JP3010279U - タイヤチェーン - Google Patents

タイヤチェーン

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JP3010279U
JP3010279U JP1994012784U JP1278494U JP3010279U JP 3010279 U JP3010279 U JP 3010279U JP 1994012784 U JP1994012784 U JP 1994012784U JP 1278494 U JP1278494 U JP 1278494U JP 3010279 U JP3010279 U JP 3010279U
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篤広 増田
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株式会社エフ.イー.シーチェーン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はタイヤチェーンに関し、タイヤに対
する装着時における操作性が良く、迅速且つ確実に取付
および取外が行え、また錠止装置内に挿通される緊張チ
ェーンの錠止をきめ細かに行って錠止し、外側側部ハー
ネスの緊張が容易且つ確実に行え、また不使用時にはタ
イヤチェーンをコンパクトするのを目的とする。 【構成】 内側側部ハーネス1を未装着時の直線状の展
開状態から、装着時には略リング状に可撓して変更可能
に鋼材にて形成し、チェーン2により形成される外側側
部ハーネス4を、少なくとも1個所で係止部品を介して
連結可能に分離する構成によりタイヤ5に対するタイヤ
チェーンTの装着性を良くした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はタイヤチェーンに関し、例えば冬期における降雪時または路面が凍結 した際にタイヤに迅速且つ確実に装着して滑止めに使用し、装着性に優れたもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、降雪時または路面が凍結した際に、タイヤに装着して滑止めを行うのに 使用するタイヤチェーンには図8乃至図12に示すものがあった。 すなわち、鋼材により有端の略リング状に形成される内側側部ハーネス1と、 チェーン2により有端の略リング状に形成され、中間に緩衝部材として作用する 少なくとも1つの弾性伸張部材3を備えた外側側部ハーネス4と、前記内側側部 ハーネス1および外側側部ハーネス4とを接続し、タイヤ5のトレッド5a上に 装着可能であり、トレッド5aにわたって図では間欠的に延伸するチェーンライ ン部6と、該チェーンライン部6の左右端に略交差して連結されるチェーン連結 部7と、前記外側側部ハーネス4の一端に取付けられた錠止装置8と、外側側部 ハーネス4の他端に連結され、前記錠止装置8内に挿通される緊張チェーン9′ と、該緊張チェーン9′が前記錠止装置8を通過する時、緊張チェーン9′とは 反対方向へ緊張チェーン9′が移動するのを錠止し且つ解錠可能に錠止装置8に 設けた錠止杆10と、前記内側側部ハーネス1の両端に閉止部材12,12′を 係脱可能に備えたものである。 この閉止部材12,12′は図10に示すように、内側側部ハーネス1の両端 に取付けられる略板状の1対の閉止本体部13が対称構造をなし、この閉止本体 部13の一端にはフック片13aを設け、他端には他対となるべき閉止本体部1 3のフック片13aが係脱可能になる開口部13bを設けた構造である。 なお20は緊張チェーン9′の自由端に設けたフック21を有する締め付け部 材である。22は外側側部ハーネス4を筒状本体部22a内に挿通したフック2 2bを有する方向変更フックである。
