JP3007444B2 - プロッタ制御方法およびプロッタ装置 - Google Patents

プロッタ制御方法およびプロッタ装置

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JP3007444B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペンプロッタのような
プロッタに係り、特にペン動作の制御処理の効率を改善
し得るプロッタ制御方法およびプロッタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ペンプロッタでは、ホストコン
ピュータから送られてくる作画データが、例えば上位C
PU(中央処理装置)により構成される作画データ解析
部にて解析され、ペンの移動に対応する描画ベクトルデ
ータに変換されて例えば下位CPUにより構成される描
画制御部に与えられる。この描画制御部では、前記ベク
トルデータに基づいて、実際のペンのXY移動処理およ
びペンのアップ/ダウン処理が行われる。
【0003】1本の直線に係るペンの移動を考えた場
合、作画データ解析部の処理時間は線分の長さに関係な
く例えば数msecでほぼ一定であるのに対し、描画制
御部の処理は、実際にペンの移動が終了するまでであ
り、作画データの内容によって変動する例えば数mse
cから1secの時間が必要である。したがって、極端
に短い線分が多数連続するような特殊な場合を除いて、
作画データ解析部のデータ処理時間は描画制御部のペン
移動処理時間に対し充分に短い。
【0004】このため、作画データ解析部で変換された
描画ベクトルデータが描画制御部のバッファを満たし、
描画制御部が作画データ解析部に対しデータ要求をしな
くなると、作画データ解析部はデータ解析を停止し、描
画制御部のバッファに空きが生じるのを待っていた。つ
まり、作画データ解析部のデータ解析の処理速度は、実
質的に描画制御部の動作にともなう、実際のペン移動速
度によって制限されていた。
【0005】これに対し、実際のペン移動速度による制
限を緩和し、作画データ解析部に設けたバッファ内に解
析済みのデータをため込み、描画制御部からのデータ要
求のタイミングに合わせて、解析済みデータのうちの最
適なデータを描画制御部に送るようにすることが考えら
れている。
【0006】ここで、作画データ解析部による解析済み
データのうちの最適なデータを得るための順序付けを全
作画データを通じて行えば、最も効率のよい作画が行え
るはずであるが、全作画データを通じて順序付けをする
ためには、全作図データを解析する必要がある。この場
合、その処理を行う間(例えば、数secから数分の
間)プロッタが停止してしまうばかりでなく、解析済み
データの量が膨大になり、著しく大容量のメモリが必要
となるため現実的でない。
【0007】そこで、従来行われあるいは考えられてい
る方法として、双方向プロットによる方法と最近点選択
による方法とがある。これらの方法について次に説明す
る。
【0008】(1) 双方向プロット 与えられた作画データを解析して得られる描画線分を示
すベクトルデータを、与えられた順序に従って処理する
にあたり、次の線分のベクトルデータの両端点のうちで
現在位置(処理の起点となる基準位置)に近い端点を選
択して、その端点から描画する。
【0009】例えば、図9に示すように、線分のベクト
ルデータL1〜L5が順次与えられたとすると、ベクト
ルデータL1〜L5は与えられた順序に従って順次描画
される。このとき、ベクトルデータL1が端点L1aか
ら端点L1bに描画された時点での現在位置CPは端点
L1bであり、次のベクトルデータL2の描画にあたっ
ては端点L2aおよびL2bのうちの現在位置CP(す
なわちL1b)に近いほうの端点L2bが選択され、端
点L2bを起点としてベクトルデータL2が描画され
る。次のベクトルデータL3については、ベクトルデー
タL2の端点L2aに近いほうの端点L3aから端点L
3bに向かって描画される。同様に、順次、次のベクト
ルデータの示す線分の近いほうの端点が選択されて、ベ
クトルデータL4およびL5が与えられた順序に従って
描画される。
【0010】(2) 最近点選択 未処理の所定本数のベクトルデータの各両端点のうち現
在位置に最も近い端点を順次選択して行く。すなわち、
1つの線分のベクトルデータだけでなく、所定本数の線
分のベクトルデータの各両端点のうち現在位置に最も近
い端点を起点として、その端点を含むベクトルデータを
優先して描画する。
【0011】例えば、図10に示すように未処理のベク
トルデータのうちの所定本数(この場合4本)のベクト
ルデータL1〜L4の各両端点に着目し、現在位置に最
も近い端点L4aを起点として、その端点L4aを含む
ベクトルデータL4を優先して描画する。ベクトルデー
タL4の次に描画するデータの選択にあたっては、残っ
