JP3006617U - 香 炉 - Google Patents
香 炉Info
- Publication number
- JP3006617U JP3006617U JP1994009696U JP969694U JP3006617U JP 3006617 U JP3006617 U JP 3006617U JP 1994009696 U JP1994009696 U JP 1994009696U JP 969694 U JP969694 U JP 969694U JP 3006617 U JP3006617 U JP 3006617U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bath
- opening
- incense burner
- heat source
- cavity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 需要者が任意に香料を選んで使用でき、しか
も、煙を発することなく、高貴な置物として、何処でも
香りを楽しむことができる香炉を提供する。 【構成】 この香炉は、陶磁器製であって、上方が上端
部に開口3を有する浴1に形成されており、下方が前方
に開口部4を有する空洞2に形成されており、熱源5が
開口部4から空洞2に出し入れ自在になっており、浴1
に香料を含む水性液13を入れ、空洞2内の熱源5で該
浴1を加熱して使用する。
も、煙を発することなく、高貴な置物として、何処でも
香りを楽しむことができる香炉を提供する。 【構成】 この香炉は、陶磁器製であって、上方が上端
部に開口3を有する浴1に形成されており、下方が前方
に開口部4を有する空洞2に形成されており、熱源5が
開口部4から空洞2に出し入れ自在になっており、浴1
に香料を含む水性液13を入れ、空洞2内の熱源5で該
浴1を加熱して使用する。
Description
【0001】 本考案は、香料を水性液として使用する香炉に関する。
【0002】
香炉は、古くから種々使用されているが、香料を焚いて使用するものであるた め、使用できる香料に限りがあり、また、香料は、度々追加しないと燃焼してし まうので、小さな容器で、長時間、香を楽しむことは困難であった。更に、煙が 立つという問題もあり、使用される範囲は限られていた。
【0003】 他方、自動車等やトイレ等で使用する芳香性容器として、香料を揮発性の固形 物として、容器内に封入しておき、その開口部から、香料が徐々に揮発するよう にしたものが存在するが、これは、需要者が香料の種類を任意に選んで使用する ことはできず、また、外観的にも、高貴なものとはなし難かった。
【0004】
本考案は、需要者が任意に香料を選んで使用でき、しかも、煙を発することな く、高貴な置物として、何処でも香りを楽しむことができる香炉を提供すること を目的とする。
【0005】
本考案の香炉は、陶磁器製の香炉で、香料を水性液として使用することに特徴 を有するものであり、該香炉は、香料の水性液を入れて使用する浴と、その下方 に位置する熱源を入れて使用する空洞部分からなるものである。
【0006】 即ち、本考案の香炉は、上方が上端部に開口を有する浴に形成され、下方が前 方に開口部を有する空洞に形成されており、熱源を開口部から空洞に出し入れ自 在になっているものであり、浴に香料を含む水性液を入れ、空洞内の熱源で該浴 を加熱して使用するものである。
【0007】 浴には蓋が存在するが、この蓋は開閉自在に形成されても、浴と一体に形成さ れてもよい。前者の場合には、蓋に香りを発散するための小孔を設ける必要があ る。なお、後者の場合には、浴と一体化された蓋部に香料を含む水性液を投入す るための開口が設けられるので、この開口から香りが発散するため、特に小孔を 設けなくてもよいが、一般には、香りが分散し易いように小孔を設けるのが好ま しい。
【0008】 次に、香炉の下方は、空洞に熱源を入れて上方の浴を加熱できるような形状に 形成されればよいが、一般に竈又はかまくら状に形成される。なお、熱源として 蝋燭等を使用する場合には、その側壁の上端部には、少なくとも一個の通気孔を 設けるのが好ましい。
【0009】 熱源としては、蝋燭が使用されても、電熱器具が使用されてもよい。蝋燭を使 用する場合には、金属製の筒に蝋燭が入ったものを使用するのが好ましい。この 場合、蝋燭が金属性の筒内で完全燃焼し、香炉を汚すことなく、熱源の取り替え が可能となる。
【0010】 このような本考案の香炉では、香料を含む水性液を、熱源で加熱して、香料を 単独で、又は水と共に揮発させて、周囲に香りを漂わせるものであるので、水に 溶解又は分散させて使用できる香料はどのようなものでも任意に使用でき、また 、香炉から煙を発することがないので、陶磁器性の香炉を装飾的に、任意な場所 に配置して使用することができる。また、浴に投入した水性液がなくなるまで、 長時間持続して香りを発するため、非常に扱い易いものである。
【0011】
本考案を一例を図面に従って説明する。 図1の香炉は、瓢箪形の陶器であり、上方が開口3を有する浴1に形成され、 下方が前方に開口部4を有する空洞2に形成されている。浴1の開口3には、蓋 6が着脱自在であり、蓋6には、香りを発散させるための小孔8が設けられてお り、空洞2の側壁11の上端部には2個の通気孔12が設けられている。
【0012】 開口3から浴1に香料を含む水性液13を入れ、蓋6をし、空洞2に入れた熱 源5で水性液13を加熱して使用するものであるが、この例では、熱源5として アルミニウム製の筒9に蝋燭10を入れたものを使用している。
【0013】 蝋燭10に火をつけて使用すると、香炉は、灯籠のような意匠効果を発揮し、 同時に、浴1の加熱により、水性液13から徐々に香料が揮発し、周囲に穏やか な香りを漂わせるものとなり、幽玄な、非常に奥ゆかしい置物として、広範に使 用できるものとなる。
【0014】 なお、蝋燭10はアルミニウム製の筒9内で完全燃焼し、香炉を汚すことなく 使用できた。また、アルミニウム製の筒9を香炉と同様の陶器製の筒に入れて使 用することにより、より意匠性に優れたものとすることもできる。
【0015】 次に、図2の例は、浴1と蓋部7が一体に形成された磁器製の香炉である。こ の例では、蓋部7の上端中央部に直径約1cmの開口3が設けられており、この開 口3から香料を含む水性液13を浴1に投入できるようになっている。
【0016】 この例も、図1の香炉と同様にアルミニウム製の筒9に蝋燭10を入れたもの を熱源5として使用しているが、電熱器具を使用しても同様の効果を得ることが できる。
【0017】 香料を含む水性液13としては、一般に香水、香料などとして知られるものを 水に溶解又は分散させて使用できるものであり、各種香水のブレンドなども需要 者が任意に実施できる。
【0018】