【0003】 そして使用に際して、先ず鋼材により有端の略リング状に形成された内側側部 ハーネス1をタイヤ5に装着するのには、内側側部ハーネス1は略リング状に形 成されるので、タイヤ5を浮き上げた状態で内側側部ハーネス1の挿入操作を行 うか、またはタイヤ5のトレッド5a上に内側側部ハーネス1を拡げながら滑り 込ませてタイヤ5の内側に内側側部ハーネス1を配置するかの何れの方法による 。この時、該内側側部ハーネス1の両端部に設けた閉止部材12,12′は、タ イヤ5の内側下部に配置されることになる。 次に、この閉止部材12,12′を内側側部ハーネス1をばね性に抗して湾曲 して縮めることにより、互いに近接して係合させ、内側側部ハーネス1を略リン グ状にタイヤ5の内側に接続させる。しかし、閉止部材12,12′の操作性を 鑑み、閉止部材12,12′を目視可能で取扱易いタイヤ5の内側上部に配置し て閉止操作する方が操作上、好ましいと言える。 その後、チェーン連結部7をタイヤ5の手前側(タイヤ5の内側から外側)へ 引出すことにより、タイヤ5のトレッド5a上にチェーンライン部6およびチェ ーン連結部7を被せる。さらにチェーン2により形成された外側側部ハーネス4 の一端に設けた錠止装置8内に挿通した緊張チェーン9′を引張ることにより、 緊張チェーン9′を通じて外側側部ハーネス4を略リング状に緊張させる。そし て錠止装置8内に軸14bにて枢支されたローラ14の周面に有する案内溝14 a内に挿通され、しかも図12および図13に示すように、1つおきに案内溝1 4a内に露呈する緊張チェーン9′の各リンク15のリンク孔16内に、ねじり ばね17によりばね附勢される錠止装置8の錠止杆10におけるラッチ部10a を係入させて緊張チェーン9′の緊張方向イとは反対方向への緊張チェーン9′ の移動を阻止してタイヤチェーンT′をタイヤ6に装着するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら図8乃至図13に示す上記従来のタイヤチェーンT′は、タイヤ チェーンT′をタイヤ5に装着する場合に、先ず内側側部ハーネス1をタイヤ5 の内側に配置しなければならないが、内側側部ハーネス1は鋼材にて有端の略リ ング状に形成されているので、タイヤ5を浮き上げた後に内側側部ハーネス1を タイヤ5の内側に挿入して配置するか、または略リング状の内側側部ハーネス1 を弾性的に拡開してタイヤ5のトレッド5a上に滑り込ませるかしてタイヤ5の 内側に内側側部ハーネス1を挿入し、配置していた。従ってタイヤ5の内側への 内側側部ハーネス1の装着性が悪かった。 また、外側側部ハーネス4、内側側部ハーネス1と外側側部ハーネス4とを連 結するためのチェーン連結部7、さらにはタイヤ5のトレッド5a上に装着する チェーンライン部6は連続的で中断のないチェーン2により形成されているので 、タイヤチェーンT′をタイヤ5に装着する場合に、外側側部ハーネス4等のタ イヤ5の内側から外側への引出作業とタイヤ5へのタイヤチェーンT′への装着 性が良くなく作業効率が悪かった。 しかも内側側部ハーネス1の両端に設けた閉止部材12,12′をタイヤ5の 内側において係止する時に、タイヤ5の内側上部において閉止部材12,12′ の係止作業を行うと、そのままでは、錠止装置8内に挿通される緊張チェーン9 ′はタイヤ5の外側上部に配置される結果、車体のボンネット等に邪魔されて緊 張チェーン9′の引張作業を充分に行うことができず、外側側部ハーネス4の緊 張を充分に行うことができないという、不都合があった。 このため、内側側部ハーネス1の閉止部材12,12′の係止は、タイヤ5の 内側下部において行なわなければならず、タイヤ5への装着時および取外時の作 業性が悪いという構造上の欠点を余儀無しとするものであった。 しかも外側側部ハーネス4およびチェーン連結部7は、連続的で中断のないチ ェーン2により形成されているので、タイヤ5から取外されるタイヤチェーンT ′は、不使用時に嵩張り、コンパクトに収納したり、運搬できないという不都合 があった。
【0005】 また上記従来のタイヤチェーンT′において、錠止装置8内のローラ14の周 面に設けた案内溝14a内に挿通される緊張チェーン9′は、各リンク15のリ ンク孔16が1つおきに案内溝14a内に露呈するので、緊張チェーン9′の緊 張時において錠止杆10のラッチ部10aは1つおきに露呈するリンク孔16内 に係入することにより、緊張方向イとは反対方向への緊張チェーン9′の移動は 阻止されるものである。 従って緊張チェーン9′の引張りによる外側側部ハーネス4の緊張作業はきめ 細かな作業が行えずに緩みを生ずるという不都合があった。
