JP3004555U - 鏡付き歯ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯磨き終了後、すぐに手もとでみがき残しを
確認することを可能とし、なおかつ安全な鏡付き歯ぶら
しが提供できる。 【構成】 歯ブラシ上面に板体（３）を有し、止め具
（４）を中心として回転自在とした、湾曲状の鏡体
（２）を設けた鏡付き歯ブラシ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、歯磨き終了後、みがき残しなどの歯磨き状態を確認するための鏡 付き歯ブラシに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、歯磨き終了後、洗面台の鏡や手鏡または歯の専用鏡などにて歯みがき状 態を確認するなどしていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （１） 洗面台などの鏡では歯などの一部を見るのには不便であった。また、歯 をみるのに鏡に近づく必要があった。 （２） 手鏡などでは、手もとに常に置いておく必要があり、また、必要なとき 鏡が見当たらず、確認をおろそかにすることがあった。 （３） 歯を見る専用の鏡は洗面台の鏡やその他の鏡が必要であった。 （４） 出先や旅行先などで鏡がなかったりしたとき歯の確認ができなかった。 （５） 洗面台や手鏡などでは歯を確認するのに人目を気にすることがあった。 （６） 洗面台や手鏡などは平面鏡なので歯を確認するには適切ではなかった。 （７） 歯ブラシと鏡の両方が必要であった。 これらの欠点を解決するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

歯ブラシ上面に板体（３）を有し、止め具（４）を中心として回転自在とした 、湾曲状の鏡体（２）を設けた鏡付き歯ブラシ。

【０００５】

【作用】

片手で歯ブラシ（１）を持ち指で回転する方向に動かすことで、止め具（４） を中心として回転し鏡体（２）底面の鏡があらわれる。あらわれた鏡に歯の位置 に鏡を合わせ確認する。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例ついて説明する。 （イ） 歯ブラシ（１）の上面に湾曲状の鏡体（２）の凹面を下面に設け、鏡体 （２）を保護るための板体（３）を設ける。 （ロ） 湾曲状の鏡体（２）に止め具（４）設け、回転自在できるよう固定する 。 本考案は以上のような構造であるため、これを使用するときは歯ブラシ（１） を、歯を磨く状態で片手で持ち人差し指で鏡体（２）を必要な角度に押し下げる 。以上の動作を行うと、鏡体（２）は止め具（４）を中心に回転するため、図４ の状態のように歯ブラシ（１）より回転したぶんだけ、鏡体（２）が移動し隠れ ていた鏡体（２）の下面があらわれる。鏡体（２）底面には凹面状の鏡体（２） が設けられているため、鏡を歯の位置に合わせると歯は大きく拡大され歯の一部 分が確認しやすくなる。 また、鏡体（２）の上面は凸面状にあらわれるため縮小され歯全体が鏡体（２ ）に写し出されるため、手鏡としても利用可能である。

【０００７】

【考案の効果】

（１） 歯磨き終了後、手もとで歯のみがき残しなどの確認が行える。 （２） 湾曲状の鏡を使用することで凹面状では拡大した歯を確認することがで き、凸面状では縮小した歯全体を写しだすため必要に応じて確認すること ができる。 また、鏡体の下面が凹面状のため洗面台など大きな鏡での人目を気にし なくてすむ。 （３） 歯の専用鏡のようにほかの鏡を必要とせずにすむ。 （４） 鏡と歯ブラシがひとつですむ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【図３】本考案のＡ−Ａ断面図である。

【図４】本考案の使用状態を示す斜視図である。

【図５】本考案の使用状態を示す斜視図である。

【図６】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 歯ブラシ ２ 鏡体 ３ 板体 ４ 止め具 ５ 凹面状 ６ 凸面状

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 歯ブラシ（１）に鏡体（２）を設けた鏡
   付き歯ブラシ。
2. 【請求項２】 歯ブラシ（１）に湾曲状の鏡体（２）を
   設けた鏡付き歯ブラシ。
3. 【請求項３】 歯ブラシ（１）に板体（３）を有し、湾
   曲状の鏡体（２）を設けた鏡付き歯ブラシ。
4. 【請求項４】 歯ブラシ（１）に板体（３）有し、回転
   を有する湾曲状の鏡体（２）を設けた鏡付き歯ブラシ。
5. 【請求項５】 歯ブラシ（１）上面に板体（３）を有
   し、止め具（４）を中心として回転自在とした、湾曲状
   の鏡体（２）を設けた鏡付き歯ブラシ。