JP3003784U - 民芸調カメラストラップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 この考案は、日本の伝統工芸の織物、編み
物、組みひも等の素材や技法を生かして作るカメラ等の
肩掛け等のストラップである。 【構成】 カメラ等をつる細い帯と広めの肩帯との接
合、一帯の構造、あるいはカパー式の取り外し自在のも
の等である。接合式のものは細帯と肩帯をつなぐ金具、
長さを調節、固定する金具等、また細帯を束ねるリング
からなる。肩帯のすべり止め材、細帯と肩帯の補強のた
めの裏打ち材や心材を用いる場合がある。

Description

【考案の詳細な説明】 このストラップは、日本の伝統工芸品である織物、編み物、組みひもなどをつか
ったカメラ、ビデオカメラ、双眼鏡等の肩掛け用のストラップである。これまで
は実用本位としての単調な線模様を主とし、カメラメーカー、カメラ機材の社
名、販売社名とその商標を配したものが作られていた。この民芸調カメラ等のス
トラップはそうした実利本位で単調なものとは一変した、日本伝統の豪華、けん
らんあるいは反対に地味ではあるが、渋い味わいのある織物、編みもの、組みひ
も等で作る。古来の伝統技を生かした素材の味わい、色彩、織り柄、立体的な文
字や図柄を彩り入れたこの民芸調ストラップは、これまでのものと一味も二味も
違ったオリジナリティーとアイデンティティに富み、また趣味性の多様性とスト
ラップの存在感にあふれるものである。強度の補強をはかるため、また実用上、
心材やすべり止め材を裏打ち又は内部に加えることもある。また、カメラ等をつ
る細帯と肩帯をつないだもの、一つの一帯構造としたもの等、肩帯部のみを取り
外し自在のカバー式にしたもの等を含む。

【図面の簡単な説明】 【 図 １】 平面図肩帯のみを民芸調ストラップとし
た場合 【 図 ２】 平面図肩帯とカメラをつる細帯を一帯構
造とした場合 【 符号の説明 】 （１）はカメラのつり細帯 （２）は折り返し細帯束ねスライドリング （３）は折り返し細帯すべり止め固定金具等 （４）は固定ビョウ （５）は細帯と肩掛け帯の接続金具等 （６）は肩掛け帯

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【 請求項 １】 日本伝統工芸としての「帯」などの
   織物、「帯ひも」などの編みもの、組みひも等を使った
   カメラ等の肩掛け用のストラップ。