JP3008959B2 - 光スイッチ - Google Patents

光スイッチ

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JP3008959B2
JP3008959B2 JP3073344A JP7334491A JP3008959B2 JP 3008959 B2 JP3008959 B2 JP 3008959B2 JP 3073344 A JP3073344 A JP 3073344A JP 7334491 A JP7334491 A JP 7334491A JP 3008959 B2 JP3008959 B2 JP 3008959B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信あるいは光実験
系において好適に用いられる光路切り替え用光スイッチ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光通信あるいは光実験系における
光路切り替え用光スイッチとして様々な種類のものが開
発され提供されており、偏光方向を外部磁界で制御する
ことで光路を切り替えることができる光スイッチもその
1つである。
【0003】上記の光スイッチの一例としては、既に
11に示す様な光スイッチ1(特公昭59−44606
号公報)が提供されている。該光スイッチ1は、偏光プ
リズム2,3、ファラデー回転子(非相反性回転子)
4、光学補償板5、全反射ミラー6,7、光線入射ポ−
ト8,9、光線出射ポ−ト10,11とから概略構成さ
れている。
【0004】ここで、偏光プリズム2,3は入射してき
た光線の偏光を2つの直交成分(s−波成分とp−波成
分)に分離または入射してきた2つの直交成分を合波す
るものである。
【0005】ファラデー回転子4と光学補償板5は、入
射する光に対して次の様に設定されている。すなわち、
光が図11中左方から右方へ進行する場合にはファラデ
ー回転子4と光学補償板5の回転方向の相殺効果により
光の偏光方向は変化せず、同図中右方から左方へ進行す
る場合には互いの旋光が重なり合って光の偏光方向が9
0°だけ回転するように、ファラデー回転子4に働く外
部磁界Hの方向および光学補償板5の結晶軸の方向が設
定されている。
【0006】したがって、この光スイッチ1において
は、光線入射ポ−ト8から入射した光Liは、偏光プリ
ズム2により2つの直交成分(s−波成分とp−波成
分)に分離されるものの最終的には偏光プリズム3で再
度これらの直交成分が合波され、この合波された光Lf
は光線出射ポ−ト10から出射する。
【0007】同様に、光線入射ポ−ト9から入射した光
Ljは偏光プリズム2,3により分離、合波がなされ、
合波された光Lgは光線出射ポ−ト11から出射する。
【0008】また、上記の様に設定された光スイッチ1
において、何らかの方法でファラデー回転子4に働く外
部磁界Hの方向を反転させれば、光が図11中右方から
左方へ進行する場合には光学補償板5とファラデー回転
子4の回転方向の相殺効果により光の偏光方向は変化せ
ず、同図中左方から右方へ進行する場合には互いの旋光
が重なりあって光の偏光方向が90°だけ回転する。
【0009】したがって、この光スイッチ1において
は、光線入射ポ−ト8から入射した光Liは光線出射ポ
−ト10から出射せずに光線出射ポ−ト11から出射
し、同様に光線入射ポ−ト9から入射した光Ljは光線
出射ポ−ト11から出射せずに光線出射ポ−ト10から
出射し、光スイッチとしての動作を行うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の光ス
イッチ1においては、偏光プリズム2,3を用いている
ために光線出射ポ−ト10,11間のアイソレーション
を高くすることができないという欠点があった。
【0011】その理由は、偏光プリズム2(3)によっ
て反射されるべきs−波成分の中に透過すべきp−波成
分が漏れ込む量を−30dB以下に抑えることが技術的
に困難であるために、本来現れて欲しくない光線出射ポ
−トにも光が出射されるからである。
【0012】また、直交成分に分離された2つの光を合
波する際、光の進行方向を全反射ミラー6,7の反射に
よって変更しているために、同一光路上で合波するのに
高い技術を必要とするという欠点もある。