たベクトルデータL1〜L3に新たなベクトルデータを
加え、それらのベクトルデータの両端点のうちからその
時点での現在位置すなわちベクトルデータL4の端点L
4bに最も近い端点を選択する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ここで、例えば図11
に示すように、ベクトルデータL1〜L3が順次与えら
れ、ベクトルデータL1の端点がaおよびb、ベクトル
データL2の端点がcおよびdであり、ベクトルデータ
L3の一方の端点がベクトルデータL1の一方の端点b
に一致し、ベクトルデータL3の他方の端点がeである
場合を考える。
【0013】上述した双方向プロットによる方法では、
このようなベクトルデータL1〜L3を作画する場合、
例えば端点aを始点とし端点bを終点としてベクトルデ
ータL1を描画したとしても、次には、ベクトルデータ
L3を作画することなく、端点cを起点とし端点dを終
点としてベクトルデータL2を描画する。そして、ベク
トルデータL2を描画した後に、端点eを起点とし端点
bを終点としてベクトルデータL3の描画が行われる。
【0014】したがって、この方法では、ベクトルデー
タL1の一端がベクトルデータL3の一端に一致してい
るにもかかわらず、作画に際しては、これらのベクトル
データL1とベクトルデータL3との作画の間にベクト
ルデータL2の作画を挟むことになる。このため、描画
に際してのペンアップ移動量およびベクトル端点の位置
決め回数も多く、ペン移動の効率が低い。
【0015】また、上述した最近点選択による方法で
は、図11のようなベクトルデータL1〜L3を作画す
る場合、例えば端点aを始点とし端点bを終点としてベ
クトルデータL1を描画したとしても、端点bにおいて
一旦ペン移動を停止し、ベクトルデータL3の一方の端
点が端点bに一致しているにもかかわらず、端点bを現
在位置として他の未描画のベクトルデータの端点のうち
の最も近いものを探すためのソート演算を行う。
【0016】このため、作画すべき複数のベクトルデー
タに一方の端点が一致するベクトルデータが存在しても
各ベクトルデータの描画毎にその都度ソート演算を繰り
返す。
【0017】ところで、作画すべき複数のベクトルデー
タのうちの例えば2つのベクトルデータの端点が一致し
ている場合、これら2つのベクトルデータを別々に描画
するよりも、2つのベクトルデータを一連のデータとし
て連続して描画したほうがペンアップ移動量も少なく、
高い描画効率が得られるはずである。しかしながら、上
述した2つの方法においては、端点の一致する複数のベ
クトルデータが含まれる場合にも、これら端点の一致す
る複数のベクトルデータを、別々に作画したり、各ベク
トルデータ毎にその都度ソート演算を行ったりしてお
り、効率のよい描画を行うことができなかった。
【0018】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、作画すべき複数のベクトルデータに、端点の
一致する複数のベクトルデータが含まれる場合のペンア
ップ移動量を効果的に低減し、描画効率を向上させると
ともに、描画時間の短縮にも寄与し得るプロッタ制御方
法およびプロッタ装置を提供することを目的としてい
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1のプロ
ッタ制御方法は、逐次与えられる作画データに基づく描
画ベクトルデータをバッファ手段に一旦格納し、このバ
ッファ手段に格納されたベクトルデータに基づいて次に
描画すべきベクトル端点を選定して、逐次ベクトルデー
タの描画を行うプロッタの制御方法において、前記バッ
ファ手段に格納された未描画のベクトルデータから端点
が一致する複数のベクトルデータを検出する連続ベクト
ル検出ステップと、この連続ベクトル検出ステップで端
点が一致する複数のベクトルデータが検出された場合に
は、それら複数のベクトルデータを一連のベクトルデー
タとして取り扱うとともに、その一連のベクトルデータ
を含む未描画のベクトルデータから次に描画すべきベク
トル端点を選定する端点選定ステップとを有することを
特徴としている。
【0020】本発明に係る第2のプロッタ制御方法は、
逐次与えられる作画データに基づく描画ベクトルデータ
をバッファ手段に一旦格納し、このバッファ手段に格納
されたベクトルデータに基づいて次に描画すべきベクト
ル端点を選定して、逐次ベクトルデータの描画を行うプ
ロッタの制御方法において、前記バッファ手段に格納さ
れた未描画のベクトルデータから端点が一致する複数の
ベクトルデータを検出する連続ベクトル検出ステップ
と、この連続ベクトル検出ステップで端点が一致する複
数のベクトルデータが検出された場合には、それら複数
のベクトルデータを一連のベクトルデータとして結合さ
せるベクトル結合ステップと、このベクトル結合ステッ
プで結合された一連のベクトルデータを含む未描画のベ
