JP3006007U - 墓参り用ロウソク灯 - Google Patents

墓参り用ロウソク灯

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JP3006007U
JP3006007U JP1994007785U JP778594U JP3006007U JP 3006007 U JP3006007 U JP 3006007U JP 1994007785 U JP1994007785 U JP 1994007785U JP 778594 U JP778594 U JP 778594U JP 3006007 U JP3006007 U JP 3006007U
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candle
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windshield
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guide plate
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JP1994007785U
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堅一 飯田
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堅一 飯田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 墓参り用ロウソク灯に対して雨風を効果的
に防ぐ機能を具備せしめることを目的とする。 【構成】 ロウソク台1の上に風防筒2を立設してな
るロウソク灯において、前記風防筒2の上端口に、リン
グ状板を断面略ハ形に成形してなる斜風案内板3を取付
支持すると共に、該斜風案内板3の上に屋根板4を適宜
な間隔をおいて重ね合わせ取付支持し、吹き込まれる風
を上記間隙を介して通過させることにより、風防筒2上
部開口上を通過する風の流れを上向きにしてロウソクa
に対して直接吹く込むのを防止するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、墓参りの際に使用するロウソク灯の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、墓参りの際に使用するロウソク灯の中には、ロウソクを立てるソウソク 台の上に透明な風防筒を取り付け、この風防筒によりロウソクの周囲を包囲した ものがある。 上記ロウソク灯は、ロウソク台の底面に穿設した給気孔から空気を供給し、ロウ ソクの燃焼による排気を風防筒上部の開口から排気するように構成され、ロウソ クの周囲を包囲する風防筒によりロウソクの火が風により吹き消されないように 工夫してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記したロウソク灯は、ロウソク台上のロウソクを包囲する風防筒の 上部が開口するため、少し強い風が吹くと上記開口から風防筒内部に向けて風が 吹き込み、ロウソクの火が消えてしまうことがあった。 また、上記ロウソク灯は、風防筒の上部が開放されているため、雨に対しては全 く無防備であり、雨の日の使用は不可能であった。 本考案は、上記したようなロウソク灯に対して風防筒の上部開口からの風の吹 き込みを合理的に防止し得る機能、及び雨の滴下を効果的に防ぐ機能を具備せし めることを目的とし、これにより、風雨に強い墓参り用ロウソク灯を提供するこ とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成する為に本考案は、給気孔を設けたロウソク台の上に、ロ ウソクを包囲する風防筒を立設して成るロウソク灯において、前記風防筒の上端 口に、リング状板を円錐台若しくは角錐台状に成形し中央断面略ハ形に構成して なる斜風案内板を取付支持すると共に、該斜風案内板の上に円錐若しくは角錐形 に形成した屋根板を適宜な間隔をおいて重ね合わせ取付支持して成るものである 。 上記ロウソク灯は、斜風案内板を複数枚設け、これら斜風案内板同士を適宜な間 隔をおいて重ね合わせた状態で支持してもよい。 また、上記ロウソク灯は、上下斜風案内板間における支持間隔を、上側斜風案内 板の外周縁のレベルと、下側斜風案内板の内周縁のレベルとが一致する間隔以上 に設けるとよい。
【0005】
【作用】
以上の手段によれば、ロウソク台の上に立てられるロウソクは、風防筒によっ て包囲される。また、上記風防筒の上部口は斜風案内板と屋根板により覆われて いる。 上記風防筒の上部開口には、リング状板を中央断面略ハ形に構成してなる斜風案 内板が取り付けられ、該斜形案内板の上に適宜な間隔をおいて屋根板が設けてあ る。よって、斜風案内板と屋根板との間には中央断面略ハ形に屈曲する間隙が形 成される。 上記風防筒内でロウソクが燃焼すると、ロウソク台に穿設された給気口から外気 が導入されて燃焼される。また、ロウソクの燃焼により発生した排気は、風防筒 内を上昇し、上部開口に取付支持される斜風案内板と屋根板との間に形成される 断面略ハ形の間隙を通過して外部へ流出する。
