力先ポートOP=1の主信号のセ
ルがセル多重化部1のヘッダ処理回路111に入力され
た際に、主信号のセルAは、他の入力ポート(P1,P
2…Pn)からのセルと多重化され、このセル多重化信
号がセルスイッチ部2に入力される。廃棄検出回路24
は主信号のセルAのヘッダ情報から出力先ポートOP=
1を検出し、この検出に従ってバッファ回路231のセ
ル蓄積状態を参照する。
説明する。図1において、セルスイッチ部2におけるバ
ッファ回路231(出力ポート=1)のセル蓄積量QL
1=規定蓄積容量thの状態において、新たにコネクシ
ョン情報CN=aで出力先ポートOP=1の主信号のセ
ルがセル多重化部1のヘッダ処理回路111に入力され
た際に、主信号のセルAは、他の入力ポート(P1,P
2…Pn)からのセルと多重化され、このセル多重化信
号がセルスイッチ部2に入力される。廃棄検出回路24
は主信号のセルAのヘッダ情報から出力先ポートOP=
1を検出し、この検出に従ってバッファ回路231のセ
ル蓄積状態を参照する。
【0038】ここで、前記のように現在の状態がセル蓄
積量QL1=規定蓄積容量thであるため、廃棄検出回
路24は、このセルを廃棄すると判定し、バッファ回路
231…23mへのセル蓄積を停止するとともに、コネ
クション情報CN=aを廃棄コネクションテーブル25
が保持する。また、ヘッダ処理回路111…11nに対
してコネクション情報CN=a及びパケットセル廃棄フ
ラグの「on」を通知し、ヘッダ処理回路111…11
nが、このパケットセル廃棄フラグの「on」情報を保
持する。ここで廃棄検出回路24の廃棄判定からヘッダ
処理回路111…11nにコネクション情報CN=a及
びパケットセル廃棄フラグ「on」が保持されるまでに
必要な時間をTとする。
積量QL1=規定蓄積容量thであるため、廃棄検出回
路24は、このセルを廃棄すると判定し、バッファ回路
231…23mへのセル蓄積を停止するとともに、コネ
クション情報CN=aを廃棄コネクションテーブル25
が保持する。また、ヘッダ処理回路111…11nに対
してコネクション情報CN=a及びパケットセル廃棄フ
ラグの「on」を通知し、ヘッダ処理回路111…11
nが、このパケットセル廃棄フラグの「on」情報を保
持する。ここで廃棄検出回路24の廃棄判定からヘッダ
処理回路111…11nにコネクション情報CN=a及
びパケットセル廃棄フラグ「on」が保持されるまでに
必要な時間をTとする。
【0039】次いで、主信号のセルAが入力された後に
T時間以内で主信号信号セル(コネクション情報CN=
a、出力先ポートOP=1)が入力されると、主信号の
セルBは、セル多重化信号としてセルスイッチ部2に入
力される。廃棄判定回路26は、主信号のセルBのヘッ
ダ情報、すなわち、廃棄コネクションテーブル25に保
持されているコネクション情報CN=aを検出し、この
セルを廃棄と判定して、バッファ回路231…23mへ
のセル蓄積を停止する。
T時間以内で主信号信号セル(コネクション情報CN=
a、出力先ポートOP=1)が入力されると、主信号の
セルBは、セル多重化信号としてセルスイッチ部2に入
力される。廃棄判定回路26は、主信号のセルBのヘッ
ダ情報、すなわち、廃棄コネクションテーブル25に保
持されているコネクション情報CN=aを検出し、この
セルを廃棄と判定して、バッファ回路231…23mへ
のセル蓄積を停止する。
【0040】次に、主信号のセルBがパケットの最終セ
ル(EOPセル)である場合は、廃棄判定回路26が、
主信号のセルBのヘッダ情報、すなわち、廃棄コネクシ
ョンテーブル25に保持されているコネクション情報C
N=aを検出するが、このセルをバッファ回路231…
23mで蓄積する。主信号のセルAが入力された後のT
時間後までコネクション情報CN=a、出力先ポートO
P=1の最終セル(EOPセル)が入力されない場合
は、廃棄コネクションテーブル25に保持しているコネ
クション情報CN=aを廃棄コネクションテーブル25
自体で消去する。
ル(EOPセル)である場合は、廃棄判定回路26が、
主信号のセルBのヘッダ情報、すなわち、廃棄コネクシ
ョンテーブル25に保持されているコネクション情報C
N=aを検出するが、このセルをバッファ回路231…
23mで蓄積する。主信号のセルAが入力された後のT
時間後までコネクション情報CN=a、出力先ポートO
P=1の最終セル(EOPセル)が入力されない場合
は、廃棄コネクションテーブル25に保持しているコネ
クション情報CN=aを廃棄コネクションテーブル25
自体で消去する。
【0041】このようなパケットセル廃棄制御装置は、
特に、大容量の多重化ATMクロスコネクト装置などの
セルスイッチ部に設けることによって、ATMローカル
エリアネットワーク(LAN)に用いられるAAL5の
パケットセル伝送における輻輳の発生時にパケットの中
間セルを廃棄した後のパケットのセル再送時の輻輳を緩
和することが出来る。このパケットセル廃棄制御装置を