クトルデータの各端点について、処理起点からのペンア
ップ移動量を演算する移動量演算ステップと、この移動
量演算ステップの演算結果をもとに最小移動量のベクト
ル端点を次に描画すべきベクトル端点として選定する端
点選定ステップとを有することを特徴としている。
【0021】本発明に係る第1のプロッタ装置は、逐次
与えられる作画データに基づく描画ベクトルデータを格
納するバッファ手段と、このバッファ手段に格納された
未描画のベクトルデータから端点が一致する複数のベク
トルデータを検出する連続ベクトル検出手段と、この連
続ベクトル検出手段で端点が一致する複数のベクトルデ
ータが検出された場合には、それら複数のベクトルデー
タを一連のベクトルデータとして取り扱うとともに、そ
の一連のベクトルデータを含む未描画のベクトルデータ
から次に描画すべきベクトル端点を選定する端点選定手
段とを具備することを特徴としている。
【0022】本発明に係る第2のプロッタ装置は、逐次
与えられる作画データに基づく描画ベクトルデータ格納
するバッファ手段と、このバッファ手段に格納された未
描画のベクトルデータから端点が一致する複数のベクト
ルデータを検出する連続ベクトル検出手段と、この連続
ベクトル検出手段で端点が一致する複数のベクトルデー
タが検出された場合には、それら複数のベクトルデータ
を一連のベクトルデータとして結合させるベクトル結合
手段と、このベクトル結合手段で結合された一連のベク
トルデータを含む未描画のベクトルデータの各端点につ
いて、処理起点からのペンアップ移動量を演算する移動
量演算手段と、この移動量演算手段の演算結果をもとに
最小移動量のベクトル端点を次に描画すべきベクトル端
点として選定する端点選定手段とを具備することを特徴
としている。
【0023】
【作用】本発明のプロッタ制御方法およびプロッタ装置
においては、作画すべき複数のベクトルデータに、端点
の一致する複数のベクトルデータが含まれる場合には、
これら複数のベクトルデータが一連のデータとして連続
して描画されるので、端点の一致する複数のベクトルデ
ータが作画すべき複数のベクトルデータに含まれる場合
のペンアップ移動量を効果的に低減し、描画効率を向上
させる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の第1の実施例に係るプロッタ装
置の要部の構成を示している。この実施例は先に述べた
双方向プロットによる方法に本発明を適用したものであ
る。
【0025】ホストコンピュータから供給される作画デ
ータは、例えば作画データ解析部(図示していない)に
て解析処理されて描画ベクトルデータに変換され、複数
のペンが用いられる場合はペン毎のデータ群にまとめら
れて、ペン毎にソート用バッファ11に逐次格納され
る。ソート用バッファ11にペン毎に格納された描画ベ
クトルデータは、次に述べるようにしてペン毎に処理さ
れる。
【0026】ソート用バッファ11に格納された描画ベ
クトルデータは、ソート処理部12にて、次に描画すべ
きベクトルデータ毎に、逐次処理されて描画起点となる
端点が選定される。この選定された端点を起点とするそ
のベクトルデータが、ソート用バッファ11から描画制
御部13に転送される。描画制御部13は与えられたデ
ータに従って駆動機構部14を作動させ、ペン移動およ
びペンのアップ/ダウンを行わせる。
【0027】ソート処理部12は、ベクトルデータの各
端点についてのペンアップ状態での移動量を演算する移
動量演算部15と、この移動量演算部15の処理に基づ
いて次に描画するベクトルデータの端点を選定する端点
選定部16とを有している。
【0028】移動量演算部15は、ソート用バッファ1
1から読み出される次のベクトルデータの一端点および
両端点が、ソート用バッファ11内の他の所定数の未描
画ベクトルデータの端点のいずれかに一致しているか否
かを検出する一致検出部17と、前記次のベクトルデー
タの両端点に一致する端点がない場合には処理起点(現
在位置)からこれら両端までのペンアップ移動量を、前
記次のベクトルデータの両端点に端点が一致している他
の未描画ベクトルデータがある場合には、端点が一致す
る一連のベクトルデータを1つのベクトルと同様に扱い
処理起点(現在位置)からこの一連のベクトルデータの
両端までのペンアップ移動量をそれぞれ求める移動量算
定部18とを有する。
【0029】端点選定部16は、一致検出部17で前記
次のベクトルデータの一端点のみが他の未描画ベクトル
データの端点に一致していると判定された場合には、移
動量算定部18の演算を待たずに前記次のベクトルデー
タの他端点を選定し、そうでない場合は、移動量算定部
18の演算結果に基づき、上述の1つまたは一連のベク
トルデータの両端のうちペンアップ移動量の短いほうの
端点を選定する。
【0030】この実施例においては、単に現在位置すな
わち処理起点に最も近い端点を選択するのではなく、次
