JP3008750U - 男性機能補助具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案になる男性機能補助具は、男性陰茎に
装着して、男女の交接をスムーズに行うため男性機能補
助具に関するものである。 【構成】 先端を斜めに切断した円筒体の下部に幅広の
厚みを付加し、上部、両側部、先端円周部と中央円周部
に細い厚みを付加し、全体は薄い膜で形成され、根元部
分に水または空気の注入孔を有する膨張層を設けた合成
樹脂を素材とする男性機能補助具である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、男性陰茎に装着して、男女の交接をスムーズに行うため男性機能補 助具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の男性機能補助具としては、昭和６０年に特許公開されている、特許第１ ６１０７２６号による製品が市販されている。この製品においては、全体に厚み のある円筒体で形成され、この円筒体の肉厚部内に周回状に密閉された空気室を 設けている。これ以外に、男性機能補助具として、取り上げるべき従来の技術は 見当たらない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

男性機能補助具として市販されている特許第１６１０７２６号においては、円 筒体の先端以外は、全体に厚みを持たせ、根元で男性陰茎の緊縛のため空気層を 設けている。この製品は、男性陰茎の代用を目的としたものであるため、男性陰 茎との一体感が乏しく、男女共、違和感を感じている。そこで、本考案では、男 性器の機能保持と男性陰茎との一体感に重点を置いて、従来の製品の問題点の解 消に努めた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解消するために、本考案では、合成樹脂を素材とし、円筒体１の先 端を斜め切断面２とし、円筒体の斜め切断面２と反対側に、円筒体の円周に、帯 状の膨張層３を設けて、水または空気の注入孔４を付け、円筒体を側面より見た 長辺を下部５として幅広の厚みを付加し、先端を斜め切断面２より突出させ、短 辺を上部６として細い厚みを付加し、両側部７及び先端円周部と中央円周部８に 細い厚みを付加して全体の補強とし、厚みを付加した部分以外の面は、薄い膜に て形成し、男性機能補助具としの機能を向上させた。

【０００５】

【作用】

本考案の男性機能補助具は、男性陰茎に装着して、男女の交接をスムーズに行 うためのものであり、円筒体の下部に幅広に厚みを付加することで、副木と同じ 役目を果たしている。この下部の副木を保持するために、円筒体の上部と側部に 厚みを持たせ、更に上部、側部、下部の厚みを、円筒体の先端円周部と中央円周 部の厚みにより繋ぐことで補強している。また、男性陰茎の根元に近い部分を膨 張層に水や空気を注入することで圧迫し、男性陰茎の充血を促進させる。

【０００６】 従来の男性機能補助具は、円筒体を男性陰茎に装着した結果、円筒体が亀頭部を 残して全体を厚い円筒体で覆うことになるので、男性陰茎が充血して膨張した結 果が、本人と相手側女性との間に充分伝わらない欠点があった。

【０００７】 しかし、本考案の男性機能補助具では、円筒体を男性陰茎の基部まで移動させる と、円筒体の下部の厚みが男性陰茎を支え、円筒体の先端は、斜めに切断してあ るので、男性陰茎の露出部分が多くなり、男性陰茎の充血効果を相手側女性に、 充分に伝えることができる

【０００８】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する 図１は本考案の男性機能補助具の斜視図である。図２は図１のＡ−Ａ線に沿った 断面図である。本考案の男性機能補助具１の素材は、合成樹脂であり、柔軟性と 円滑性からシリコンゴムが適当である。円筒体１に形成してあるが、先端は斜め 切断面２としてあり、男性陰茎の露出部分を多くするように工夫してある。根元 部分の円周に帯状に水または空気による膨張層３を設け、注入孔４をつけ、膨張 層３に注入された水や空気は、逆止弁により膨張層３に留まるようになっている 。逆止弁を指で押さえ、解放することにより閉じ込められた水や空気は外に吐き 出される。

【０００９】 男性陰茎への装着は、膨張層３から差し込むことで達成できる。円筒体１の長辺 の部分を下部５として、幅広い厚さを付加してあり、先端は斜め切断面よりも突 出している。また、根元から先端にかけて内側に湾曲を持たせている。このため 、男性陰茎の保持に効果があり、円筒体１の他の部分は薄い膜で形成されていて 、男性陰茎の硬化が不完全でも、男性陰茎を充分に保持できるように、下部５の 幅広い厚みに押し付けるようになっている。下部５以外の全体が薄い膜であると 強度が不足するので、上部６、側部７、先端円周部と中央円周部８に細い厚みを 持たせて補強してある。

【００１０】

【考案の効果】

男性陰茎と一体化するように、本考案による男性機能補助具は考案されている ので、使用に際しての違和感が少なく、勃起不全や早漏に悩む男性に安心感と満 足感を与える。また、補強に使用した厚みが女性に対する刺激となって、男性陰 茎が勃起不全であっても、女性に充実感を与えるという効果もあり、夫婦間の円 満な生活に寄与する点も大きい。

【００１１】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の男性機能補助具の斜視図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。

【符号の説明】

１・・・・・・・円筒体 ２・・・・・・・斜め切断面 ３・・・・・・・膨張層 ４・・・・・・・注入孔 ５・・・・・・・下部 ６・・・・・・・上部 ７・・・・・・・側部 ８・・・・・・・先端円周部と中央円周部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項】合成樹脂を素材とし、円筒体の先端を斜め切
   断面とし、円筒体の斜め切断面と反対側に、円筒体の円
   周に、帯状の膨張層を設けて、水または空気の注入孔を
   付け、 円筒体を側面より見た長辺を下部として幅広の厚みを付
   加し、先端を斜め切断面より突出させ、短辺を上部とし
   て、上部及び両側部に細い厚みを付加し、先端円周部と
   中央円周部に細い厚みを付加して全体の補強とし、 厚みを付加した部分以外の面は、薄い膜にて形成される
   ことを特徴とする男性機能補助具