JP3004627U - 卵焼き用へら - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、渦巻き状の卵焼きをつくるときに
使用する専用のへらを提供することを目的とする。 【構成】 本考案は、所定の柄杆の先部に適当な円弧度
をもって弯曲形したへら本体を設置して成るものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、卵焼き用へらに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、長方形状に成る卵焼器やフライパンによって渦巻き（伊達巻）状の卵焼 きをつくるときは、普通の平板状のへらを使ってロール状に巻き込むようにして つくっていたため、形崩れが起り易くなり、素人ではその全体のかたちをきれい に仕上げることが困難であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、本考案は従来広く使われていた平板状のへらを排し、素人でも簡単に 渦巻き状の卵焼きをつくることができる専用のへらを提供することを目的とする ものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、所定の柄杆の先部に、適当な円弧度をもって弯曲形したへら本体を 設置して成るものである。

【０００５】

【作用】

いま卵焼器体やフライパン上から焼き上がった卵を渦巻き状にして取り上げる ときは、本考案のへらの柄をもってそのへら本体の先端部分を焼き卵の端部分に 差し入れた後、へら本体の先端部を器体の底面部に沿って剥離しながら移動して いく。すると、焼き卵はへら本体の内側弯曲形部に載って渦巻き状に丸め込まれ ていくから、最後にこのへら本体の内部に丸め込んだまま外へ取り出せばよい。

【０００６】

【実施例】

１は柄杆で、この柄杆の先部に後記形状から成るへら本体２の一端部を固着す る。この柄杆１部とへら本体２部とは、全体を一体に成形製作してもよい。

【０００７】 ３は前記へら本体２の弯曲形部で、この弯曲形部の円弧度は任意であるが、焼 き卵をもっとも良好なロール形状に巻き込むことができる形状にする。

【０００８】 ４は前記柄杆１と一体に成る把持部である。

【０００９】 ５は卵焼器体で、使用する器物はフライパンなどでもよい。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は、渦巻き状の卵焼きをつくるための専用のへらであるから、素人でも 形崩れを起こすことなくきれいに巻き上げて器体から取り出すことができ、業務 用でも家庭用でも常に簡単に所望の卵をロール状に焼き上げてきれいな仕上り状 態のものをつくることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】全体の斜視図

【図２】全体の側面図

【図３】一使用状態図

【符号の説明】

１ 柄杆 ２ へら本体 ３ 弯曲形部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 所定の柄杆の先部に適当な円弧度をもっ
   て弯曲形したへら本体を設置して成ることを特徴とする
   卵焼き用へら。