に描画すべきベクトルデータに端点が一致して連続する
ベクトルデータが所定数のベクトルデータ中に存在する
場合(連結ベクトル検出)には、端点が一致して連続す
る一連のベクトルデータを単一のデータと同様に取り扱
い、その都度移動量の演算を行うことなく、これら一連
のベクトルデータを連続して描画させるように次の端点
を選択する。
【0031】このようにすることにより、端点を一致さ
せて連続する一連のベクトルデータを効率よく、連続し
て描画することができるため、描画効率が高くなり、し
かも計算処理が非常に簡単になる。
【0032】図2に示すフローチャートを参照して、図
1の装置のソート処理部12を中心とする動作を具体的
に説明する。ホストコンピュータから供給される作画デ
ータに基づいて得られた描画ベクトルデータは、ソート
用バッファ11に逐次格納される。この動作は作画デー
タがなくなるまで随時行われる。
【0033】ステップS1で、ソート用バッファ11か
らデータの格納されている順序に従って次のベクトルデ
ータを順次読み出す。ステップS2では、ステップS1
で読み出された前記次のベクトルデータの端点に、ソー
ト用バッファ11内の後続の他のベクトルデータの各端
点が一致しているか否かを確認する。この確認が、ソー
ト用バッファ11内の後続の所定数のベクトルデータに
ついて完了したか否かをステップS3で確認し、完了し
あるいはソート用バッファ11内に他のベクトルデータ
がなくなるまでステップS2の処理を繰り返す。ステッ
プS4で、前記ステップS2およびS3による確認の結
果に基づき、前記次のベクトルデータの端点に一致する
端点を有する他のベクトルデータが存在しているか否か
を判定する。
【0034】ステップS4で、前記次のベクトルデータ
の端点に他のベクトルデータの端点が一致していないと
判定された場合には、処理はステップS5に移行し、前
記次のベクトルデータの両端点のうち現在位置すなわち
処理起点に近いほうの端点を選択する。
【0035】ステップS4で、前記次のベクトルデータ
の端点に他のベクトルデータの端点が一致していると判
定された場合には、ステップS6で、前記次のベクトル
データの両端点に他のベクトルデータの端点が一致して
いるか否かが判定される。
【0036】ステップS6で、前記次のベクトルデータ
の一端点にのみ他のベクトルデータの端点が一致してす
ると判定された場合には、処理はステップS7に移行
し、一連の複数ベクトルを1つのベクトルデータとみな
し、前記次のベクトルデータのうち前記他のベクトルデ
ータの端点に一致していないほうの端点を選択する。
【0037】ステップS6で、前記次のベクトルデータ
の両端点に他のベクトルデータの端点が一致していると
判定された場合には、処理はステップS8に移行し、前
記次のベクトルデータを含み、端点を共通にして連続す
る一連のベクトルデータを1つのベクトルデータとみな
し、この一連のベクトルデータの両端点のうち処理起点
に近いほうの端点を選択する。
【0038】上述のステップS2〜S4、およびS6の
処理は、移動量演算部15の一致検出部17で行われ、
ステップS5およびS8の処理は、移動量演算部15の
移動量算定部18および端点選定部16で行われ、ステ
ップS7の処理は端点選定部16で行われる。
【0039】次に、ステップS9では、端点選定部16
により、ステップS5、S7およびS8で選定された端
点を始点にして、それに対応する1つまたは一連のベク
トルデータを描画制御部13に転送し、駆動機構部14
により1つまたは一連のベクトルデータを描画させる。
ステップS10では、描画した1つまたは一連のベクト
ルデータをソート用バッファ11から削除する。
【0040】ステップS11で、ソート用バッファ11
にベクトルデータがなくなったか否かを判定し、ソート
用バッファ11にベクトルデータがある場合は、ステッ
プS1に戻り、ソート用バッファ11にベクトルデータ
がなくなるまで上述したステップS1〜S10の処理を
繰り返す。ステップS11で、ソート用バッファ11に
ベクトルデータがないと判定された場合は、処理を終了
し、次の処理、例えば他のペンデータの処理等に移行す
る。
【0041】上述の処理について、具体的な例について
さらに詳細に説明する。まず、図3に示すように、ペン
が現在位置すなわち処理起点0にある状態で、線分1〜
3に対応するベクトルデータが、ソート用バッファ11
に格納されている場合を考える。
【0042】この場合、前記次のベクトルデータに対応
する線分1の端点aおよびbのうちの一方の端点bに、
後続のベクトルデータに対応する線分3の一方の端点が
一致している。この場合、前記線分1の両端点aおよび
bのうち、後続のベクトルデータに対応する線分3の一
方の端点に一致していないほうの端点aを起点として前
記後続のベクトルデータに対応する線分3の他方の端点
cまでを1つのベクトルとみなして、線分1および3が
