JP3010501U - ベルト式パーテーション - Google Patents
ベルト式パーテーションInfo
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- JP3010501U JP3010501U JP1994014211U JP1421194U JP3010501U JP 3010501 U JP3010501 U JP 3010501U JP 1994014211 U JP1994014211 U JP 1994014211U JP 1421194 U JP1421194 U JP 1421194U JP 3010501 U JP3010501 U JP 3010501U
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- alarm
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部外者などが機器類設置領域に侵入する行為
等によりベルトに意図的に接触したり、あるいは不本意
に接触した場合、この種の行為を検出して、警報を発す
ることにより、秩序維持を図り、かつ安全管理を遂行す
る。 【構成】 ポール1にベルト巻取りドラム収納ケーシン
グ2を装着し、このケーシング2に軸線Cまわりの回転
自在にベルト巻取りドラム3を収納して、スプリング1
1により巻取り方向のトルクを常時付勢し、ドラム3に
巻取りおよび繰出し可能に巻回したベルト4の始端に連
結部材5を取付け、この連結部材5を隣設するポール1
側の連結部6に嵌合してパーテーションを構成し、人ま
たは物体がベルトに接触した場合のベルト4の繰出し方
向への移動、ベルト4の連結解除によって生じる巻取方
向への移動を検出装置7により検出し、制御器8に入力
するとともに、制御器8から警報装置9に警報信号を入
力して警報を発する。
等によりベルトに意図的に接触したり、あるいは不本意
に接触した場合、この種の行為を検出して、警報を発す
ることにより、秩序維持を図り、かつ安全管理を遂行す
る。 【構成】 ポール1にベルト巻取りドラム収納ケーシン
グ2を装着し、このケーシング2に軸線Cまわりの回転
自在にベルト巻取りドラム3を収納して、スプリング1
1により巻取り方向のトルクを常時付勢し、ドラム3に
巻取りおよび繰出し可能に巻回したベルト4の始端に連
結部材5を取付け、この連結部材5を隣設するポール1
側の連結部6に嵌合してパーテーションを構成し、人ま
たは物体がベルトに接触した場合のベルト4の繰出し方
向への移動、ベルト4の連結解除によって生じる巻取方
向への移動を検出装置7により検出し、制御器8に入力
するとともに、制御器8から警報装置9に警報信号を入
力して警報を発する。
Description
【0001】
本考案は、工場内においてたとえば比較的危険度の高い機器類設置領域と、安 全度の高い通路との境界を明確に特定する仕切りとして使用するとともに、部外 者などが機器類設置領域に侵入する行為等によりベルトに意図的に接触したりあ るいは不本意に接触した状態を検出し、かつ警報を発することにより安全管理を 行うベルト式パーテーションに関する。
【0002】
工場内においてたとえば比較的危険度の高い機器類設置領域と、安全度の高い 通路との境界を明確に特定する仕切りとして使用されるベルト式パーテーション はよく知られている。この種のベルト式パーテーションは、図5に示すように、 垂直方向の軸線Cを有して床面Fに立設されるポール1と、ポール1に装着され たベルト巻取りドラム収納ケーシング2と、ベルト巻取りドラム収納ケーシング 2に前記軸線Cまわりの回転自在に収納され、図示していないスプリングにより 常時巻取り方向のトルクが付勢されているベルト巻取りドラム3と、ベルト巻取 りドラム3に巻取りおよび繰出し可能に巻回されたベルト4と、ベルト4の始端 に取付けられた連結部材5と、ベルト巻取りドラム収納ケーシング2の外周一側 に設けられたフック状の連結部6を備えた構造になっており、たとえば図6に示 すように、複数のポール1,1……を所定の間隔で床面Fに立設し、ポール1の ベルト巻取りドラム3から繰出したベルト4始端の連結部材5を隣設するポール 1の連結部6に嵌合して、ベルト4に所定のテンションを付与した状態で連結す ることにより、図示しているような一列設置方式、あるいは並列設置方式または エンドレス設置方式のパーテーションを構成して使用される。
【0003】 この種のベルト式パーテーションは、設置が簡単であるとともに、設置長さや 囲繞面積の拡縮が容易である利点を有している。しかし、部外者などが機器類設 置領域に侵入する行為等によりベルトに意図的に接触したりあるいは不本意に接 触した状態を検出し、かつ警報を発することにより、秩序維持を図り、安全管理 を遂行するための機能を有していない。つまり、秩序維持を図り、かつ安全管理 を遂行できない欠点を有している。
【0004】
