JP3003605U - ヘルメットの裏地 - Google Patents

ヘルメットの裏地

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Publication number
JP3003605U
JP3003605U JP1994004553U JP455394U JP3003605U JP 3003605 U JP3003605 U JP 3003605U JP 1994004553 U JP1994004553 U JP 1994004553U JP 455394 U JP455394 U JP 455394U JP 3003605 U JP3003605 U JP 3003605U
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JP
Japan
Prior art keywords
lining
helmet
polylon
foam rubber
bottom end
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994004553U
Other languages
English (en)
Inventor
リー イェア チェン−ツー
Original Assignee
隆輝安全帽有限公司
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ヘルメットの内部に付ける裏地は、材料の布
地とフォームラバーを所要の寸法に切ってから、型の中
に入れて熱と圧力をかけて一体の帽子の半円形に成型
し、その底端にはまり合せ部とはまりみぞを形成させ
て、ポリロンの底端をはまりみぞの中にはまらせて固定
される。 【効果】 機械的に一体に成型されて、生産功率が高
く、品質も規格も均一になり、又通風がよい様に設計し
ているので、着用者は従来のヘルメット程圧迫感とむせ
る感じを受けない。その外裏地は取りはずし自在にポリ
ロンに取り付けてあるので洗える便利がある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はヘルメットの内部に付けるヘルメットの裏地に係る。
【0002】
【従来の技術】
従来のヘルメットの構造は、外殻と、外殻の内部に固着させているポリロンと 、裏地と、眼鏡とで組み合せて構成される。裏地はヘルメット外殻の内部のポリ ロンの上に付ける重要な部分で、ヘルメットの品質は往々にしてこの裏地の構造 と相当な関係がある。従来の裏地の構造は図1と図2に示す様に大体中心部と内 周部に分けられる。
【0003】 中心部1はほぼ半円形で、ポリロン3の内側頂部の中央に位置する。若干の布 地11(例えばビロード或いは空気が通る布地)とフォームラバー12を縫い合 わせて一体にしている。この一体になったものを凸凹の状態にして、ポリロン3 に接着する。加工の途中に布地11とフォームラバー12は、カッターで予定の 形状に切ってから設計図が示す通りに縫い合せ、不必要な部分を切り除いて完成 される。そのため、従来では、費される材料と時間と人力とは相当かかる。
【0004】 内周部2はほぼ環状にして、中心部1と同じ材料の若干の布地21とフォーム ラバー22を大体所要の寸法にカットしてから縫い合せたあと、不必要な部分を 切り落として、折り返してポリロンの内面且つ中心部1の下周縁の所で図1と図 3に示す様に、ポリロン3に接着する。そのため、内周部2に使用される材料と 時間と人力も少ない。
【0005】 上述の様に従来のヘルメットの裏地は全部人手で加工製造され、衣服を作る方 式で布地を一枚毎にカットして、フォームラバーと縫い合わせてポリロンに接着 するので、細い煩わしい工作となり、時には不注意による誤り作業で、その品質 が均一にならない欠点がある。 上述の従来のヘルメットの裏地は、一枚一枚と積み重ねて接着する方式で作ら れ、中心部1と内周部2の間に高低層を形成する不良現象を生じて、使用者がヘ ルメットを使用し、ある期間を経たら圧迫感やむせる感じを与える。又ヘルメッ トを脱いだ時毛髪が乱れる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
複雑な人手による製造方式を機械的方式に代えて、大量に簡単に生産できる様 にする必要があり、更に複雑な構造を出来るだけ簡単にし、その他品質を均一に する必要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
裏地の材料の布地とフォームラバーを先にカッターで予定の形と寸法に切って から、精密な型の中に挟んでプレスで熱と圧力をかけて、布地とフォームラバー との両者をほぼ帽子の半円形に一体に成型させる。そのあと周辺の小さい材料の 垂れを切り除いて、完成品にする。この裏地の完成品はその底端に折り上げたは まり合せ部とはまりみぞを形成していて、それで取り付けと取り外し自在にポリ ロンの底端にはまらせて、裏地をポリロンに固定させる。
