JP3011065U

JP3011065U - マウスピース

Info

Publication number: JP3011065U
Application number: JP1994015511U
Authority: JP
Inventors: 真紹水谷
Original assignee: 有限会社エムオーピー
Priority date: 1994-11-10
Filing date: 1994-11-10
Publication date: 1995-05-16
Anticipated expiration: 2000-11-10

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】昼夜を問わず、歯及び歯茎に装着する事で口
腔内の消臭、血行の改善顎関節の矯正、強く噛み合わす
事で損なわれる歯の保護及び口腔の緩衝保護、幼児期に
噛み合わす力を養い顎骨の発達を促し、歯の無い人の咬
合力の衰えや、歯茎や顎骨の痩衰を予防し、口腔、鼻
腔、咽頭、喉頭、気管支の疾病の改善予防をする。【構成】熱可塑性樹脂とセラミックスを混合し馬蹄形
状に又、Ｕ字状の溝をもつマウスピースは、熱湯に浸し
た後それぞれの歯形に容易に作られ装着を可能にする。
又、形状記憶樹脂とセラミックスを混合したマウスピー
スは顎骨の発達や使用頻度によって装着に異和感が生じ
た時、熱湯に浸す事で何度となく作り直すことを可能に
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、遠赤外線セラミツクスの応用分野の拡大、熱可塑性樹脂及び、形状記憶樹脂の応用分野の拡大と歯科、舌、口腔や鼻腔、咽頭、喉頭の疾病の改善。

【０００２】

【従来の技術】

従来マウスピースはあるが、熱可塑性樹脂及び、形状記憶樹脂とセラミツクスを組み合わせた物はない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

遠赤外線放射セラミッツクスの消臭力で口臭の消臭、滅菌力で口腔内の黴菌の滅菌、血行の改善をもって歯及び歯茎、舌や口唇口腔、咽頭、喉頭の疾病の改善や予防をしようとするもの。

【０００４】口臭の消臭や、歯槽膿漏、歯肉炎と呼ばれる歯周病の改善。

【０００５】歯垢の分解と虫歯の予防。

【０００６】歯の出ない幼児に装着し噛み合わす力を養い、上下顎骨の発達を促し歯並びの良い歯をつくる。

【０００７】総入歯の人の食事、咀嚼時以外に装着させ上下顎骨の咬合力の衰えを予防し歯茎や顎骨の痩衰を予防する。

【０００８】口内炎等の治癒力をたかめる。

【０００９】運動選手に装着させ、強く噛み合わす事で損なわれる歯の保護。

【００１０】運動選手に装着させ、強く噛み合わす事で得られる集中力、瞬発力、及び筋力の強化。

【００１１】運動選手に装着させ、衝突時の顔面の保護、口腔、口唇の緩衝保護。

【００１２】運動選手に装着させ、競技中、試合中の唾吐きの減少、防止。

【００１３】就眠中無呼吸になる無呼吸症候群の改善。

【００１４】声帯ポリープ等咽頭、喉頭、気管支の改善。

【００１５】鼻粘膜の強化で鼻腔炎、花粉症等の改善。

【００１６】顎関節矯正効果で頭痛、肩こり、目の疲れ等の改善。

【００１７】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、熱可塑性樹脂に遠赤外線放射セラミックスを混合し成形したことを特徴とするマウスピース。

