JP3005651U - 缶の携帯用具 - Google Patents
缶の携帯用具Info
- Publication number
- JP3005651U JP3005651U JP1994008620U JP862094U JP3005651U JP 3005651 U JP3005651 U JP 3005651U JP 1994008620 U JP1994008620 U JP 1994008620U JP 862094 U JP862094 U JP 862094U JP 3005651 U JP3005651 U JP 3005651U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrying
- locking
- attached
- carrying body
- rectangular shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 缶の上面に金属線等により形成した長円状な
いし台形に形成した提げ手を容易に携帯できるようにす
る。 【構成】 提げ手本体を長方形に形成し、この提げ手本
体の下部に先端部近くに係止溝を形成した係止具を二個
取付ける。 【効果】 長方形に形成した提げ手本体に係止具を取付
けたので缶の携帯が容易であり、携帯時に落下等の事故
を発生させない安全性と取扱いの簡便性がある。
いし台形に形成した提げ手を容易に携帯できるようにす
る。 【構成】 提げ手本体を長方形に形成し、この提げ手本
体の下部に先端部近くに係止溝を形成した係止具を二個
取付ける。 【効果】 長方形に形成した提げ手本体に係止具を取付
けたので缶の携帯が容易であり、携帯時に落下等の事故
を発生させない安全性と取扱いの簡便性がある。
Description
【0001】
本考案は缶の携帯用具に関するものであり、特に、缶体の上面中央部に線径の 細い金属線で長円形、或いは台形状に形成した提げ手を起伏自在に取付けた缶体 を携帯移動させる場合に使用する携帯用具に関するものである。
【0002】
学校給食等の調理作業場では、調理量が膨大なものであるため調理作業や爾後 の清掃作業に使用する物品の消費量も大きくなり、食用油、揚げ油等の油脂類、 醤油、ソース等の液体調味料や液状洗剤等は少なくとも18リットル入りの大型容 器入りを使用することが一般的である。
【0003】 これらの容器は周知のように、四角い缶体の上面中央部に、金属線で長円形、 或いは台形状に形成した提げ手の下端部を起伏可能に取付けており、携帯時には この提げ手を起立させ、起立させた提げ手の中に指先部分を挿通させながら携帯 するという使用方法を講じていた。
【0004】
しかしながら上記公知のものは、缶体上面に取付けた提げ手が、線径の細い金 属線で形成されていること、及び携帯のための把持部となる部分(長円形若しく は台形の隙間部分)が小さいため、缶を携帯する時に提げ手の隙間部分に挿入さ れるのは作業者の指の先端部(一般に第2関節部分)だけとなり、作業者の指先 に缶全体の重量が集中して携帯に困難を伴い長い距離の携帯や移動が不可能であ るという問題があった。
【0005】 また、上記構造の場合提げ手に油脂類や洗剤が付着すると把持をした指先が滑 り易くなり携帯時に缶を落下させ作業者の足や脚部を損傷させる等の危険が発生 し易くなっていた。
【0006】
本考案は上記の問題に対応しようとするものであり、簡単な携帯用具を使用す ることにより前記する缶付属の提げ手を正確に使用でき、しかも、細径の金属線 で製造された提げ手に重量が集中することに伴う危険を回避できる缶の携帯用具 を提供せんとするものである。
【0007】
本考案は、筒状体等を用いて長方形に形成した提げ手本体の下部に、先端に係 止溝を形成した係止具を一体的に取付けてなる缶の携帯用具の構造を考案の要点 としている。
【0008】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0009】 本考案に係る缶の携帯用具は、提げ手本体1と提げ手本体1の下部に取付けた 係止具2,2の組合せによって構成している。
【0010】 提げ手本体1は、金属製の筒体を正面コ字状に折り曲げて形成するものであり 上部に平行する部分を把持部11とし、その両端部に連続する直立部12,12を、下 端部を開口するよう薄く圧偏している。
【0011】 係止具2,2は、L字状に折り曲げ形成した金属板の下端部に、先端に鉤状の 係止部21を下向きに連続させた構造としており、L字状体を構成する直立部22を 提げ手本体1の両側部に形成した直立部11,11に嵌挿して提げ手本体1と一体化 させている。(図2参照)
【0012】 係止部21,21は先端部を円弧状に形成するとともに先端部近くの一方側には、 缶体3の上端部に起伏自在に取付けた提げ手31を嵌合係止するための係止溝23, 23を切欠形成している。
【0013】 なお、係止溝23の形状は特に限定しないが、提げ手本体1を45度程度に傾斜さ せた時に缶体3の上面に取付けられた提げ手31をスムーズに嵌合係止できる程度 の傾斜を持たせた形状の係止溝22を形成することが望ましい。 係止部21を缶体3の上面に傾斜させて当接した時に、提げ手31をスムーズに嵌合 させられる形状を選択することが肝要である。