解決しようとする問題点は、部外者などが機器類設置領域に侵入する行為等に よりベルトに意図的に接触したり、あるいは不本意に接触しても、この種の行為 を検出して、警報を発し得ないため、秩序維持を図り、かつ安全管理を遂行でき ない点である。
【0005】
請求項1の考案は、垂直方向の軸線を有して立設されるポールと、このポール に装着されたベルト巻取りドラム収納ケーシングと、このベルト巻取りドラム収 納ケーシングに前記軸線まわりの回転自在に収納されて常時巻取り方向のトルク が付勢されているベルト巻取りドラムと、このベルト巻取りドラムに巻取りおよ び繰出し可能に巻回されたベルトと、このベルトの始端に取付けられた連結部材 と、前記ベルト巻取りドラム収納ケーシングに設けられて隣設するポールのベル ト巻取りドラムから繰出されたベルト始端に取付けられている連結部材を着脱可 能に連結する連結部と、を備えたベルト式パーテーションにおいて、前記ベルト の巻取り方向および繰出し方向の移動を検出する検出装置と、この検出装置によ り検出されたベルトの移動信号が入力される制御器と、入力された前記移動信号 に基づいて前記制御器から警報信号が入力されて警報を発す警報装置とを具備し ていることを特徴とし、部外者などが機器類設置領域に侵入する行為等によりベ ルトに意図的に接触したり、あるいは不本意に接触しても、この種の行為を検出 して、警報を発することにより、秩序維持を図り、かつ安全管理を遂行する目的 を達成した。 請求項2の考案は、前記ベルトの巻取り方向および繰出し方向の移動を検出す る検出装置が前記ベルト巻取りドラムの回転角を検出する回転角センサによって 構成することにより、意図的もしくは不本意にベルトに接触した行為を簡単な構 造により確実に検出できるようにした。
【0006】
請求項1の考案によれば、意図的もしくは不本意にベルトに接触した場合、ベ ルトはベルト巻取りドラムを巻取り方向に付勢しているトルクに抗して繰出し方 向に移動する。ベルトの繰出し方向への移動は検出装置により検出され、ベルト の移動信号として制御器に入力され、制御器から警報装置に警報信号を入力して 警報を発することができる。 また、意図的にベルトに接触する行為でベルトの連結が解除された場合、ベル トは、ベルト巻取りドラムを巻取り方向に付勢しているトルクによって巻取方向 に移動する。ベルトの巻取方向への移動は検出装置により検出され、ベルトの移 動信号として制御器に入力され、制御器から警報装置に警報信号を入力して警報 を発することができる。 請求項2の考案によれば、意図的もしくは不本意にベルトに接触した場合、ベ ルト巻取りドラムは、巻取り方向に付勢しているトルクに抗して繰出し方向に回 転する。ベルト巻取りドラムの繰出し方向への回転は回転角センサにより検出さ れ、ベルト巻取りドラムの回転信号として制御器に入力され、制御器から警報装 置に警報信号を入力して警報を発することができる。 また、意図的にベルトに接触する行為でベルトの連結が解除された場合、ベル ト巻取りドラムは、巻取り方向に付勢しているトルクによって巻取方向に回転す る。ベルトの巻取方向への回転は回転角センサにより検出され、ベルト巻取りド ラムの回転信号として制御器に入力され、制御器から警報装置に警報信号を入力 して警報を発することができる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1はベルトを最大長ま で引出して示す縦断正面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B 矢視図、図4は電気的結線図の一例である。なお、前記従来例と同一もしくは相 当部分には同一符号を付して説明する。図1ないし図4において、ベルト式パー テーションは、垂直方向の軸線Cを有して床面Fに立設されるポール1と、ポー ル1に装着されたベルト巻取りドラム収納ケーシング2と、ベルト巻取りドラム 収納ケーシング2に前記軸線Cまわりの回転自在に収納され、渦巻き状に巻回さ れているスプリング11により常時巻取り方向のトルクが付勢されているベルト 巻取りドラム3と、ベルト巻取りドラム3に巻取りおよび繰出し可能に巻回され たベルト4と、ベルト4の始端に取付けられた連結部材5と、ベルト巻取りドラ ム収納ケーシング2の外周一側に設けられたフック状の連結部6と、ベルト4の 巻取り方向および繰出し方向の移動を検出する検出装置7と、この検出装置7に より検出されたベルト4の移動信号が入力される制御器8と、入力された前記移 動信号に基づいて制御器8から警報信号が入力されて警報を発す警報装置9を備 えている。
【0008】 ポール1は、金属製もしくは樹脂製の筒体によってなり、その下端に大径のベ ースプレート1Aが装着され、このベースプレート1Aを床面Fに接床すること で安定的な立設状態が確保される。ベルト巻取りドラム収納ケーシング2は、金 属もしくは合成樹脂によって成形され、ポール1の上端に固着されており、一側 に張出してフック状の連結部6が設けられており、上部に半透明樹脂製の赤色警 報装置収納ケース10が着脱可能に取付けられている。また、周壁の一部を切欠 してベルト4の進退移動用開口2Cが形成されているとともに、周壁の一側を貫 通して固定接点2D,2Dが取付けられている。