連続して描画される。そして、図3に示された線分2に
対応するベクトルデータはその後に作画される。
【0043】また、図4に示すように、ペンが現在位置
すなわち処理起点0にある状態で、線分1〜4に対応す
るベクトルデータが、ソート用バッファ11に格納され
ている場合を考える。
【0044】この場合、前記次のベクトルデータに対応
する線分1の両方の端点aおよびbに、それぞれ、後続
のベクトルデータに対応する線分3の一方の端点および
線分4の一方の端点が一致している。この場合、前記線
分3−1−4に対応する一連のベクトルデータを1つの
ベクトルデータとして扱い、線分1の端点aに一致して
いないほうの線分3の端点cを起点として、線分1の端
点bに一致していないほうの線分4の端点dまで、線分
3、1および4が連続して描画される。そして、図4に
示された線分2に対応するベクトルデータはその後に作
画される。
【0045】すなわち、本実施例では、必ずしもベクト
ルデータが与えられた順にベクトルデータを選択せず、
効率よく作図することができる場合には、ベクトルデー
タが与えられた順序を無視してソートし作画する。
【0046】なお、上述においては、次のベクトルデー
タに対する他のベクトルデータの関係を調べるにあた
り、すべての後続のベクトルデータについて調べると非
常に多くの計算量および時間が必要となるため、所定数
の後続のベクトルデータについてのみ次のベクトルデー
タとの関係を調べるようにしている。
【0047】また、ベクトルデータの端点が一致してい
るか否かは、座標値を比較することにより確認すること
ができる。すなわち、一致しているか否かを確認すべき
一方のベクトルデータ端点の座標値を(X,Y)とし、
他方のベクトルデータ端点の座標値を(Xn,Yn)と
すれば、XとXnおよびYとYnを比較し、両座標が共
に一致するか否かを調べる。
【0048】図5は本発明の第2の実施例に係るプロッ
タ装置の要部の構成を示している。この実施例は先に述
べた最近点選択による方法に本発明を適用したものであ
る。
【0049】ホストコンピュータから供給される作画デ
ータは、例えば作画データ解析部(図示していない)に
て解析処理されて描画ベクトルデータに変換され、複数
のペンが用いられる場合はペン毎のデータ群にまとめら
れて、ペン毎にソート用バッファ11に逐次格納され
る。ソート用バッファ11にペン毎に格納された描画ベ
クトルデータは、次に述べるようにしてペン毎に処理さ
れる。
【0050】ソート用バッファ11に格納された描画ベ
クトルデータは、ソート処理部21にて、次に描画すべ
きベクトルデータ毎に、逐次処理されて描画起点となる
端点が選定される。この選定された端点を起点とするそ
のベクトルデータが、ソート用バッファ11から描画制
御部13に転送される。描画制御部13は与えられたデ
ータに従って駆動機構部14を作動させ、ペン移動およ
びペンのアップ/ダウンを行わせる。
【0051】ソート処理部21は、ベクトルデータの各
端点についてのペンアップ状態での移動量を演算する移
動量演算部22と、この移動量演算部22の処理に基づ
いて次に描画するベクトルデータの端点を選定する端点
選定部23とを有している。
【0052】移動量演算部22は、ソート用バッファ1
1から読み出される所定数のベクトルデータの端点が、
ソート用バッファ11から読み出される他の未描画ベク
トルデータの端点のいずれかに一致しているか否かを検
出する一致検出部24と、前記ベクトルデータの端点の
うち他のベクトル端点が一致していない端点についてペ
ンアップ移動量を算定する移動量算定部25とを有して
いる。
【0053】端点選定部23は、移動量算定部25で算
定されたペンアップ移動量の最も小さい端点を次に描画
する端点と定める端点決定部26と、端点決定部26で
決定された端点を含むベクトルの他の端点に、他のベク
トル端点が一致している場合にはこれら一連のベクトル
を1つのベクトルとみなすべく連結する(ベクトル結
合)連結処理部27とを有している。
【0054】この実施例においては、単に現在位置すな
わち処理基点に最も近い端点を、所定数のベクトルデー
タから選択するのではなく、所定数のベクトルデータの
うち一連のベクトルの連結点となっている端点を除くす
べての端点について、処理起点からのペンアップ移動量
が最も小さい端点を求め、この端点を次に作画すべきベ
クトルデータの起点として選択するとともに、そのベク
トルデータの他端点に端点が一致する他のベクトルデー
タが前記所定数のベクトルデータ中に存在する場合に
は、これら一連のベクトルデータを連結して単一のデー
タと同様に取り扱い、個々にソート用演算処理を行うこ
となく、その一連のベクトルデータを連続して描画させ
る。
【0055】このようにすることにより、端点を一致さ
せて連続する一連のベクトルデータを効率よく、連続し
て描画することができるため、描画効率が高くなり、し