【0006】 本考案は上記従来の欠点、不都合を解決するために、タイヤに対する取付と取 外との装着時における操作性が迅速且つ確実に行えて操作性が良く、また錠止装 置内に挿通された緊張チェーンの錠止がきめ細かに行うことにより外側側部ハー ネスの緊張を容易且つ確実に行え、さらには不使用時にはコンパクトになすこと を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を達成するために、タイヤの未装着時には展開状態の略直線 状に維持され、タイヤへの装着時には有端の略リング状に可撓して変更可能に鋼 材により形成される内側側部ハーネスと、チェーンにより前記内側側部ハーネス に略対向して形成され、少なくとも1個所で係止部品を介して連結可能に分離さ れる外側側部ハーネスと、前記内側側部ハーネスおよび外側側部ハーネスとを接 続し、タイヤのトレッド上に装着可能なチェーン連結部と、前記外側側部ハーネ スの分離側の一端に取付けられた錠止装置と、外側側部ハーネスの分離側の他端 に連結可能に設けられ、前記錠止装置内に挿通される緊張チェーンと、該緊張チ ェーンが前記錠止装置を通過する時、前記緊張方向とは反対方向へ緊張チェーン が移動するのを錠止し且つ解錠可能に錠止装置に設けた錠止杆と、前記内側側部 ハーネスの両端に係脱可能に設けた閉止部材とから成るという手段を採用した。
【0008】 また本考案は、緊張チェーンは左右の両半部を反対方向に捩った捻回リンクを 連続的に接続したツイストチェーンにより形成され、該ツイストチェーンは前記 錠止装置内を通過する時に該ツイストチェーンの緊張方向とは反対方向の移動を 阻止する前記錠止杆のラッチ部が係入可能なリンク孔が対向配置され、前記外側 側部ハーネスは前記錠止装置に対する前記分離側の一端と、該分離側の該一端に 対する対称側に位置する一端との2位置に少なくとも係止部品を介して分離可能 に連結するという手段を採用した。
【0009】 また本考案は、ツイストチェーンが移動可能に面接触する平坦面を前記錠止杆 のばね附勢方向に対する錠止装置の内面に略交差して設けた。
【0010】 さらに本考案は、前記緊張チェーンの引張側の自由端に連結される伸縮可能な 弾性材と、前記外側側部ハーネスの所望のリンクに係止可能であり、前記弾性材 に固着されたフックとにより形成される弾性緊張部品を設けた。
【0011】 また前記弾性緊張部品の前記弾性材は、天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂、また はこれらの混合物とにより外形が略長円形の偏平状に形成されるとともに複数の 弾性調整孔を長手方向に列設し、該弾性調整孔の間には中間残肉部を長手方向に 交差する方向に配設した。
【0012】 さらに本考案は、緊張チェーンには、装着時における略リング状の前記内側側 部ハーネスに係止可能な方向変更フックを適宜数個、設けた。
【0013】
【作用】
タイヤチェーンをタイヤに装着するのには、タイヤへの未装着時における展開 状態では略直線状に維持され、鋼材にて形成された内側側部ハーネスと、チェー ンにより前記内側側部ハーネスに略対向して形成され、少なくとも1個所で係止 部品を介して連結可能に分離される外側側部ハーネスと、内側側部ハーネスと外 側側部ハーネスを接続するチェーン連結部とを備えたタイヤチェーンを略直線状 の展開状態にタイヤの後部下方から内側側部ハーネスがタイヤの内側に来るよう に挿入し、配置する。次いで鋼材により形成される内側側部ハーネスを、略直線 状の展開状態から、有端の略リング状にばね性に抗して湾曲する。そして内側側 部ハーネスの両端を、目視し易いタイヤの内側上部において閉止部材相互を係止 することにより連結して内側側部ハーネスを略リング状に取付ける。そしてタイ ヤの内側から外側へ、チェーンにより形成されて少なくとも一個所で係止部品を 介して連結可能に分離された外側側部ハーネス、チェーン連結部を引張り出す。 そして、外側側部ハーネスの分離端相互を係止部品を介して連結する。その後 、錠止装置内に挿通された緊張チェーンを引張って外側側部ハーネスを緊張させ 、錠止杆によりきめ細かに錠止し、タイヤへタイヤチェーンと装着する。
【0014】
【実施例】
以下、図1乃至図7に従って本考案の一実施例を説明する。 本実施例において、内側側部ハーネス1を鋼材を用いて形成し、またチェーン 2により外側側部ハーネス4を形成するとともに内側側部ハーネス1および外側 側部ハーネス4を接続し、タイヤ5のトレッド5a上に装着可能であり、トレッ ド5aにわたって図では間欠的に延伸するチェーンライン部6と、該チェーンラ イン部6の左右端に略交差して連結されるチェーン連結部7とを設け、前記外側 側部ハーネス4の一端に錠止装置8を取付け、外側側部ハーネス4の他端に一端 が連結される緊張チェーン9を錠止装置8内に挿通し、該緊張チェーン9が前記 錠止装置8を通過する時、前記緊張方向イとは反対方向へ移動するのを阻止する ように錠止し且つ解錠可能になるように錠止杆10を軸10bにより錠止装置8 内に枢支し、該錠止杆10は軸10bの周りに嵌着したねじりばね17の附勢力 を受けるように設け、前記内側側部ハーネス1の両端に閉止部材30,30′を 設ける構成は従来と同様であるので、詳細な説明は省く。
