JP3008456U - 小物装飾品収納容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 透明な容器本体とこの容器本体に着脱可能な
蓋体とを備え、この蓋体の内側に支持具を突出させると
ともにこの支持具に所要数の係止手段を設けた小物装飾
品収納容器である。 【効果】 支持具に係止手段を介して複数の小物装飾品
を吊り懸けた状態で、これらの小物装飾品を外部から観
える状態で容器本体内に収容できるため、この小物装飾
品収納容器を使用すれば、複数の小物装飾品が保管中に
散乱することはないとともに埃をかぶることはなく、そ
のうえ、必要とする装飾品を保管した状態で簡易に選択
発見することができる。さらに、収納された状態を外部
から観察することができるため、収納した状態で室内の
飾り用置物として使用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は小物装飾品収納容器に関し、イヤリング，ピアス等の小物装飾品を 陳列又は保管する際に収納用として使用されるものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、イヤリング，ピアス等の小物装飾品は、小箱・引出し等に纏めて収納し たり又は保持具を用いて棚や台に載置したりして保管していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、かかる従来の保管方法にあっては、イヤリング，ピアス等が小 物であったため散乱したり、露出したままで載置した場合には埃をかぶりやすく 、その上、複数個まとめて保管しているため、必要な際に選択発見しにくいとい う不都合を有した。

【０００４】 この考案の課題はこれらの不都合を解消することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

前記課題を達成するために、この考案に係る小物装飾品収納容器においては、 透明な容器本体とこの容器本体に着脱可能な蓋体とを備え、この蓋体の内側に支 持具を突出させるとともにこの支持具に所要数の係止手段を設けたものである。

【０００６】 なお、前記支持具の先端部に支持具支持用台座を設置することもできる。

【０００７】

【作用】

この考案に係る小物装飾品収納容器は上記のように構成されているため、支持 具に係止手段を介して複数の小物装飾品を吊り懸けた状態で、これらの小物装飾 品を外部から観える状態で容器本体内に収容できる。

【０００８】 なお、前記支持具の先端部に支持具支持用台座を設置すれば、支持具を容器本 体から取り出した場合でもこの台座を介してこの支持具を支えることができるた め、支持具への小物装飾品の着脱が簡易にできるものである。

【０００９】

【実施例】

図１において、Ｂはこの考案に係る小物装飾品収納容器である。また、１はこ の容器Ｂにおける筒状の透明容器本体であり、上端に開口11を有する。

【００１０】 ２は蓋体であり、前記容器本体１の開口11端にねじその他の手段によって着脱 可能に設置され、前記開口11を閉止したり開放したりする。

【００１１】 次に、３は支持ロッド（この考案の「支持具」に相当する）であり、前記蓋体 ２の内面に一体突出成形されている。この支持ロッド３は前記容器本体１内まで 延設している。31,31,…は係止枝（この考案の「係止手段」に相当する）であり 、前記支持ロッド３の側面において放射状に突設されている。この係止枝31には イヤリング，ピアス等の小物装飾品Ｄ，Ｄ，…が掛け吊りされている。

【００１２】 ４は円板状の台座板（この考案の「支持具支持用台座」に相当する）であり、 その中心に前記支持ロッド３の先端が連設されている。この台座板４を介して、 前記支持具３を容器本体１から取り出した状態で机等に載置することができる（ 図２参照のこと）。

【００１３】 図３は他の実施例であり、支持ロッド３に支持板32,32 , …を突設し、係止手 段として係止孔321,321 …が穿たれている。この係止孔321,321,…にイヤリング ，ピアス等の小物装飾品Ｄ，Ｄ，…が掛け吊りされている。

【００１４】 なお、この考案における係止手段は上記の他に係止溝等前記小物を掛け止めす るための全ての手段を含むものである。

【００１５】

【考案の効果】

この考案に係る小物装飾品収納容器は透明な容器本体とこの容器本体に着脱可 能な蓋体とを備え、この蓋体の内側に支持具を突出させるとともにこの支持具に 所要数の係止手段を設けたため、支持具に係止手段を介して複数の小物装飾品を 吊り懸けた状態で、これらの小物装飾品を外部から観える状態で容器本体内に収 容できる。

【００１６】 よって、この小物装飾品収納容器を使用すれば、複数の小物装飾品が保管中に 散乱することはないとともに埃をかぶることはなく、そのうえ、必要とする装飾 品を保管した状態で簡易に選択発見することができる。さらに、収納された状態 を外部から観察することができるため、収納した状態で室内の飾り用置物として 使用することができる。

【００１７】 なお、前記支持具に支持具支持用台座を設置すれば、支持具を容器本体から取 り出した場合でもこの台座を介してこの支持具を支えることができるため、支持 具への小物装飾品の着脱が簡易にできるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案に係る小物装飾品収納容器の断面図で
ある。

【図２】支持具を容器本体から取り出した状態図であ
る。

【図３】この考案に係る小物装飾品収納容器の他の実施
例の断面図である。

【符号の説明】

１ … 容器本体 ２ … 蓋体 ３ … 支持ロッド（支持具） 31 … 係止枝（係止手段） 32 … 係止孔（係止手段） ４ … 台座（支持具支持用台座）

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 透明な容器本体とこの容器本体に着脱可
   能な蓋体とを備え、この蓋体の内側に支持具を突出させ
   るとともにこの支持具に所要数の係止手段を設けたこと
   を特徴とする小物装飾品用収納容器。
2. 【請求項２】 前記支持具の先端部に支持具支持用台座
   を設置したことを特徴とする請求項１の小物装飾品用収
   納容器。