JP3005331U - 電飾危険表示装置 - Google Patents

電飾危険表示装置

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JP3005331U
JP3005331U JP1994007115U JP711594U JP3005331U JP 3005331 U JP3005331 U JP 3005331U JP 1994007115 U JP1994007115 U JP 1994007115U JP 711594 U JP711594 U JP 711594U JP 3005331 U JP3005331 U JP 3005331U
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忠男 戸塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 別部材からなる拡散板が不要で、文字、記号
等のパタンを均一な明るさで表示する。 【構成】 光源3からの光を複数本の光ファイバ5に導
入する。光ファイバ5の周面には複数個の拡散部12が
形成されており、この拡散部12により光ファイバ5内
を反射しながら進行する光の一部を拡散し、外部に出光
させる。各拡散部12は、出光する光の光量が光源3か
らの距離に関係なく略同じになるように形成されてお
り、明るさの均一なパタン表示を実現する。リフレクタ
20とモ−タ21とからなる断続手段11は、光源3か
らの光を断続させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工事現場、道路の危険場所等に用いて好適な電飾危険表示装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、工事現場、道路の危険場所等においては安全管理上電飾危険表示装置を 設置し、夜間時に点灯もしくは点滅することで、歩行者や運転者に危険を知らせ ている。
【0003】 図7はこのような電飾危険表示装置の従来例を示すものである。この電飾危険 表示装置は複数個の豆電球または発光ダイオードからなる光源1を電線2により 電源に対して並列接続し、これらを点灯もしくは周期的に点滅させるようにした ものである。このような電飾危険表示装置においては安価であるという利点を有 する反面、電線2の断線、光源1の破損、断線等の事故が多く、管理が面倒であ るという問題があった。
【0004】 図8は電飾危険表示装置の他の従来例を示す図である。この電飾危険表示装置 は、光源3からの光を集光レンズ4によって集光して光ファイバ5の一端からそ の内部に導き、他端から外部に出光させるようにしたものである。光ファイバ5 の他端には拡散板6が設けられており、この拡散板6によって光ファイバ5から 出光する光を拡散することで、視認性を高めている。なお、7は赤色、橙色等に 着色された色フィルタである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図8に示したファイバ方式の電飾危険表示装置においては、1 本の光ファイバ5に対して1つの拡散板6しか取り付けることができず、文字、 記号、数字等の複雑なパタン表示を行おうとすると、多数の光ファイバ5を密に 並設する必要があり、高価になるという問題があった。また、拡散板6の光学的 精度が必要であり、しかも光源3からの光は距離に反比例して減衰するため、各 光ファイバ5の長さが異なると、長い光ファイバ程拡散板6が暗くなり、全ての 拡散板6を均一に照明することができないという問題もあった。
【0006】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、光ファイバの周面に拡散部を設けることにより、別部 材からなる拡散板が不要で、文字、記号等のパタン表示を容易に行い得るように した電飾危険表示装置を提供することにある。 また、本考案は光源からの距離に関係なく全ての拡散部を均一に照明し得るよ うにした電飾危険表示装置を提供することにある。 さらにまた、本考案は拡散部を断続的に照明し得るようにした電飾危険表示装 置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案は、光源と、光源からの光が 導入される少なくとも一本の光ファイバを備え、光ファイバの周面には長手方向 に所要間隔をおいて複数個の拡散部が形成されていることを特徴とする。 請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、光ファイバは所定 の間隔をおいて複数本並列配置された状態において、拡散部が所要のパタンを表 示することを特徴とする。 請求項3に記載の考案は、請求項1または2に記載の考案において、拡散部が 凹部、凸部または凹部と凸部とで構成されていることを特徴とする。 請求項4に記載の考案は、請求項1または2に記載の考案において、拡散部が 螺旋溝であることを特徴とする。 請求項5に記載の考案は、請求項1または2に記載の考案において、拡散部が 環状溝であることを特徴とする。 請求項6に記載の考案は、請求項1〜5のうちのいずれか1つに記載の考案に において、各拡散部はファイバ外部に出光する光量が等しくなるように形成され ていることを特徴とする。 