【0015】 しかしながら、本実施例において鋼材により形成される前記内側側部ハーネス 1は、タイヤ5への未装着時には図3に示すように、展開状態の略直線状に維持 されるが、タイヤ5への装着時には図2に示すように、ばね性に抗して湾曲する ことにより有端の略リング状に可撓して変更可能に形成される。
【0016】 しかも前記外側側部ハーネス4は、この実施例においては分離側の一端2a1 に取付けた錠止装置8に対する他端2a2 と、該分離側の一端2a1 に対する上 下対称側に位置する一端2b1 と他端2b2 とが係止部品を介して分離可能に連 結される。
【0017】 また前記閉止部材30,30′は図1および図4に示すように、鋼材により形 成される内側側部ハーネス1の一端に固着され上面に切欠部31aを有する略筒 状の雌の筒状体31と、前記切欠部31a内に抜差自在に挿入されることにより 前記筒状体31に係脱可能になるように前記内側側部ハーネス1の他端に固着さ れた雄の係合子32とから形成され、この筒状体31と係合子32とは前記内側 側部ハーネス1をばね性に抗して押縮め、解放して拡開する時に筒状体31内に 係合子32が係止されて内側側部ハーネス1が略リング状に形成されるようにな っている。
【0018】 チェーン2により形成される前記外側側部ハーネス4は、図1に示すように前 記錠止装置8に対する分離側の一端2a1 と、該一端2a1 の上下対称側に位置 する他の一端2b1 との2位置を少なくとも係止部品を介して複数個、例えば本 実施例においては2つの区域部2A,2Bに分離可能に連結されるようになって いる。
【0019】 前記係止部品としては、鉄板を打抜成形した略S字状のフック33が用いられ 、このフック33,33の一端には前記外側側部ハーネス4の分離可能な他端2 a2 と、上下対称側に位置する一端2b1 とが夫々接続され、しかもこの上側の フック33の略中間部には止着環34を介して前記チェーン連結部7,7の一端 7a,7aが連結されている。 35は錠止装置8内に挿通される前記緊張チェーン9の一端に取付けられたよ り戻しリンクであり、このより戻しリンク35には下側の一方の前記フック33 の他端に設けた係合鉤部33aが係脱可能になることにより、外側側部ハーネス 4の一方の区域部2Aと、他方の区域部2Bとはフック33、緊張チェーン9、 錠止装置8を通じて連結される。 また上側の他方の前記フック33の他端の係合鉤部33aには前記外側側部ハ ーネス4の他端2b2 が係脱可能に連結される。 このようにチェーン2により形成され、有端の2つの区域部2A,2Bに分割 されている外側側部ハーネス4は、図3に示すようにタイヤ5への未装着時にお ける直線状の展開状態から、タイヤ5への装着時には図1に示すように有端の略 リング状に湾曲することにより可撓した後に、係止部品としての前記フック33 ,33を用いて相互に端部が接続され、略リング状に接続される。
【0020】 前記緊張チェーン9は、図5および図6に示すように、左右の両半部36A, 36Bを相互に略90°程反対方向に捩った捻回リンク36を連続的に接続した ツイストチェーン37により形成される。 そしてこのツイストチェーン37は、前記錠止装置8内を通過する時に、ツイ ストチェーン37の緊張方向イとは反対方向への移動を阻止するための前記錠止 杆10の一側に設けたラッチ部10aが係入可能なリンク孔38が対向し、配置 される。
【0021】 前記錠止装置8は、側板8a,8a間に前記ツイストチェーン37が移動可能 に面接触する平坦面39を前記錠止杆10のねじりばね17の附勢方向ロに対し て略交差して設けている。
