JP3008923U - 卒塔婆立て - Google Patents

卒塔婆立て

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JP3008923U
JP3008923U JP1994011310U JP1131094U JP3008923U JP 3008923 U JP3008923 U JP 3008923U JP 1994011310 U JP1994011310 U JP 1994011310U JP 1131094 U JP1131094 U JP 1131094U JP 3008923 U JP3008923 U JP 3008923U
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JP
Japan
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rod
fixing
support
bastard
fixing mechanism
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994011310U
Other languages
English (en)
Inventor
元彌 中村
健二郎 堤
Original Assignee
有限会社ホーオー商事
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】本考案は、墓に設置される卒塔婆立てに関し、
卒塔婆を確実に固定することができる卒塔婆立てを提供
することを目的としている。 【構成】卒塔婆支持用の上支持部20及び底支持部30
を具備し、上支持部又は底支持部の少なくとも一方に卒
塔婆5を固定する固定機構を設けて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、墓に設置される卒塔婆立てに関する。
【0002】
【従来の技術】
墓には、墓誌等の他に、卒塔婆を立てるための卒塔婆立てが設置されるのが普 通である。卒塔婆とは、供養追善のために墓に立てる、上部を塔形にした細長い 板のことで、梵字,経文,戒名等が記されるものである。
【0003】 図5は、従来の卒塔婆立ての構成を示す図である。図において、1は上板、2 は底板,3,4は側板である。上板1と底板2は側板3,4に支持されている。 1aは上板に設けられた卒塔婆挿入用の穴、2aは底板2に設けられた卒塔婆挿 入用の穴である。これら穴1aと2aとはそれぞれ対応して設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記した従来の卒塔婆立ての場合、卒塔婆5を卒塔婆挿入用穴1a,2aに挿 入すると、図6に示すように、卒塔婆挿入用穴1a,2aが大きいため、卒塔婆 5がガタガタして固定されないという問題があった。
【0005】 本考案は、このような課題に鑑みてなされたものであって、卒塔婆を確実に固 定することができる卒塔婆立てを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決する本考案は、卒塔婆支持用の上支持部及び底支持部を具 備し、前記上支持部又は底支持部の少なくとも一方に卒塔婆を固定する固定機構 を設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】 卒塔婆挿入用穴に卒塔婆を固定する固定機構を設けた。これにより、卒塔婆は ガタガタすることなく、確実に固定される。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す構成図である。図5と同一のものは、同一の符 号を付して示す。図において、10,11は側柱、20は卒塔婆5を上部で支持 する上支持部、30は卒塔婆5を底部で支持する底支持部である。上支持部20 は側柱10,11を両側から挟むように取り付けられた支持棒21,22と、こ れら支持棒21,22の間に設けられた複数のガイド棒23と、卒塔婆5をガイ ド棒23に沿って支持棒22との間で挟み込んで固定する固定棒24と、該固定 棒23に付勢力を与える複数のバネ25とで構成されている。側柱10,11, ガイド棒23及び固定棒24としては、例えばステンレス製のパイプが用いられ るがこれに限るものではない。側柱10,11は、例えば大理石等を用いること もできる。底支持部30の構成も上支持部20の構成と同じである。