【0013】図11の例では偏光プリズム2,3と全反
射ミラー6,7とにより光の進行方向を変化させてい
る。ここで、反射させた位置から合波される位置にいた
るまでの光路長をLとすると、反射させる角度にΔθだ
け誤差があれば、合波地点ではLΔθだけ位置ずれが生
じることとなる。合波地点での位置ずれは光線出射ポ−
ト10(11)に接続される光導波路との結合損失を増
加させたり、偏波依存性を生じせしめたりすることとな
り、実用的にはΔθを5秒以内の精度に保って各部品を
構成し、かつ実装する必要がある。
【0014】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、光線出射ポ−ト間のアイソレーションを高く
することができ、同一光路上で容易に合波することがで
き、かつ高い製作精度を必要としない光路切り替え用の
光スイッチを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な光スイッチを採用した。
【0016】すなわち、請求項1記載の光スイッチとし
ては、光線の進行方向に沿って3枚の複屈折結晶板を所
定間隔をおいて配置し、第1と第2の複屈折結晶板の間
に、光線の偏光方向を同じ角度だけ回転させる相反性と
非相反性の第1群の回転子を挿入し、第2と第3の複屈
折結晶板の間にも前記第1群の回転子と同様の機能を有
する第2群の回転子を挿入し、前記複屈折結晶板の常光
線と異常光線を分離する方向を、第2の複屈折結晶板の
分離する方向が第1及び第3の複屈折結晶板の分離する
方向と異なり第1と第3の複屈折結晶板それぞれの分離
する方向が一致するように設定し、第1の複屈折結晶板
により分離された常光線と異常光線の偏光方向が第2の
複屈折結晶板の入射端面にて互いに一致するように、前
記第1群の相反性と非相反性の回転子の回転方向及び該
非相反性回転子に働く外部磁界の強さ及び方向を設定
し、前記第2の複屈折結晶板の出射端にて一致している
2本の光線の偏光面が、第3の複屈折結晶板の入射端面
にて互いに直交するように、前記第2群の相反性と非相
反性の回転子の回転方向及び該非相反性回転子に働く外
部磁界の強さ及び方向を設定し、前記第1の複屈折結晶
板に1つ以上の光線入射ポートを設け、前記第3の複屈
折結晶板に複数の光線出射ポートを設けてなることを特
徴としている。
【0017】
【0018】また、請求項2記載の光スイッチとして
は、光線の進行方向に沿って3枚の複屈折結晶板を所定
間隔をおいて配置し、第1と第2の複屈折結晶板の間に
2つの非相反性回転子からなる第1群の回転子をこれら
の非相反性回転子が互いに異なる向きに回転するように
同一面内に配置するとともにこれらの非相反性回転子各
々に働く外部磁界の方向が互いに異なる向きとなるよう
にこれらの外部磁界の大きさ及び方向を設定し、前記非
相反性回転子により一致した偏光方向が常光線となるよ
うに第2の複屈折結晶板を配置し、第2と第3の複屈折
結晶板の間にも2つの非相反性回転子からなる第2群の
回転子をこれらの非相反性回転子が互いに異なる向きに
回転するように同一面内に配置するとともにこれらの非
相反性回転子各々に働く外部磁界の方向が互いに異なる
向きとなるようにこれらの外部磁界の大きさ及び方向を
設定し、前記第1の複屈折結晶板に1つ以上の光線入射
ポートを設け、前記第3の複屈折結晶板に複数の光線出
射ポートを設けてなることを特徴としている。
【0019】
【作用】本発明の請求項1記載の光スイッチでは、1つ
以上(N個)の光線入射ポートのうち光線入射ポートi
(1≦i≦N)から入射した光線は複数(M個)の光線
出射ポートのうち光線出射ポートk(1≦k≦M)から
出射する様に、前記第1群の回転子と第2群の回転子の
それぞれの非相反性回転子に働く外部磁界の強さ及び方
向を設定しておく。
【0020】ここで、前記第1群の回転子と第2群の回
転子のそれぞれの非相反性回転子に働く外部磁界の方向
を反転させれば、光線入射ポートi(1≦i≦N)から
入射した光線は光線出射ポートk(1≦k≦M)から出
射せずに、光線出射ポートk+1(1≦k≦M)から出
射するという光スイッチとしての動作を行う。
【0021】
【0022】
【0023】また、請求項2記載の光スイッチでは、1
つ以上(N個)の光線入射ポートのうち光線入射ポート