かも計算処理が非常に簡単になる。
【0056】図6に示すフローチャートを参照して、図
5の装置のソート処理部12を中心とする動作を具体的
に説明する。ホストコンピュータから供給される作画デ
ータに基づいて得られた描画ベクトルデータは、ソート
用バッファ11に逐次格納される。この動作は作画デー
タがなくなるまで随時行われる。
【0057】ステップT1で、ソート用バッファ11内
の所定数のベクトルデータを格納されている順序に従っ
て順次読み出して各端点の座標が一致しているか否かを
確認する。ステップT2では、ステップT1の確認結果
に基づきベクトルデータの端点に、他の1つ以上のベク
トルデータ端点が一致している場合は、そのベクトルデ
ータ端点をソート演算の対象から除外する。これらステ
ップT1およびT2の処理がソート用バッファ11内の
所定数のベクトルデータについて完了したか否かをステ
ップT3で確認し、完了しあるいはソート用バッファ1
1内に他のベクトルデータがなくなるまでステップT1
およびT2の処理を繰り返す。
【0058】ステップT4では、前記ステップT1〜T
3による確認の結果に基づき、除外されずに残った、す
なわち他の端点と一致していない端点を対象としてソー
ト用演算処理を行い、次に作画すべきベクトル端点を選
定する。
【0059】ステップT5では、選定された端点に他の
ベクトルが連結されていないか否かを判定し、選定され
た端点に他のベクトルが連結されている場合は、ステッ
プT6で、連結されているベクトルも含めて1つのベク
トルとみなす処理を行ってから、ステップT7の処理に
移行する。ステップT5で、選定された端点に他のベク
トルが連結されていないと判定された場合は、直ちにス
テップT7の処理に移行する。
【0060】上述のステップT1〜T3の処理は、移動
量演算部22の一致検出部24で行われ、ステップT4
の処理は、移動量演算部22の移動量算定部25および
端点選定部23の端点決定部26で行われ、ステップT
5およびT6の処理は端点選定部23の連結処理部27
で行われる。
【0061】ステップT7では、ステップT4で選定さ
れた端点を始点として、1つまたは一連のベクトルデー
タを描画制御部13に転送し、駆動機構部14によりそ
の1つまたは一連のベクトルデータを描画させる。ステ
ップT8では、描画した1つまたは一連のベクトルデー
タをソート用バッファ11から削除する。
【0062】ステップT9で、ソート用バッファ11に
ベクトルデータがなくなったか否かを判定し、ソート用
バッファ11にベクトルデータがある場合は、ステップ
T1に戻り、ソート用バッファ11にベクトルデータが
なくなるまで上述したステップT1〜T8の処理を繰り
返す。ステップT9で、ソート用バッファ11にベクト
ルデータがないと判定された場合は、処理を終了し、次
の処理、例えば他のペンデータの処理等に移行する。
【0063】上述の処理について、具体的な例について
さらに詳細に説明する。図7に示すように、ペンが現在
位置すなわち処理起点0にある状態で、線分1〜3に対
応するベクトルデータが、ソート用バッファ11に格納
されている場合を考える。
【0064】この場合、前記次のベクトルデータに対応
する線分1の端点aおよびbは、それぞれ後続のベクト
ルデータに対応する線分2および3の各一方の端点に一
致している。この場合、前記線分2の他方の端点cおよ
び前記線分3の他方の端点dのうち、処理起点Oに近い
ほうの端点cが選択される。すなわち、処理起点Oに最
も近い端点a(線分1)を選択せずに端点cを選択す
る。上述のようにこの端点cを有する線分2には線分1
の端点bが連結され、この線分1の端点aには線分3が
連結されているので、端点cを起点として前記線分2か
ら線分1を経て線分3の端点dまで連続して描画され
る。この場合、途中の端点bおよびaにおいては、ソー
ト用演算処理は行われない。
【0065】すなわち、本実施例では、ソート用演算処
理に際してベクトルデータを連結している端点はソート
用演算処理の対象から除外し、ソート用演算処理の結果
により選択されて作画されるベクトルデータに他のベク
トルデータが連結されている場合には、ソート用演算処
理を行うことなくそれらを連続して作画する。
【0066】なお、上述においては、ベクトルデータと
他のベクトルデータとの端点の一致を調べるにあたり、
すべての後続のベクトルデータについて調べると非常に
多くの計算量および時間が必要となるため、ソート用演
算処理と同様に所定数の後続のベクトルデータについて
のみ調べるようにしている。
【0067】また、図8は本発明の第3の実施例に係る
プロッタ装置の要部の構成を示している。この実施例は
先に述べた最近点選択によるソート処理に代えて所定数
の後続ベクトルデータにおいてペンアップ移動量が最小
となる経路を選択するソート処理を用いるものである。
【0068】図8の構成はソート処理部31の一部を除
