JP3009119U - 薬取出し具 - Google Patents
薬取出し具Info
- Publication number
- JP3009119U JP3009119U JP1994009353U JP935394U JP3009119U JP 3009119 U JP3009119 U JP 3009119U JP 1994009353 U JP1994009353 U JP 1994009353U JP 935394 U JP935394 U JP 935394U JP 3009119 U JP3009119 U JP 3009119U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate portion
- base plate
- drug
- mounting
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 この考案は、PTP包装から錠剤、カプセ
ル剤等を指先や爪先を傷める事なく簡単に取出す事が出
来る。 【構 成】 V字状操作本体Aの一方を基部板部1、も
う一方を押圧作動板部2として、基部板部前部には薬受
容器装着用L字型板部3と楕円状孔部4を設け、押圧作
動板部2には押圧棒部5が設けられている。薬受容器は
L字型板部に摺動自在着脱自在に装着されている。
ル剤等を指先や爪先を傷める事なく簡単に取出す事が出
来る。 【構 成】 V字状操作本体Aの一方を基部板部1、も
う一方を押圧作動板部2として、基部板部前部には薬受
容器装着用L字型板部3と楕円状孔部4を設け、押圧作
動板部2には押圧棒部5が設けられている。薬受容器は
L字型板部に摺動自在着脱自在に装着されている。
Description
【0001】
本考案は、薬剤包装形態の一つであるPTP包装から錠剤やカプセル剤等を簡 単に取出すと共に、服用過誤と飲み忘れを防止する器具に関するものである。
【0002】
従来、PTP包装から薬を取出すとき指で押出していた。したがって指先や爪 先が傷付き痛みを生じた。また、迅速に薬を取出すことも出来なかった。 本考案はこれらを解消するためになされたものである。
【0003】
本考案を図面について説明すれば、 (1)プラスチック板や金属板等の弾性変形可能な材料をV字状に曲げて形成 された操作本体Aにおいて、V字状の一方を基部板部1片一方を押圧作動板 部2として、押圧作動板部前部内側には基部板部前部楕円状孔部と向い合せ の位置に押圧棒部4を設けてある。基部板部前部上面部には楕円状孔部5と 補助板部装着用突起部6とが設けられ、基部板部両側には薬受容器装着用L 字形板部3が設けられており操作本体Aと一体形成されている。 (2)基部板部1に摺動自在に差込装着される薬受容器部7は内部が仕切板部 10により三分されており、外観形状は薬受容器装着用L字形板部3に収容 できる大きさで五面体の箱型をしている。 (3)薬受容基部7を操作本体Aより外して携帯容器として用いるときの凹型 蓋部8。 (4)小型・中型楕円状孔部付補助板部9。
【0004】
本案は以上のような構成であるから、これを使用する時はPTPシート包装の 薬部分を基部板部1の薬押出孔である楕円状孔部5上に合せ当て、押圧作動板部 2を材質の持つ弾性反発力に抗して近接させ、押圧棒部4先端を薬に押し当てな がら押圧作動板部2に力を加えると、押圧棒部4に伝わった押圧力により薬は押 圧棒部4の圧迫を受けPTP包装被膜内から楕円状孔部5を介して下方に押出さ れ、薬受容器部7内に落下する。 通常、錠剤、カプセル剤の形状には大・中・小の三種類があり基部板部1に設 けられた楕円状孔部5は大型なので小型、中型薬は押出し難いようにも思われる が、PTPシートの材質自体が孔をせばめる役目も果たすので十分にそれらを押 出す事が出来る。しかし、時としてPTPシートの材質によっては孔をせばめる 役目がなされない事も考えられるのでその時には小型・中型楕円状孔部付補助板 部9を用いる。この補助板部の使用法は薬の剤型に適合する楕円状孔部を基部板 部前部の楕円状孔部5の上に重なるように補助板部装着用突起部6を利用して嵌 込み装着後、薬を当該楕円状孔部に合せ当て押圧作動板部で一連の押出し動作を 行うと,薬は楕円状孔部を介して押出され薬受容器内に落下する。 薬受容器部7は内部が仕切板部10により薬の通常服用回数である一日3回、 朝・昼・夕に三等分されており、それぞれの一回服用量を収容後、操作本体Aよ り外し蓋部9を被せて携帯容器として使用する。従って、薬受容器部7により一 日の服用回数と1回の服用量の仕分けができるので、投薬日数分の薬受容器部7 を用意して仕分けを行っておくと、服用過誤と飲み忘れを防止する事ができる。 尚、服用方法で一日の服用回数が1回、2回、4回等の場合には、仕切板部 を差替式にする事で一つの薬受容器で対応することが出来る分けであるが、差替 えの手間と薬の汚染を考慮に入れると銘々の服用回数に合せた薬受容器部を別個 に用意して使用する方が安全である。
【0005】
実施例について図面を参照して説明する。 第1図に示すように、基部板部1と押圧作動板部2が操作本体AとしてV字状 に一体形成されているのは、弾性変形可能な金属板やプラスチック板等の特質で ある弾性と反発力を利用して、押圧作動板部前部内側に設けた押圧棒部4により 薬を基部板部前部に設けた楕円状孔部5を介して下方に押出し、薬受容器部7内 に落下させるためである。 PTPシートから1錠、1カプセルを押出すには第2図に示すように、押圧作 動板部 に押圧力をかけたとき作動板部が他薬部分に触れる事なく、押圧棒部4 先端部がPTPシート被膜内部より薬を楕円状孔部5を介して薬受容器部7に落 下させることが必要であり、従って、押圧棒部4の形状は縦の長さが大型薬の縦 幅より若干長めで、横幅は小型薬を押出す程度の幅を持った丸い棒状体であり、 基部板部前部楕円状孔部5の中心と押圧棒部4の中心が一致する位置で、押圧作 動板部2前部に設けられている。 