JP3004484U - 携帯用切頭円錐体 - Google Patents
携帯用切頭円錐体Info
- Publication number
- JP3004484U JP3004484U JP1994006965U JP696594U JP3004484U JP 3004484 U JP3004484 U JP 3004484U JP 1994006965 U JP1994006965 U JP 1994006965U JP 696594 U JP696594 U JP 696594U JP 3004484 U JP3004484 U JP 3004484U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truncated cone
- hooking
- substrate
- paper cup
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Table Equipment (AREA)
- Table Devices Or Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 形状が平板状で携帯が便利で、底板ができな
い中空の切頭円錐体形状であっても、紙コップの周壁面
を受止めできる形状にすることによって、紙コップの受
止めができ、かつ声援用のメガホンとして利用できる 【構成】 上下の辺3、4は略平行的な円弧に、左右の
辺5、6は上方が広くなるように略対称的に斜めに形成
して基板2を構成し、一方の辺6からは複数の掛止片13
を夫々細い頸部14を介して延設してあり、他方の辺5の
近くには上記掛止片13に対応する長さ16を有する複数の
長溝状の掛止孔17を穿設し、上記基板2と複数の掛止片
13とは屈曲自在のスポンジ状の薄板材で一体に形成し
た。
い中空の切頭円錐体形状であっても、紙コップの周壁面
を受止めできる形状にすることによって、紙コップの受
止めができ、かつ声援用のメガホンとして利用できる 【構成】 上下の辺3、4は略平行的な円弧に、左右の
辺5、6は上方が広くなるように略対称的に斜めに形成
して基板2を構成し、一方の辺6からは複数の掛止片13
を夫々細い頸部14を介して延設してあり、他方の辺5の
近くには上記掛止片13に対応する長さ16を有する複数の
長溝状の掛止孔17を穿設し、上記基板2と複数の掛止片
13とは屈曲自在のスポンジ状の薄板材で一体に形成し
た。
Description
【0001】
本考案は、例えば野球場において紙コップ入りの温、冷飲料(ビール、コーラ 等)を飲みながら観戦する時に、その紙コップ入れに利用したり、メガホン代り に利用することのできる携帯用切頭円錐体に関する。
【0002】
ビール入りの紙コップを手で持つと、手が冷える。一方ビールは手からの熱を 受けて暖まる。その為、断熱材で中空切頭円錐形状の紙コップ入れを作成して利 用してみた。
【0003】
この従来の切頭円錐体では、形が大嵩になり、携帯に不便で、実用上、利用面 に問題点があった。
【0004】 本願考案の携帯用切頭円錐体は上記従来技術の問題点(技術的課題)を解決す る為に提供するもので、第1の目的は、形状が平板状で携帯が便利となるように 、第2の目的は、製造に当っても平板状であれば打抜き加工等の、手数のかから ない任意の形成法が得られるように、第3の目的は、底板ができない中空の切頭 円錐体形状であっても、紙コップの周壁面を受止めできる形状にすることによっ て、紙コップの受止めができ、かつ紙コップ利用後はその場で必要な声援用のメ ガホンとして活用できるようにした携帯用切頭円錐体を提供しようとするもので ある。
【0005】 他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らかに なるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成する為に、本願考案における携帯用切頭円錐体は、曲げること によって中空の切頭円錐体を形成できるように、上下の辺3、4は略平行的な円 弧に形成し、左右の辺5、6は上方8、9が広くなるように略対称的に斜めに形 成して基板2を構成し、左右の辺5、6の内、一方の辺6からは側方12'に向け て上下方向7、7'を長くした複数の掛止片13を相互に間隔18をもたせて、かつ夫 々細い頸部14を介して延設してあり、他方の辺5の近くには上記掛止片13の上下 方向の寸法15に対応する長さ16を有する複数の長溝状の掛止孔17を左右方向12、1 2'が長くなるよう、上記掛止片13の離間間隔18に対応する間隔19で穿設し、上記 基板2と複数の掛止片13とは屈曲自在のスポンジ状の薄板材で一体に形成したも のである。
【0007】
基板を、掛止片13と掛止孔17とが対応するように湾曲し、次に掛止片13を次々 と90°捻回させながら掛止孔17に差込む。すると切頭円錐体が形成される。次に 口径の大きい方の開口部を上にし、紙コップを上から挿し込んで利用する。
【0008】
以下本願の実施例を示す図面について説明する。図1乃至図4において、1は 携帯用切頭円錐体を示し、2は曲げることによって中空の切頭円錐体を形成でき るように、上下の辺3、4は略平行的な円弧に形成し、左右の辺5、6は上方8 、9が広くなるように略対称的に斜めに形成して基板2を構成を示す。これの大 きさとしては例えば符号8と9の間の円弧長を315mm、符号10と11の間の円弧長 を230mm、符号8と10(9と11)の間の寸法を150mmに定め、鉛直線に対する角度 θ1、θ2を20度位、また厚みを5mm位にしておく。また材質としては屈曲性、 弾力性、断熱性、表面の平坦性を必要とする関係上、スポンジ状の大きな薄板材 から打抜き加工によって図1のような一体材による形状のものを一度に複数枚同 時に形成するとよい。このスポンジ状薄板材としては市場に存在するポリエチレ ンの発泡材を利用するとよい。またウレタン、ゴム材等の発泡薄板材を利用して もよい。