【0022】 図7において40は前記緊張チェーン9の引張側の自由端に設けられた弾性緊 張部品であり、この弾性緊張部品40は緊張チェーン9の自由端に連結環41を 介して連結される伸縮可能な弾性材42と、該弾性材42に固着され、前記外側 側部ハーネス4の所望のリンクに係止可能となるフック43とから形成される。 前記弾性材42は、天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂の何れか、またはこれらの 混合物の弾性材料により図7に示すように、外形が略長円形の偏平状に形成され る。そしてこの弾性材42には、複数個、図では2個の弾性調整孔42a,42 bが長手方向に列設され、該弾性調整孔42a,42bの間には中間残肉部42 cが長手方向に交差する方向に配設されることにより強度をもたせている。 偏平状の弾性材42に、長手方向に列設される複数個の弾性調整孔42a,4 2bを設けたのは、弾性材42の伸縮性を充分に発揮するようにするとともに各 弾性調整孔42a,42bの設置個所毎に弾性材42を区分することにより弾性 による伸縮性をほど良く調整するためである。
【0023】 44は前記緊張チェーン9に複数個が装着された方向変更フックであり、この 方向変更フック44は前記緊張チェーン9が挿通される筒状本体部44aと、該 筒状本体部44aの一側に設けられ、前記外側側部ハーネス4に係脱可能に係合 されることにより緊張チェーン9の緊張方向を変更する鉤状部44bとから形成 される。
【0024】 本考案の一実施例は以上の構成からなり、使用に際してタイヤチェーンTをタ イヤ5に装着するのには、先ず使用者は図3に示すように略直線状の展開状態を なして鋼材により形成した内側側部ハーネス1を外側側部ハーネス4、チェーン 連結部7、錠止装置8、緊張チェーン9等と一緒にタイヤ5の後部下面からタイ ヤ5の内側下方へ挿入する。 次いで、内側側部ハーネス1をそのばね性に抗して湾曲することにより、内側 側部ハーネス1の一端に設けた閉止部材30における筒状体31の切欠部31a 内に、内側側部ハーネス1の他端に設けた閉止部材30′の係合子32を係入し 、閉止部材30,30′相互をタイヤ6の内側においてタイヤ5を移動すること なく係止して内側側部ハーネス1を図2に示すように略リング状に接続する。 この係止操作は使用者が目視可能なタイヤ5の内側上部において行えば、使用 者の手が届くことにより、操作を逐一、確認しながら簡便な取扱により行なえる 。 このようにして鋼材にて形成される内側側部ハーネス1のばね性が拡開する方 向に働くことにより、閉止部材30の筒状体31内に閉止部材30′の係合子3 2は筒状体31の切欠部31aに合致する場合以外は、自動車の走行時の振動が 加わったり、しかも前後方向または左右方向のいかなる方向から外力が働いても 外れることなく確実に係合している。
【0025】 次いでタイヤ5の外側に外側側部ハーネス4を引張り出す。この際、チェーン 2により形成された外側側部ハーネス4は、分離側の一端2a1 に取付けた錠止 装置8に対する他端2a2 と、該一端2a1 に対する上下対称側に位置する一端 2b1 と他端2b2 との2位置において係止部品としてのフック33,33を介 して複数個、図示では2つの区域部2A,2Bに分離可能であるので、外側側部 ハーネス4のタイヤ5の外側への引出操作は円滑且つ迅速に行なえる。
【0026】 そして使用者は、図1において外側側部ハーネス4の上側の一端2b1 に取付 けられている係止部品としてのフック33の係合鉤部33aを外側側部ハーネス 4の他端2b2 に係入することにより、外側側部ハーネス4の分離されている2 つの区域部2A,2Bの図示において上部を連結する。この際、外側側部ハーネ ス4はチェーン2により形成されていても、2つの区域部2A,2Bに区分され ているので、チェーン2により連続して形成されている場合よりも長さが短く、 軽量になるから取扱易くなり、タイヤ5に対する外側側部ハーネス4の巻付作業 と接続作業とは容易に行なえる。
【0027】 その後、外側側部ハーネス4の錠止装置8に対する他端2a2 に取付けられて いる係止部品としてのフック33の係合鉤部33aを、錠止装置8内に挿通され ている緊張チェーン9の一端のより戻しリンク35に係入することにより、外側 側部ハーネス4の分離されている2つの区域部2A,2Bを図1において下部を 相互に連結する。この場合にも、チェーン2により形成されている外側側部ハー ネス4は、2つの区域部2A,2Bに区分されているので、チェーン2は中断さ れることがない連続した状態で形成されている場合よりも長さが短く、軽量にな るから取扱易くなり、タイヤ5に対する外側側部ハーネス4の巻付作業と接続作 業は容易に行なえる。
