JP3006073U - バングル時計の構造 - Google Patents
バングル時計の構造Info
- Publication number
- JP3006073U JP3006073U JP1994008955U JP895594U JP3006073U JP 3006073 U JP3006073 U JP 3006073U JP 1994008955 U JP1994008955 U JP 1994008955U JP 895594 U JP895594 U JP 895594U JP 3006073 U JP3006073 U JP 3006073U
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- JP
- Japan
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- bangle
- decorative
- ring
- watch
- shaped band
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は構造容易にして且つバリエーション
アップを容易に図ることのできるバングル時計を提供す
ることを目的とするものである。 【構成】 本考案はバングル時計を構成するリング形バ
ンドの長手方向の中間に開放溝を設け、該開放溝に有端
リング形に形成する飾りバングルを嵌挿することを特徴
とするバングル時計の構造にある。
アップを容易に図ることのできるバングル時計を提供す
ることを目的とするものである。 【構成】 本考案はバングル時計を構成するリング形バ
ンドの長手方向の中間に開放溝を設け、該開放溝に有端
リング形に形成する飾りバングルを嵌挿することを特徴
とするバングル時計の構造にある。
Description
【0001】
この考案はバングル時計の構造、詳しくはバンド部分をリング形バンドと飾り バングルにて構成するバングル時計の構造に関するものである。
【0002】
従来、バングル時計は図7に示すように単一のバンド体(バングル)にて構成 してきたものである。
【0003】
このような従来のバングル時計はそれぞれ単一のデザインにとどまるものであ り、服装などとのコーディネート性に欠けてデザインバリエーションを発展させ ることを期待することができず、また時計とは別のファッションバングルを同じ 腕に装着するときは、時計とバングルとがばらばらに動いてぶつかり合って相互 を傷つけてしまうという課題がある。
【0004】
本考案はバングル時計を構成するリング形バンドの長手方向の中間に開放溝を 設け、該開放溝に材質,色彩の変化および装飾などを自由に施した有端または無 端のリング形に形成する飾りバングルを嵌挿するようにして、かかる課題を解決 しようとするものである。
【0005】
本考案はバングル時計を構成するリング形バンドの長手方向中間に開放溝を設 けて、前記開放溝に有端または無端のリング形のバングルを嵌挿するようにした ので、バングル時計はリング形バンドとその中間に嵌挿する飾りバングルの二種 にてバンド部分を構成することとなり、さらに材質,色彩,装飾の異なるバング ルを交換することによってデザインバリエーションを大きく発展させることがで きるものとなる。また飾りバングルは開放溝に嵌挿されることにより、リング形 バンドと一体となって、衝突等により互いが損傷することが防止されることとな る。
【0006】
以下図面に基づいて実施例を説明する。
【0007】 図1乃至図2は本考案の第1実施例を示すもので、時計ケース1の12時/6時 方向側面に一体または取外し自在において両端部を取付けてなるリング形バンド 2の長手方向の中間全長に全幅の3分の1程度の幅の開放溝3を設けてバングル 時計4を形成する。
【0008】 飾りバングル5は合成樹脂材にてリング形バンド2と同径且つ開放溝3と同幅 にて、リング形バンド2よりもやや厚みを有す上面膨出形で時計ケース1の大き さよりも余裕をもった間隙を存す有端リング形にて形成する。なお飾りバングル 5は外周面の彩色を変えた複数個を用意するのである。
【0009】 バングル時計4および飾りバングル5を装着するときは、図1に示すように飾 りバングル5を該バングルの間隙が時計ケース1の位置にくるようにしてリング 形バンド2の開放溝3に嵌挿し、すぼめた掌をくぐらせて腕廻りに装着するので ある。飾りバングル5はリング形バンド2の開放溝3に嵌挿しているので、リン グ形バンド2とばらばらに動くことなく衝突による傷付け合いなどが避けられる こととなる。
【0010】 なお色違いの飾りバングル5を選択して嵌挿することによりファッションとの カラーコーディネートを楽しむことができることとなる。
【0011】 図3は第2実施例で、リング形バンド2の内周側に開放溝3を横断する補強ブ リッジ6を間隔を置いて複数箇所に設けたもので、開放溝3により分割されたリ ング形バンド2を補強するとともに飾りバングル5をより安定して開放溝3に嵌 挿できるようにしたほかは前例に同じである。
【0012】 図4乃至図5は飾りバングルをメタルパーツと飾りパーツの組合わせにて構成 する第3実施例を示すもので、時計ケース1の側面にリング形バンドおよびメタ ルパーツ取付用の取付部7,7を設け、該取付部7,7に補強ブリッジ6,6を 有する開放溝3付のリング形バンド2aの両端部を公知のピンまたはネジ連結手段 にて取付ける。メタルパーツ8はリング形バンド2aと同径且つ開放溝3と同幅に て形成する有端リング形で、両端部には取付部7,7に嵌入掛止する掛止片9, 9と、表側全長に亘って段落溝10を有し、且つすぼまり性向の弾力をもたせて形 成されている。飾りパーツ11は弾力性を有する金属または合成樹脂製の芯材に革 巻き加工してなる有端リング形で、メタルパーツ8の段落溝10内に弾嵌装着する 径と付勢とをもって形成されている。
【0013】 以上の第3実施例は、先づ飾りパーツ11をメタルパーツ8の段落溝10内に弾嵌 セットして飾りバングル5aを形成し、次いで飾りバングル5aをリング形バンド2a の開放溝3間に嵌挿しつつメタルパーツ8の掛止片9,9を取付部7,7に嵌入 掛止する要領にて取付けするのである。本例は飾りバングルをメタルパーツと飾 りパーツとの組合わせにて構成するので、リング形バンドと併せて三種の組合わ せにてなるバングル時計を展開することができる。またメタルパーツ8の掛止片 9,9を取付部7,7に嵌入掛止することにより飾りバングルのずれ動きが完全 に防止されることとなる。