【００１８】また、形状記憶樹脂に遠赤外線を放射するセラミックスを混合し成形したことを特徴とするマウスピース。

【００１９】また、セラミックスを含有した熱可塑性樹脂で成形され歯と歯茎を覆うように馬蹄形をなし、かつＵ字状の溝を有することを特徴とするマウスピース。

【００２０】また、セラミックスを含有した形状記憶樹脂で成形され歯と歯茎を覆うように馬蹄形をなし、かつＵ字状の溝を有することを特徴とするマウスピース。

【００２１】さらに、セラミックスを含有した熱可塑性樹脂で成形され奥歯と奥歯の歯茎を覆うようにＵ字状の溝を有することを特徴とするマウスピース。

【００２２】さらに、セラミックスを含有した形状記憶樹脂で成形され奥歯と奥歯の歯茎を覆うようにＵ字状の溝を有することを特徴とするマウスピース。

【００２３】さらに、セラミックスを含有した熟可塑性樹脂で成型したマウスピースを約７０℃、約９０℃の熱湯に約１〜２分浸し、軟化したマウスピースを石膏歯形に押し当てて該石膏歯形に密着して自分の歯形に成型できる事を特徴とするマウスピース。

【００２４】さらに、セラミックスを含有した形状記憶樹脂で成型したマウスピースを約７０℃〜約９０℃の熱湯に約１〜２分浸し、軟化したマウスピースを石膏歯形に押し当てて該石膏歯形に密着して自分の歯形に成型でき又、密着感が損なわれた時、再び熱湯に浸し元の形状に戻し作り直す事ができる事を特徴とするマウスピース。

【００２５】遠赤外線セラミックスの作用で口臭の消臭、滅菌力で黴菌の滅菌をする。

【００２６】血行の促進によって歯槽膿漏、歯肉炎と呼ばれる歯周病の改善、歯茎や顎骨の痩衰を予防し口腔粘膜、鼻粘膜、咽頭粘膜、喉頭粘膜、気管支の強化と清浄がなされる。

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。

【００２７】図１、図７において、マウスピースは熱可塑性樹脂又は、形状記憶樹脂を用い押し出し成形加工により、厚み約１，５〜２，０ｍｍ程度の肉厚を有する馬蹄形状に成形されている。さらに詳しくは、断面形状が内側で低く、外側で高いＵ字の溝を有す、これは、歯及び歯茎の一部までを覆わせ、脱落を防ぎ、装着異和感を少なくするためであり又、セラミックスの効果を高めるためである。

【００２８】図８〜図１１においてマウスピースは熱可塑性樹脂又は、形状記憶樹脂を用い押し出し成形加工により、厚み約１，５〜２，０ｍｍ程度の肉厚を有する、しかし、奥歯と奥歯の歯茎の一部を覆わせる目的の為Ｕ字状で真っ直ぐに加工されている、成形されたマウスピースの内側と外側の高さの差は少ない。

【００２９】図５はマウスピースを歯及び歯茎の一部まで覆ったもので図１２に示す石膏歯形にマウスピースを押し当てて加工した状態をしめす。

【００３０】図１１は奥歯と奥歯の歯茎の一部に加工装着した状態を示す、この奥歯への使用は日中の対人会話の障害にならず、目的を達しようとするものである。

【００３１】図１〜図１２は、すべて下歯を持って示しているが上歯についても同様の方法で容易に自分の歯形に合う物を作る事ができる。

【００３２】

【考案の効果】

本考案は、上述のとおり構成されているので、次ぎに記載する効果を奏する。

【００３３】請求項１の、熱可塑性樹脂に遠赤外線を放射するセラミックスを混合し成形したことを特徴とするマウスピースの為、口臭の消臭や血行の改善が顕著である。

【００３４】請求項２の、形状記憶樹脂に遠赤外線を放射するセラミックスを混合し成形したことを特徴とするマウスピースの為、口臭の消臭や血行の改善が顕著である。

【００３５】請求項３の、セラミックスを含有した熱可塑性樹脂で成形され歯と歯茎を覆うように馬蹄形をなし、かつＵ字状の溝を有する事を特徴とするマウスピースの為就眠中脱落する事がなく長時間血行の改善がなされる。

【００３６】請求項４の、セラミックスを含有した形状記憶樹脂で成形され歯と歯茎を覆うように馬蹄形をなし、かつＵ字状の溝を有する事を特徴とするマウスピースの為就眠中脱落する事がなく長時間血行の改善がなされる。