【0006】 上記ロウソク灯に対して風が吹き付けると、斜風案内板と屋根板との間に形成 される断面略ハ形の間隙の前半部を通過して上向きの流れとして風防筒開口部上 を通過した後、同間隙の後半部を通過し、下向きの流れとして外部へ流出する。 よって、風防筒の開口部上を横切る風の流れは上記間隙により山形に通過し、こ れにより風防筒の上部開口から筒内に流れ込むことが防止される。 また、風防筒の上部開口は屋根板により覆われ、雨が燃焼室となる筒内に落下す るのを防止する。 複数枚の斜風案内板を設けたものにおいては、各斜風案内板同士の間、及び斜 風案内板と屋根板との間にそれぞれ上記したと同様な断面略ハ形の間隙が複数段 重なった状態で形成される。吹き付けられる風は、各間隙を前記したと同様に山 形に通過して反対側へ流出する。 また、上下斜風案内板間における支持間隔を、上側斜風案内板の外周縁のレベ ルと、下側斜風案内板の内周縁のレベルとが一致する間隔以上にしたものにおい ては、各斜風案内板と屋根板との間に形成される断面略ハ形の間隙を迂回して外 部へ流出する際に生じる流れの淀みが緩和され、排気の流出を円滑に行なうこと ができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施を図面に基づいて説明する。 図1にて示すロウソク灯は、ロウソク台1の上部に、ロウソクaを包囲する形で 透明な風防筒2を着脱可能に装着し、該風防筒2の上端部に数枚の斜風案内板3 及び屋根板4を多段状に取付支持して構成してある。 ロウソク台1は、耐熱性の合成樹脂等を使用して平面視円形に形成し、上面中 心部にロウソクaを差して立てる差込み部12を形成すると共に、該差込み部1 2の周囲に上面から底面まで貫通する給気孔11を垂直に穿設してある。また、 上記ロウソク台1は合成樹脂や金属板等から形成し、その内部におもり(図示せ ず)を入れることにより横風により転倒しないようにしてある。 上記ロウソク台1の上半部は下半部より小径な嵌合部13を形成し、この嵌合部 13に風防筒2の下端を嵌合する。
【0008】 風防筒2は透明な耐熱プラスチックやガラスからなり、ロウソクaより幾分長 い円筒状に形成し、上記ロウソク台1の嵌合部13に下端を着脱自在に嵌合する ことにより、ロウソク台1上に立てたロウソクaの周囲を完全に包囲し、同筒2 内部がロウソクaの燃焼室となるように構成してある。 上記風防筒2の上端口には環状のキャップ5を着脱可能に嵌合し、該キャップ5 に対して最下段の斜風案内板3を一体的に取付支持している。尚、キャップ5と 風防筒2上端口との間にはリング状の石綿6を介在させ、両者間の気密性を高め ている。
【0009】 斜風案内板3は、風防筒2上端の開口から筒2内に風が吹き込むのを防止する ものであり、適宜枚数、本実施例の場合4枚の斜風案内板3を多段状に重ね合わ せた状態で支持してある。 斜風案内板3は、防風案内板3よりも径の大きな鋼板製のリング状板を略円錐台 形に成形し、その中央部断面が図1にて示すように略ハ形になるように構成して ある。斜風案内板3中央の開口は風防筒2の径よりも幾分小径に形成され、風防 筒2内を上昇する排気がこの開口を通過して排気されるように構成してある。 4枚の各斜風案内板3は同芯させた状態で多段状に重ねると共に、図2にて示す ように上下の斜風案内板3同士の間を3本の支柱31により連結することにより 、各案内板3間に所定の間隙を形成した状態で一体化してある。 また、上記したように多段状に重ね合わせた斜風案内板3の最上部には屋根板4 が取り付けてある。
【0010】 屋根板4は、上記斜風案内板3中央の開口から雨が落下するのを防止すると共 に、上記各斜風案内板3との間に排気用の間隙を形成するためのものである。屋 根板4は、鋼板を円錐形に成形し、前記したと同様に支柱31を介在させ、最上 段の斜風案内板3の上に所定間隙を介して取付支持してある。 よって、上記した4枚の斜風案内板3と屋根板3とは支柱31を介して一体化し 、キャップ5を風防筒2の上端口に嵌着させることにより風防筒2と同芯した状 態で装着される。 上記した各斜風案内板3同士の間、及び斜風案内板3と屋根板4との間には断面 略ハ形に形成される間隙が形成され、防風筒2内から上昇した排気はこの間隙を 介して外部へ流出する。
【0011】 上記したように構成したロウソク灯は、ロウソク台1の差込み部1にロウソク aを立て、このロウソクaに火をともしてから風防筒2をロウソク台1に嵌合し て使用する。 風防筒2内でロウソクaが燃焼すると、ロウソクaから発生した排気が風防筒 2内を上昇し、上部開口に取付た各斜風案内板3と屋根板4との間に形成される 間隙を通過して外部へ流出する。また、排気口5から排気流が流出するのと同時 に、燃焼室内にはロウソク台1に穿設した給気孔11から外気が流入して燃焼室 内に必要な空気を保障する。
【0012】 上記したように、各斜風案内板3同士の間に形成される間隙はロウソクaの燃 焼に伴って生じる排気を外部へ流出させるためのものである。従って、風防筒2 内を上昇した排気は上記間隙を介して円滑に排出されることが好ましいが、上下 斜風案内板3間隙の間隔をあまり小さくすると、中央から外周へ向けて下向き傾 斜となる間隙を排気が通過しずらくなって流れが淀むことになり、その結果、排 気が円滑に行なわれず風防筒2内に高温の排気が充満して筒内の温度上昇を招く ことになる。 そこで、各斜風案内板3の間隔は、図3(a)にて示すように、上側斜風案内板 3の外周縁のレベルと、下側斜風案内板3の内周縁のレベルとが一致する間隔e 1とするか、もしくは、図3(b)のように上記間隔e1より大きな間隔e1+ とすることが好ましい。この場合、各斜風案内板3の間に形成される間隙の下向 き傾斜度が低減され、同間隙を迂回して外部へ流出する際に生じる流れの淀みが 無くなって、排気の流出を円滑に行なうことができるようになる。その結果、風 防筒2内の高温排気がこもることなく外部へ円滑に排出され、スムースな放熱を 行なうことができる。