備える大容量の多重化ATMクロスコネクト装置は、光
通信システム、B(Broad band)−ISDN交換機、ユ
ーザ端末送信端及びATMネットワーク送受信端のAT
Mトラフィック制御系に適用される。すなわち、ATM
ネットワークトラフィック制御のノードに設けられる。
特に、大容量の多重化ATMクロスコネクト装置などの
セルスイッチ部に設けることによって、ATMローカル
エリアネットワーク(LAN)に用いられるAAL5の
パケットセル伝送における輻輳の発生時にパケットの中
間セルを廃棄した後のパケットのセル再送時の輻輳を緩
和することが出来る。このパケットセル廃棄制御装置を
備える大容量の多重化ATMクロスコネクト装置は、光
通信システム、B(Broad band)−ISDN交換機、ユ
ーザ端末送信端及びATMネットワーク送受信端のAT
Mトラフィック制御系に適用される。すなわち、ATM
ネットワークトラフィック制御のノードに設けられる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のパケットセル廃棄制御装置によれば、廃棄セルのコネ
クション情報を一次的に保持し、一定時間の間に、この
コネクション情報によって、入力セルの廃棄を判定し
て、そのセル廃棄を行っている。すなわち、セルスイッ
チ部でのセル廃棄が発生した後に、セル多重化部がパケ
ットセル廃棄フラグを設定するまでの間に通過セルの廃
棄を行っている。
のパケットセル廃棄制御装置によれば、廃棄セルのコネ
クション情報を一次的に保持し、一定時間の間に、この
コネクション情報によって、入力セルの廃棄を判定し
て、そのセル廃棄を行っている。すなわち、セルスイッ
チ部でのセル廃棄が発生した後に、セル多重化部がパケ
ットセル廃棄フラグを設定するまでの間に通過セルの廃
棄を行っている。
【0043】この結果、多重化ATMクロスコネクト装
置などのセルスイッチ部においてもセル廃棄発生時に廃
棄セルの以降に到着した同一パケットの全セルを強制的
に廃棄することが出来るようになり、その確実なセル廃
棄制御が可能になる。
置などのセルスイッチ部においてもセル廃棄発生時に廃
棄セルの以降に到着した同一パケットの全セルを強制的
に廃棄することが出来るようになり、その確実なセル廃
棄制御が可能になる。
【図1】本発明のパケットセル廃棄制御装置の実施形態
における構成を示すブロック図である。
における構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すパケットセル廃棄制御装置の動作の
処理手順を示すフローチャートである。
処理手順を示すフローチャートである。
【図3】従来のパケットセル廃棄制御装置の構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
1 セル多重化部 2 セルスイッチ部 12 セル多重化回路 21 選択回路 22 選択制御回路 24 廃棄検出回路 25 廃棄コネクションテーブル 26 廃棄判定回路 111…11n ヘッダ処理回路 231…23m バッファ回路
Claims (12)
- 【請求項1】 セル多重化部とセルスイッチ部とを備
え、前記セルスイッチ部でセルの廃棄を検出して前記セ
ル多重化部にセル廃棄の有無を通知し、前記セル多重化
部で複数のセルが連続したパケットの廃棄における制御
を行うパケットセル廃棄制御装置において、 セル廃棄の発生後に、廃棄セルのコネクション情報を一
時的に保持し、前記セル多重化部への入力後から前記セ
ルスイッチ部への入力までの間に前記コネクション情報
によって入力されるセルを廃棄する判定を行って、セル
廃棄発生後にセルスイッチ部に入力される同一パケット
の到着セルを廃棄することを特徴とするパケットセル廃
棄制御装置。 - 【請求項2】 前記セル多重化部が、 入力された主信号のセルのヘッダからコネクション情報
を検出し、このパケット廃棄の有無情報によってヘッダ
の処理を行うとともに、前記入力されたセルを時分割多
重化して出力し、かつ、 セルスイッチ部が、セル多重化部からのコネクション情
報に基づいて出力先を検出して、セル多重化信号を出力
先に振り分けるスイッチングを行い、それぞれのセルを
一時的に蓄積するとともに、このセル蓄積量からセル廃
棄の判定を行う際に、廃棄されたセルのコネクション情
報を一定時間保持して、この保持したコネクション情報
及び前記セル多重化部からのコネクション情報コネクシ
ョン情報に基づいて、入力セルの廃棄を判定することを
特徴とする請求項1記載のパケットセル廃棄制御装置。 - 【請求項3】 前記セル多重化部が、 入力された主信号のセルのヘッダからコネクション情報
を検出して、このパケット廃棄の有無情報によってヘッ
ダ処理を行う複数のヘッダ処理回路と、 主信号のセルを時分割多重化して出力するセル多重化回
路と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のパケットセル
