JP3005519B2 - 携帯電子機器のキー構造 - Google Patents

携帯電子機器のキー構造

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JP3005519B2
JP3005519B2 JP10089541A JP8954198A JP3005519B2 JP 3005519 B2 JP3005519 B2 JP 3005519B2 JP 10089541 A JP10089541 A JP 10089541A JP 8954198 A JP8954198 A JP 8954198A JP 3005519 B2 JP3005519 B2 JP 3005519B2
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temperature sensor
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孝博 島村
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埼玉日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用電子機器の
キー構造に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電子機器のキー構造は指で直
接触れるキーボタン部とクリック部から構成され、キー
ボタン部の露出面を押すことによりクリック部をクリッ
クしキーを反応させることが一般的に行われている。
【0003】次に、従来の携帯電子機器について図面を
参照して説明する。図8は従来の携帯電子機器の一例の
構成を示す図である。従来の携帯電子機器はキーボタン
部3、クリック部4、表示部19を有するフロントケー
ス11、リアカバー12及び基板13から概略構成され
る。フロントケース11にはキー孔14が設けられてい
る。
【0004】図9は従来の携帯電子機器の断面図であ
る。基板側接点20とクリック部側接点21は接触して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術においては以下に掲げる問題点があった。携帯電子機
器がポケットやバッグの中にあるとき、キーボタン部に
物が触れ、押されることによりキーボタン部がクリック
部をクリックし、キーを反応させて誤動作が起こること
があった。
【0006】また、クリック部のクリックによりキーを
反応させるためには、ある程度のキーボタン部のストロ
ークが必要となり、その結果クリック部はストロークに
相当する厚さ及び部材の厚さを有することとなり筐体の
薄型化には限界があった。
【0007】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところはポケットやバッグの
中において、キーボタン部に物が触れてもキーを反応さ
せて誤動作を起こすことがなく、又キー構造にクリック
部を有する従来の携帯電子機器に比較して薄型化できる
携帯電子機器キー構造を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、板状の基体部の上にキーボタンが設けられ、携
帯電子機器の筐体の中に装着され、指先が触れる各キー
露出面が筐体の外に露出したキーボタン部と、このキー
ボタン部の裏面が表面に接合される基板とを備え、前記
キー露出面に温度センサーが設けられているとともに、
前記キー露出面と反対側のキーボタン部の裏面に、互い
に電気的な絶縁が保たれ、かつ、前記温度センサの各端
点に電気的に接続された一対のキーボタン部裏面接点が
設けられ、前記基板の表面に、前記一対のキーボタン裏
面接点の各々が接触されて電気的導通性が保たれた一対
の基板表面接点が設けられてなり、前記温度センサーに
指が触れたとき、この温度センサーの一対の端点が電気
的に閉又は開となり、前記一対の基板表面接点に電気が
導通又は遮断されてキーが反応する携帯電子機器のキー
構造に存する。
【0009】請求項2記載の本発明の要旨は、前記温度
センサーは指が触れたとき、この温度センサーが他の温
度センサーに比較して急激な温度変化することを認識し
て指が触れた温度センサーを有するキーボタン部を特定
し、このキーボタン部に対応するキーを反応させること
を特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器のキー構造
に存する。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。図1は携帯電子機
器Aの斜視図であり、電子機器本体1とキーボタン部2
を示す。
【0016】図2に示すように、携帯電子機器Aはキー
ボタン部2、表示部19を有するフロントケース11、
リアカバー12及び基板13から概略構成される。フロ
ントケース11にはキー孔14が設けられている。
【0017】図3は図1のX−X断面図である。キーボ
タン部2のキー露出面15はフロントケース11に設け
られたキー孔14から外部に露出している。
【0018】本実施の形態に係る携帯電子機器のキー構
造は図4に示すようにキーボタン部2のみで構成され、
キーボタン部2のキー露出面15の反対裏面には電気導
通性をもつキーボタン部裏面接点17(以下キーボタン
接点と称す)が印刷されている。このキーボタン接点1
7はキーボタン接点17A、キーボタン接点17Bと二
つに分かれ互いに電気的に絶縁である。またキーボタン
接点17に面した基板13には電気導通性をもつ基板表
面接点16(以下基板接点と称す)れ印刷されており、
基板接点16A、基板接点16Bと二つに分かれ互いに
電気的に絶縁である。また基板接点16Aとキーボタン
接点17A、基板接点16Bとキーボタン接点17Bは
常に接触して電気導通性を持つ。
【0019】図5は図3のキーボタン部2を詳細に示す
図である。キーボタン部2のキー露出面15にはフィル
ム状の温度センサー18が貼りつけられており、この温