i(1≦i≦N)から入射した光線は複数(M個)の光
線出射ポートのうち光線出射ポートk(1≦k≦M)か
ら出射する様に、第1群の回転子の非相反性回転子各々
に働く外部磁界の方向が互いに異なる向きとなるように
これらの外部磁界の大きさ及び方向を設定し、第2群の
回転子においても非相反性回転子各々に働く外部磁界の
方向が互いに異なる向きとなるようにこれらの外部磁界
の大きさ及び方向を設定しておく。
【0024】ここで、前記非相反性回転子各々に働く外
部磁界の方向を反転させれば、光線入射ポートi(1≦
i≦N)から入射した光線は光線出射ポートk(1≦k
≦M)から出射せずに、光線出射ポートk+1(1≦k
≦M)から出射するという光スイッチとしての動作を行
う。
【0025】
【実施例】以下、本発明の各実施態様について図を参照
して説明する。
【0026】まず、請求項1記載の光スイッチについて
図1を基に説明する。
【0027】この光スイッチ21は、光線の進行方向に
沿って所定間隔をおいて配置された第1ないし第3の複
屈折結晶板22〜24と、第1の複屈折結晶板22と第
2の複屈折結晶板23との間に挿入された第1群の回転
子25と、第2の複屈折結晶板23と第3の複屈折結晶
板24との間に挿入された第2群の回転子26と、第1
の複屈折結晶板22に設けられた光線入射ポート27
と、第3の複屈折結晶板24に設けられた光線出射ポー
ト28,29とから概略構成されている。
【0028】そして、第1の複屈折結晶板22と光線入
射ポート27との間にはレンズ31と光ファイバ32と
が同軸的に設けられ、第3の複屈折結晶板24と光線出
射ポート28との間にはレンズ33と光ファイバ34と
が同軸的に設けられ、更に、第3の複屈折結晶板24と
光線出射ポート29との間にはレンズ35と光ファイバ
36とが同軸的に設けられている。
【0029】第1群の回転子25は、光線の偏光方向を
同じ角度だけ回転させる相反性と非相反性の回転子から
なるもので、第1の相反性左回り45°回転子(以下、
単に第1相反性左回転子と略称する。)41、第1の相
反性右回り45°回転子(第1相反性右回転子)42、
第1の非相反性ファラデ−45°回転子(第1のファラ
デ−回転子)43とから構成されている。
【0030】第2群の回転子26は上記の第1群の回転
子25と同様の構成からなるもので、第2の相反性左回
り45°回転子(第2相反性左回転子)44、第2の相
反性右回り45°回転子(第2相反性右回転子)45、
第2の非相反性ファラデ−45°回転子(第2のファラ
デ−回転子)46とから構成されている。
【0031】上記の複屈折結晶板22,…としては方解
石もしくはルチル結晶が、また相反性回転子41,…と
しては水晶旋光子や1/2波長板が、またファラデ−回
転子43,46としてはY.I.G結晶やGBIG薄膜
結晶が好適に用いられる。
【0032】この光スイッチ21の複屈折結晶板22,
…の常光線と異常光線を分離する方向は、第2の複屈折
結晶板23の分離する方向が第1の複屈折結晶板22及
び第3の複屈折結晶板24の分離する方向と異なり、第
1の複屈折結晶板22と第3の複屈折結晶板24の分離
する方向が一致するように設定されている。
【0033】また、第1の複屈折結晶板22により分離
された常光線と異常光線の偏光方向が第2の複屈折結晶
板23の端面23aにて互いに一致するように、第1相
反性左回転子41、第1相反性右回転子42、第1のフ
ァラデ−回転子43それぞれの回転方向が設定されてい
る。また、第1のファラデ−回転子43に働く外部磁界
Hの強さ及び方向も設定されている。
【0034】また、第2の複屈折結晶板23の端面23
bにて一致している2本の光線の偏光面が、第3の複屈
折結晶板24の端面24aにて互いに直交するように、
第2相反性左回転子44、第2相反性右回転子45、第
2のファラデ−回転子46それぞれの回転方向が設定さ
れている。また、第2のファラデ−回転子46に働く外
部磁界Hの強さ及び方向も設定されている。
【0035】ここで、図1中、第1ないし第3の複屈折
結晶板22〜24中に描かれている矢印付き実線は常光
線を、矢印付き破線は異常光線を表わしている。
【0036】図2及び図3は、ファラデ−回転子43
(46)に働く外部磁界Hの方向を変化させるための具
体的な手段を示したものである。
【0037】図2では、ファラデ−回転子43(46)