【0009】 ベルト巻取りドラム3は、軸線Cまわりの回転自在に収納ケーシング2に収納 されている。すなわち、軸線C上において上向きに突設した上部軸3Aが収納ケ ーシング2の天井に設けた上部軸受2Aに回転自在に軸支され、軸線C上におい て下向きに突設した下部軸3Bが収納ケーシング2の底に設けた下部軸受2Bに 回転自在に軸支され、渦巻き状に巻回されているスプリング11により、常時は 巻取り方向のトルクが付勢されているている。
【0010】 ベルト4は、樹脂シート単体もしくは樹脂シートと他の繊維材との複合材など によって構成され、所定の長さを有してベルト巻取りドラム3に巻取りおよび繰 出し可能に巻回されており、表面の全長にわたって検出用回路の一部を構成する 第1信号線4Aと警報用回路の一部を構成する第2信号線4Bが配置され、その 上から固定用テープ4Cを粘着して被覆することでサンドウイッチ状態でベルト 4に取付けられている。そして、ベルト4の始端に連結部材5が取付けられてい る。この連結部材5は、比較的硬質の合成樹脂によって横断面円形に成形されて おり、その外径寸法はフック状の連結部6に対して上側から着脱可能に嵌合でき る大きさに設定されている。また、第1信号線4Aの始端部が電気的に接続され る第1可動接点5Aと、第2信号線4Aの始端部が電気的に接続される第2可動 接点5Bが設けられ、第1信号線4Aおよび第2信号線4Bの終端部は、ベルト 4の終端部をベルト巻取りドラム3の周壁3Cに対して適当な手段で固定する場 合に、同時に接続子3D,3Dに対して電気的に接続してある。
【0011】 ベルト巻取りドラム3の下面には、2組の環状導電子12A,12Bが同心状 にベルト巻取りドラム3と同時回転可能に取付けられ、一方の環状導電子12A が連絡線13Aと接続子3Dを介して第1信号線4Aに電気的に接続され、他方 の環状導電子12Bが連絡線13Bと接続子3Dを介して第2信号線4Bに電気 的に接続されているとともに、環状導電子12A,12Bに摺接するブラッシュ 14A,14Bが配置されている。そして、一方のブラッシュ14Aは、連絡線 15Aを介して一方の固定接点2Dに電気的に接続され、他方のブラッシュ14 Bは、連絡線15Bを介して他方の固定接点2Dに電気的に接続されている。
【0012】 ベルト4の巻取り方向および繰出し方向の移動は、検出装置7によって検出さ れる。この検出装置7は、たとえばベルト巻取りドラム3の下面における取付け られて、ベルト巻取りドラム3と同時に回転する環状の磁性体7Aと、この環状 の磁性体7Aの外周に接近して配置される磁気検出器7Bとを組み合わせた回転 角センサによって構成されている。そして、磁気検出器7Bは連絡線15Aに電 気的に接続されている。
【0013】 前記制御器8と一方の固定接点2Dは信号入力線16を介して電気的に接続さ れ、前記制御器8と他方の固定接点2Dは信号出力線17を介して電気的に接続 されている。また、赤色警報装置収納ケース10には、たとえば回転式照明灯に よってなる警報装置9が収納されており、この警報装置9は分岐信号線18を介 して連絡線15B電気的に接続されている。なお、図中19は電源、20は電源 投入用スイッチを示す。
【0014】 つぎに、前記構成の使用状態の一例について説明する。図4に示すように、複 数のポール1,1……を所定の間隔で床面Fに立設し、最下流(図4における右 端)に立設したポール1を除く他のポール1,1……それぞれのベルト巻取りド ラム3からベルト4を繰出し、これらベルト4始端の連結部材5を下流側に隣設 するポール1の連結部6に嵌合して、ベルト4に所定のテンションを付与した状 態で連結することにより、一列設置方式のパーテーションを構成して、工場内に おいてたとえば比較的危険度の高い機器類設置領域と、安全度の高い通路との境 界を明確に特定する仕切りとして使用できる。
【0015】 一方、最上流(図4における左端)に立設したポール1におけるベルト巻取り ドラム収納ケーシング2の固定接点2D,2D(図1参照)に信号入力線16お よび信号出力線17を介して制御器8を電気的に接続し、制御器8を電源19に 接続するとともに、電源用スイッチ19をONしておく。