き図5とほとんど同様である。ホストコンピュータから
供給される作画データは、例えば作画データ解析部(図
示していない)にて解析処理されて描画ベクトルデータ
に変換され、複数のペンが用いられる場合はペン毎のデ
ータ群にまとめられて、ペン毎にソート用バッファ11
に逐次格納される。ソート用バッファ11にペン毎に格
納された描画ベクトルデータは、次に述べるようにして
ペン毎に処理される。
【0069】ソート用バッファ11に格納された描画ベ
クトルデータは、ソート処理部31にて、次に描画すべ
きベクトルデータ毎に、逐次処理されて描画起点となる
端点が選定される。この選定された端点を起点とするそ
のベクトルデータが、ソート用バッファ11から描画制
御部13に転送される。描画制御部13は与えられたデ
ータに従って駆動機構部14を作動させ、ペン移動およ
びペンのアップ/ダウンを行わせる。
【0070】ソート処理部31は、ベクトルデータの各
端点についてのペンアップ状態での移動量を演算する移
動量演算部32と、この移動量演算部32の処理に基づ
いて次に描画するベクトルデータの端点を選定する端点
選定部33とを有している。
【0071】移動量演算部32は、ソート用バッファ1
1から読み出される所定数のベクトルデータの端点が、
ソート用バッファ11から読み出される他の未描画ベク
トルデータの端点のいずれかに一致しているか否かを検
出する一致検出部34と、前記ベクトルデータの端点の
うち他のベクトル端点が一致していない端点について2
本以上先の、例えば2本先のベクトルを描画するまでに
要するペンアップ移動量の合計を算定する移動量算定部
35とを有している。
【0072】端点選定部33は、移動量算定部35で算
定された合計ペンアップ移動量の最も小さい端点を次に
描画する端点と定める端点決定部36と、端点決定部3
6で決定された端点を含むベクトルの他の端点に、他の
ベクトル端点が一致している場合にはこれら一連のベク
トルを1つのベクトルとみなすべく連結する連結処理部
37とを有している。
【0073】すなわち、図8において図5と相違するの
は、実質的に、移動量演算部32の移動量算定部35お
よび端点選定部33の端点決定部36のみである。
【0074】この実施例においては、単に現在位置すな
わち処理起点に最も近い端点を、所定数のベクトルデー
タから選択するのではなく、現在位置すなわち処理起点
から、2本先のベクトルデータを描画するまでの合計ペ
ンアップ移動量の最も小さい端点を、所定数のベクトル
データから選択する。それに加えて、所定数のベクトル
データのうち2つ以上の端点が一致している端点を除く
すべての端点について、処理起点からの合計ペンアップ
移動量が最も小さい端点を求め、この端点を次に作画す
べきベクトルデータの起点として選択するとともに、そ
のベクトルデータの他端点に端点が一致する他のベクト
ルデータが前記所定数のベクトルデータ中に存在する場
合には、これら一連のベクトルデータを連結して単一の
データと同様に取り扱い、個々にソート用演算処理を行
うことなく、その一連のベクトルデータを連続して描画
させる。
【0075】なお、本発明は、XY両方向にペンが移動
するいわゆるフラットベッドタイプのプロッタに限ら
ず、XY両方向の一方にペンが移動し、他方については
作画用紙が移動するいわゆるペーパムービングタイプの
プロッタについても上述と同様にして実施することがで
きる。
【0076】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、作
画すべき複数のベクトルデータに、端点の一致する複数
のベクトルデータが含まれる場合には、これら複数のベ
クトルデータが一連のデータとして連続して描画するよ
うにして、端点の一致する複数のベクトルデータが作画
すべき複数のベクトルデータに含まれる場合のペンアッ
プ移動量を効果的に低減し、描画効率を向上させるとと
もに、描画時間の短縮にも寄与し得るプロッタ制御方法
およびプロッタ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係るプロッタ装置の
要部の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のプロッタ装置の制御動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】 図1のプロッタ装置の具体的な動作を説明す
るための描画線分の一例の模式図である。
【図4】 図1のプロッタ装置の具体的な動作を説明す
るための描画線分の他の一例の模式図である。
【図5】 本発明の第2の実施例に係るプロッタ装置の
要部の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5のプロッタ装置の制御動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図7】 図5のプロッタ装置の具体的な動作を説明す
