JP3007398U - 内反膝整復具 - Google Patents

内反膝整復具

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JP3007398U
JP3007398U JP1994010983U JP1098394U JP3007398U JP 3007398 U JP3007398 U JP 3007398U JP 1994010983 U JP1994010983 U JP 1994010983U JP 1098394 U JP1098394 U JP 1098394U JP 3007398 U JP3007398 U JP 3007398U
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varus knee
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knee
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varus
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JP1994010983U
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信義 信田
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信義 信田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体の脚のけい骨に発生する内反膝の整復治
療を装具によって行なうことができるようにした内反膝
整復具を提供する。 【構成】 本考案による内反膝整復具は、少なくとも2
つ以上のバンドを有する保持具1に凹溝2を設け、その
凹溝2内にハンドル4によって自在に加減調整できる加
圧盤3を設けることにより構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は人体の脚のけい骨に発生する内反膝の整復を装具によりできるように した内反膝整復具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
人体のけい骨は内的または外的原因により膝蓋骨に近い上部が湾曲することが あり、その湾曲の状態により医学上、内反膝、外反膝と称されている。湾曲が作 り出す形状がアルファベットのオー又はエックスに似ているところから、一般的 にオー脚又はエックス脚と云われるもので、湾曲が体の中心線に対し外向性のも のがオー脚即ち内反膝であり、内向性のものがエックス脚即ち外反膝である。日 本人の場合、生活環境、運動習性等から外反膝の発生は稀であり、けい骨湾曲症 の殆どは内反膝であって、幼児から中高年齢層に亙り巾広く発生しているのが実 態である。 けい骨の湾曲は外観が良くないだけでなく、体を支える主要な柱となる骨が湾 曲するため、足の垂直な接地ができなくなり、足に対する荷重の平均性が欠けて 局部的に苦痛が生じたり、疲労度が正常者より大きくなる等の症状が起こるので 、整復のための治療が必要である。 内反膝の整復治療は患部に対する外側からの押圧を一回につき長時間行ない、 かつ、これをある期間連続的、継続的に行なわなければならない。 従来、この押圧療法は医師、整体療術師など加療者の指圧、掌圧等人力によっ て行なわれており、これに代る専門的整復具がなかったので、加療者と患者との 一対一の加療以外になく、加療者側にとって時間的、体力的負荷が大きいばかり でなく、患者側にとっても待ち時間を含め治療のために長時間を必要とする等、 双方にとって効率性の極めて低いものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、従来人力によって行なってきた内反膝の整 復のための押圧を、押圧力を自在に加減調整できる加圧盤を有する保持具を装着 することによって行なうことが可能な内反膝整復具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、整復治療すべきけい骨のあるすね部に装 着可能な保持具1を設け、この保持具1のすね部と接触する面に凹溝2を設け、 凹溝2内にハンドル4により加圧、減圧を自在に調整できる加圧盤3を設けるこ とを特徴とする内反膝整復具を提供しようとするものである。
【0005】 本考案の実施に際して、前記加圧盤3は、凹溝2の底床に設けた螺子孔に回動 自在に螺合する螺棒5の凹溝内側の一端に固着され、他の一端にハンドル4を固 着して構成することが好ましい。
【0006】 また、保持具1をすね部に装着するため、長さ調整可能に、かつ、着脱可能な バンドを少なくとも2つ以上取付けることが好ましい。
【0007】
【作用】
