JP3005212U - データ内蔵型納骨箱 - Google Patents

データ内蔵型納骨箱

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JP3005212U
JP3005212U JP1994008594U JP859494U JP3005212U JP 3005212 U JP3005212 U JP 3005212U JP 1994008594 U JP1994008594 U JP 1994008594U JP 859494 U JP859494 U JP 859494U JP 3005212 U JP3005212 U JP 3005212U
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JP1994008594U
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隆史 野口
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隆史 野口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 故人の情報をメモリ及び再生するＩＣ回路を
組み込んだ納骨箱を提供する。 【構成】 遺骨や遺品を収納する収納室３と、下部に情
報の記憶、再生に機能する記憶装置を収容する収容部４
を備え、収容部４の側面に記憶装置７と接続しているパ
ソコン用インターフェースを受け入れるジャック５を露
出せしめてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、遺言その他の諸情報を内蔵したＩＣ回路等からなる記憶装置に記憶 並びに再生を可能にするためのパーソナルコンピュータ用インターフェースを接 続するジャックを設けた携帯用の納骨箱に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、納骨箱に故人の生前の履歴や、遺言その他の故人ゆかりの諸情報を記憶 し更に再生できる記憶装置を内蔵したものはない。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
一般に骨壷や納骨箱は墓地の墓石の下に掘られた地下室などに保管載置される ものである。そのため、遺骨を持ち運ぶことはできず、分骨した場合も結局は骨 壷にいれて安置していた。また、時間の経過と共に故人に関する情報類、例えば 遺言、享年、死亡年月日、履歴あるいは業績などが文書で保管されていても散逸 汚損あるいは破損したり、年代替わりに伴い分別がつなかくなってしまうとい う問題があった。
【０００４】 したがって本考案の目的はパーソナルコンピュータを利用して記憶並びに再生 できるＩＣ回路を携帯用納骨箱に収納して故人に関連する情報の保管を確実にし かつ容易に再生できるようにすることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の問題を解決するために携帯用に調整された納骨箱に、パーソナ ルコンピュータ（パソコン）によりインターフェースを介して情報を、記憶ある いは再生さらにはプリントできるＩＣ回路等の記憶装置を収納し、かつインター フェースと接続されるジャックを、記憶装置の収納部の側面板に外側からインタ ーフェースを接続できるように露出して取りつけたものである。
【０００６】
【作用】
このような構成とすれば、多量の情報でもコンパクトなＩＣ回路等の記憶装置 に記憶され、パソコンのインターフェースをジャックに差し込むだけで情報を容 易にしかも確実に取り出せる。また納骨箱を墓地の地下室などに収納してある場 合でも紙などの記録の様に風化することもない。
【０００７】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図１ないし図２について説明する。符号１は納骨箱で ある。この納骨箱１はカセットテープケース程度の大きさで携帯可能である。内 部には遺骨を収納する収納室３を構成し、表面には金属、セラミックなどの保護 用の化粧板２を貼り付けている。そしてこの化粧板２の表面には故人の戒名、俗 名、命日などを記載できる。納骨箱１の下部にはＩＣ回路からなる記憶装置７を 収容する収容部４を備えている。 この収容部４は収納室３と着脱可能に、一体的に取り付けられている。
【０００８】 前記収容部４の一側にはジャック５を取り付けている。このジャック５は、パ ソコン用の例えばＲＳ２３２Ｃといったインターフェース８によって接続される べく収容部４の側面板６に露出するように取り付けられている。側面板６には図 ２で示すように記憶装置７が固定されており、かつ側面板６は嵌入式あるいはね じ等の固定手段で収容部４に取り付けられる。
【０００９】 符号９はパソコン１０とインターフェース８とを接続するケーブル、符号１１ はパソコン１０を操作するキーボードを示す。
【００１０】 このように構成した本実施例のデータ内蔵型納骨箱１を使用するときには、遺 骨を分骨して、収納室３の中に密閉する。そして、下部の収容部４のＩＣ回路等 からなる記憶装置７に、故人の遺言や生前の記録などを記憶させておく。通常は この納骨箱を仏壇に飾っておく、あるいは小型かつ堅牢であるため携帯して持ち 運ぶこともできる。収容部４内の記憶装置７より情報を得たいときには、パソコ ン１０に連結されたインターフェース８をジャック５に差し込み操作する。これ により、記憶装置７内の情報が文字、音声あるいは図としてパソコン１０上に得 られる。
【００１１】
【考案の効果】
このように構成された納骨箱は、その保管場所を問わず故人の情報が簡易かつ 永久的に保存できる。さらに携帯に便利であり、常時故人の供養をすることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例を示す説明図である。
【図２】記憶装置並びにジャックの側板への取り付け状
態を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
１ 納骨箱 ２ 化粧板 ３ 収納室 ４ 収容部 ７ 記憶装置 ８ インターフェース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 内部に遺骨を収納した収納室と、この収
    納室の一側に所定のデータを記憶並びに再生することの
    できる記憶装置を備えた収容部を取り付け、この収容部
    の一側面には前記記憶装置と接続しているジャックを設
    け、該ジャックにパーソナルコンピュータのインタフェ
    ースを接続して、上記データを記憶または再生するよう
    にしたデータ内蔵型納骨箱。
JP1994008594U 1994-06-13 1994-06-13 データ内蔵型納骨箱 Expired - Lifetime JP3005212U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034498A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Suk Bang Kim 機能性骨壷

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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