【0008】
【実施例】
本考案のヘルメットの裏地は図4と図5が示す様に、ほぼ帽子の半円形に一体 に成型し、実質的に従来の中心部と内周部を含む。その底端は少し上方に折り曲 げて、はまり合せ部41とはまりみぞ42を形成し、このはまりみぞ42をポリ ロン3の底端にはまらせて、裏地の位置を安定させる。
【0009】 裏地4は布地43とフォームラバー44とを材料とし、先にカッターで予定の 形と寸法に切ってから、精密な型の中に入れておき、プレスで熱と圧力をかけて 、布地43とフォームラバー44の両者をほぼ帽子の半円形に一体に成型させ、 削り機でその周辺にできる小さい垂れを切り取って、完成品にする。この裏地4 の完成品はその底端にあるはまり合せ部41のはまりみぞ42をポリロン3の底 端にはまらせて、裏地4はポリロン3に安定に取り付けられる。又、裏地4は必 要があればポリロン3からそのはまりみぞ42より外せて、洗うことができる。
【0010】 なお、図6と図7は本考案のヘルメットの裏地の第二実施例を示し、第一実施 例と同じ様に布地43とフォームラバー44を一体に成型して、同じはまり合せ 部41とはまりみぞ42を形成している外、更にその内側或いは外側に複数の突 起45とこの突起45互相の間に凹み46を形成させて、凸凹表面を持たせて、 第一実施例と同じ功能を備える外、その通風をよくさせ、頭部の熱を分散させて 、ヘルメットの着用者に左程圧迫感とむせる感じを与えない。
【0011】 又図8は本考案のヘルメットの裏地の第三実施例を示し、大体第一実施例と同 じ構造を持つ外、多数の孔47を付設させて、更に通風をよくする。それでヘル メットを被ったあとの圧迫感とむせる感じを減少させる。
【0012】
【考案の効果】
上述の本考案のヘルメットの裏地は次の効果を有する。 (1)完全に機械的一体に成型し、作業が簡単で又速く、生産率が大きく高めら れる。 (2)裏地が一体に成型されるので品質と規格が均一になり、ヘルメットの品質 を大巾に高める。 (3)裏地が一体に一気に成型されるので、従来の複雑な人手作業を改善し、材 料と時間と人力とを節約できる。 (4)布地とフォームラバーが熱と圧力により一体に成型されたあとも、なお可 塑性を持つので、裏地4はそのはまり合せ部のはまりみぞ42とポリロン3の底 端がはまり合わせられて、裏地4がポリロン3に取りはずし自在に取り付けられ る。それで必要があれば裏地4を洗うことも出来る。 (5)裏地が一体に成型されるので内部表面が比較的平滑で、ヘルメットを被っ たり脱いだりする時、あまり毛髪をみださない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のヘルメットの裏地の構造の断面図であ
る。
【図2】従来のヘルメットの裏地の中心部の斜視図であ
る。
【図3】従来のヘルメットの裏地の内周部の斜視図であ
る。
【図4】本考案のヘルメットの裏地の第一実施例の構造
の断面図である。
【図5】本考案のヘルメットの裏地の第一実施例の構造
の斜視図である。
【図6】本考案のヘルメットの裏地の第二実施例の構造
の断面図である。
【図7】本考案のヘルメットの裏地の第二実施例の構造
の斜視図である。
【図8】本考案のヘルメットの裏地の第三実施例の構造
の断面図である。
【符号の説明】
1 中心部 2 内周部 3 ポリロン 4 裏地 11 布地 12 フォームラバー 21 布地 22 フォームラバー 23 接着テープ 41 はまり合せ部 42 はまりみぞ 43 布地 44 フォームラバー 45 突起 46 凹み 47 孔

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料の布地とフォームラバーとを熱と圧
    力をかけて一体に成型し、実質上従来の中心部と内周部
    を含み、その底端は上方に折り曲げて形成されるはまり
    合せ部を持って、ヘルメットの外殻内面に設けらてなる
    ポリロンの下端とはまり合って固定されるヘルメットの
    裏地。
  2. 【請求項2】 上記はまり合せ部ははまりみぞを形成し
    て、ポリロンの下端にはまらせる構成の請求項1記載の
    ヘルメットの裏地。
  3. 【請求項3】 裏地の内側面或いは外側面に複数の突起
    と凹みを同時に一体に形成してある構成の請求項1記載
    のヘルメットの裏地。
  4. 【請求項4】 多数の孔を同時に一体に形成してある請
    求項1記載のヘルメットの裏地。
JP1994004553U 1994-04-27 1994-04-27 ヘルメットの裏地 Expired - Lifetime JP3003605U (ja)

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