JP3004259B1 - 測量システム - Google Patents

測量システム

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JP3004259B1
JP3004259B1 JP25186398A JP25186398A JP3004259B1 JP 3004259 B1 JP3004259 B1 JP 3004259B1 JP 25186398 A JP25186398 A JP 25186398A JP 25186398 A JP25186398 A JP 25186398A JP 3004259 B1 JP3004259 B1 JP 3004259B1
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prism
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height
pole
surveying
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JP25186398A
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Inventor
道雄 西山
Original Assignee
ユート工業株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 プリズムの高さをその都度読み取って口頭で
伝達する必要をなくす。 【解決手段】 ポール本体2に対するプリズム3の相対
位置を自動的に検出する手段6を設けた。従って、プリ
ズムの高さを自動的に検出して記録することが可能とな
り、3次元的な測量を効率的に進めることができると共
に口頭伝達の場合のように間違いを生ずることもなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、測量用ポールの
プリズムの位置を自動的に検出し、そのデータを測距儀
側で読み取ってデータ入力装置に入力するようにした測
量システムに関する。
【0002】
【従来の技術】プリズムを備えた測量用ポールを用いる
測量の場合、2次元の平面的測量であれば測量用ポール
を垂直に立てればよく、プリズムの高さは問われない。
しかしながら、高低も同時に測定する3次元的な測量の
場合にはプリズムの高さも必要なデータであり、従来は
ポールに刻まれた目盛りを読み取って結果を口頭で伝達
していた。
【0003】プリズムの高さはできるだけ一定にするこ
とが望ましいが、測量の現場の状況は千差万別であるた
め3次元的な測量の場合にプリズムの高さを一定にする
ことはかなり困難である。特に今後はGIS等の普及に
より3次元的な測量が多くなると予想されるが、プリズ
ムの高さをその都度口頭で伝達することは非常に煩わし
いものとなり、作業の効率を低下させるだけでなく間違
いを生じやすくなるほか、測定器との距離が遠い場合に
は連絡用の無線装置等も必要になるなどの問題点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこれらの点
に着目し、プリズムの位置を自動的に検出して表示し、
これを測距儀側で自動的に読み取って記録することによ
り、上記の問題点を解決することを課題としてなされた
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、ポール本体に対するプリズムの相
対位置を自動的に検出する手段及び検出されたプリズム
の位置データを表示する手段を備えた測量用ポールと、
この表示手段に表示された内容を解析できる機能を有す
る測距儀、とを用い、測量用ポールの表示を測距儀側で
読み取って他のデータと共にデータ入力装置に入力する
ようにしている。
【0006】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施の形態の一例
を図面により説明する。図1はこの発明に用いられる測
量用ポールの外観を示す図、図2は位置検出手段の構成
を示す図であり、1は測量用ポール、2はポール本体、
3はプリズム、4は可動部、5はビットパターンマー
ク、6は検出部である。
【0007】位置検出手段はポール本体2に設けられた
ビットパターンマーク5と、可動部4に内蔵された検出
部6で構成される。ビットパターンマーク5は、図2に
例示したように読み取り最小単位を1単位として2進法
で順次増加するようにマーキングを施した構成であり、
ポール本体2の一側面にほぼ全長にわたって設けられて
いる。プリズム3と検出部6は可動部4に設けられてお
り、検出部6にはセンサ部7、制御部8、表示部9及び
通信部10が設けられている。
【0008】センサ部7はビットパターンマーク5を読
み取るものであり、可動部4の位置に応じたマーキング
を読み取って制御部8に送られる。制御部8ではセンサ
部7での検出結果からプリズム3の地表からの高さを算
出し、得られた高さのデータ、すなわち位置データを表
示部9に送ってこれを表示し、あるいは通信部10に送
って他の機器に対して出力する。他の機器に対する通信
には、例えばインターフェースケーブルを用いた有線通
信、無線モデムを使用して行う無線通信、データを光学
的信号に変換して行う光通信等が採用される。なお、プ
リズム3の位置データはデジタル信号の形で得ることが
できるので、その後のデータの処理は容易である。
【0009】また、測量用ポールの長さが足りない時に
は複数本のポールを継ぎ足すことがあるが、この場合に
は例えば検出部6に設けたスイッチによってその情報を
入力し、継ぎ足し分のデータを付加するようにすればよ
い。
【0010】表示部9はプリズム3の地表からの高さを
測量技師などに対して直接表示することもできるが、高
さのデータをビットパターン、バーコードあるいは適宜
の記号や文字で表示する機能を備えている。後者の場合
の表示部9は通信部10の機能の少なくとも一部を兼ね
たものとなり、上記の光通信の送信器として使用される
ことになる。従って、表示内容を解析できる機能を有す
る測距儀、例えば光波測距儀で表示部9の表示を読み取