の側面51近傍にこの側面51と平行に永久磁石52を
設け、この永久磁石52を側面51と平行な平面内で回
転させることによりファラデ−回転子43(46)に働
く外部磁界Hの方向を変化させている。また、図3で
は、ファラデー回転子43(46)を取り囲む位置に円
筒状の電磁石53を設け、この電磁石53の電流の方向
を切り替えることによりファラデ−回転子43(46)
に働く外部磁界Hの方向を変化させている。
【0038】次に、光スイッチ21の作用について図4
及び図5を基に説明する。
【0039】図4は、光スイッチ21において入射ポー
ト27から光線出射ポート28へ向かう光路Aを入射光
線Lpが進行している様子を上から観察したものであ
り、図5は光路Aにおける光線の偏光状態を入射光側
(光線入射ポート27側)から観測したものである。以
下、これらの偏光状態を符号Z1〜Z8を用いて示すこ
ととする。
【0040】いま、外部磁界Hの方向および第1相反性
左回転子41、第1相反性右回転子42、第2相反性左
回転子44、第2相反性右回転子45各々の回転方向を
適当に選ぶことで、入射光線Lpが図中左から右へ進む
とき第2の複屈折結晶板23の端面23aでの偏光方向
が常光線となるように構成することができる。
【0041】光線入射ポート27から入射した光線Lp
はZ1の状態であるが、第1の複屈折結晶板22により
X−Z平面上で光線L11と光線L12とに分離され
る。光線L11が第1の複屈折結晶板22に対して常光
線(O−ray)であり、光線L12が異常光線(E−
ray)である。各々の偏光方向は、Z2の様にそれぞ
れY軸方向とX軸方向に向う直交状態となっている。
【0042】互いに直交している光線L11と光線L1
2の偏光方向は、回転方向の異なる第1相反性左回転子
41または第1相反性右回転子42を通過することで互
いに同じ方向となる。ここでは第1相反性左回転子41
は光線L11の入射方向からみて左回り方向に、第1相
反性右回転子42は光線L12の入射方向からみて右回
り方向に回転させる。この時の偏光状態はZ3の様にな
っている。
【0043】次に、第1のファラデ−回転子43が光線
L11と光線L12をさらに左回りに45°回転させる
ことで、これらの光線L11,L12の偏光方向はX軸
方向となる。結果として、第2の複屈折結晶板23の端
面23aの位置(Z4)では、Z2での偏光方向に比べ
て光線L11は90°回転しており、光線L12は回転
していない。
【0044】第2の複屈折結晶板23の結晶軸は、X軸
方向に偏光している2つの光線L11,L12が常光線
となるように配置される。第2の複屈折結晶板23を通
過した2つの光線L11,L12(Z4の状態)は第2
群の回転子26を通過することとなる。
【0045】ここでは、第1群の回転子25の作用と反
対に光線L11の偏光方向を回転させず、光線L12の
偏光方向を90°回転させるように、第2相反性左回転
子44、第2相反性右回転子45、第2のファラデ−回
転子46をそれぞれ配置する。なお、第2のファラデ−
回転子46の回転方向は第1のファラデ−回転子43と
同じでよい。
【0046】この場合、光線L11は第2相反性右回転
子45と第2のファラデ−回転子46を通過することに
より偏光方向の回転が相殺され結果として偏光方向が回
転しないこととなるが、光線L12は第2相反性左回転
子44と第2のファラデ−回転子46を通過することに
より偏光方向が左回りにそれぞれ45°回転し、結果と
して偏光方向が90°回転することとなる(Z7の状
態)。
【0047】したがって、第3の複屈折結晶板24の端
面24aでは2つの光線L11,L12の偏光方向は直
交する。この時、第3の複屈折結晶板24に対して光線
L11が異常光線(E−ray)となり、光線L12が
常光線(O−ray)となるので、第3の複屈折結晶板
24の端面24bでは2つの光線L11,L12は空間
的に一致して合波され(光線Lq)、光線出射ポート2
8から出射される。
【0048】次に、ファラデ−回転子43(46)に働
く外部磁界Hの方向を反転させた場合について図6及び
図7を基に説明する。
【0049】この場合、光線入射ポート27から入射し
た光線Lpは、第1の複屈折結晶板22により光線L1
1と光線L12とに分離され、第1相反性左回転子41
または第1相反性右回転子42を通過することで互いに