【0016】 今、部外者などが機器類設置領域に侵入する行為等によりベルトに意図的に接 触したり、あるいは不本意に最上流に立設した図1のポール1におけるベルト巻 取ドラム3から繰出されているベルト4に接触したとする。これにより、ベルト 4はベルト巻取りドラム3を巻取り方向に付勢しているトルク、つまりスプリン グ11のバネ力に抗して繰出し方向に移動する。ベルト4の繰出し方向への移動 は検出装置7により検出され、検出装置7→連絡線15A→固定接点2D→信号 入力線16→制御器8→信号入力線16→固定接点2D→連絡線15A→検出装 置7の閉回路を形成してベルトの移動信号が制御器8に入力される。その結果、 制御器8→信号出力線17→分岐信号線18→警報装置9→分岐信号線18→信 号出力線17→制御器8の閉回路および全ての警報装置9に係る閉回路を形成し て、警報装置9に警報信号を入力し、警報を発することができる。また、意図的 にベルトに接触する行為で、前記ベルト4の連結が解除された場合、つまり、ベ ルト4始端部の連結部材5を下流側に隣設されているポール1におけるベルト巻 取りドラム収納ケーシング2の連結部6から抜取って手を放した場合、ベルト4 はベルト巻取りドラム3を巻取り方向に付勢しているスプリング11のバネ力に よって巻取られる。この時のベルト4の巻取方向への移動は検出装置7により検 出され、前述と同様の作用でベルトの移動信号として制御器8に入力され、制御 器8から警報装置9に警報信号を入力して警報を発することで、秩序維持を図り 、かつ安全管理を遂行するができる。
【0017】 前記検出装置7は、ベルト巻取りドラム3と同時に回転する環状の磁性体7A と、この環状の磁性体7Aの外周に接近して配置される磁気検出器7Bとを組み 合わせた回転角センサによって構成されているので、意図的もしくは不本意にベ ルトに接触する行為の発生を簡単な構造により確実に検出できるから、高い信頼 性を確保できる。
【0018】 他方、部外者などが機器類設置領域に侵入する行為等によりベルトに意図的に 接触したり、あるいは不本意に最上流に立設したポール1より下流に立設されて いるポール1(たとえば最上流に立設したポール1のつぎに立設されているポー ル1)におけるベルト巻取ドラム3から繰出されているベルト4に接触したとす る。これにより、該ベルト4はベルト巻取りドラム3を巻取り方向に付勢してい るスプリング11のバネ力に抗して繰出し方向に移動する。ベルト4の繰出し方 向への移動は検出装置7により検出され、検出装置7→連絡線15A→固定接点 2D→最上流に立設したポール1側の連結部材5の第1可動接点5A→第1信号 線4A→接触子3D→連絡線13A→環状導電子12A→ブラッシユ14A→連 絡線15A→固定接点2D→信号入力線16→制御器8→信号入力線16→固定 接点2D→連絡線15A→ブラッシユ14A→環状導電子12A→連絡線13A →接触子3D→第1可動接点5A→最上流に立設したポール1のつぎに立設され ているポール1側の固定接点2D→連絡線15A→検出装置7の閉回路を形成し てベルトの移動信号が制御器8に入力される。その結果、制御器8→信号出力線 17→分岐信号線18→警報装置9→分岐信号線18→信号出力線17→制御器 8および全ての警報装置9に係る閉回路を形成して、警報装置9に警報信号を入 力し、警報を発することができる。また、意図的に前記最上流に立設したポール 1のつぎに立設されているポール1のベルト4の連結が解除された場合、つまり 、ベルト4始端部の連結部材5を下流側に隣設されているポール1におけるベル ト巻取りドラム収納ケーシング2の連結部6から抜取って手を放した場合、ベル ト4はベルト巻取りドラム3を巻取り方向に付勢しているスプリング11のバネ 力によって巻取られる。この時のベルト4の巻取方向への移動は検出装置7によ り検出され、前述と同様の作用でベルトの移動信号として制御器8に入力され、 制御器8から警報装置9に警報信号を入力して警報を発することで、秩序維持を 図り、かつ安全管理を遂行するができる。
【0019】 前記実施例では、複数のポール1,1……による一列設置方式でパーテーショ ンを構成して説明しているが、並列設置方式またはエンドレス設置方式でパーテ ーションを構成しても、前記実施例と同様の作用・効果を奏することができる。 また、検出装置7として前述の回転角センサに代えて周知の光センサなどによっ てなる検出装置7を使用してもよい。さらに、回転式照明灯によってなる警報装 置9に代えて、ブザ−吹鳴式の警報装置9もしくは照明灯とブザ−の複合構造に よってなる警報装置9を使用してもよい。さらにまた、ベルト4の表面の全長に わたって検出用回路の一部を構成する第1信号線4Aと警報用回路の一部を構成 する第2信号線4Bを配置し、その上から固定用テープ4Cを粘着して被覆する ことでサンドウイッチ状態でベルト4に取付けた電気的な結線構造にのみ限定さ れるものではなく、第1信号線4Aと第2信号線4Bをベルト4から除去して別 に配線してもよい。なお、本発明は、前記実施例で述べた工場以外にたとえばホ テルや銀行のロビーあるいは展示会場などの集客場所において、行列の整理や立 入り禁止場所確保のための仕切りなどに使用して、公共の秩序維持を図り、かつ 安全管理を遂行することもできる。
【0020】
