JP3008052U

JP3008052U - ゴルフ用スコアーカード

Info

Publication number: JP3008052U
Application number: JP1994006534U
Authority: JP
Inventors: 巌中島
Original assignee: 巌中島
Priority date: 1994-05-16
Filing date: 1994-05-16
Publication date: 1995-03-07
Anticipated expiration: 2000-05-16

Abstract

(57)【要約】【目的】一緒にプレーをした人々の写真表示が形成さ
れるようにした新規のスコアーカードの提供を図ったも
のである。【構成】当日撮影した一緒にプレーをした人達の写真
を写真表示Ａとして表すための写真表示用空欄部４を、
スコアーカード本体１の所要個所に形成したスコアーカ
ード。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ゴルフ場において自己のスコアーを記載するためのスコアーカードに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のスコアーカードは、自分のスコアーを記載するだけの機能を有するに過ぎなかった。従って、当日一緒にプレーをした人々の名前等は、個人的にメモをしておかないかぎり、記録に残らないこととなる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

スコアーカードは自己のプレーの記録として、また、プレーの楽しい思い出として貴重な資料である。そして、当該プレーを一緒にした人々との出会いも、自己のゴルフ歴にとって思い出深いものである。然し乍、一緒にプレーをした人達の記録は、当該スコアーカードには残っておらず、従って、前記のように名前をメモする等の手段で記憶に留めておくしかなかった。

【０００４】一方、上記のような名前だけのメモであると、時間の経過とともに、名前と顔とが一致しなくなり、どのような顔つきの人であったかを忘れがちである。殊に、初対面の人とプレーを行った場合は、顔が全く思い出せないと言うようなこととなった。

【０００５】本考案は、上記のような従来の問題を解消するために開発した、新規のスコアーカードの提供を図ったものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案は、当日撮影した一緒にプレーをした人達の写真を写真表示Ａとして表すための写真表示用空欄部４を、スコアーカード本体１の所要個所に形成したことを特徴とするスコアーカードに係る。本考案はこのような構成の採用に基づき前記した従来の問題を解消したものである。

【０００７】

【作用】

プレーの前等、空いた時間の合間に一緒の写真を撮影し、プレーを行っていない時間を利用して、スコアーカードを一旦回収すると共に、写真表示用空欄部４に対して写真表示Ａを施す。これに依り、一緒にプレーをした人の顔記録をスコアーカードに残すことができる。なお、このような写真表示Ａの形成は、当日撮影した写真をゴルフ場を去る迄に形成する。

【０００８】換言すると、プレー後等の寛いだ時間を利用してスコアーカードを集め、これにプレー前に撮影した写真に基づく写真表示Ａを施した後、プレーヤーがゴルフ場を去る前に返却するようにようなシステムを採る。

【０００９】

【実施例】

図１は本考案に係るスコアーカードを表したものである。同図において、１はスコアーカード本体であって、２は表紙該当部、３はスコアー記載欄部である。また、当該スコアー記載欄部３はスコアーカード本体１の裏面側にも表されている。

【００１０】４は表紙該当部２に表した写真表示用空欄部であって、一緒にプレーをした人達の写真を表示するためのものである。そして、当該写真表示用空欄部４には、図２に示すように、下記手段に基づき写真表示Ａを施すように構成してある。

【００１１】上記した写真表示Ａであるが、これは、例えば、プレー前等に撮影した写真をプレー後に、前記写真表示用空欄部４に対して表示するものである。そして、そのための具体的手段は下記の通りである。

【００１２】第１の手段としては、撮影した写真を写真表示用空欄部４に対してカラーコピーで写し込む手段が挙げられる。すなわち、現在、カラーコピーは普通紙に対して可能であるため、プレー前に撮った写真を、当該写真表示用空欄部４部分にコピーすることによって、写真表示Ａを形成するものである。この場合、写真表示Ａの形成は極めて簡便かつ迅速に達成される。

【００１３】第２の手段としては、撮影した写真から印刷用原版を作成して印刷する手段が挙げられる。この場合、原版作成に時間と費用が掛ると言う難点はあるが、長期の保存性と、仕上がりの美麗性に優れている。

【００１４】第３の手段としては、撮影した写真を直接貼着する手段が挙げられる。この場合、写真貼着に依るカード表面の面一性は損なわれるが、簡便性と言う見地においては優れている。