同じ方向となり(Z3の状態)、第1のファラデ−回転
子43に入射する。
【0050】光線L11,L12は、第1のファラデ−
回転子43に働く外部磁界Hの方向が反転しているため
に、第1のファラデ−回転子43により偏光方向が右回
り方向にそれぞれ45°回転する。したがって、Z4で
の光線L11,L12のそれぞれの偏光方向はY軸方向
となり、第2の複屈折結晶板23に対し異常光線とな
る。これらの異常光線はY軸方向にシフトしながら第2
の複屈折結晶板23中を伝搬していくため、外部磁界H
を反転させない場合と比べて、Y軸方向にYdだけ光線
L11,L12の光路がシフトすることとなる(Z5の
状態)。
【0051】シフトした光線L11は第2相反性右回転
子45と第2のファラデ−回転子46を通過することに
より偏光方向が右回りにそれぞれ45°回転し、結果と
して偏光方向が90°回転することとなるが、光線L1
2は第2相反性左回転子44と第2のファラデ−回転子
46を通過することにより偏光方向の回転が相殺され結
果として偏光方向が回転しないこととなる(Z7の状
態)。
【0052】したがって、第3の複屈折結晶板24の端
面24aでは2つの光線L11,L12の偏光方向は直
交する。この時、第3の複屈折結晶板24に対して光線
L11が異常光線(E−ray)となり、光線L12が
常光線(O−ray)となるので、第3の複屈折結晶板
24の端面24bでは2つの光線L11,L12は空間
的に一致して合波され(光線Lq)、光線出射ポート2
9から出射される。この場合、光線出射ポート29は外
部磁界Hを反転させない場合の光線出射ポート28と比
べてY軸方向にYdだけシフトする。
【0053】以上説明したように、この光スイッチ21
によれば、光線入射ポート27から入射した光線Lpは
光線出射ポート28から出射する様に、第1のファラデ
−回転子43と第2のファラデ−回転子46それぞれに
働く外部磁界Hの強さ及び方向を設定しておき、第1の
ファラデ−回転子43と第2のファラデ−回転子46そ
れぞれに働く外部磁界Hの方向を反転させることによ
り、光線入射ポート27から入射した光線Lpは光線出
射ポート28から出射せずに、光線出射ポート29から
出射するという光路を切り替える機能を有し、光スイッ
チとしての動作を実現することができる。したがって、
1×2の光スイッチとして利用することができる。
【0054】なお、上記の光スイッチ21では、Y軸方
向に複数の光線入射ポートを配置することで、同時に複
数のチャネルを切り替えることもできることは明白であ
る。このように、上述した光スイッチ21では、光線入
出射ポートの数は上記実施例に限定されることなく種々
の変更が可能である。
【0055】また、光ファイバ32,…は、光のエネル
ギを閉じこめて伝搬できる光導波路に置き換えることも
勿論可能であり、これらの光ファイバ32,…のモード
はシングルモードもしくはマルチモードのいずれでもよ
い。
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】次に、請求項2記載の光スイッチについて
図8を基に説明する。
【0063】この光スイッチ71は、偏光方向制御に磁
界の切り替えを用いる光スイッチにおいて偏波回転子と
してファラデー回転子のみを用いた例であり、上記の光
スイッチ21の第1群の回転子25を非相反性ファラデ
ー45°回転子(ファラデー回転子)72,73に置き
換え、第2群の回転子26をファラデー回転子74,7
5に置き換えたものである。
【0064】ファラデー回転子72の偏光方向の回転を
光線L11に対して右回りとなる様に、また、ファラデ
ー回転子73の偏光方向の回転を光線L12に対して左
回りとなる様に、互いに異なる向きに回転するように同
一面内に配置されており、ファラデー回転子74,75
においてもファラデー回転子72,73と同様に互いに
異なる向きに回転するように同一面内に配置されてお
り、ファラデー回転子72,73により一致した偏光方
向が常光線となるように第2の複屈折結晶板23が配置
されている。
【0065】そして、これらのファラデー回転子72,
73各々に働く外部磁界Hの方向が互いに異なる向きと
なるようにこれらの外部磁界Hの大きさ及び方向が設定
されており、ファラデー回転子74,75においてもフ