請求項7に記載の考案は、請求項1〜6のうちのいずれか1つに記載の考案に おいて、光源からの光を断続させる手段を備えていることを特徴とする。 請求項8に記載の考案は、請求項7に記載の考案において、光源からの光を断 続させる手段が回転フィルタであることを特徴とする。 請求項9に記載の考案は、請求項7に記載の考案において、光源からの光を断 続させる手段が光源の周囲を回転するリフレクタであることを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案において、拡散部は凹部、凸部、凹凸、螺旋溝、環状溝等からなり、光 ファイバ内を進行する光源からの光を拡散して光ファイバの外部に出光させる。 また、拡散部は光ファイバが所定の間隔をおいて並列配置された状態において、 文字、矢印、記号等の所要のパタンを表示する。 断続手段は、光源から出た光を断続させることで、拡散部を点滅させる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係る電飾危険表示装置の一実施例を示す概略構成図、図2は光 ファイバの拡散部の拡大断面図である。 これらの図において、電飾危険表示装置10は、白色電球等からなる光源3と 、光源3に対応して配設された複数本の光ファイバ5と、光源3を取り囲む赤色 、橙色等に着色された色フィルタ7と、光源3から出た光を集光し、各光ファイ バ5の一端面に導く集光レンズ4と、光源3から出た光を断続させる手段11等 で構成されている。光ファイバ5は、集光レンズ4を挟んで光源3とは反対側に 、その入光面となる一端面5aを集光レンズ4に対向させて所定のピッチで並設 されている。また、各光ファイバ5の周面には複数個の拡散部12が長手方向に 適宜間隔をおいて形成されている。この表示部12は光ファイバ5が所定の間隔 をおいて並列配置された状態において、図3に示すように所定のパタン、例えば 文字「危険」を表示する。拡散部12としては、図2に示すように光ファイバ5 の長手方向に交互に設けられたV字状の凹部13と、V字状の凸部14とで構成 されており、光ファイバ5内を反射しながら進行する光の一部を拡散し、外部に 出光させる。このような拡散部12は、その凹部13と凸部14の数を変えるこ とにより、各拡散部12から光ファイバ5の外部に出光する光量が等しくなるよ うに形成されている。具体的には光源3に近い拡散部程凹部13と凸部14の数 が少なく、光源3から遠い拡散部程凹部13と凸部14の数が増加するように形 成されている。また、凹部13と凸部14の数を変える変わりに、光源3から遠 のくにしたがって凹部13の深さを深く、凸部14の高さを高くしても各拡散部 12から出光する拡散光の光量を略一定に制御することが可能である。
【0010】 図4(a),(b),(c)はそれぞれ拡散部の他の実施例を示す図である。 (a)はV字状の螺旋溝15によって拡散部12を形成した例、(b)は複数個 の環状溝16によって拡散部12を形成した例、(c)は複数個の半円形凹部1 7によって拡散部12を形成した例を示す。この他、拡散部12としては凸部の みにて形成することも可能であり、その場合はアクリル樹脂等の透明樹脂を加熱 溶融し、光ファイバ5の周面所要箇所に滴下して固化すればよい。
【0011】 再び図1において、前記断続手段11は、回転自在なリフレクタ20と、この リフレクタ20を光源3の周りに一致速度で回転させる駆動モータ21とで構成 されている。リフレクタ20は、内側面が凹曲面状に湾曲した反射面を形成し、 光源3の後方側に位置している時、光源3から出た光を反射して集光レンズ4に 導き、光源3と集光レンズ4との間に移動すると光源3から出射し集光レンズ4 によって集光される光を遮断する。このため、光ファイバ5には光源3からの光 が断続的に入射し、これによって拡散部12を点滅させることができる。
【0012】 図5は断続手段の他の実施例を示す図である。 この実施例は、回転フィルタ22と、回転フィルタ22を定速回転させる駆動 モータ21とで断続手段11を構成したものである。このような断続手段11に おいても光源3からの光を光ファイバ5に断続的に入射させることができる。
【0013】 ここで、光ファイバ5としては同一平面上に配列されるものに限らず、例えば 図6に示すように、各光ファイバ5の入光端面5aを同一円周上に配列し、拡散 部により文字、記号等を表示する表示部分を同一平面上に所定のピッチで並列配 置してもよい。各光ファイバ5の入光端面5aは、円板25に形成された小孔に 挿入固定されており、これによって同一円周上への配列を可能にしている。 また、光ファイバ5の拡散部12が形成されている表示部分を3次元的に配列 し、立体的なパタン表示を行うようにしてもよい。
【0014】 かくしてこのような構成からなる電飾危険表示装置においては、光ファイバ5 の周面に複数個の拡散部12を形成しているので、複雑な文字、記号等のパタン であっても、容易にパタン表示することができる。また、拡散部12は、凹部、 凸部、凹凸、螺旋溝、環状溝等によって形成されるものであるため、別部材から なる拡散板を取り付ける必要がなく、構造が簡単である。さらに、本考案は各拡 散部12から出光する光源3からの光の光量が光源3からの距離に関係なく略同 じになるように拡散部12の形状を変えているので、明るさの均一なパタン表示 を実現することができる。さらにまた、光源3からの光を断続手段11により光 ファイバ5に断続的に入射し、拡散部12を点滅させるようにしているので、歩 行者や運転者に注意を喚起し、事故を未然に防止することができる。
