JP3010723U - 折返し蓋を有する財布等の袋物 - Google Patents
折返し蓋を有する財布等の袋物Info
- Publication number
- JP3010723U JP3010723U JP1994014467U JP1446794U JP3010723U JP 3010723 U JP3010723 U JP 3010723U JP 1994014467 U JP1994014467 U JP 1994014467U JP 1446794 U JP1446794 U JP 1446794U JP 3010723 U JP3010723 U JP 3010723U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- lid
- folding lid
- wallet
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 折返し蓋側に取付けられる止め金具を利用し
て財布等の袋物の表側を二通りに変化させ、財布等にこ
れまでに無い趣を持たせる。 【構成】 財布1等の袋物の本体2の表面側に折返した
蓋3の止め金4を任意形状の装飾に形成する。その一端
部41を縁辺より突出して本体表面の受け具5の周辺を
部分的に隠蔽する。その隠蔽部分から折返し蓋3に被覆
された本体表面に所要の絵柄6をプリントする。
て財布等の袋物の表側を二通りに変化させ、財布等にこ
れまでに無い趣を持たせる。 【構成】 財布1等の袋物の本体2の表面側に折返した
蓋3の止め金4を任意形状の装飾に形成する。その一端
部41を縁辺より突出して本体表面の受け具5の周辺を
部分的に隠蔽する。その隠蔽部分から折返し蓋3に被覆
された本体表面に所要の絵柄6をプリントする。
Description
【0001】
この考案は、本体の表面側に折返した蓋をスナップ等の止め金具により本体表 面に開閉自在に止着した財布等の袋物に関するものである。
【0002】
従来のこの種の財布等は、本体の表面側に折返した蓋を、本体表面に設けた受 け具に、折返し蓋の縁辺に取付けた止め金を嵌合して着脱自在に本体に止着して いる。
【0003】
このような従来の財布等における止め金具は、その目的が蓋の止めにあること からスナップによる場合が多く、蓋側に取付けられている止め金の殆どは四辺形 や半円形など極めてシンプルな形状に形成している。このためハンドバック等と 異なって、止め金具により特別な装飾を施すことはきわめてまれであった。
【0004】 この考案の目的は、折返し蓋側に取付けられる止め金具を利用して装飾となす と共に、蓋を開いた時にその装飾の下から任意の絵柄が現れるようにして、安価 な小銭入れ用の財布等であっても、そこに面白みを持たせることができる新たな 折返し蓋を有する財布等の袋物を提供することにある。
【0005】
上記目的によるこの考案の特徴は、本体の表面側に折返し蓋を有し、その折返 し蓋を本体表面の受け具と該折返し蓋の縁辺に取付けた止め金とにより着脱自在 に本体に止着した財布等において、上記止め金を任意形状の装飾に形成するとと もに、その一部を縁辺より突出して受け具周辺の本体表面を部分的に隠蔽し、そ の隠蔽部分から折返し蓋に被覆された本体表面に所要の絵柄をプリントしてなる ことにある。
【0006】
上記構造では、折返し蓋を閉じると止め金が財布等の表側の装飾となる。また 止め金を外して折返し蓋を開くと、止め金及び蓋により隠蔽されていた絵柄が本 体表面に現れて趣を変える。この絵柄が止め金による装飾と関連付けられてたも のでは、折返し蓋の開け閉めに伴いそこに変化が生じて面白味も生ずるようにな る。
【0007】
図中1は本体2の表面側に蓋3を折り返して設けた財布で、その折返し蓋3の 中央の縁辺に止め金4が取付けてあり、その止め金4と重合する本体表面には受 け具5が取付けてある。
【0008】 上記止め金4は、所要間隙を空けて上下に位置しかつ一端部41を連結して一 体となした飾板42及び裏板43と、その裏板43に下向きに突設した嵌合用の 突起44とからなり、飾板42は平面形状をたまご型に形成して卵を模した飾り にしてある。
【0009】 この止め金4は、上記間隙に折り返し蓋3の縁辺を挿入し、裏板43からねじ 込んだねじビス45により折り返蓋4の縁辺に取付けてある。これにより飾板4 2と裏板43との連結部となる上記一端部41は縁辺より幅広にかつ長く突出し 、折返し蓋3を本体2の表面に重ねて閉じたときに、その一端部41によって本 体表面が部分的に隠蔽される。
【0010】 上記受け具5は、図では内部構造を省略したが、通常のスナップと同様に上記 突起44と嵌合する穴を有するものからなり、背部両側に突設した支脚51を本 体2に貫通し、さらに裏面に折り返して上記突起44の真下の本体表面に止着し てある。
【0011】 また受け具5の周辺の本体表面には黄色、桃色、白色の三色による絵柄6がプ リントしてある。この絵柄6は上記止め金4の一端部41により隠蔽される部分 から折返し蓋3に被覆された本体表面、好ましくは止め金4と重なる範囲内に収 まるようにプリントされ、その絵は卵を模した飾板42に関連付けて白色の殻と 黄色及び桃色に着色した雛にしてある。
【0012】 このような財布1において折返し蓋3を閉じると、止め金4が本体2の表側の 装飾となる。また止め金4を外して折返し蓋3を開くと、止め金4の一端部41 と折返し蓋3により隠蔽されていた絵柄6が本体表面に現れて趣を異なったもの となす。またこの実施例では飾板42と絵柄6とが卵と雛とのごとく関連付けら れているので、蓋を開けると卵が雛に変わるようになる。このため折返し蓋3の 開け閉めに伴いそこに変化が生じて面白さが生ずるようになる。
