JP3004388U - 身体の微小領域に振動を加える装置 - Google Patents

身体の微小領域に振動を加える装置

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JP3004388U
JP3004388U JP1994005489U JP548994U JP3004388U JP 3004388 U JP3004388 U JP 3004388U JP 1994005489 U JP1994005489 U JP 1994005489U JP 548994 U JP548994 U JP 548994U JP 3004388 U JP3004388 U JP 3004388U
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良弘 井沢
岩男 山崎
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Ya Man Ltd
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Ya Man Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 身体の起伏に富んだ微小領域に機械的振動を
確実に加えることができ、低製造経費で、構造が複雑で
なく小型な加振装置を提供する。 【構成】 偏心ロータとこのロータを回転させる電動モ
ータを内蔵した主本体10の先端に装着される副本体2
0がその先端に加振伝達体30を備え、副本体20を経
由して前記電動モータの駆動により主本体10に発生す
る機械的振動を加振伝達体30に伝え、この加振伝達体
30の先端にある加振接触片34から身体の所望局部に
集中的に振動を加え、加振伝達体30の加振接触片34
を担持する加振伝達棒が弾力性の力伝達緩和手段を介し
て副本体20の加振本体22に支持されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、身体の微小領域に振動を加える装置、特に医療目的あるいはマツ サージ、美容処理等に利用できる耳の近傍の局所領域に機械的振動を加える装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療目的や通常のマツサージで身体に振動を電動的に加える加振器、所謂「バ イブレータ」は周知であり、種々のものが既に市販されている。しかし、耳の近 傍、特に外耳近くにある局部マツサージの所謂「ツボ」に振動を集中的に加える と、新陳代謝を高め、疲労回復、医療、美容処理に有利であることが知られてい る。古来より中国医学では十余種のツボが知られている。そのうち、主要な5つ のツボは、図1に示すように、飢点(B 区 7番),目 (B 区12番),食道 (B 区 13番),噴門 (B 区14番),胃 (B 区16番) である。このツボ、あるいはこれ等 のツボや身体の他の部位のツボの組み合わせを機械的に加振により刺激して、有 効な治療や美容処理が施せる。
【0003】 このようなツボは非常に小さくて、多くの場合、1mm前後の大きさである。従 って、市販の加振器では振動を加える領域が大きする。特に耳の外耳近くでは起 伏が大きく的確に所望部位に振動を加えることができない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
それ故、この考案の課題は、身体の起伏に富んだ微小領域に機械的振動を確実 に加えることができ、低製造経費で、構造が複雑でなく小型な加振装置を提供す ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、この考案により、偏心ロータとこのロータを回転させる電動モ ータを内蔵した主本体10の先端に装着される副本体20がその先端に加振伝達 体30を備え、副本体20を経由して前記電動モータの駆動により主本体10に 発生する機械的振動を加振伝達体30に伝え、この加振伝達体30の先端にある 加振接触片34から身体の所望局部に集中的に振動を加えることができ、加振伝 達体30の加振接触片34を担持する加振伝達棒32が弾力性の力伝達緩和手段 を介して副本体20の加振本体22に支持されている加振装置によって解決され ている。
【0006】 この考案による他の有利な構成は、実用新案登録請求の範囲の従属請求項に記 載されている。
【0007】
【実施例】
以下、好適実施例を示す図面に基づきこの考案をより詳しく説明する。 図2の斜視図に示すこの考案による加振装置は、大別して主本体10,副本体 20および加振伝達体30で構成されている。