【0014】 4は二つの係止具2,2を一体化させるための連結板であり、両端部を二つの 係止具2,2にそれぞれネジ止め一体化させている。
【0015】 なお、実施例では独立した構造を持つ二つの係止具2,2を、提げ手本体1の 両側部にそれぞれ取付け、前記二つの係止具2,2を連結板4に一体化させる構 造を例示したが、この構造に限定される必要はなく、例えば、提げ手本体1を長 方形に形成し、長方形の提げ手本体1の下面に二つの係止具2,2を取付けたり 或いは一枚の板の下面に適宜の間隔をおいて二個の係止具2,2を下向きに取付 けたものを、長方形に形成した提げ手本体1の下部に取付ける構造とする等自由 に組み合わせることが可能である。
【0016】
本考案は上記のように長方形を呈する提げ手本体1の下部に二つの係止具2, 2取付けるよう構成したので、缶体3を移動させる必要が生じた時は、図4に例 示するように、提げ手本体1の下部に取り付けた係止具2,2を、缶体3の上面 に起伏可能に取付けた提げ手31を掬うように係合させれば携帯具と提げ手31とが 簡単に係合一体化して極めて容易に携帯作業を行うことができる。
【0017】 特に本考案によれば、提げ手本体1を筒状体を用いた把持部11となるよう大型 に形成したので、携帯時には缶体3の荷重を掌全体で把持できるようになる、そ の結果、従来のように缶体3の荷重が提げ手31一か所に集中することによる各種 のトラブル、例えば指先に荷重が集中することや、過大な荷重に集中により缶体 3を足や脚部に落下させる等のトラブルを完全に解消でき、作業上の安全性を一 層高めることが可能となった。
【図1】 缶の携帯具の斜視図
【図2】 図1の横断面図
【図3】 携帯具の分解斜視図
【図4】 携帯具の用法を示す斜視図
1 提げ手本体 11 把持部 12 直立部 2 係止具 21 係止部 22 直立板 23 係止溝 3 缶体 31 提げ手 4 連結板
Claims (2)
- 【請求項1】長方形に形成した提げ手本体の下部に、先
端に係止溝を形成した係止具を一体的に取付けてなる缶
の携帯用具。 - 【請求項2】係止具が提げ手本体の下部に一定の間隔を
おいて二個取付けられている請求項1記載の缶の携帯用
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994008620U JP3005651U (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 缶の携帯用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994008620U JP3005651U (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 缶の携帯用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3005651U true JP3005651U (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=43141541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994008620U Expired - Lifetime JP3005651U (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 缶の携帯用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005651U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011225314A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Gc Dental Products Corp | 缶容器持上具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6233727U (ja) * | 1985-08-20 | 1987-02-27 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP1994008620U patent/JP3005651U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6233727U (ja) * | 1985-08-20 | 1987-02-27 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011225314A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Gc Dental Products Corp | 缶容器持上具 |
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