度センサー18の2つの端点は前記キーボタン接点17
Aとキーボタン接点17Bにつながっている。
【0020】図5において、通常状態では温度センサー
18は開の状態であり電流は流れず、キーボタン接点1
7Aとキーボタン接点17Bは開である。それゆえ基板
接点16Aと基板接点16Bは電気的に開である。
【0021】キーボタン部2のキー露出面15に指先が
触れることによりセンサー18が反応し閉の状態にな
る。その結果、基板接点16A基板接点16Bは閉の状
態になり基板13のキーが反応する。
【0022】すなわち、センサー18は開閉スイッチの
役目を果たす。
【0023】周囲温度が高いとき、指で触れたキーボタ
ン部の温度センサーのみ急激に温度変化を検知すること
により指が触れたキーボタン部を特定し、このキーボタ
ン部に対応するキーを反応させる。
【0024】図6は本発明による携帯用電子機器Aの内
部構成の概略を説明するブロック図である。
【0025】操作部41を構成するキーボタンの数に対
応した温度センサー18は全て制御部43に集中してつ
ながっている。操作部からの信号を受けた制御部43は
所定の信号を表示部44に出力する。
【0026】図7は本発明による携帯用電子機器Aの操
作部41からの信号処理の概略を説明するフローチャー
ト図である。
【0027】S0はキーボタンを操作。S1はキーボタ
ンの温度が変化。S2は温度センサー18が温度の変化
を感知。S3は温度センサー18が制御部に信号を出
力。S4は制御部が信号を受信。S5は制御部が表示部
に信号を出力。S6は表示部が信号を受信。S7は表示
部が表示を出力。
【0028】図8は従来の携帯電子機器Bの斜視図であ
【0029】なお本発明に係る「携帯用電子機器」には
携帯電話、PHS、携帯情報端末等、データまたは信号
をキーボタンより入力できる機器全てを含む。
【0030】実施の形態に係る携帯電子機器Aのキー構
造は上記の如く構成されているので、以下に掲げる効果
を奏する。指の温度によりキーボタン2のキー露出面1
5に設けられた温度センサー18が温度変化を検知する
ことでのみ、キーの反応が起こるので、携帯電子機器A
がポケットやバッグの中にあるとき、キーボタン部2の
キー露出面15に物が触れて圧力が加わっても誤動作が
起きない。
【0031】また、キーボタン部3のストロークとクリ
ック部4の厚さが不要となるため、電子機器本体1の薄
型化が可能であり、且つキーボタン部3とクリック部4
の二部品の構成がキーボタン部2のみ一部品ですみ、部
品点数が削減できその結果、組立工数を削減できる。
【0032】また、キーボタン部2で可動部が不要とな
るため、キーボタン部2の耐久性が増す。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。指の温度によりキーボ
タン2のキー露出面15に設けられた温度センサー18
が温度変化を感知することでのみ、キーの反応が起こる
ので、携帯電子機器Aがポケットやバッグの中にあると
き、キーボタンに物が触れて圧力が加わっても誤動作が
起きない。
【0034】また、キーボタン部3のストロークとクリ
ック部4の厚さが不要となるため、電子機器本体1の薄
型化が可能となる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の斜視
図である。
【図2】図1の内部構成を示す図である。
【図3】図1のX−X断面図である。
【図4】キーボタン部と基板を示す図である。
【図5】図3のキーボタン部と基板の詳細を示す断面図
である。
【図6】本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の内部
構成ブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の動作
フローチャート図である。
【図8】従来の携帯電子機器の内部構成を示す図であ
る。
【図9】従来の携帯電子機器の断面図である。
【符号の説明】
A 携帯電子機器 1 電子機器本体 2 キーボタン部 3 キーボタン部 4 クリック部 11 フロントケース 12 リアカバー 13 基板 14 キー孔 15 キー露出面 16 基板表面接点 16A 基板表面接点 16B 基板表面接点 17 キーボタン部裏面接点 17A キーボタン部裏面接点 17B キーボタン部裏面接点 18 温度センサー 20 基板側接点 21 クリック部側接点 41 操作部 43 制御部 44 表示部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の基体部の上にキーボタンが設けら
    れ、携帯電子機器の筐体の中に装着され、指先が触れる
    各キー露出面が筐体の外に露出したキーボタン部と、こ
    のキーボタン部の裏面が表面に接合される基板とを備
    え、前記キー露出面に温度センサーが設けられていると
    ともに、前記キー露出面と反対側のキーボタン部の裏面
    に、互いに電気的な絶縁が保たれ、かつ、前記温度セン
    サの各端点に電気的に接続された一対のキーボタン部裏
    面接点が設けられ、前記基板の表面に、前記一対のキー
    ボタン裏面接点の各々が接触されて電気的導通性が保た
    れた一対の基板表面接点が設けられてなり、前記温度セ
    ンサーに指が触れたとき、この温度センサーの一対の端
    点が電気的に閉又は開となり、前記一対の基板表面接点
    に電気が導通又は遮断されてキーが反応する携帯電子機
    器のキー構造。
  2. 【請求項2】 前記温度センサーは指が触れたとき、こ
    の温度センサーが他の温度センサーに比較して急激な温
    度変化することを認識して指が触れた温度センサーを有
    するキーボタン部を特定し、このキーボタン部に対応す
    るキーを反応させることを特徴とする請求項1に記載の
    携帯電子機器のキー構造。
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