【0008】 プラスチック材料で形成された主本体10の内部には、図示していないが、小 型乾電池で駆動される小型モータとこのモータに連結する偏心ローラが内蔵され ていて、このモータが回転すると、本体10全体に振動を発生させる。主本体1 0の詳しく内部構造は、本出願人が皮膚の角質除去用の美容処理装置として既に 実用新案登録(実願平第6−61号および実願平第6−2278号明細書)で出 願している本体の内部構造に相当するので、ここでは詳しく図示しない。主本体 10の側部にあるスイッチ12はモータに乾電池から電力の供給・非供給を制御 するためにある。
【0009】 主本体10の上部先端には、装着連結体15を介して接続する副本体20があ る。そして、この副本体20の軸方向の一端に加振伝達体30が装着されている 。加振伝達体30の先端にある加振接触片34を経由して、主本体10の内部で 発生した振動が身体の局部に伝達される。主本体10の形状と大きさは片手で握 って操作できる程度の大きさ、例えば直径約 20 mmで長さが 80 〜 120 mm であ り、断面はこの実施例の場合、円形であるが、多角形や他の形状(例えば楕円) であってもよい。
【0010】 図3には、副本体20と加振伝達体30に関するこの考案による異なる二つの 実施例が示してある。 この考案による第一実施例を示す図3Aでは、副本体20の内部に軸方向に延 びる中空室を設け、この中に加振伝達体30の加振伝達棒32が副本体20のの 摺動穴28を通して軸方向に向けて挿入にされている。そして、中空室の内部に はコイル状のバネ24も軸方向に向けて挿入されている。このバネ24は金属、 あるいは合成樹脂材料で作製されていて、振動が身体の微小領域に急激に加わる ことや、初期設定時に強い機械的外力を身体の局部部位に集中的に加わることを 防止するためにある。この加振の緩和は加振伝達棒32の先端に付けた加振接触 片34の形状に丸みを付けることによっても行われている。先端部34の直径は 1mm程度である。なお、加振伝達棒32の他方の先端には、バネ24を保持する バネ受け座36が設けてある。副本体20の中空室に封入されたバネ24の他端 は副本体20の他端に設けた蓋26に当たり、バネ24を適度な押圧力に保持し ている。
【0011】 この考案による第二実施例を示す図3Bでは、加振伝達体30が加振伝達棒3 2とこの伝達棒を装填する加振伝達カートリッジ31で構成されている。加振伝 達カートリッジ31の内部には、軸方向に天然ないしは合成樹脂のゴム材料の弾 性部材33が装填され、同様に加振伝達棒32が加振伝達カートリッジ31の摺 動穴39に摺動可能に挿入されている。加振伝達棒32の一端には、第一実施例 と同じように、加振接触片34が装着され、他端にはゴム受け座36がある。加 振伝達カートリッジ31の加振伝達棒32を挿入する端部とは反対の端部には弾 性部材33を保持するためのカートリッジ蓋35がネジ込まれている。この考案 による第二実施例では、加振伝達カートリッジ31の外面に外ネジが切ってあり 、加振本体22の中心にも軸方向に内ネジ21が切ってある。加振伝達カートリ ッジ31に弾性部材33と加振本体22を装着した後、この加振伝達カートリッ ジ31を加振本体22のネジ穴21にネジ込む。
【0012】 なお、上の二つの実施例で両方の部材を連結するためネジを使用する構成の外 に、直接部材を接着剤で恒久的に固定する方式も考えられる。もちろん、このよ うな方式では、当該部材に故障、破損等の不都合が生じたら、全体を交換するこ とになる。
【0013】 主本体10と副本体20の相対取付位置は図2に限定されるものでなく、例え ば図4のような配置も考えられる。この場合でも、副本体と加振伝達体30の配 置は図3に示した二つの実施例のようになる。
【0014】 この考案の構想によれば、種々の変形、改造等が考えられる。第一実施例と第 二実施例で使用した弾性部材は入れ換えることもできる。つまり、図3Aのバネ 24の代わりにゴム材料を使用でき、図3Bのゴム材料33の代わりにバネを使 用できる。更に、必要であれば、図示していないが、図3Aの中空室をシリンダ とし、バネ受け座36をピストンとし、ピストンがシリンダ内を空気の洩れない 状態で摺動するように構成し、摺動穴28にOリングを使用して中空室と外部を 遮断する構造も考えられる。このようなピストン式のダンパーも振動伝達の急激 さを緩和するのに極めて有利である。
【0015】 更に、図2や図4で装着連結体15を主本体10に脱着可能に装填できる構造 にし、本出願人が既に提唱している角質除去用のヘッド(実願平6−61号明細 書)を入れ換えることもできると美容処理上多目的に利用でき有利である。
【0016】 その外、実願平6−61号明細書による技術思想を踏襲し、副本体の表面の一 方の部分に角質除去用の粗い表面のセラミッスク材と、他方の部分に表面がすべ すべに研磨されたセラミックス材あるいは金属材を被覆ないしは装着してもよい 。このような構造により、身体の局部的なツボを機械的な振動で刺激するだけで なく、機械的な振動の支援の下に、疲廃した皮膚の角質を除去や、美容液の浸透 を図ることができる。このような構造では、副本体20の主本体10に対する向 きは図2のものより図4のものが適している。