【0028】 さらに錠止装置8内に挿通され、一端をより戻しリンク35を介して外側側部 ハーネス4の他端2a2 に設けたフック33の係合鉤部33aに連結した緊張チ ェーン9の自由端を把持して図5の緊張方向イに緊張チェーン9を引張ると、こ の緊張チェーン9は、枢支軸としての軸10bに捲着されているねじりばね17 の附勢力を常時、受けている錠止杆10のラッチ部10aに対して緊張方向イへ 移動することができる。
【0029】 そして緊張チェーン9は図5、図6に示すように、左右の両半部36A,36 Bを相互に略90°程、反対方向に捩った捻回リンク36を連続的に接続したツ イストチェーン37に形成され、しかもこのツイストチェーン37は錠止装置8 内に設けた平坦面39に面接触するように挿通されているので、錠止杆10のラ ッチ部10aに対して捻回リンク36の1ピッチ毎にリンク孔38が対向し、配 置された状態で揺動することなく安定に移動して行く。
【0030】 その後、緊張チェーン9を所望の強さの抵抗力を感じるまで引張上げると、図 5および図6に示すように、ツイストチェーン37の1ピッチ毎の捻回リンク3 6のリンク孔38が、錠止杆10の係入部10aに対向して露呈するので、この リンク孔38内にねじりばね17の附勢力により錠止杆10のラッチ部10aは 捻回リンク36の1ピッチ毎に係入される。従って、きめ細かな錠止が行なえる 。この結果、緊張チェーン9を緊張方向イとは反対方向に移動するのが阻止され る。 こうして、外側側部ハーネス4をタイヤ5に対して緩みがなく略リング状に緊 張させることができる。
【0031】 次いで緊張チェーン9に複数個、図では2個設けた方向変更フック44の鉤状 部44bを外側側部ハーネス4の所望位置のリンク孔に係入することにより、緊 張チェーン9の緊張方向を半径方向に変更して緊張する。この際、方向変更フッ ク44の緊張チェーン9に対する装着位置を、タイヤ5の径の大小によって移動 して方向変更に起因する緊張チェーン9の緊張度を調整することもできる。 そして緊張チェーン9の自由端に設けた弾性緊張部品40のフック43を外側 側部ハーネス4の所望のリンクに係止し、固定する。 ところでフック43は、天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂、またはこれらの混合 物等の弾性材料により略長円形の偏平状に形成された弾性材42を連結環41を 介して緊張チェーン9の自由端に取付けているので、緊張チェーン9の引張りや 自動車の走行時における振動に対して弾性材42が伸縮力を発揮して緊張チェー ン9および外側側部ハーネス4は緩みを生ずることなく緊張させ、図1に示すよ うに略リング状に維持できる。 この際、略長円形の偏平状に形成された弾性材42には、2個の弾性調整孔4 2a,42bが長手方向に列設されているので、弾性材42はこの弾性調整孔4 2a,42bの設置個所宛に伸縮することになるため、程良い弾性伸縮性を発揮 し、伸び過ぎや縮み過ぎを防止する。しかも弾性調整孔42a,42bの中間部 には長手方向に交差する方向に中間残肉部42cが設けられているので、この中 間残肉部42cにより弾性材42が偏平な薄肉に形成されていても、または緊張 力に伴って強い引張力が働いても弾性材42は破断することなく、強い強度を発 揮する。
【0032】 このようにタイヤ5の内側において、鋼材により形成した内側側部ハーネス1 を直線状の展開状態からばね性に抗して湾曲し、略リング状にすることによりタ イヤ5の内側上部にて閉止部材30,30′を係止することと、またタイヤ5の 外側においては、チェーン2により形成され且つ2つの区域部2A,2Bに分離 された外側側部ハーネス4を、タイヤ5の上部ではフック33を介して連結する ことと、タイヤ5の下部では外側側部ハーネス4の他端2a2 に設けたフック3 3を緊張チェーン9の一端に連結することと、緊張チェーン9を錠止装置8に対 して引張って緊張させ、錠止することの各操作を、使用者はタイヤ5に対して目 視可能で取扱易い個所で行なえるので、タイヤ5に対するタイヤチェーンTの装 着操作を迅速且つ確実に行なえる。
