JP3007860U - 双眼鏡 - Google Patents

双眼鏡

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JP3007860U
JP3007860U JP1994011077U JP1107794U JP3007860U JP 3007860 U JP3007860 U JP 3007860U JP 1994011077 U JP1994011077 U JP 1994011077U JP 1107794 U JP1107794 U JP 1107794U JP 3007860 U JP3007860 U JP 3007860U
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pair
movable frame
binoculars
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忠義 小長井
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忠義 小長井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者が使用中手で保持する必要のない軽量
且つ安価な双眼鏡を提供する。 【構成】 両側部にそれぞれテンプルを枢着した固定フ
レームには左右一対の接眼レンズを取り付け、該固定フ
レームの前部には可動フレームを該固定フレームに対し
前後方向に位置調節自在に取り付け、該可動フレームに
は左右一対の対物レンズを嵌着したことを特徴とする双
眼鏡。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は双眼鏡に関するものである。本考案の双眼鏡は例えばサッカー、野球 その他のスポーツの観戦或いは演劇等の鑑賞等において好ましく用いられる。
【0002】
【従来の技術】
このような双眼鏡としては、左右一対の筒状体にそれぞれ対物レンズと接眼レ ンズとを嵌着し、該対物レンズと該接眼レンズとの間の距離を調節し得るように してなるものが従来よりサッカー、野球その他のスポーツの観戦或いは演劇等の 鑑賞等においてしばしば用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来の双眼鏡は手で保持した状態でこれを両眼に当てて使用し なければならない。従って、双眼鏡の使用時には手を他の目的に使用することが できないだけでなく、手の疲れのため双眼鏡を長時間にわたって連続的に使用す ることは困難である。また、従来の双眼鏡は左右一対の筒状体にそれぞれ対物レ ンズと接眼レンズとを嵌着しているため、重く且つ高価である。 そこで、本考案は、使用者が使用中手で保持する必要のない軽量且つ安価な双 眼鏡を提供しようとしてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、両側部にそれぞれテンプルを枢着した 固定フレームには左右一対の接眼レンズを取り付け、該固定フレームの前部には 可動フレームを該固定フレームに対し前後方向に位置調節自在に取り付け、該可 動フレームには左右一対の対物レンズを嵌着したことを特徴とする双眼鏡(請求 項1)を提供するものである。
【0005】 前記可動フレームを固定フレームに対し前後方向に位置調節自在となすために 、該可動フレームの両側部にはそれぞれ摺動板を枢着し、各摺動板を固定フレー ムの各テンプルに形成した前後方向のガイド溝に摺嵌し、各摺動板には前後方向 の長孔を形成し、該長孔における少なくとも前後方向の一縁には歯を突設し、固 定フレームの各テンプルには歯車を回転自在に取り付け、該歯車を各摺動板にお ける長孔の歯に噛合させ、該歯車には該歯車を回転させるためのノブを備えさせ るのが望ましい(請求項2)。
【0006】 前記固定フレームには左右一対の接眼レンズ用透孔を形成すると共に左右方向 のガイド溝を設け、該左右方向のガイド溝には接眼レンズ保持板を摺嵌し、該接 眼レンズ保持板には左右2個ずつの接眼レンズを固定し、これらの接眼レンズの うち対応する一対の接眼レンズは色付きレンズとし、別の一対の接眼レンズは色 なしレンズとすることが望ましい(請求項3)。
【0007】
【作用】
[請求項1の双眼鏡] 請求項1の双眼鏡は通常の眼鏡と同様に着用する。即ち、固定フレームの両側 部に枢着したテンプルを使用者の側頭部における耳上に係止し、固定フレームに 取り付けた各接眼レンズを使用者の各目に当てて使用する。換言すれば、この双 眼鏡は通常の眼鏡と同様に着用されるものであって、使用者は双眼鏡を手で保持 する必要はない。左右一対の対物レンズを嵌着した可動フレームは固定フレーム に対し前後方向に位置調節自在であるので、使用者は観察対象物までの距離に応 じて可動フレームを固定フレームに対し前後方向に位置調節することにより焦点 を合せることができる。
【0008】 [請求項2の双眼鏡] 請求項2の双眼鏡において可動フレームを固定フレームに対し前後方向に位置 調節する際には、固定フレームの各テンプルに回転自在に取り付けた歯車をノブ により回転させればよい。各歯車は可動フレームの摺動板における長孔の歯に噛 合しているため、各歯車を回転させると摺動板は前後方向のガイド溝に沿って前 後方向に摺動し、可動フレームは前後方向に移動する。各摺動板は可動フレーム に枢着されているため、可動フレームは必ずしも固定フレームと平行に移動させ る必要はなく、可動フレームの移動量が左右で異なっていても差し支えない。な お、双眼鏡の非使用時には可動フレームを後退させ、固定フレームとテンプルと の枢軸の内側に可動フレームと摺動板との枢軸を位置させれば、固定フレームの テンプルを通常の眼鏡のテンプルと同様に固定フレームに対し内側に折り畳むこ とができる。