【0017】 更に、上記の構成に加えて、主本体10内部に装備されたモータの電源を内蔵 式の電池でなく、主本体10の外部に設置し、この電力をケーブルで主本体10 のモータに導入する方法も考えられる。このようにすると、電池の消耗を気にす る必要がなく、本体自体も小型にできる。その場合、副本体であるヘッドを他の 美容処理用のヘッドと交換可能に形成すると、モータの回転数を可変でき、個々 の美容処理に応じて最適な種々の振動数で駆動でき、一層美容効果が向上し、同 時にツボの刺激も最適にできる。
【0018】 この考案の実施例は、主として耳の局所部位を刺激する加振器として説明した が、この考案はこれに限定されるものではない。医療のため、あるいは疲労防止 や心身のリフレッシュに使用する局部加振器として使用できることは言うまでも ない。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案による加振器により、身体の起伏に富んだ微小 領域に機械的振動を確実に加えることができ、低製造経費で、構造が複雑でなく 小型軽量の構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】耳のツボを示す図である。
【図2】この考案による加振器の全体を示す斜視図であ
る。
【図3】この考案による副本体と加振伝達体の二つの実
施例を示す断面図である。
【図4】この考案による加振器の副本体の他の配置を示
す斜視図である(この場合、説明の都合上主本体10の
下部は省略してある)。
【符号の説明】
10 主本体 15 装着連結体 20 副本体 21 ネジ 22 加振本体 24 バネ 26 蓋 30 加振伝達体 31 加振伝達カートリッジ 32 加振伝達棒 34 加振接触片 35 蓋 36 受け座

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏心ロータとこのロータを回転させる電
    動モータを内蔵した主本体(10)の先端に装着される
    副本体(20)がその先端に加振伝達体(30)を備
    え、副本体(20)を経由して前記電動モータの駆動に
    より主本体(10)に発生する機械的振動を加振伝達体
    (30)に伝え、この加振伝達体(30)の先端にある
    加振接触片(34)から身体の所望局部に集中的に振動
    を加えることができる加振装置において、加振伝達体
    (30)の加振接触片(34)を担持する加振伝達棒
    (32)が弾力性の力伝達緩和手段を介して副本体(2
    0)の加振本体(22)に支持されていることを特徴と
    する加振装置。
  2. 【請求項2】 前記弾力性の力伝達緩和手段では、加振
    本体(22)に設けた中空室内に摺動穴(28)を通し
    て軸方向に導入された加振伝達棒(32)があり、この
    加振伝達棒(32)の加振接触片(34)とは反対の端
    部に受け座(36)を設け、この受け座(36)が弾力
    部材を介して加振本体(22)に係合・保持されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の加振装置。
  3. 【請求項3】 前記弾力性の力伝達緩和手段では、加振
    本体(22)に軸方向に切ったネジ穴(21)に導入さ
    れる加振伝達カートリッジ(31)であり、この加振伝
    達カートリッジ(31)に加振伝達棒(32)を軸方向
    に摺動穴(39)を通して摺動可能に装着し、加振伝達
    棒(32)の加振接触片(34)とは反対の端部に受け
    座(36)を設け、この受け座(36)が弾力部材を介
    して加振伝達カートリッジ(31)に係合・保持されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の加振装置。
  4. 【請求項4】 前記弾力性の力伝達緩和手段では、加振
    本体に設けた中空室をシリンダとし、加振伝達棒の加振
    接触片とは反対の端部が前記シリンダ内を摺動するピス
    トンとして構成され、加振伝達棒が摺動して移動する加
    振本体の摺動穴に気密封止用のOリングが使用されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の加振装置。
  5. 【請求項5】 前記弾力部材はバネ(24)またはゴム
    材(33)であることを特徴とする請求項2または3に
    記載の加振装置。
  6. 【請求項6】 副本体(20)は他の副本体と交換可能
    に主本体(10)に脱着可能に装着できる構造に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の加振装置。
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