この押圧棒部と向い合わせに基部板部前部に設けられた薬押出孔である楕円状 孔部5が楕円状を成しているのは、錠剤孔、カプセル剤孔を個別に設けることな く、一つの押出孔で両方の薬を押出させるためであり、したがって、第3図に示 すように錠剤、カプセル剤の共通孔として2剤を重ね合せ共有部分をより多く持 った形状である楕円状孔にするのが最も適している。 薬受容器部7は第4図で示すように、内部は仕切板部10で三分されており、 底部、左右、前後が平面板で形成された五面体の箱型で,基部板部とL字型板部 によって出来た空間部に収まる大きさをしている。 蓋部8は第5図で示すように左右側面、底面の三面体の凹型をしており、薬受 容器部7を携帯容器として使用するときは第6図で示すように逆凹型被せ蓋とし て用い、薬受容器部を基部板部1に装着使用するときは第7図で示すように薬受 容器部に重ね合せて用いる。 小型・中型楕円状孔部付補助板部9は、第8図で示すように基部板部と同じ大 きさを持った薄板で、基部板部前部楕円状孔部5の中心と中心が一致する位置に 小型、中型楕円状孔部が平行に並び設けられており、補助板部装着用孔部11は 楕円状孔部の中心線上の両端に2個計4個設けられている。この補助板部を装着 するための補助板部装着用突起部6は、2個が第8図で示すように、基部板部前 部楕円状孔部の中心線上の両端に補助板部装着用孔部11に嵌合する位置で設け られている。
【0006】
【考案の効果】 指先や爪先を傷める事なくPTP包装から薬を迅速に取出す事が出来る。 また、薬の押出し時点で薬受容器内に服用回数と服用量とが仕分けされるので、 飲み忘れや服用過誤を防止することが出来る。
【第1図】本考案全体の斜視図。
【第2図】本考案押圧棒部の薬押出し状態を示す要部断
面図。
面図。
【第3図】本考案楕円状孔部の要部平面図。
【第4図】本考案薬受容器部の斜視図。
【第5図】本考案蓋部の斜視図。
【第6図】本考案蓋部の携帯容器への装着使用の斜視
図。
図。
【第7図】本考案薬受容器操作本体装着への蓋部の使用
図。
図。
【第8図】本考案小型・中型楕円状孔部付補助板部の斜
視図。
視図。
Aは操作本体 1は基部板部 2は押圧作動板部 3は薬受容器部装着用L字型板部 4は押圧棒部 5は基部板部前部楕円状孔部 6は補助板部装着用突起部 7は薬受容器部 8は凹型蓋部 9は小型・中型楕円状孔部付補助板部 10は仕切板部 11は補助板部装着用孔部
Claims (1)
- 【請求項1】(1)プラスチック板や金属板等の弾性変
形可能な材料をV字状に曲げて形成された操作本体
(A)において、V字状の一方を基部板部(1)片一方
を押圧作動板部(2)として、押圧作動板部前部内側に
は基部板部前部楕円状孔部と向い合わせの位置に押圧棒
部(4)を設けてある。基部板部前部上面部には楕円状
孔部(5)と補助板部装着用突起部(6)とが設けら
れ、基部板部両側には薬受容器部装着用L字型板部
(3)が設けられており操作本体と一体形成されてい
る。 (2)基部板部(1)に摺動自在に差込装着される薬受
容器部(7)は内部が仕切板部(10)により三分され
ており、外観形状は薬受容器装着用L字型板部(3)に
収容できる大きさで五面体の箱型をしている。 (3)薬受容器部(7)を操作本体(A)より外して携
帯容器として用いるときの凹型蓋部(8)。 (4)小型・中型楕円状孔部付補助板部(9)。以上の
如く構成された薬取出し具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009353U JP3009119U (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 薬取出し具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009353U JP3009119U (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 薬取出し具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3009119U true JP3009119U (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=43144924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994009353U Expired - Lifetime JP3009119U (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 薬取出し具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009119U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011161116A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Hiromi Shimogama | おくすりパンチ |
JP2012246035A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 取出し具 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP1994009353U patent/JP3009119U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011161116A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Hiromi Shimogama | おくすりパンチ |
JP2012246035A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 取出し具 |
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