【0009】 [請求項3の双眼鏡] 請求項3の双眼鏡においては、固定フレームのガイド溝に摺嵌した接眼レンズ 保持板を該ガイド溝に沿って左右方向に摺動させることにより一対の色なしの接 眼レンズを固定フレームに形成した左右一対の接眼レンズ用透孔に合せたときに は、接眼レンズは色なしの状態となる。また、接眼レンズ保持板を該ガイド溝に 沿って左右方向に摺動させることにより一対の色付きの接眼レンズを固定フレー ムに形成した左右一対の接眼レンズ用透孔に合せたときには、接眼レンズは色付 きの状態となる。このように、接眼レンズ保持板をガイド溝に沿って左右方向に 摺動させることにより、色なしの接眼レンズと色付きの接眼レンズとを選択する ことができる。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。 符号1に示すものは固定フレームである。固定フレーム1の両側部にはそれぞ れ上下一対の枢軸3を介してテンプル5を枢着する。固定フレーム1には左右一 対の接眼レンズ7を取り付ける。固定フレーム1の前部には可動フレーム9を該 固定フレーム1に対し前後方向に位置調節自在に取り付け、該可動フレーム9に は左右一対の対物レンズ11を嵌着する。符号13は対物レンズ保持筒である。
【0011】 可動フレーム9を固定フレーム1に対し前後方向に位置調節自在となすための 手段について説明する。まず、可動フレーム9の両側部にはそれぞれ枢軸15を 介して摺動板17を枢着し、各摺動板17を固定フレーム1の各テンプル5に形 成した前後方向のガイド溝19に摺嵌する。符号21はガイド溝19を形成する 上下一対の突条である。各摺動板17には前後方向の長孔25を形成し、該長孔 25における少なくとも前後方向の一縁に歯23を突設する。即ち、長孔25に は前後方向の上下両縁に歯23を突設してもよいが、歯23は長孔25における 少なくとも前後方向の一縁に突設すればよい。図2においては、歯23は長孔2 5における前後方向の上縁に突設されている。更に、固定フレーム1の各テンプ ル5には各摺動板17における長孔25の歯23に対応する歯車27を回転自在 に取り付け、該歯車27を各摺動板17における長孔25の歯23に噛合させる 。また、各歯車には該歯車を回転させるためのノブ29を備えさせる。なお、各 歯車27には各摺動板17における長孔25からの脱落を防止するための円板3 1を取り付ける。
【0012】 図示の事例においては、色なしの接眼レンズと色付きの接眼レンズとを選択す ることができるようにしている。即ち、固定フレーム1には左右一対の接眼レン ズ用透孔35を形成すると共に左右方向のガイド溝37を設ける。符号39、4 1はガイド溝37を形成する左右方向の突条である。左右方向のガイド溝37に は接眼レンズ保持板43を摺嵌し、該接眼レンズ保持板43には左右2個ずつの 接眼レンズ7を固定する。これらの接眼レンズ7のうち対応する一対の接眼レン ズ7aは色付きレンズとし、別の一対の接眼レンズ7bは色なしレンズとする。 なお、図1、図3〜5においては、接眼レンズ保持板43にツマミ47を突設し 、該ツマミ47を固定フレーム1に形成した左右方向の長孔49を介して突出さ せ、該ツマミ47を長孔49に沿って左右方向に動かすことにより接眼レンズ保 持板43をガイド溝37に沿って左右方向に摺動させ得るようにしている。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の双眼鏡は通常の眼鏡と同様に着用することがで きるので、使用者は双眼鏡を手で保持する必要はない。従って、双眼鏡の使用時 に両手を他の目的に使用することができるだけでなく、手の疲れがないため双眼 鏡を長時間にわたって連続的に使用することが可能である。また、本考案の双眼 鏡は構造が簡単であって、軽量且つ安価である。更に、請求項3によれば、接眼 レンズ保持板をガイド溝に沿って左右方向に摺動させることにより、色なしの接 眼レンズと色付きの接眼レンズとを選択することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による双眼鏡の一例を示す平面図であ
る。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】図1のIII−III線における断面図であ
る。
【図4】接眼レンズ保持板の平面図である。
【図5】固定フレームの背面図である。
【図6】上記双眼鏡の正面図である。
【符号の説明】
1 固定フレーム 3 枢軸 5 テンプル 7 接眼レンズ 7a 接眼レンズ 7b 接眼レンズ 9 可動フレーム 11 対物レンズ 13 対物レンズ保持筒 15 枢軸 17 摺動板 19 ガイド溝 21 突条 23 歯 25 長孔 27 歯車 29 ノブ 31 円板 35 接眼レンズ用透孔 37 ガイド溝 39 突条 41 突条 43 接眼レンズ保持板 47 ツマミ 49 長孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側部にそれぞれテンプルを枢着した固
    定フレームには左右一対の接眼レンズを取り付け、該固
    定フレームの前部には可動フレームを該固定フレームに
    対し前後方向に位置調節自在に取り付け、該可動フレー
    ムには左右一対の対物レンズを嵌着したことを特徴とす
    る双眼鏡。
  2. 【請求項2】 前記可動フレームを固定フレームに対し
    前後方向に位置調節自在となすために、該可動フレーム
    の両側部にはそれぞれ摺動板を枢着し、各摺動板を固定
    フレームの各テンプルに形成した前後方向のガイド溝に
    摺嵌し、各摺動板には前後方向の長孔を形成し、該長孔
    における少なくとも前後方向の一縁には歯を突設し、固
    定フレームの各テンプルには歯車を回転自在に取り付
    け、該歯車を各摺動板における長孔の歯に噛合させ、該
    歯車には該歯車を回転させるためのノブを備えさせたこ
    とを特徴とする請求項1の双眼鏡。
  3. 【請求項3】 両側部にそれぞれテンプルを枢着した固
    定フレームには左右一対の接眼レンズ用透孔を形成する
    と共に左右方向のガイド溝を設け、該左右方向のガイド
    溝には接眼レンズ保持板を摺嵌し、該接眼レンズ保持板
    には左右2個ずつの接眼レンズを固定し、これらの接眼
    レンズのうち対応する一対の接眼レンズは色付きレンズ
    とし、別の一対の接眼レンズは色なしレンズとなし、該
    固定フレームの前部には可動フレームを該固定フレーム
    に対し前後方向に位置調節自在に取り付け、該可動フレ
    ームには左右一対の対物レンズを嵌着したことを特徴と
    する双眼鏡。
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