JP3008237U - バルブ開閉器 - Google Patents

バルブ開閉器

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JP3008237U
JP3008237U JP1994010553U JP1055394U JP3008237U JP 3008237 U JP3008237 U JP 3008237U JP 1994010553 U JP1994010553 U JP 1994010553U JP 1055394 U JP1055394 U JP 1055394U JP 3008237 U JP3008237 U JP 3008237U
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JP
Japan
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drive head
valve
head fitting
small
fitting portion
Prior art date
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Application number
JP1994010553U
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Inventor
進 篠崎
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大・小二種類のバルブを1本のバルブ開閉器
で開閉できるようにする。 【構成】 大型ドライブヘッド嵌合部20内に小型ドラ
イブヘッド嵌合部23を上下動自在に組み込み、大型バ
ルブAは大型ドライブヘッド嵌合部20で、小型バルブ
Bは大型ドライブヘッド嵌合部20内の小型ドライブヘ
ッド嵌合部23により開閉する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ピット内に埋設された大・小二種類のバルブを1本のバルブ開閉器 を用いて開閉操作できるように工夫したバルブ開閉器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
地中に埋設されたガス導管或いは水道管の一部には、緊急にガスや給水を遮断 したり、配管工事を行う際に利用する目的等から、遮断用のバルブが取り付けら れている。図9は、ガス導管に取り付けられたバルブの例(埋設例)であって、 1はガス導管、2は引込管ガス遮断バルブ、3は引込管ガス遮断バルブ2を開閉 操作するためのバルブ軸に形成された四角形のドライブヘッドであって、この引 込管ガス遮断バルブ2はレジンボックス台座4、レジンボックス5、路面表示器 6、蓋7、埋設円筒8から成るバルブピット9内底部に配置されている。
【0003】 図10は、上記のようにして地中に埋設されたピット内の引込管ガス遮断バル ブ2を開閉操作するためのバルブ開閉器であって、この開閉器10は、ドライブ シャフト11の一端に前記引込管ガス遮断バルブ2のドライブヘッド3に嵌合す る大型バルブ開閉用の大型ドライブヘッド嵌合部12を形成し、他端に小型バル ブ開閉用の小型ドライブヘッド嵌合部13を形成し、ピット9の蓋7を開き、路 上から開閉器10を挿入し、大型ドライブヘッド嵌合部12をドライブヘッド3 に嵌合させ、ドライブシャフト11の路面上に露出する部分にパイプレンチ等に より回転力を与えて引込管ガス遮断バルブ2の開閉を行うものである。小型バル ブの場合は、開閉器を逆にして小型バルブ開閉用の小型ドライブヘッド嵌合部1 3を用いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のバルブ開閉器の場合、ドライブシャフト11の両端に大・ 小バルブ開閉用の大型及び小型ドライブヘッド嵌合部12、13が形成してある ため、重量が重く、また、ドライブシャフト11を回転させるためのパイプレン チ等の工具を必要とするなど、作業性が悪いと共に運搬等にも不便な欠点がある 。 本考案の目的は、軽量で作業性が良く、他の工具を必要としないなど、運搬等 にも便利なバルブ開閉器を提案することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るバルブ開閉器の構成は次のとおりである。 1.ハンドル付の中空パイプの先端に大型バルブ開閉用の大型ドライブヘッド 嵌合部を形成すると共に、この大型ドライブヘッド嵌合部内に小型バルブ開閉用 の小型ドライブヘッド嵌合部を上下動自在に組み込み、かつこの小型ドライブヘ ッド嵌合部から前記中空パイプ内に、スプリング受板とガイド溝付のシャフトを 立ち上げて挿入すると共に、前記ガイド溝内に、中空パイプ側に両端が固定され たストッパーピンを貫通して設け、更にこのストッパーピンとスプリング受板間 に前記シャフトに対して下向きの力をかけるスプリングを組み込んだ構成のバル ブ開閉器。 2.大型ドライブヘッド嵌合部の形状が四角形又は六角型から成る前記1記載 のバルブ開閉器。 3.小型ドライブヘッド嵌合部の形状が四角形又は六角型から成る前記1又は 2記載のバルブ開閉器。
【0006】
【作用】
大型バルブの開閉は、大型バルブ開閉用の大型ドライブヘッド嵌合部を大型バ ルブのドライブヘッドに合わせて嵌合し、ハンドルを用いて回転することにより 行う。このとき、小型ドライブヘッド嵌合部は、大型ドライブヘッド嵌合部内に おいて、バルブ側のドライブヘッドにより押し上げられている(逃げている)。 小型バルブの開閉は、小型バルブのドライブヘッドに小型ドライブヘッド嵌合部 を嵌合して行う。
【0007】
【実施例】
図1〜図8に基づいて本考案に係るバルブ開閉器の構造とその使用例を説明す る。
【0008】 図1はバルブ開閉器の正面図、図2はドライブヘッド嵌合部側の正面図、図3 はバルブ開閉器の断面図である。符号の20は大型バルブ開閉用の大型ドライブ ヘッド嵌合部であって、この大型ドライブヘッド嵌合部20内は四角形である。 21は大型ドライブヘッド嵌合部20の中央から上方に向けて取り付けた中空パ イプ、22は中空パイプ21の上端に取り付けられたハンドルである。