ァラデー回転子72,73と同様に各々に働く外部磁界
Hの方向が互いに異なる向きとなるようにこれらの外部
磁界Hの大きさ及び方向が設定されている。
【0066】次に、光スイッチ71の作用について説明
する。図9は光線入射ポート27から光線出射ポート2
8へ向かう光路Aにおける光線の偏光状態を入射光側
(光線入射ポート27側)から観測したものである。
【0067】光線入出射ポート27から入射した光線L
pは、第1の複屈折結晶板22によりX−Z平面上で常
光線である光線L11と異常光線である光線L12とに
分離される(Z2の状態)。
【0068】直交状態にある各光線L11,L12の偏
光方向は、ファラデー回転子72,73による互いに異
なる方向への45°回転により、第2の複屈折結晶板2
3の端面23aでは共にX軸から−45°傾いた方向と
なる。ここでは、偏光方向が−45°傾いた光線が常光
線となるように第2の複屈折結晶板23が配置されてい
る。
【0069】第2の複屈折結晶板23を通過した光線L
11(L12)の偏光方向はファラデー回転子74(7
5)の右回り(左回り)の作用によって45°回転させ
られ、これらの光線L11,L12は再び互いに直交す
ることとなる。2つの光線L11,L12は第3の複屈
折結晶板24により合波されて1つの光線Lqとなり光
線出射ポート28から出射することとなる。
【0070】次に、ファラデ−回転子72,73(7
4,75)に働く外部磁界Hの方向を反転させた場合に
ついて図10を基に説明する。
【0071】この場合、光線入射ポート27から入射し
た光線Lpは、第1の複屈折結晶板22により光線L1
1と光線L12とに分離され、ファラデ−回転子72,
73それぞれに入射する。
【0072】ファラデ−回転子72,73に働く外部磁
界Hの方向がそれぞれ反転しているために、光線L11
はファラデ−回転子72により偏光方向が左回り方向に
45°回転し、光線L12はファラデ−回転子73によ
り偏光方向が右回り方向に45°回転する。したがっ
て、Z3での光線L11,L12のそれぞれの偏光方向
は一致し、第2の複屈折結晶板23に対し異常光線とな
る。これらの異常光線はX軸方向及びY軸方向にそれぞ
れシフトしながら第2の複屈折結晶板23中を斜め右下
方へ伝搬していくため、外部磁界Hを反転させない場合
と比べて、X軸方向にXdだけ、Y軸方向にYdだけそ
れぞれ光線L11,L12の光路がシフトすることとな
る(Z4の状態)。
【0073】シフトした光線L11はファラデ−回転子
74を通過することにより偏光方向が右回りに45°回
転し、光線L12はファラデ−回転子75を通過するこ
とにより偏光方向が左回りに45°回転することとなる
(Z5の状態)。
【0074】したがって、第3の複屈折結晶板24の端
面24aでは2つの光線L11,L12の偏光方向は直
交する。この時、第3の複屈折結晶板24に対して光線
L11が常光線(O−ray)となり、光線L12が異
常光線(E−ray)となるので、第3の複屈折結晶板
24の端面24bでは2つの光線L11,L12は空間
的に一致して合波され(光線Lq)、光線出射ポート2
9から出射される。この場合、光線出射ポート29は外
部磁界Hを反転させない場合の光線出射ポート28と比
べてX軸方向にXdだけ、Y軸方向にYdだけそれぞれ
シフトする。
【0075】以上説明したように、この光スイッチ71
によれば、光線入射ポート27から入射した光線Lpは
光線出射ポート28から出射する様に、ファラデ−回転
子72〜75それぞれに働く外部磁界Hの強さ及び方向
を設定しておき、ファラデ−回転子72〜75それぞれ
に働く外部磁界Hの方向を反転させることにより、光線
入射ポート27から入射した光線Lpは光線出射ポート
28から出射せずに、光線出射ポート29から出射する
という光路を切り替える機能を有し、光スイッチとして
の動作を実現することができる。したがって、1×2の
光スイッチとして利用することができる。
【0076】なお、上記の光スイッチ71では、偏光方
向の制御に液晶板を用いることができ、この場合、上述
した光スイッチ61と同様にファラデー回転子を相反性
回転子に置き換えることもできる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の光スイッチによれば、光線の進行方向に沿って3