廃棄制御装置。 - 【請求項4】 前記セルスイッチ部が、 セル多重化部から入力されたセル多重化信号を出力先に
振り分けるスイッチングを行う選択回路と、 コネクション情報に基づいて出力先を検出して前記選択
回路の制御を行う選択制御回路と、 前記選択回路で出力先に振り分けるスイッチングによる
それぞれのセルを一時的に蓄積する複数のバッファ回路
と、 前記複数のバッファ回路のそれぞれのセル蓄積量からセ
ル廃棄の判定を行う廃棄検出回路と、 廃棄されたセルのコネクション情報を一定時間保持する
記憶回路と、 前記セル多重化部から入力されたセル多重化信号のコネ
クション情報及び前記記憶回路に保持されたコネクショ
ン情報に基づいて入力セルの廃棄を判定する廃棄判定回
路と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のパケットセル
廃棄制御装置。 - 【請求項5】 前記記憶回路に、 廃棄されたセルのコネクション情報を順次記憶する廃棄
コネクションテーブル領域を形成し、前記廃棄されたセ
ルのコネクション情報を一定時間保持し、この一定時間
を経過した後に、この一定時間の情報を廃棄コネクショ
ンテーブル自体で消去することを特徴とする請求項4記
載のパケットセル廃棄制御装置。 - 【請求項6】 前記廃棄されたセルのコネクション情報
の一定時間の保持を、バッファのセル蓄積量と規定蓄積
容量とを比較して決定することを特徴とする請求項2記
載のパケットセル廃棄制御装置。 - 【請求項7】 前記請求項1乃至6記載の装置を、AT
Mローカルエリアネットワークに用いるAAL5(ATM
Adaptation Layer)におけるパケットセルを伝送する際
の輻輳を緩和するために用いることを特徴とするパケッ
トセル廃棄制御装置。 - 【請求項8】 前記請求項1乃至6記載の装置を、光通
信システムにおけるATMトラフィック制御系に設ける
ことを特徴とするパケットセル廃棄制御装置。 - 【請求項9】 前記請求項1乃至6記載の装置を、B−
ISDN交換機におけるATMトラフィック制御系に設
けることを特徴とするパケットセル廃棄制御装置。 - 【請求項10】 前記請求項1乃至6記載の装置を、ユ
ーザ端末送信端のATMトラフィック制御系に設けるこ
とを特徴とするパケットセル廃棄制御装置。 - 【請求項11】 前記請求項1乃至6記載の装置を、A
TMネットワーク送受信端のATMトラフィック制御系
に設けることを特徴とするパケットセル廃棄制御装置。 - 【請求項12】 前記請求項1乃至6記載の装置を、A
TMネットワークトラフィック制御のノードに設けるこ
とを特徴とするパケットセル廃棄制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29143597A JP3011155B2 (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | パケットセル廃棄制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29143597A JP3011155B2 (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | パケットセル廃棄制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11127166A JPH11127166A (ja) | 1999-05-11 |
JP3011155B2 true JP3011155B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=17768843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29143597A Expired - Lifetime JP3011155B2 (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | パケットセル廃棄制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011155B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100497252B1 (ko) | 2003-09-09 | 2005-06-23 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전지 팩 |
-
1997
- 1997-10-23 JP JP29143597A patent/JP3011155B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11127166A (ja) | 1999-05-11 |
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