JP3009328U - ギャープーラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この実用新案はギャープーラーのアームの中
央部に縦溝を付けたギャープーラーに関するものであ
る。 【構成】 （１）のアームに縦溝を付け、その縦溝の中
に（２）のハンガーを入れ、ハンガー（２）はブレース
（３）を介して（５）の（２）ハンガー〜（３）ブレー
ス接続ボルト及び（６）の（１）アーム〜（３）ブレー
ス接続ボルトで（１）アームと（２）ハンガーを接続
し、尚（１）アームには（７）調整用孔及び（８）支点
用ボルトを付ける。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案はのアームの中央部に従満を加工したギャープーラーに関する ものである。

従来のギャープーラーは図２に示すように（１）アームの長さが一定で（ロ） の抜取物の外径に合わせてギャープーラーを取り替えなければ抜取物の抜き取り が不可能で多くのギャープーラーが必要であった。又アーム（１）とハンガー（ ２）との支点が点接触であるため抜取作業中に支点が外れて抜取不能になったり （３）ブレースが曲がったりして多くの欠点があった。

本考案はその欠点を除くために図１に示すように（１）アーム中央に縦溝を加 工し調節孔（７）を設けてアーム（１）とハンガー２との支点位置を自由に変更 できる構造とし、抜取物（イ）の外径や形状に合わせて支点やアーム（１）とブ レース（３）の接続位置を変え合理的な抜取作業を可能にしたものである。

又アーム（１）とハンガー（２）との支点はアーム（１）の溝中にあるため外 れる恐れがなく未経験者でも簡単に作業ができる長所がある。

尚従来のギャープーラーは（４）スクリューを油圧シリンダーに置き替えたも のも多く市販されているが高価なため大小多くの油圧式ギャープーラーを揃える ことは多くの支出を必要としたがこのギャープーラーは１台で従来品の数台分の 作業範囲が確保され経済的にも多くの効果が期待できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】従来品の斜視図である。

【符号の説明】 （１）はアーム （２）はハンガー （３）はブレース
（４）はスクリュ （５）は（２）のハンガーと（３）のブレースの接続ボ
ルト （６）は（１）のアームと（３）のブレースの接続ボル
ト （７）は調整用孔 （８）は支点用ボルト （イ）は抜
取物

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 （１）のアームの中央部に縦溝を加工し
   てあり（７）の調整用孔を利用して（２）のハンガーや
   （３）のブレースが（イ）の抜取物の形状に応じて調整
   できる構造を有するギャープーラー