【0009】 次に一方の辺6からは側方12'方向に向けて上下方向7、7'を長くした複数の 掛止片13を相互に間隔18をもたせて、かつ夫々細い頸部14を介して延設してあり 、他方の辺5の近くには上記掛止片13の上下方向の寸法15に対応する長さ16を有 する複数の長溝状の掛止孔17を左右方向12、12'が長くなるよう、上記掛止片13の 離間間隔18に対応する間隔19で穿設してある。掛止片の頭頂は嵌込みを容易にす る為円弧にしてある。頸部14の長さは、掛止孔17に対して図3の如く頸部14が交 叉するので、その分、板原寸法より長くしてある。なお図1の基板2における一 面又は表裏面に予め広告用の文字、図形を描いておくと宣伝媒体として有効であ る。
【0010】 上記構成のものにあっては、図1に示される展開状態で携帯すると、小嵩でカ バンにノートと一緒に入る。また複数(または多数)枚を重合させてもあまり大 嵩にはならず基板2多数を商品として運搬するときは便利である。
【0011】 次に野球場においては、図4の(A)のように基板2を曲げ、一つの掛止片13 を90°捻り、掛止孔17に対して内側から差込み、挿通させる。このようにすると (B)図のように掛止片13の捻れは弾力的に復元して掛止孔17に掛合することに なる。このようにして全て(例えば4つ)の掛止片13を(C)図のように掛合さ せる。すると図2、図3に示すような切頭円錐体1が形成される。
【0012】 次に紙コップ入りの飲料を買うと、図2、3に示す如く紙コップ20を切頭円錐 体1の内側に入れる。すると紙コップ20のテーパー状外周面が、切頭円錐体1の 濾斗状の内周面に密着して、僅かに上方が表出して口を当てる部分が露出する状 態となり、下方に脱落することなく定着する。なお図1の基板2の大きさは、紙 コップの標準寸法(大、中、小等)に対応させて上記利用態様が可能なように大 小各種定めるとよい。
【0013】 次に飲用終了後は紙コップ20を抜き出すと、メガホン形状になるので、早速声 援用メガホンとして利用するとよい。また声援結果が良好であった場合は、縁起 のよい品であるから掛止孔17から夫々掛止片13を外し、平坦化してカバンに入れ 、次回の声援用に備えればよい。
【0014】
以上のように本願考案の構成によれば、前記目的を達成して、携帯時は平板で 嵩張り少なくなり、利用時は手先で複数の掛止片13を夫々対応する掛止孔17に差 込むことにより、紙コップ入れにも、メガホンにもなる底なしの切頭円錐体が構 成できる効果がある。
【図1】展開図。
【図2】利用状態の正面図。
【図3】図2のIII−III線切断端面図。
【図4】(A)、(B)、(C)は基板を曲げて切頭円
錐体を形成する過程を説明するための斜視図。
錐体を形成する過程を説明するための斜視図。
1 切頭円錐体 2 基板 13 掛止片 17 掛止孔 20 紙コップ
Claims (1)
- 【請求項1】 曲げることによって中空の切頭円錐体を
形成できるように、上下の辺(3、4)は略平行的な円
弧に形成し、左右の辺(5、6)は上方(8、9)が広
くなるように略対称的に斜めに形成して基板(2)を構
成し、左右の辺(5、6)の内、一方の辺(6)からは
側方(12')に向けて上下方向(7、7')を長くした複
数の掛止片(13)を相互に間隔(18)をもたせて、かつ
夫々細い頸部(14)を介して延設してあり、他方の辺
(5)の近くには上記掛止片(13)の上下方向の寸法
(15)に対応する長さ(16)を有する複数の長溝状の掛
止孔(17)を左右方向(12、12')が長くなるよう、上記
掛止片(13)の離間間隔(18)に対応する間隔(19)で
穿設し、上記基板(2)と複数の掛止片(13)とは屈曲
自在のスポンジ状の薄板材で一体に形成されていること
を特徴とする携帯用切頭円錐体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994006965U JP3004484U (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 携帯用切頭円錐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994006965U JP3004484U (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 携帯用切頭円錐体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3004484U true JP3004484U (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=43140410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994006965U Expired - Lifetime JP3004484U (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 携帯用切頭円錐体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004484U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013035593A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-21 | Fabala Co Ltd | 飲料用カップの断熱具兼安定把持具 |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP1994006965U patent/JP3004484U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013035593A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-21 | Fabala Co Ltd | 飲料用カップの断熱具兼安定把持具 |
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