【００１５】第４の手段としては、写真表示用空欄部４を印画紙面としておき、これに撮影したフイルムを焼き付ける手段が挙げられる。この場合、印画紙面の作成及び感光防止の面で煩雑性が生じるが、仕上がりの美麗性においては卓越したものとされる。

【００１６】以上、写真表示用空欄部４に対しする写真表示の手段として４つの実施例を述べたが、本考案はスコアーカードに対して、プレーをした人達を撮影した写真を表示するようにしたことを特徴とするものであり、その表示手段は、このような実施例に限定されるものではない。また、写真表示用空欄部４の形成個所も、図示のように表紙該当部２に限定されるものではなく、スコアーカードの任意個所、例えば裏面側に形成するように構成しても良い。

【００１７】図１に示す状態において、プレー前等空いた時間の合間に一緒の写真を撮影し、これを食事時またはプレー後等、プレーを行っていない時間を利用して、図２に示すように、写真表示用空欄部４に対して写真表示Ａを施す。これに依り、一緒にプレーをした人の顔記録をスコアーカードにのこすことができる。

【００１８】なお、前記した写真表示Ａの形成であるが、これは、当日撮影した写真をゴルフ場を去る迄に形成することが絶対的要件である。従って、プレー後等の寛いだ時間を利用してスコアーカードを集め、これにプレー前に撮影した写真に基づく写真表示Ａを施した後、プレーヤーがゴルフ場を去る前に返却するようなシステムを採るものとする。

【００１９】

【考案の効果】

本考案は、当日撮影した一緒にプレーをした人達の写真を写真表示Ａとして表すための写真表示用空欄部４を、スコアーカード本体１の所要個所に形成するように構成したから、後日スコアーカードを見ることに依り、自己のプレーの記録と共に、一緒にプレーを行った人達の顔を確認することができる。

【００２０】従って、自己のゴルフ歴の貴重な資料とされるばかりでなく、プレーヤーの顔を、後日何時でも確認することが出来るため、親睦的及び業務的な交際上、極めて有力な資料とすることもできる。

【００２１】請求項２に記載のように、撮影した写真をカラーコピーで写し込むことに依って、写真表示用空欄部４に対して写真表示Ａを形成するように構成した場合、写真表示Ａの形成は極めて簡便かつ迅速に達成される。

【００２２】請求項３に記載のように、撮影した写真から作成した印刷用原版で印刷することに依って、写真表示用空欄部４に対して写真表示Ａを形成するように構成した場合、写真表示Ａは長期の保存性と、仕上がりの美麗性に優れたものとされる。

【００２３】請求項４に記載のように、撮影した写真を貼着することに依って、写真表示用空欄部４に対して写真表示Ａを形成するように構成した場合、写真表示Ａの形成は極めて簡便に達成される。

【００２４】写真表示用空欄部４を印画紙面に形成し、当該印画紙面に撮影したフイルムの焼き付けを施すことに依り、当該写真表示用空欄部４に対して写真表示Ａを形成するように構成した場合、写真表示Ａの形成は、その仕上がりの美麗性においては卓越したものとされる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の平面図である。

【図２】写真表示Ａを形成した後の本考案を表した平面
図である。

【符号の説明】

１スコアーカード本体２表紙該当部３スコアー記載欄部４写真表示用空欄部Ａ写真表示

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】当日撮影した一緒にプレーをした人達の
写真を写真表示(Ａ)として表すための写真表示用空欄部
(４)を、スコアーカード本体(１)の所要個所に形成した
ことを特徴とするスコアーカード。
【請求項２】写真表示用空欄部(４)に表すための写真
表示(Ａ)を、撮影した写真をカラーコピーで写し込むこ
とに依って形成するように構成した請求項１に記載のス
コアーカード。
【請求項３】写真表示用空欄部(４)に表すための写真
表示(Ａ)を、撮影した写真から作成した印刷用原版で印
刷することに依って形成するように構成した請求項１に
記載のスコアーカード。
【請求項４】写真表示用空欄部(４)に表すための写真
表示(Ａ)を、撮影した写真を貼着することに依って形成
するように構成した請求項１に記載のスコアーカード。
【請求項５】写真表示用空欄部(４)を印画紙面に形成
し、当該印画紙面に撮影したフイルムの焼き付けに基づ
き、当該写真表示用空欄部(４)に対して写真表示(Ａ)を
形成するように構成した請求項１に記載のスコアーカー
ド。