【0009】 23は前記大型ドライブヘッド嵌合部20内に上下動自在に組み込まれた小型 バルブ開閉用の小型ドライブヘッド嵌合部であって、この小型ドライブヘッド嵌 合部23の上部中央にはシャフト24が立ち上げて取り付けてあり、このシャフ ト24は前記中空パイプ21内に挿入されている。
【0010】 25はシャフト24に固定されたスプリング受板、26はストッパーピンであ って、このストッパーピン26はシャフト24に形成したガイド溝27内を貫通 して両端が夫々中空パイプ21に固定されている。28はスプリングであって、 このスプリング28は、前記シャフト24(小型ドライブヘッド嵌合部23)を 常時下方に賦勢し、押し上げの力が加わると蓄勢される構成である。図4は上記 ストッパーピン26、ガイド溝27及びスプリング28の関係を示す構造の説明 図である。
【0011】 上記バルブ開閉器の使用例を図5〜図8に基づいて説明する。図5は大型バル ブを開閉する状況であって、大型バルブAのドライブヘッドA′に大型ドライブ ヘッド嵌合部20を上方から嵌合すると、小型ドライブヘッド嵌合部23及びシ ャフト24は大型ドライブヘッドA′により押し上げられてスプリング28を圧 縮しながら上方に逃げる(図5、図6)。この状況でハンドル22を回転するこ とにより、大型バルブAを開閉できる。バルブの開閉が終わり、バルブ開閉器を 上方に引き上げると、大型ドライブヘッド嵌合部20がドライブヘッドA′から 外れ、小型ドライブヘッド嵌合部23はスプリング28により押し下げられて元 の位置に戻る。この位置決めは、ストッパーピン26とガイド溝27で行う(図 8)。
【0012】 図7は小型バルブBの開閉状況であって、小型バルブBのドライブヘッドB′ に上方から小型ドライブヘッド嵌合部23を嵌合し、ハンドル22を回転するこ とにより小型バルブBを開閉できる。この時、スプリング28は小型ドライブヘ ッド嵌合部23に対して下向きの力を加えてドライブヘッドB′から外れるのを 防止する(図7、図8)。
【0013】 なお、上記実施例は大・小バルブのドライブヘッドA′、B′及び大・小ドラ イブヘッド嵌合部20、23はともに四角形であるが、六角形の場合もその構造 と作用は全く同一である。
【0014】
【考案の効果】
本考案の効果は次のとおりである。 a.大型ドライブヘッド嵌合部内に小型ドライブヘッド嵌合部が組み込まれて いるため、1本の開閉器で大・小両方のバルブの開閉ができて便利であると共に バルブ開閉器を小型化、軽量化できる。 b.バルブ開閉器は大・小二種類のバルブの開閉を同一位置に形成したドライ ブヘッド嵌合部により1本で行うことができるので、作業性が向上する。 c.小型ドライブヘッド嵌合部は、スプリングの力で下方に常時押し付けられ ているので、開閉操作時に外れにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るバルブ開閉器の正面図。
【図2】大・小ドライブヘッド嵌合部の正面図。
【図3】バルブ開閉器の断面図。
【図4】スプリング受板、ストッパーピン、ガイド溝、
スプリングの関係を示す説明図。
【図5】大型バルブを開閉している状況の説明図。
【図6】大型バルブを開閉している状況におけるスプリ
ング受板、ストッパーピン、ガイド溝、スプリングの関
係を示す説明図。
【図7】小型バルブを開閉している状況の説明図。
【図8】小型バルブを開閉している状況におけるスプリ
ング受板、ストッパーピン、ガイド溝、スプリングの関
係を示す説明図。
【図9】ガス導管に取り付けられた引込管ガス遮断バル
ブとバルブピットの説明図。
【図10】従来のバルブ開閉器の説明図。
【符号の説明】
20 大型ドライブヘッド嵌合部 21 中空パイプ 22 ハンドル 23 小型ドライブヘッド嵌合部 24 シャフト 25 スプリング受板 26 ストッパーピン 27 ガイド溝 28 スプリング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル付の中空パイプの先端に大型バ
    ルブ開閉用の大型ドライブヘッド嵌合部を形成すると共
    に、この大型ドライブヘッド嵌合部内に小型バルブ開閉
    用の小型ドライブヘッド嵌合部を上下動自在に組み込
    み、かつこの小型ドライブヘッド嵌合部から前記中空パ
    イプ内に、スプリング受板とガイド溝付のシャフトを立
    ち上げて挿入すると共に、前記ガイド溝内に、中空パイ
    プ側に両端が固定されたストッパーピンを貫通して設
    け、更にこのストッパーピンとスプリング受板間に前記
    シャフトに対して下向きの力をかけるスプリングを組み
    込んだ構成のバルブ開閉器。
  2. 【請求項2】 大型ドライブヘッド嵌合部の形状が四角
    形又は六角型から成る請求項1記載のバルブ開閉器。
  3. 【請求項3】 小型ドライブヘッド嵌合部の形状が四角
    形又は六角型から成る請求項1又は2記載のバルブ開閉
    器。
JP1994010553U 1994-08-25 1994-08-25 バルブ開閉器 Expired - Lifetime JP3008237U (ja)

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JP1994010553U JP3008237U (ja) 1994-08-25 1994-08-25 バルブ開閉器

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JP1994010553U JP3008237U (ja) 1994-08-25 1994-08-25 バルブ開閉器

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JP3008237U true JP3008237U (ja) 1995-03-07

Family

ID=43144072

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JP1994010553U Expired - Lifetime JP3008237U (ja) 1994-08-25 1994-08-25 バルブ開閉器

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