枚の複屈折結晶板を所定間隔をおいて配置し、第1と第
2の複屈折結晶板の間に、光線の偏光方向を同じ角度だ
け回転させる相反性と非相反性の第1群の回転子を挿入
し、第2と第3の複屈折結晶板の間にも前記第1群の回
転子と同様の機能を有する第2群の回転子を挿入し、前
記複屈折結晶板の常光線と異常光線を分離する方向を、
第2の複屈折結晶板の分離する方向が第1及び第3の複
屈折結晶板の分離する方向と異なり第1と第3の複屈折
結晶板それぞれの分離する方向が一致するように設定
し、第1の複屈折結晶板により分離された常光線と異常
光線の偏光方向が第2の複屈折結晶板の入射端面にて互
いに一致するように、前記第1群の相反性と非相反性の
回転子の回転方向及び該非相反性回転子に働く外部磁界
の強さ及び方向を設定し、前記第2の複屈折結晶板の出
射端にて一致している2本の光線の偏光面が、第3の複
屈折結晶板の入射端面にて互いに直交するように、前記
第2群の相反性と非相反性の回転子の回転方向及び該非
相反性回転子に働く外部磁界の強さ及び方向を設定し、
前記第1の複屈折結晶板に1つ以上の光線入射ポートを
設け、前記第3の複屈折結晶板に複数の光線出射ポート
を設けてなることとしたので、1つ以上(N個)の光線
入射ポートのうち光線入射ポートi(1≦i≦N)から
入射した光線は複数(M個)の光線出射ポートのうち光
線出射ポートk(1≦k≦M)から出射する様に、前記
第1群の回転子と第2群の回転子のそれぞれの非相反性
回転子に働く外部磁界の強さ及び方向を設定しておき、
前記第1群の回転子と第2群の回転子のそれぞれの非相
反性回転子に働く外部磁界の方向を反転させることによ
り、光線入射ポートi(1≦i≦N)から入射した光線
は光線出射ポートk(1≦k≦M)から出射せずに、光
線出射ポートk+1(1≦k≦M)から出射するという
光スイッチとしての動作を行うことができる。
【0078】
【0079】また、請求項2記載の光スイッチによれ
ば、光線の進行方向に沿って3枚の複屈折結晶板を所定
間隔をおいて配置し、第1と第2の複屈折結晶板の間に
2つの非相反性回転子からなる第1群の回転子をこれら
の非相反性回転子が互いに異なる向きに回転するように
同一面内に配置するとともにこれらの非相反性回転子各
々に働く外部磁界の方向が互いに異なる向きとなるよう
にこれらの外部磁界の大きさ及び方向を設定し、前記非
相反性回転子により一致した偏光方向が常光線となるよ
うに第2の複屈折結晶板を配置し、第2と第3の複屈折
結晶板の間にも2つの非相反性回転子からなる第2群の
回転子をこれらの非相反性回転子が互いに異なる向きに
回転するように同一面内に配置するとともにこれらの非
相反性回転子各々に働く外部磁界の方向が互いに異なる
向きとなるようにこれらの外部磁界の大きさ及び方向を
設定し、前記第1の複屈折結晶板に1つ以上の光線入射
ポートを設け、前記第3の複屈折結晶板に複数の光線出
射ポートを設けてなることとしたので、1つ以上(N
個)の光線入射ポートのうち光線入射ポートi(1≦i
≦N)から入射した光線は複数(M個)の光線出射ポー
トのうち光線出射ポートk(1≦k≦M)から出射する
様に、第1群の回転子の非相反性回転子各々に働く外部
磁界の方向が互いに異なる向きとなるようにこれらの外
部磁界の大きさ及び方向を設定し、第2群の回転子にお
いても非相反性回転子各々に働く外部磁界の方向が互い
に異なる向きとなるようにこれらの外部磁界の大きさ及
び方向を設定しておき、前記非相反性回転子各々に働く
外部磁界の方向を反転させることにより、光線入射ポー
トi(1≦i≦N)から入射した光線は光線出射ポート
k(1≦k≦M)から出射せずに、光線出射ポートk+
1(1≦k≦M)から出射するという光スイッチとして
の動作を行うことができる。
【0080】以上の様に、本発明の光スイッチによれ
ば、偏光プリズムを用いず、また高い角度精度を有する
光学部品および実装を必要とせずに、光学系を構成する
ことができることから、ポート間のアイソレーションが
高く、製作も容易な光スイッチを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1記載の光スイッチの一実施
例を示す斜視図である。
【図2】 ファラデ−回転子に働く外部磁界の方向を変
化させるための一手段を示す図である。
【図3】 ファラデ−回転子に働く外部磁界の方向を変