【0033】 またタイヤチェーンTをタイヤ5から取外す場合には、先ずフック43、複数 個の方向変更フック44を外側側部ハーネス4のリンクに対する係止から外す。 その後、錠止装置8の錠止杆10をねじりばね17の附勢力に抗して錠止杆1 0の附勢方向ロとは反対方向に押圧して軸10bを中心に錠止杆10を回動させ ることにより、緊張チェーン9のリンク孔38に対するラッチ部10aの錠止を 解錠すると、緊張チェーン9を錠止装置8に対して緊張方向イとは反対方向に自 由に移動することができる。 従って迅速に錠止装置8に対して緊張チェーン9の緊張を解いて緩めることが できる。 この際、緊張チェーン9の緊張を緩めても緊張チェーン9の自由端には連結環 41を介して弾性材42、フック43が連結されているので、錠止装置8に対し て連結環41が係合することにより錠止装置8から緊張チェーン9が抜け出すの を防止できる。
【0034】 次いでタイヤ5の外側において、上部に位置するフック33の外側側部ハーネ ス4の一端2b2 に対する係合を解くとともに上方の一方のフック33に対して 略対称に下部に位置する他方のフック33の緊張チェーン9に対する係合を解く 。こうすると、チェーン2にて形成されている外側側部ハーネス4は連続状態の 場合よりも長さが短くなって軽量で取扱易い2つの区域部2A,2Bに分離され るので、タイヤ5に対する外側側部ハーネス4の取外操作は簡便に行なえる。そ の後、タイヤ5の内側に位置する閉止部材30,30′の係止を解いて内側側部 ハーネス1を図2に示す略リング状の状態から両端部の係合を解いてばね性によ り直線状に復元してから、タイヤ5からタイヤチェーンTを抜き去って取外し作 業を完了する。
【0035】 またチェーン2により形成される外側側部ハーネス4は、係止部品としてのフ ック33,33により2区域部2A,2Bに分離可能であり、また内側側部ハー ネス1はばね性を有する鋼材により形成されて可撓性を発揮するので、タイヤチ ェーンTを不使用時においてコンパクトに折り畳むことができ、収納または運搬 に便利になる。
【0036】 なお上記実施例においては、外側側部ハーネス4を、錠止装置8に対する分離 側の一端2a1 と、分離側の他端2a2 に対する上下対称側に位置する一端2b 1 と他端2b2 との2位置において係止部品としてのフック33,33を介して 分離可能に連結するようにしているが、この外側側部ハーネス4の分離個所の設 置位置は適宜自由であり、しかも分離区域部の個数は、上記実施例に限らず、2 つ以上の複数個であってもよい。
【0037】
【考案の効果】
以上のように本考案は、鋼材により形成される内側側部ハーネスを、タイヤへ の未装着時には展開状態の略直線状に維持し、タイヤへの装着時には有端の略リ ング状に可撓して変更可能に形成し、またチェーンにより形成される外側側部ハ ーネスを係止部品を用いて分離可能に連結するようにしたので、タイヤに対する タイヤチェーンの取付、取外時に、タイヤを浮き上げることなく内側側部ハーネ スのタイヤの内側への挿入作業および引張作業や内側側部ハーネスの両端に設け た閉止部材の係脱作業が、タイヤの内側上部の目視が容易で取扱易い個所にて行 われるため、タイヤへのタイヤチェーンの装着時および取付時の作業性が大幅に 向上する。
【0038】 しかも本考案は、錠止装置内に挿通された緊張チェーンを引張るだけの取扱で 、外側側部ハーネスに対する錠止がきめ細かに行え、操作性が良くなり、外側側 部ハーネスの緊張を容易且つ確実に行える。 また不使用時にはタイヤチェーンをコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のタイヤチェーンをタイヤに取付けた状
態の一実施例を示す外側から見た正面図である。
【図2】同じく裏面図である。
【図3】同じくタイヤチェーンを分離した展開状態を示
す平面図である。
【図4】同じく本実施例の内側側部ハーネスの両端を閉
止する閉止部材を示す斜面図である。
【図5】同じく錠止装置に対して緊張チェーンを引張操
作して外側側部ハーネスを緊張させる状態を示す部分切
欠正面図である。
【図6】同じく本実施例に使用する緊張チェーンの平面
図である。
【図7】同じく本実施例に使用する弾性緊張部品を示す
斜面図である。
【図8】従来のタイヤチェーンをタイヤに装着した状態
を外側から見た斜面図である。
【図9】同じく内側から見た斜面図である。
【図10】同じく内側側部ハーネスを閉止するのに使用
する閉止装置を示す斜面図である。
【図11】同じく従来のタイヤチェーンの外側側部ハー
ネスを緊張するための緊張チェーンを錠止するのに使用
する錠止装置を示す斜面図である。
【図12】同じく錠止装置の片方の側板を外した状態を
示す斜面図である。