【００３７】請求項５の、セラミックスを含有した熱可塑性樹脂で成形され奥歯と奥歯の歯茎を覆うようにＵ字状の溝を有する事を特徴とするマウスピースの為、装着が目立たず対人会話の障害にならない。

【００３８】請求項６の、セラミックスを含有した形状記憶樹脂で成形され奥歯と奥歯の歯茎を覆うようにＵ字状の溝を有する事を特徴とするマウスピースの為、装着が目立たず対人会話の障害にならない。

【００３９】請求項７の、セラミックスを含有した熱可塑性樹脂で成形したマウスピースを熱湯に浸すことで軟化させ自分の石膏歯形に密着した異和惑のないものを容易に作成する事ができる。

【００４０】請求項８の、セラミックスを含有した形状記憶樹脂で成形したマウスピースを熱湯に浸すことで軟化させ自分の石膏歯形に密着した異和感のないものを容易に作成する事ができる、密着感が損なわれた時、幼児が顎骨の発達で適合しなくなっ時、熱湯に浸し、元の形状に戻した後、作り直す事を容易にする。

【図面の簡単な説明】

【図１】マウスピースの斜視図である。

【図２】図１の正面図である。

【図３】図１の側面図である。

【図４】図１と図２のＡ−Ａ線の断面図である。

【図５】図１２に本考案のマウスピースを装着した斜視
図である。

【図６】図５のＣ−Ｃ線の断面図である。

【図７】図５のＤ−Ｄ線、図１２のＤ−Ｄ線の断面図で
ある。

【図８】奥歯用マウスピースの斜視図である。

【図９】図８のＢ−Ｂ線の断面図である。

【図１０】図８の側面図である。

【図１１】図８のマウスピースを装着した斜視図であ
る。

【図１２】石膏歯形の斜視図である。

【符号の説明】

Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，は断面を示す為、切断個所の設定に付
したものである。１，歯茎２，歯３，マウスピース４，石膏歯形

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号庁内整理番号ＦＩ技術表示箇所Ａ６３Ｂ 71/10 Ｚ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】熱可塑性樹脂に遠赤外線を放射するセラ
ミックスを混合し成形したことを特徴とするマウスピー
ス。
【請求項２】形状記憶樹脂に遠赤外線を放射するセラ
ミックスを混合し成形したことを特徴とするマウスピー
ス。
【請求項３】セラミックスを含有した熱可塑性樹脂で
成形され歯と歯茎を覆うように馬蹄形をなし、かつＵ字
状の溝を有することを特徴とするマウスピース。
【請求項４】セラミックスを含有した形状記憶樹脂で
成形され歯と歯茎を覆うように馬蹄形をなし、かつＵ字
状の溝を有することを特徴とするマウスピース。
【請求項５】セラミックスを含有した熱可塑性樹脂で
成形され奥歯と奥歯の歯茎を覆うようにＵ字状の溝を有
することを特徴とするマウスピース。
【請求項６】セラミックスを含有した形状記憶樹脂で
成形され奥歯と奥歯の歯茎を覆うようにＵ字状の溝を有
することを特徴とするマウスピース。
【請求項７】セラミックスを含有した熱可塑性樹脂で
成形したマウスピースを約７０℃〜約９０℃の熱湯に約
１〜２分浸し、軟化したマウスピースを石膏歯形に押し
当てて該石膏歯形に密着して自分の歯形に成形できる事
を特徴とするマウスピース。
【請求項８】セラミツクスを含有した形状記憶樹脂で
成形したマウスピースを約７０℃〜約９０℃の熱湯に約
１〜２分浸し、軟化したマウスピースを石膏歯形に押し
当てて該石膏歯形に密着して自分の歯形に成形でき又、
密着感が損なわれた時、再び熱湯に浸し元の形状に戻し
作り直す事ができる事を特徴とするマウスピース。