【0015】 なお、上記実施例は光ファイバ5を複数本並設した例を示したが、本考案はこ れに何等特定されるものではなく、一本の光ファイバで構成されるものにも適用 し得るものである。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る電飾危険表示装置によれば、光ファイバの周 面に複数個の拡散部を形成したので、拡散板を必要とせず、構造が簡単で、複数 本所定の間隔をおいて並列配置した状態で文字、記号等の複雑なパタンを表示す ることができる。また、本考案は、各拡散部から出光する光源からの光の光量が 光源からの距離に関係なく略同じになるように拡散部の形状を変えているので、 明るさの均一なパタン表示を実現することができる。さらに、光源からの光を断 続手段により光ファイバに断続的に入射し、拡散部を点滅させるようにしている ので、歩行者や運転者に注意を喚起し、事故を未然に防止することができ、道路 工事現場等に用いて好適であり、その実用的効果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る電飾危険表示装置の一実施例を
示す概略構成図である。
【図2】 光ファイバの拡散部の拡大断面図である。
【図3】 パタン表示を示す図である。
【図4】 (a),(b),(c)はそれぞれ拡散部の
他の実施例を示す図である。
【図5】 断続手段の他の実施例を示す図である。
【図6】 本考案の他の実施例を示す図である。
【図7】 電飾危険表示装置の従来例を示す図である。
【図8】 電飾危険表示装置の他の従来例を示す図であ
る。
【符号の説明】
3…光源、4…集光レンズ、5…光ファイバ、6…拡散
板、7…色フィルタ、10…電飾危険表示装置、11…
断続手段、12…拡散部、13…凹部、14…凸部、1
5…螺旋溝、17…凹部、20…リフレクタ、21…駆
動モータ。

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、光源からの光が導入される少な
    くとも一本の光ファイバを備え、光ファイバの周面には
    長手方向に所要間隔をおいて複数個の拡散部が形成され
    ていることを特徴とする電飾危険表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電飾危険表示装置におい
    て、光ファイバは所定の間隔をおいて複数本並列配置さ
    れた状態において、拡散部が所要のパタンを表示するこ
    とを特徴とする電飾危険表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電飾危険表示装
    置において、拡散部が凹部、凸部または凹部と凸部とで
    構成されていることを特徴とする電飾危険表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の電飾危険表示装
    置において、拡散部が螺旋溝であることを特徴とする電
    飾危険表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の電飾危険表示装
    置において、拡散部が環状溝であることを特徴とする電
    飾危険表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のうちのいずれか1つに記
    載の電飾危険表示装置において、各拡散部はファイバ外
    部に出光する光量が等しくなるように形成されているこ
    とを特徴とする電飾危険表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のうちのいずれか1つに記
    載の電飾危険表示装置において、光源からの光を断続さ
    せる手段を備えていることを特徴とする電飾危険表示装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の電飾危険表示装置におい
    て、光源からの光を断続させる手段が回転フィルタであ
    ることを特徴とする電飾危険表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の電飾危険表示装置におい
    て、光源からの光を断続させる手段が光源の周囲を回転
    するリフレクタであることを特徴とする電飾危険表示装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017109838A1 (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 三菱電機株式会社 発光装置及び空気調和機

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