【0014】 図6は飾りバングルを無端リング形にて形成した第4実施例を示すものであっ て、リング形バンド2と同種または異種の金属材料にて同径で無端の飾りバング ル5bを形成し、飾りバングル5bの周面の適当な位置に装飾石12等を取付けすると ともに周面の一部に時計ケース1長の段落部13を設けている。飾りバングル5bを 開放溝3に嵌挿し、段落部13を時計ケース1に位置合わせして嵌込むと、回転ず れ動きが防止された飾りバングル付のバングル時計が構成されることとなる。
【0015】 なお図示していないが、時計ケースと飾りバングル5bの双方に飾りバングル5b の半厚分の段落部を設け、時計ケース1の底面と飾りバングル5bを面一にしてバ ングル時計4と装着腕との接触面に段差が生じないようにしたり、また飾りバン グルと時計ケース1の底面間に凹凸形の嵌合手段を設けることもある。
【0016】
本考案は以上のようにして、バングル時計を構成するリング形バンドの長手方 向中間に開放溝を設けて、前記開放溝に有端または無端のリング形のバングルを 嵌挿するようにしたので、バングル時計はリング形バンドとその中間に嵌挿する 飾りバングルの二種にてバンド部分を構成することとなり、材質,色彩,装飾の 異なるバングルを交換することによってデザインバリエーションを大きく発展さ せることができるという効果を生ずる。
【0016】 また飾りバングルをメタルパーツと飾りパーツの組合わせにより構成するとき は、バンドは三種の組合わせ構成となって、さらに多様な展開を期待することが できるという効果を生ずる。
【0017】 飾りバングルが開放溝に嵌挿されること、さらに飾りバングルの着脱手段を設 けることにより、飾りバングルはリング形バンドと一体となって、着用時の衝突 等により互いが損傷することを確実に防止することができるという効果を生ずる 。
【図1】 第1実施例を示す斜視図である。
【図2】 同、飾りバングル挿嵌前のバングル時計を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】 第2実施例のバングル時計のみを示す斜視図
である。
である。
【図4】 第3実施例を示す斜視図である。
【図5】 同、部材別に示す斜視図である。
【図6】 飾りバングルを挿嵌しつつある状態にて示す
第4実施例の斜視図である。
第4実施例の斜視図である。
【図7】 従来例図である。
1は時計ケース 2はリング形バンド 3は開放溝 4はバングル時計 5,5a,5bは飾りバングル 6は補強ブリッジ 7,7は取付部 8はメタルパーツ 9,9は掛止片 10は段落溝 11は飾りパーツ 12は装飾石 13は段落部
Claims (6)
- 【請求項1】 バングル時計を構成するリング形バンド
の長手方向の中間に開放溝を設け、該開放溝に有端リン
グ形に形成する飾りバングルを嵌挿することを特徴とす
るバングル時計の構造。 - 【請求項2】 リング形バンドの中間の内周側に開放溝
を横断する補強ブリッジを間隔を置いて1乃至複数箇所
に設けた請求項1記載のバングル時計の構造。 - 【請求項3】 飾りバングルをメタルパーツと該メタル
パーツに着脱する飾りパーツとにて形成する請求項2記
載のバングル時計の構造。 - 【請求項4】 飾りバングルを無端リング形とし、該飾
りバングルの外面と時計ケースの底面側とに凹凸嵌合形
の固定手段を設けた請求項1記載のバングル時計の構
造。 - 【請求項5】 リング形バンドを金属製とし、飾りバン
グルを合成樹脂,革巻き,装飾石付きの一種にて形成す
る請求項1乃至5のいずれかに記載のバングル時計の構
造。 - 【請求項6】 時計ケースとリング形バンドおよび飾り
バングルの間に着脱手段を設けた請求項1乃至6のいず
れかに記載のバングル時計の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994008955U JP3006073U (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | バングル時計の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994008955U JP3006073U (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | バングル時計の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3006073U true JP3006073U (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=43141952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994008955U Expired - Lifetime JP3006073U (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | バングル時計の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3006073U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003125819A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-07 | Citizen Watch Co Ltd | バングルバンドの構造 |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP1994008955U patent/JP3006073U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003125819A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-07 | Citizen Watch Co Ltd | バングルバンドの構造 |
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