JP3004900U - 戸車用レール - Google Patents

戸車用レール

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JP3004900U
JP3004900U JP1994007537U JP753794U JP3004900U JP 3004900 U JP3004900 U JP 3004900U JP 1994007537 U JP1994007537 U JP 1994007537U JP 753794 U JP753794 U JP 753794U JP 3004900 U JP3004900 U JP 3004900U
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JP
Japan
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rail
fitted
shaft portion
door
groove
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JP1994007537U
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Inventor
藤 正 後
Original Assignee
ケージーパルテック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 復元力のある軟質または硬質の合成樹脂から
成る別体の抜け止め部材をレール本体の両側面に嵌着固
定することによってレールを嵌合する溝の木の乾燥によ
る拡がりがあってもレールが浮き上がることのないよう
にした戸車用レールを提供すること。 【構成】 金属製のレール本体の両側面に複数の孔を穿
ち、この孔に嵌合する軸部とこの軸部より大径の頭部を
有する軟質または半硬質の合成樹脂製の抜け止め部材
を、該頭部がレール本体の側面から突出するように嵌着
固定したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、床材または敷居に形成された溝内に埋め込んで使用する戸車用レー ルに関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
従来公知の埋込型の戸車用レールとして、図5に示すような構造をしたものが あるが、これはレール本体aの両側面に鋸歯状の突条b…bを長手方向全長に亘 って形成したもので、木製の床材または敷居に形成されたレール本体aの巾と略 等しい溝c内に叩き込んだときに両側面の鋸歯状の突条b…bが溝の両側壁に喰 い込んで抜け止めがなされるようにしたものであった。
【0003】 然しながら、床材または敷居が乾燥して溝の巾が拡がったとき、上記喰い込み が浅くなって浮き上がりが生じるという問題点があった。
【0004】
【考案の目的】
本考案は、上記従来技術の欠点を解決するために、復元力のある軟質または硬 質の合成樹脂から成る別体の抜け止め部材をレール本体の両側面に嵌着固定する ことによってレールを嵌合する溝の木の乾燥による拡がりがあってもレールが浮 き上がることのないようにした戸車用レールを提供するものである。
【0005】
【考案の開示】
本考案に係る戸車用レールは、金属製のレール本体の両側面に複数の孔を穿ち 、この孔に嵌合する軸部とこの軸部より大径の頭部を有する軟質または半硬質の 合成樹脂製の抜け止め部材を、頭部がレール本体の側面から突出するように嵌着 固定したことを特徴とするものである。
【0006】
【考案の作用】 レールを嵌合する溝が木の乾燥によって拡がっても抜け止め部材がその復元力 によって拡がり、拡がった溝の両側壁に圧接してレールの抜け止め即ち浮き上が りが防止される。
【0007】
【実施例1】 図1は、本案戸車用レールの斜視図、図2は、同戸車用レールの要部の拡大縦 断側面図であって、1は、上面にV字型の戸車転動溝11を形成し、上端両外側 に翼状のフランジ12、12を形成した金属製のレール本体、2…2は、レール 本体1の両側面に部分的に穿設した孔、3…3は、軟質または半硬質の合成樹脂 で成形した抜け止め部材で、前記レール本体の孔2に嵌合する軸部31とこの軸 部より大径の半球状の頭部32が形成してあり、該頭部がレール本体1の側面か ら突出するように軸部31を孔2に嵌着固定したものである。
【0008】 本案戸車用レールを木製の床材または敷居に形成されたレール本体1の巾と略 等しい溝c内に上方から叩き込んだとき、レール本体1の両側面から突出してい る抜け止め部材3…3の頭部32…32は溝cの側壁に押されて圧縮され、側壁 にその復元力で圧接し、レールの抜け止めがなされる。
【0009】 床材または敷居が乾燥し、溝cの巾が拡がっても抜け止め部材3…3は復元力 を有しているので、外側に拡がって溝cの側壁との圧接状態状態が保持され、レ ールの浮き上がりが防止される。
【0010】
【実施例2】 図3は、本案戸車用レールの第2実施例の斜視図、図4は、同戸車用レールの 要部の拡大縦断側面図であって、レール本体1の基本的構成は実施例1の場合と 同じであるが、孔2…2に嵌合される抜け止め部材3の頭部32の形状を楔状と したもので、その作用は実施例1の場合と同一である。
【0011】
【考案の効果】 本考案に係る戸車用レールによれば、金属製のレール本体の両側面に複数の孔 を穿ち、この孔に嵌合する軸部とこの軸部より大径の頭部を有する軟質または半 硬質の合成樹脂製の抜け止め部材を、該頭部がレール本体の側面から突出するよ うに嵌着固定したものであるから、床材または敷居が乾燥してレールが嵌合する 溝が拡がっても抜け止め部材はその復元力によって外側に拡がって溝の側壁との 圧接状態状態を保持し、レールの浮き上がりを防止するものであり、実施例の如 くレール本体上端両外側にフランジを形成しておけば溝の側縁部分は隠され、ご み等の侵入もなく、体裁がよいものである。
【0012】 また、本考案は、レール本体に孔を穿ち、抜け止め部材を嵌着固定するだけで よいので、既存の戸車用レールに僅かな加工を施すだけで、簡単に改良すること ができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案戸車用レールの斜視図である。
【図2】本案戸車用レールの要部の拡大縦断側面図であ
る。
【図3】本案戸車用レールの第2実施例の斜視図であ
る。
【図4】本案戸車用レールの要部の拡大縦断側面図であ
る。
【図5】従来公知の戸車用レールの使用状態における縦
断側面図である。
【符号の説明】
1 レール本体 2 孔 3 抜け止め部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製のレール本体の両側面に複数の孔
    を穿ち、この孔に嵌合する軸部とこの軸部より大径の頭
    部を有する軟質または半硬質の合成樹脂製の抜け止め部
    材を、該頭部がレール本体の側面から突出するように嵌
    着固定したことを特徴とする戸車用レール。
JP1994007537U 1994-06-02 1994-06-02 戸車用レール Expired - Lifetime JP3004900U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020180514A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 Ykk Ap株式会社 敷居レール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020180514A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 Ykk Ap株式会社 敷居レール
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