【図13】同じく錠止装置に対する従来の緊張チェーン
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 内側側部ハーネス 2 チェーン 2a1 一端 2a2 他端 2b1 一端 2b2 他端 4 外側側部ハーネス 5 タイヤ 7 チェーン連結部 8 錠止装置 9 緊張チェーン 10 錠止杆 10a 係止部 17 ねじりばね 33 フック 36 捻回リンク 36A 半部 36B 半部 37 ツイストチェーン 38 リンク孔 40 弾性緊張部品 42 弾性材 42a 弾性調整孔 42b 弾性調整孔 42c 中間残肉部 43 フック 44 方向変更リンク

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤへの未装着時には展開状態の略直
    線状に維持され、タイヤへの装着時には有端の略リング
    状に可撓して変更可能に鋼材により形成される内側側部
    ハーネスと、チェーンにより前記内側側部ハーネスに略
    対向して形成され、少なくとも1個所で係止部品を介し
    て連結可能に分離される外側側部ハーネスと、前記内側
    側部ハーネスおよび外側側部ハーネスとを接続し、タイ
    ヤのトレッド上に装着可能なチェーン連結部と、前記外
    側側部ハーネスの分離側の一端に取付けられた錠止装置
    と、外側側部ハーネスの分離側の他端に連結可能に設け
    られ、前記錠止装置内に挿通される緊張チェーンと、該
    緊張チェーンが前記錠止装置を通過する時、前記緊張方
    向とは反対方向へ緊張チェーンが移動するのを錠止し且
    つ解錠可能に錠止装置に設けた錠止杆と、前記内側側部
    ハーネスの両端に係脱可能に設けた閉止部材とから成る
    タイヤチェーン。
  2. 【請求項2】 前記緊張チェーンは左右の両半部を反対
    方向に捩った捻回リンクを連続的に接続したツイストチ
    ェーンにより形成され、該ツイスチェーンは前記錠止装
    置内を通過する時に該ツイストチェーンの緊張方向とは
    反対方向の移動を阻止する前記錠止杆のラッチ部が係入
    可能なリンク孔が対向配置され、前記外側側部ハーネス
    は前記錠止装置に対する分離側の一端と、該分離側の該
    一端に対する対称側に位置する一端との2位置を少なく
    とも係止部品を介して分離可能に連結することを特徴と
    した請求項1に記載のタイヤチェーン。
  3. 【請求項3】 前記錠止装置は、ツイストチェーンが移
    動可能に面接触する平坦面を前記錠止杆のばね附勢方向
    に対する内面に略交差して設けたことを特徴とする請求
    項1、または請求項2に記載のタイヤチェーン。
  4. 【請求項4】 前記緊張チェーンの引張側の自由端に連
    結される伸縮可能な弾性材と、前記外側側部ハーネスの
    所望のリンクに係止可能であり、前記弾性材に固着され
    たフックとにより形成される弾性緊張部品を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載のタイヤチェーン。
  5. 【請求項5】 前記弾性緊張部品の前記弾性材は、天然
    ゴム、合成ゴム、合成樹脂、またはこれらの混合物とに
    より外形が略長円形の偏平状に形成されるとともに複数
    の弾性調整孔を長手方向に列設し、該弾性調整孔の間に
    は中間残肉部を長手方向に交差する方向に配設したこと
    を特徴とする請求項4に記載のタイヤチェーン。
  6. 【請求項6】 前記緊張チェーンには、装着時における
    略リング状の前記内側側部ハーネスに係止可能な方向変
    更フックを適宜数個、設けたことを特徴とする請求項1
    に記載のタイヤチェーン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0584865U (ja) * 1992-04-18 1993-11-16 株式会社本田ロック 回転センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0584865U (ja) * 1992-04-18 1993-11-16 株式会社本田ロック 回転センサ

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