本考案による内反膝整復具は、保持具1に取付けられた長さ調整可能で、かつ 、着脱可能な少なくとも2つ以上のバンドによって、凹溝2内に設けられた加圧 盤3が内反膝の患部に当るようにすね部に装着する。 しかして、外側のハンドル4を操作すれば、螺棒5の回動運動により加圧盤3 は前後に移動する。前進により患部を加圧し、後進により減圧するから、患部に 対する加圧減圧を調整しながら一定の圧力に達した時静止すれば、その加圧状態 が保持され、必要時間の加圧を安定的に継続して行なうことができる。
【0008】
【実施例】
図面にもとずいて本考案の実施例を説明する。 図1には本考案による内反膝整復具の一実施例が示されている。 この内反膝整復具は角状の保持具1の端寄りの部位に凹溝2を設け、その底床 に設けた螺子孔に螺棒5を螺合せしめ、その螺棒5の凹溝内における一端に円盤 状の加圧盤3を、他の一端に円盤状のハンドル4を固着し、さらに保持具1の両 端部に近い位置に夫々バンド6、6を取付けて構成されている。
【0009】 保持具1の本体は木材、合成樹脂など硬質の角体からなる。その形状は人体の すね部の平均的長さ、太さに相当するものとしてある。
【0010】 加圧盤3は凹溝2内を支障なく前後に運動できる大きさの円盤で、木材、合成 樹脂など硬質なものによって構成され、加圧面はスポンジで被覆してある。
【0011】 バンド6、6の本体は布、皮、合成樹脂など丈夫な帯体からなり、両端部に留 め具7、8が取付けられている。留め具7、8は、雌雄両葉が掛合することで構 成されるマジックテープが用いられ、バンドを目的物に巻回したとき、重合する 両端の接面部一帯に雌葉、雄葉を別々に固着してある。
【0012】 バンド6、6にはスライド可能にプレート9、9が装着してある。これはバン ドを締めつけて内反膝整復具を装着したとき、すね部が下面に安定して配置でき る効果がある。
【0013】 バンド6、6は患部に加圧盤3が当るように保持具1を調整した後、すね部と 保持具1の外側に掛け回した後、一端を強く引き絞って対応する他端の接面部に 強く押し付ければ、マジックテープの機能により、すね部を保持具1に締め付け た状態で固定することができる。
【0014】 図2には本考案による内反膝整復具の一使用態様が示されている。 即ち、患部のあるすね部に保持具1を接触させ、加圧盤3が患部に当るよう調 整した後、バンド6、6を掛け渡し、プレート9、9を調整してすね部の安定を 図ったうえ、前記バンドを締め付けて留め具7、8で固定する。しかして、外側 のハンドル4を回転操作すれば、凹溝2内の加圧盤3が回動し、患部を加圧した り、減圧したりするので、これを自由に加減調整し、最も適度の押圧度を得たと ころでハンドル4の操作を停止する。これにより、患部への一定の加圧を必要時 間安定的に継続して行なうことができ、時間経過後はバンド6、6の一端を強く 引いて留め具を引きはがせば容易に保持具1をはずすことができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の内反膝整復具によれば、従来、加療者の直接の 指圧、掌圧によらなければできなかった患部への押圧が、装具の操作によってで きるので、加療者はこれによって一度に多数の患者の加療を行なうことが可能に なり、また、加療者の指導によって患者自身の操作により随時、随所で整復治療 を行なうことも可能になる。
【0016】 また、本考案の内反膝整復具は着脱が容易で誰でも行なうことができ、大きさ も人体のすね部に相当する程度で持ち運びも容易であるから、加療者、患者の都 合で場所、時間等を適宜選んで整復治療を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による内反膝整復具の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】本考案による内反膝整復具を患者のすね部に適
用した使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 保持具 2 凹溝 3 加圧盤 4 ハンドル 5 螺棒 6 バンド 7、8 留め具 9 プレート 10 脚のすね部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体の脚のすね部に装着可能とした保持具
    (1)と、この保持具(1)のすね部に接触する面に設
    けた凹溝(2)にハンドル(4)により加減調整自在な
    加圧盤(3)を有することを特徴とする内反膝整復具。
JP1994010983U 1994-08-01 1994-08-01 内反膝整復具 Expired - Lifetime JP3007398U (ja)

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JP1994010983U JP3007398U (ja) 1994-08-01 1994-08-01 内反膝整復具

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JP3007398U true JP3007398U (ja) 1995-02-14

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