るための描画線分の一例の模式図である。
【図8】 本発明の第3の実施例に係るプロッタ装置の
要部の構成を示すブロック図である。
【図9】 従来のプロッタ装置における双方向プロット
と称される制御動作を説明するための描画線分の模式図
である。
【図10】 従来のプロッタ装置における最近点選択と
称される制御動作を説明するための描画線分の模式図で
ある。
【図11】 従来のプロッタ装置における制御動作の問
題点を説明するための描画線分の模式図である。
【符号の説明】
1〜4…線分、11…ソート用バッファ、12,21,
31…ソート処理部、13…描画制御部、14…駆動機
構部、15,22,32…移動量演算部、16,23,
33…端点選定部、17,24,34…一致検出部、1
8,25,35…移動量算定部、26,36…端点決定
部、27,37…連結処理部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逐次与えられる作画データに基づく描画
    ベクトルデータをバッファ手段に一旦格納し、このバッ
    ファ手段に格納されたベクトルデータに基づいて次に描
    画すべきベクトル端点を選定して、逐次ベクトルデータ
    の描画を行うプロッタの制御方法において、前記バッフ
    ァ手段に格納された未描画のベクトルデータから端点が
    一致する複数のベクトルデータを検出する連続ベクトル
    検出ステップと、この連続ベクトル検出ステップで端点
    が一致する複数のベクトルデータが検出された場合に
    は、それら複数のベクトルデータを一連のベクトルデー
    タとして取り扱うとともに、その一連のベクトルデータ
    を含む未描画のベクトルデータから次に描画すべきベク
    トル端点を選定する端点選定ステップとを有することを
    特徴とするプロッタ制御方法。
  2. 【請求項2】 逐次与えられる作画データに基づく描画
    ベクトルデータをバッファ手段に一旦格納し、このバッ
    ファ手段に格納されたベクトルデータに基づいて次に描
    画すべきベクトル端点を選定して、逐次ベクトルデータ
    の描画を行うプロッタの制御方法において、 前記バッファ手段に格納された未描画のベクトルデータ
    から端点が一致する複数のベクトルデータを検出する連
    続ベクトル検出ステップと、 この連続ベクトル検出ステップで端点が一致する複数の
    ベクトルデータが検出された場合には、それら複数のベ
    クトルデータを一連のベクトルデータとして結合させる
    ベクトル結合ステップと、 このベクトル結合ステップで結合された一連のベクトル
    データを含む未描画のベクトルデータの各端点につい
    て、処理起点からのペンアップ移動量を演算する移動量
    演算ステップと、 この移動量演算ステップの演算結果をもとに最小移動量
    ベクトル端点を次に描画すべきベクトル端点として
    定する端点選定ステップとを有することを特徴とするプ
    ロッタの制御方法。
  3. 【請求項3】 逐次与えられる作画データに基づく描画
    ベクトルデータを格納するバッファ手段と、このバッフ
    ァ手段に格納された未描画のベクトルデータから端点が
    一致する複数のベクトルデータを検出する連続ベクトル
    検出手段と、この連続ベクトル検出手段で端点が一致す
    る複数のベクトルデータが検出された場合には、それら
    複数のベクトルデータを一連のベクトルデータとして取
    り扱うとともに、その一連のベクトルデータを含む未描
    画のベクトルデータから次に描画すべきベクトル端点を
    選定する端点選定手段とを具備することを特徴とするプ
    ロッタ装置。
  4. 【請求項4】 逐次与えられる作画データに基づく描画
    ベクトルデータ格納するバッファ手段と、 このバッファ手段に格納された未描画のベクトルデータ
    から端点が一致する複数のベクトルデータを検出する連
    続ベクトル検出手段と、 この連続ベクトル検出手段で端点が一致する複数のベク
    トルデータが検出された場合には、それら複数のベクト
    ルデータを一連のベクトルデータとして結合させるベク
    トル結合手段と、 このベクトル結合手段で結合された一連のベクトルデー
    タを含む未描画のベクトルデータの各端点について、
    理起点からのペンアップ移動量を演算する移動量演算手
    段と、 この移動量演算手段の演算結果をもとに最小移動量の
    クトル端点を次に描画すべきベクトル端点として選定す
    る端点選定手段とを具備することを特徴とするプロッタ
    装置。
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