化させるための他の一手段を示す図である。
【図4】 本発明の請求項1記載の光スイッチの光路を
示す図である。
【図5】 本発明の請求項1記載の光スイッチの光線の
偏光状態を示す図である。
【図6】 本発明の請求項1記載の光スイッチの外部磁
界の方向を反転させた場合の光路を示す図である。
【図7】 本発明の請求項1記載の光スイッチの外部磁
界の方向を反転させた場合の光線の偏光状態を示す図で
ある。
【図8】 本発明の請求項2記載の光スイッチの一実施
例を示す斜視図である。
【図9】 本発明の請求項2記載の光スイッチの光線の
偏光状態を示す図である。
【図10】 本発明の請求項2記載の光スイッチの外部
磁界の方向を反転させた場合の光線の偏光状態を示す図
である。
【図11】 従来の光スイッチの構成及び動作を示す概
略図である。
【符号の説明】
21 光スイッチ 22 第1の複屈折結晶板 23 第2の複屈折結晶板 24 第3の複屈折結晶板 25 第1群の回転子 26 第2群の回転子 27 光線入射ポート 28,29 光線出射ポート 31,33,35 レンズ 32,34,36 光ファイバ 41 第1の相反性左回り45°回転子 42 第1の相反性右回り45°回転子 43 第1の非相反性ファラデ−45°回転子 44 第2の相反性左回り45°回転子 45 第2の相反性右回り45°回転子 46 第2の非相反性ファラデ−45°回転子 71 光スイッチ 72〜75 非相反性ファラデー45°回転子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光線の進行方向に沿って3枚の複屈折結
    晶板を所定間隔をおいて配置し、第1と第2の複屈折結
    晶板の間に、光線の偏光方向を同じ角度だけ回転させる
    相反性と非相反性の第1群の回転子を挿入し、第2と第
    3の複屈折結晶板の間にも前記第1群の回転子と同様の
    機能を有する第2群の回転子を挿入し、 前記複屈折結晶板の常光線と異常光線を分離する方向
    を、第2の複屈折結晶板の分離する方向が第1及び第3
    の複屈折結晶板の分離する方向と異なり第1と第3の複
    屈折結晶板それぞれの分離する方向が一致するように設
    定し、 第1の複屈折結晶板により分離された常光線と異常光線
    の偏光方向が第2の複屈折結晶板の入射端面にて互いに
    一致するように、前記第1群の相反性と非相反性の回転
    子の回転方向及び該非相反性回転子に働く外部磁界の強
    さ及び方向を設定し、前記第2の複屈折結晶板の出射端
    にて一致している2本の光線の偏光面が、第3の複屈折
    結晶板の入射端面にて互いに直交するように、前記第2
    群の相反性と非相反性の回転子の回転方向及び該非相反
    性回転子に働く外部磁界の強さ及び方向を設定し、 前記第1の複屈折結晶板に1つ以上の光線入射ポートを
    設け、前記第3の複屈折結晶板に複数の光線出射ポート
    を設けてなることを特徴とする光スイッチ。
  2. 【請求項2】 光線の進行方向に沿って3枚の複屈折結
    晶板を所定間隔をおいて配置し、第1と第2の複屈折結
    晶板の間に2つの非相反性回転子からなる第1群の回転
    子をこれらの非相反性回転子が互いに異なる向きに回転
    するように同一面内に配置するとともにこれらの非相反
    性回転子各々に働く外部磁界の方向が互いに異なる向き
    となるようにこれらの外部磁界の大きさ及び方向を設定
    し、 前記非相反性回転子により一致した偏光方向が常光線と
    なるように第2の複屈折結晶板を配置し、 第2と第3の複屈折結晶板の間にも2つの非相反性回転
    子からなる第2群の回転子をこれらの非相反性回転子が
    互いに異なる向きに回転するように同一面内に配置する
    とともにこれらの非相反性回転子各々に働く外部磁界の
    方向が互いに異なる向きとなるようにこれらの外部磁界
    の大きさ及び方向を設定し、 前記第1の複屈折結晶板に1つ以上の光線入射ポートを
    設け、前記第3の複屈折結晶板に複数の光線出射ポート
    を設けてなることを特徴とする光スイッチ。
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