【0013】 また、使用中において、上記ロウソク灯に対して風が吹き付けると、風の流れ は各斜風案内板3と屋根板4との間に形成される断面略ハ形の各間隙を通過して 反対側に抜けるが、上記間隙の前半部を通過した風の流れは上向きの流れとして 風防筒2開口部上を通過する(図1)。即ち、上記各斜風案内板3の間隙を介し て吹き込んだ風は、風防筒2の開口部上を通過する時、上向きの流れとなって通 過するため、風防筒2内に流れ込んでロウソクaに対して直接的に風が吹き付け られることが防止される。また、風防筒2開口部上を通過した風の流れは、各斜 風案内板3の間隙の後半部を下向きに通過して外部へ流出する。よって、かなり 強い風が吹く日であってもロウソクaの火が消えることはない。 また、各斜風案内板3の中心部に形成される開口部は屋根板4により覆ってある ため、雨の中での使用においてもが燃焼室となる風防筒2内に雨が落下すること も防止できる。
【0014】 尚、斜風案内板3の数は上記実施例のように4枚程度が好ましいが、斜風案内 板3の数は4枚に限定されるものではなく、1枚であっても、若しくは2枚以上 であってもよい。斜風案内板3が1枚の場合、同板3と屋根板4との間に間隙が 形成されることになる。 また、斜風案内板は円錐台形以外に、角錐台形に形成してもよい。図4は6各形 に形成した斜風案内板3’を示し、この場合、風防筒2’や屋根板(図示せず) の形状も上記斜風案内板3’に対応して6角錐形にすることになる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように構成したものであるから、ロウソク灯に対して吹 き付けた風が、斜風案内板と屋根板との間に形成される断面略ハ形の間隙を横切 る際に、風防筒開口部上を上向きの流れとして通過させることができるので、風 防筒の開口部からロウソクに対して直接的に風が吹き込むのを効果的に防止する ことができる。よって、かなり強い風が吹く状況でもローソクの火の燃焼を維持 することができる。風防筒の上部開口を上部を屋根板により覆い、雨が筒内のロ ウソクに落下するのを防ぐことができるので、雨が降る日でも支障なく使用でき る。
【0016】 また、複数枚の斜風案内板を設けたものにおいては、各斜風案内板同士の間、 及び斜風案内板と屋根板との間にそれぞれ断面略ハ形の間隙が形成されるので、 同間隙を通過する山形の流れをより確実に作り、風防筒開口部からの風吹き込み をより効果的に防止することができる。また、間隙の面積が増大されるので、ロ ウソクから発生した排気を円滑に流出することができる。 上下斜風案内板間における支持間隔を、上側斜風案内板の外周縁のレベルと、 下側斜風案内板の内周縁のレベルとが一致する間隔以上にしたものにおいては、 各斜風案内板と屋根板との間に形成される断面略ハ形の間隙を迂回して外部へ流 出する排気の流れを円滑にして、排気が風防筒内に淀むのを防止することができ るので、排気による風防筒内の過熱を防止し、ロウソクの燃焼を正常に維持する ことがてぎる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を実施したロウソク灯を一部切欠し
て示す正面図。
【図2】 図1におけるII-II 断面図。
【図3】 斜風案内板の拡大断面図であり、(a)は
上側斜風案内板の外周縁部のレベルを下側斜風案内板の
内周縁のレベルと一致する間隔を設けた場合、(b)は
それ以上の間隔を設けた場合を示す。
【図4】 六角形に形成した斜風案内板を示す平面
図。
【符号の説明】
a・・・ロウソク 1・・・ロウソク台 11・・・給気孔 2・・・風防筒 3・・・斜風案内板 4・・・屋根板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給気孔を設けたロウソク台の上に、ロ
    ウソクを包囲する風防筒を立設して成るロウソク灯にお
    いて、前記風防筒の上端口に、リング状板を円錐台若し
    くは角錐台状に成形し中央断面略ハ形に構成してなる斜
    風案内板を取付支持すると共に、該斜風案内板の上に円
    錐若しくは角錐形に形成した屋根板を適宜な間隔をおい
    て重ね合わせ取付支持して成る墓参り用ロウソク灯。
  2. 【請求項2】 斜風案内板を複数枚設け、これら斜風
    案内板同士を適宜な間隔をおいて重ね合わせた状態で支
    持してなる請求項1記載の墓参り用ロウソク灯。
  3. 【請求項3】 上下斜風案内板間における支持間隔
    を、上側斜風案内板の外周縁のレベルと、下側斜風案内
    板の内周縁のレベルとが一致する間隔以上に設けてなる
    請求項2記載の墓参り用ロウソク灯。
JP1994007785U 1994-06-30 1994-06-30 墓参り用ロウソク灯 Expired - Lifetime JP3006007U (ja)

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