るようにすれば、測距儀側に設けられているデータ入力
装置に角度や距離などの他の各種測定データと共に高さ
のデータを入力することができるのである。
【0011】図3はこのような測量システム全体の概略
構成を示したものである。11は測距儀、12はデータ
入力装置、13はインターフェースケーブル、hはプリ
ズム3の地表からの高さである。データ入力装置12は
測距儀側に配置されており、図のように高さデータは測
距儀11側で読み取られ、インターフェースケーブル1
3を経てデータ入力装置12に入力される。
【0012】以上はこの発明の実施の形態の一例を示し
たものであるが、測距儀11が表示部9の表示内容を解
析できる機能を備えていない場合のシステムの変形例を
図4に示す。図4の(a)はデータ入力装置12が測量
用ポール1側にある場合であり、プリズム3の高さのデ
ータは制御部8から通信部10に送られ、更にインター
フェースケーブル13を介してデータ入力装置12に入
力される。この場合には角度や距離などの測距儀11側
で得られた各種測定データは、無線送受信器14,14
を介して測距儀11から測量用ポール1側に送られ、デ
ータ入力装置12に入力される。
【0013】また図4の(b)はデータ入力装置12が
測距儀11側にある場合であり、プリズム3の高さのデ
ータは制御部8から通信部10に送られ、更に無線送受
信器14,14を介してデータ入力装置12に入力され
る。この場合には角度や距離などの測距儀11側で得ら
れた各種測定データは、インターフェースケーブル13
を介してデータ入力装置12に入力される。
【0014】以上述べたような構成によって、プリズム
3の高さが自動的に検出されてデータ入力装置12に記
録されるので、高さを変えるごとに、あるいは測定の都
度口頭で伝達する必要がなく、煩わしさから解放される
と共に間違いの生ずる可能性をなくすことができるので
ある。なお、図3及び図4ではデータ入力装置12と測
距儀11を分離して示してあるが、データ入力装置12
は測距儀11に内蔵されたものであってもよい。またデ
ータ入力装置12はそれ自身がコンピュータであっても
よく、また測量用ポール1や測距儀11とは別の場所に
設置されるコンピュータに接続されたものであってもよ
い。
【0015】次に測量用ポール1における位置検出手段
の他の例について述べる。図5の例は、ポール本体2に
その長さ方向に沿ってラック21を設けると共に、この
ラック21と噛み合うピニオン22を可動部4に設け、
可動部4内に設けたエンコーダ23をピニオン22で駆
動して可動部4、すなわちプリズム3の移動距離を算出
するようにしたものである。
【0016】また図6の例は、ポール本体2にその長さ
方向に沿ってベルト24を設けると共に、このベルト2
4に接して相対的に回転するローラ25を可動部4に設
け、可動部4内に設けたエンコーダ23をローラ25で
駆動して可動部4、すなわちプリズム3の移動距離を算
出するようにしたものである。この場合、ベルト24と
ローラ25は単に接するだけではなく、例えばローラ2
5にベルト24を1回巻き付けるなど、スリップせずに
可動部4の移動を確実に検出できる構造とすることが望
ましい。ベルト24は帯状ではなくワイヤ状のものであ
ってもよい。
【0017】図5及び図6の例では可動部4の動きを機
械的にエンコーダ23に伝達するので、ポール本体2の
汚れなどによる誤動作は生じない。なお、エンコーダ2
3の出力を制御部8で処理し、得られた高さのデータを
表示部9に送ってこれを表示し、あるいは通信部10に
送って他の機器に対して出力する点は、上述の例と同様
である。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の測量システムは、ポール本体に対するプリズムの相
対位置を自動的に検出する手段及び検出されたプリズム
の位置データを表示する手段を備えた測量用ポールと、
この表示手段に表示された内容を解析できる機能を有す
る測距儀、とを用い、測量用ポールの表示を測距儀側で
読み取って他のデータと共にデータ入力装置に入力する
ようにしたものである。従って、プリズムの高さをその
都度口頭で伝達する必要がなく、プリズムの高さを変え
ることの多い3次元的な測量を効率的に進めることが可
能となり、またプリズムの位置データは自動的にデータ
入力装置に入力されるので、間違いを生ずる可能性をな
くすことができ、連絡用の無線装置等を別途用意する必
要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に用いられる測量用ポー
ルの一例を示す側面図である。
【図2】上記ポールにおける位置検出手段の構成を示す
図である。
【図3】この発明に係る測量システムの実施の形態の構
成を示す概略図である。
【図4】測量システムの他の構成を示す概略図である。
【図5】測量用ポールの他の構成を示す側面図である。
【図6】測量用ポールの更に他の構成を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 測量用ポール 2 ポール本体 3 プリズム 4 可動部 5 ビットパターンマーク 6 検出部 7 センサ部 8 制御部 9 表示部 10 通信部 11 測距儀 12 データ入力装置 13 インターフェースケーブル 14 無線送受信器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポール本体に対するプリズムの相対位置
    を自動的に検出する手段及び検出されたプリズムの位置
    データを表示する手段を備えた測量用ポールと、この表
    示手段に表示された内容を解析できる機能を有する測距
    儀、とを用い、測量用ポールの表示を測距儀側で読み取
    って他のデータと共にデータ入力装置に入力することを
    特徴とする測量システム。
JP25186398A 1998-08-21 1998-08-21 測量システム Expired - Lifetime JP3004259B1 (ja)

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