【考案の効果】 本考案の香炉は、水性液を加熱して香料を揮発させて、周囲に香りを漂わせる ことができるため、煙を生ずることなく、穏やかな香りを持続性よく、楽しむこ とができる。また、香料の種類も広範に選ぶことができる。 更に、本考案の香炉は、陶磁器製の美術的な製品となすことができ、しかも水 性液を任意に交換して使用できるので、その置き場所に応じて、適当な香料を使 用することにより、意匠性に香りが加味した、味わい深い製品として、どのよう な場所でも使用し易い。また、香炉の下方で、熱源が仄かな明かりを灯している ため、香りを発する灯籠として、幽玄な雰囲気をかもしだす効果もある。 なお、熱源としては、電熱器具及び蝋燭等がいずれも使用できるが、蝋燭を使 用するのが、意匠性の点から好ましく、特に蝋燭を金属性の筒に入れて使用する と、蝋燭を完全燃焼させることができ、しかも、香炉を融けだした蝋で汚すこと なく使用できるので好都合である。
【図1】本考案の一例を示すもので、Aは斜視図、Bは
断面図である。
断面図である。
【図2】本考案の他の一例を示すもので、Aは斜視図、
Bは断面図である。
Bは断面図である。
1 浴 2 空洞 3 開口 4 開口部 5 熱源 6 蓋 7 蓋部 8 小孔 9 筒 10 蝋燭 11 側壁 12 通気孔 13 水性液
Claims (3)
- 【請求項1】 陶磁器製の香炉であって、上方が上端部
に開口3を有する浴1に形成されており、下方が前方に
開口部4を有する空洞2に形成されており、熱源5が開
口部4から空洞2に出し入れ自在になっているもので、
浴1に開閉可能な蓋6が設けられており、該蓋6に香り
を発散するための小孔8が設けられていることを特徴と
する、浴1に香料を含む水性液を入れ、空洞2内の熱源
5で該浴1を加熱して使用する香炉。 - 【請求項2】 陶磁器製の香炉であって、上方が上端部
に開口3を有する浴1に形成されており、下方が前方に
開口部4を有する空洞2に形成されており、熱源5が開
口部4から空洞2に出し入れ自在になっているもので、
浴1と蓋部7が一体に形成されており、蓋部7に、上記
水性液を投入できる上記開口3が設けられていることを
特徴とする、浴1に香料を含む水性液を入れ、空洞2内
の熱源5で該浴1を加熱して使用する香炉。 - 【請求項3】 熱源5が、金属製の筒9に蝋燭10が入
ったものである請求項1または2の香炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009696U JP3006617U (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 香 炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009696U JP3006617U (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 香 炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3006617U true JP3006617U (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=43142479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994009696U Expired - Lifetime JP3006617U (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 香 炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3006617U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101239010B1 (ko) * | 2005-09-05 | 2013-03-04 | 덴끼 가가꾸 고교 가부시키가이샤 | 수지 조성물, 그것을 이용한 혼성 집적용 회로 기판 |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP1994009696U patent/JP3006617U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101239010B1 (ko) * | 2005-09-05 | 2013-03-04 | 덴끼 가가꾸 고교 가부시키가이샤 | 수지 조성물, 그것을 이용한 혼성 집적용 회로 기판 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20030007887A1 (en) | Aromatic substance heating device | |
US5891400A (en) | Volatile substance dispenser | |
US6783356B2 (en) | Candle structure having a decorative animated sculpture | |
US20140140042A1 (en) | Imitation candle | |
US7014819B2 (en) | Device for vaporizing and diffusing oils | |
JPH11197226A (ja) | 芳香器 | |
CA2369242A1 (en) | Shimmering candle cream | |
US6171102B1 (en) | Decorative candle display | |
JP3006617U (ja) | 香 炉 | |
GB2117639A (en) | Air freshening devices | |
US7878796B1 (en) | Colored flame candle | |
JPH0819471A (ja) | 香 炉 | |
KR20180089112A (ko) | 방향 및 조명기능을 갖는 다용도 실내용 장신구 | |
KR200259905Y1 (ko) | 양초 | |
AU774173B2 (en) | Air freshening apparatus | |
KR200252056Y1 (ko) | 양초의 불꽃열을 이용한 방향제 훈증기 | |
WO2003089018A1 (en) | Aromatic substance heating device | |
KR200251814Y1 (ko) | 양초 | |
TWM362697U (en) | Aromatic device with lighting effect and flavor conversion | |
KR101535953B1 (ko) | Led를 이용한 컵 양초 및 그 제조방법 | |
JPH0641512Y2 (ja) | 香炉付き土鈴 | |
KR19990073621A (ko) | 호롱불 구조의 전기모기향 | |
GB2356696A (en) | Candleholder for vaporising fragrant oil | |
JPH0524089Y2 (ja) | ||
JPS6236003Y2 (ja) |