【0009】 図2は卒塔婆固定機構の詳細構成例を示す図で、図1と同一のものは、同一の 符号を付して示す。図は図1に示す構成を上から見た図である。図に示すように 、ガイド棒23は、固定棒24を貫通しており、従って固定棒24はガイド棒2 3に沿って支持棒21(22)と平行状態を保持したまま摺動するようになって いる。バネ25は、その一端が支持棒21に固定され、他端は固定棒24に係止 されている。
【0010】 このように構成された卒塔婆立てにおいて、固定棒24にはバネ25により常 に図の矢印に示す向きに付勢力が与えられている。従って、卒塔婆5は付勢力を 与えられた固定棒24と支持棒22との間に、図に示すように確実に挟まれ、固 定される。
【0011】 なお、この実施例の場合、卒塔婆5を挿入する前の固定機構の状態は、図3に 示すように固定棒24が支持棒22と圧着している。そこで、卒塔婆5を挿入す る場合、手で固定棒24を手前に引っ張り、固定棒24と支持棒22との間に隙 間を作り、その中に卒塔婆5を入れるようにする。上支持部20で卒塔婆5を挿 入できたら、底支持部30には卒塔婆5を押し込んでやることにより、固定棒と 支持棒との間がこじあけられ、卒塔婆5を挟むことができるようになる。ここで 、ガイド棒23をパイプのような丸棒形状にしておくことにより、卒塔婆5をス ムーズに押し込むことができるようになる。
【0012】 上述の実施例では、底支持部30にも上支持部20と同一の卒塔婆固定機構を 設けた場合を例にとった。しかしながら、本考案は必ずしも上下に設ける必要は なく、上支持部又は底支持部のいずれか一方に設けてもよい。
【0013】 また、上述の実施例では、付勢力を与えるバネを全てのガイド棒23に取り付 けた場合を示したが、本考案はこれに限るものではない。少なくとも固定棒24 の両端のガイド棒23に取り付ければ、卒塔婆5を挟むための付勢力は与えられ る。
【0014】 また、上述の実施例では、卒塔婆を固定する固定機構として、バネの付勢力を 利用したものを用いた場合を例にとった。しかしながら、本考案はこれに限るも のではなく、卒塔婆を確実に固定できる機構であれば、どのような構成であって もよい。例えば、図4に示すように、固定棒24の両端に、固定棒24をガイド 棒23に固定するための固定ネジ26,27を設け、固定棒24を卒塔婆5に押 しつけて支持棒22との間で卒塔婆5を固定した状態で、固定ネジ26,27を 絞めて固定棒24を両端のガイド棒23に固定するような構成としてもよい。
【0015】 上述の実施例では、固定棒24を支持棒22の方に押しつけて卒塔婆5を固定 する場合を示したが、逆に固定棒24を支持棒21の方に押しつけて卒塔婆5を 固定するようにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように、本考案によれば、卒塔婆支持用の上支持部及び 底支持部を具備し、前記上支持部又は底支持部の少なくとも一方に卒塔婆を固定 する固定機構を設けることにより、卒塔婆を確実に固定することができる卒塔婆 立てを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成図である。
【図2】固定機構の詳細構成例を示す図である。
【図3】卒塔婆挿入前の状態を示す図である。
【図4】本考案の他の構成例を示す図である。
【図5】従来の卒塔婆立ての構成を示す図である。
【図6】従来の問題点の説明図である。
【符号の説明】
5 卒塔婆 10 側柱 11 側柱 20 上支持部 21 支持棒 22 支持棒 23 ガイド棒 24 固定棒 25 バネ 30 底支持部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 卒塔婆支持用の上支持部及び底支持部を
    具備し、 前記上支持部又は底支持部の少なくとも一方に卒塔婆を
    固定する固定機構を設けたことを特徴とする卒塔婆立
    て。
  2. 【請求項2】 前記固定機構は、バネによる付勢力を利
    用したものであることを特徴とする請求項1記載の卒塔
    婆立て。
  3. 【請求項3】 前記固定機構を、 2本の支持棒と、 これら2本の支持棒間にはしご状に取り付けられた複数
    のガイド棒と、 これらガイド棒に案内されてスライド可能な固定棒と、 その一端が前記支持棒に固定され、前記ガイド棒に巻回
    され、前記固定棒に付勢力を与えるバネとで構成し、 前記複数のガイド棒は丸棒形状のものを用いることを特
    徴とする請求項2記載の卒塔婆立て。
JP1994011310U 1994-09-12 1994-09-12 卒塔婆立て Expired - Lifetime JP3008923U (ja)

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