【0013】
この考案は上述のように、折返し蓋3の縁辺に取付けた止め金4を任意形状の 装飾に形成するとともに、その一端部41を縁辺より突出して受け具周辺の本体 表面を部分的に隠蔽し、その隠蔽部分から折返し蓋3に被覆された本体表面に絵 柄6をプリントしてなることから、折返し蓋を有する財布等の袋物の表側を二通 りに変化させることができ、しかも蓋閉じ時には本体表面の絵柄は隠されている ので、絵柄6を隠し絵として楽しむことができる。
【0014】 また止め金による装飾とプリントの絵柄とを関連付けたものでは、折返し蓋の 開閉ごとに一連の変化が生ずるので、キャラクターの選択によっては玩具的な面 白さを持たせることができる。しかも絵柄は多色プリントにより描くことができ るためカラフルなものとなすこともでき、従来品に比べて特にコスト高となるよ うなことはないから、学童や女学生等を対象とした安価な小銭入れにも応用でき 、大人用としてもこれまでに無い趣を有する財布等として広く利用されるなどの 特長を有する。
【図1】 この考案に係る財布の蓋を閉じた状態の斜視
図である。
図である。
【図2】 同じく蓋を開いた状態の斜視図である。
【図3】 同じく要部の縦断面図である。
【図4】 本体表面の部分平面図である。
1 財布 2 本体 3 折返し蓋 4 止め金 5 受け具 6 絵柄 41 止め金の一端部 42 飾板 43 裏板 44 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 本体の表面側に折返し蓋を有し、その折
返し蓋を本体表面の受け具と該折返し蓋の縁辺に取付け
た止め金とにより着脱自在に本体に止着した財布等の袋
物において、上記止め金を任意形状の装飾に形成すると
ともに、その一部を縁辺より突出して受け具周辺の本体
表面を部分的に隠蔽し、その隠蔽部分から折返し蓋に被
覆された本体表面に所要の所要の絵柄をプリントしてな
ることを特徴とする折返し蓋を有する財布等の袋物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014467U JP3010723U (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 折返し蓋を有する財布等の袋物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014467U JP3010723U (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 折返し蓋を有する財布等の袋物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3010723U true JP3010723U (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=43146478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994014467U Expired - Lifetime JP3010723U (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 折返し蓋を有する財布等の袋物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010723U (ja) |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP1994014467U patent/JP3010723U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3010723U (ja) | 折返し蓋を有する財布等の袋物 | |
US3866814A (en) | Slipover cover | |
US2658544A (en) | Combination holder | |
JP3009747U (ja) | 袋物、鞄等の係止金具 | |
JPS6343936Y2 (ja) | ||
KR200174143Y1 (ko) | 장식부를 형성한 버클 | |
JPH0339418U (ja) | ||
JP3018965U (ja) | ハンドバッグ | |
USD339686S (en) | Baby block jewelry box | |
USD330726S (en) | Combined case and sexual education kit | |
JPS641269Y2 (ja) | ||
JP3030072U (ja) | 氏名札立て | |
JPS584107Y2 (ja) | 塗り絵板 | |
JPH0329197Y2 (ja) | ||
JPH0627196Y2 (ja) | 雛飾り用屏風 | |
JPS6328623U (ja) | ||
JPS5934342Y2 (ja) | 装飾品箱 | |
JPH02239Y2 (ja) | ||
RU9573U1 (ru) | Футляр | |
JP3024745U (ja) | ハンドバッグ | |
USD337727S (en) | Book clock | |
JPH0136412Y2 (ja) | ||
JPH0427752U (ja) | ||
JPH0337911U (ja) | ||
JPH03105413U (ja) |