以上説明したように、請求項1の考案は、意図的もしくは不本意にベルトに接 触した場合に生じるベルトの繰出し方向への移動、あるいはベルトの連結解除に よって生じるベルトの巻取方向への移動を検出装置により検出し、ベルトの移動 信号として制御器に入力して、該制御器から警報装置に警報信号を入力して警報 を発することができるので、秩序維持を図り、かつ安全管理を遂行するができる 。 また、請求項2の考案は、ベルトの繰出し方向または巻取方向への移動によっ て生じるベルト巻取りドラムの回転角を構造の簡単な回転角センサによって確実 に検出することができる。
【図1】本考案の一実施例におけるベルトを最大長まで
引出して示す縦断正面図である。
引出して示す縦断正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】電気的結線図の一例である。
【図5】従来のベルト式パーテーションを示す正面図で
ある。
ある。
【図6】複数ポールの設置例を示す正面図である。
1 ポール 2 ベルト巻取りドラム収納ケーシング 3 ベルト巻取りドラム 4 ベルト 5 連結部材 6 連結部 7 回転角センサ(検出装置) 8 制御器 9 警報装置 C 垂直方向の軸線
Claims (2)
- 【請求項1】 垂直方向の軸線を有して立設されるポー
ルと、このポールに装着されたベルト巻取りドラム収納
ケーシングと、このベルト巻取りドラム収納ケーシング
に前記軸線まわりの回転自在に収納されて常時巻取り方
向のトルクが付勢されているベルト巻取りドラムと、こ
のベルト巻取りドラムに巻取りおよび繰出し可能に巻回
されたベルトと、このベルトの始端に取付けられた連結
部材と、前記ベルト巻取りドラム収納ケーシングに設け
られて隣設するポールのベルト巻取りドラムから繰出さ
れたベルト始端に取付けられている連結部材を着脱可能
に連結する連結部と、を備えたベルト式パーテーション
において、前記ベルトの巻取り方向および繰出し方向の
移動を検出する検出装置と、この検出装置により検出さ
れたベルトの移動信号が入力される制御器と、入力され
た前記移動信号に基づいて前記制御器から警報信号が入
力されて警報を発す警報装置とを具備していることを特
徴とするベルト式パーテーション。 - 【請求項2】 前記ベルトの巻取り方向および繰出し方
向の移動を検出する検出装置が前記ベルト巻取りドラム
の回転角を検出する回転角センサによって構成されてい
る請求項1記載のベルト式パーテーション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014211U JP3010501U (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ベルト式パーテーション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014211U JP3010501U (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ベルト式パーテーション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3010501U true JP3010501U (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=43146261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994014211U Expired - Lifetime JP3010501U (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ベルト式パーテーション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010501U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102029627B1 (ko) * | 2019-04-30 | 2019-10-07 | 최혜주 | 벨트차단봉을 구비한 차양 어셈블리 |
CN114433951A (zh) * | 2022-01-21 | 2022-05-06 | 浙江欧特立汽车空调有限公司 | 一种基于ems的汽车空调消音器智能生产设备 |
JP2022071493A (ja) * | 2020-10-28 | 2022-05-16 | 大成ロテック株式会社 | 立入抑制装置 |
-
1994
- 1994-10-21 JP JP1994014211U patent/JP3010501U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7296357B2 (ja) | 2020-10-28 | 2023-06-22 | 大成ロテック株式会社 | 立入抑制装置 |
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