JP3003585B2 - 冷凍冷蔵ショーケース - Google Patents
冷凍冷蔵ショーケースInfo
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Description
スなどを対象とした冷凍冷蔵ショーケース、特にショー
ケース内に配管した冷媒管の配管構造に関する。
る冷凍冷蔵ショーケースの構成を示す。図示例は二層エ
アカーテンの冷気循環式オープンショーケースであり、
図において、1はケース本体、2は陳列棚2aを装備し
た庫内の商品陳列室、3,4は商品陳列室2を取り巻い
てケース本体1の内部に画成した内外二重のインナ,お
よびアウタ冷気循環ダクト、5,6は冷気循環ダクト
3,4に収設した送風ファン、7はインナ冷気循環ダク
ト3に設置した冷却器、8はケース本体1と切り離して
別置した冷凍機のコンデンシングユニット、9,10は
冷却器7より引出した冷媒液管,及び吸入管、11は冷
却器の入口に接続した膨張弁である。
機のコンデンシングユニット8およびファン5,6を運
転することにより、冷凍機のコンデンシングユニット8
から高温,高圧の冷媒液が冷媒液管9を通して送液さ
れ、膨張弁11を通じて冷却器7に供給される。また冷
却器7で蒸発した冷媒ガスは吸入管10を通じてコンデ
ンシングユニット8に還流する。
ト3,4を通じてケース本体1の前面開口部に内外二層
の冷気エアカーテンA,Bが吹出し形成され、これによ
り庫内に陳列した商品が保冷される。ところで、かかる
冷凍冷蔵ショーケースを市街地の大形店舗などの店内に
据付けて稼働する場合には、最近の傾向として騒音,据
付けスペースなどの観点から冷凍機のコンデンシングユ
ニットを建屋の屋上などに据付け、階下の店内に設置し
たショーケースとの間を冷媒接続管で結ぶ配管方式を採
る場合が多い。
ショーケースと冷凍機のコンデンシングユニットとの間
に図7に示すような配管構造を採用して対処しているの
が現状である。すなわち、従来の冷凍冷蔵ショーケース
では工場から出荷される製品に対してあらかじめ冷却器
7から引出した短尺の冷媒液管9,吸入管10がケース
本体1の底部側に配管されている。
ショーケースを搬入する以前に建屋12の屋上などに設
置した冷凍機のコンデンシングユニット8から店内のシ
ョーケース設置場所の床面まで送液,吸入側の冷媒接続
管13,14を建屋の壁面に沿って配管施工しておき、
ショーケースを店内の所定位置に搬入,据付けた後に配
管済みの前記接続管13,14の先端部分を曲げて底部
側よりケース本体1の内部に挿入し、ケース内で前記し
た液管9,吸入管10と印篭式に結合し、さらにろう付
けを施して相互接続するようにしている。
媒接続管13に対してはパイプ表面に露付きが発生する
ので、配管施工時に接続管13の全長に亙って断熱材1
5を巻きつけておくようにしている。
た従来の配管構造では据付け現場での配管施工,ショー
ケースの据付けスペースの面で次記のような問題点が残
る。 (1)店内側に配管した外部の冷媒接続管13,14がシ
ョーケースの背面側に配管されているため、ケース本体
1を建屋12の壁面に隙間なく押しつけて設置すること
ができず、配管スペースDの分だけ壁面から前方に離す
必要がある。そのためにショーケースと建屋の壁面との
間に無駄な死角空間が残ってその分だけショーケースの
据付け占有面積が増大する。
に配管した冷媒接続管13,14にガス漏れなどが生じ
た場合には、ショーケース自身を移動して退かさない限
り配管の補修工事が行えない。 (3)店内に配管した冷媒接続管13,14がショーケー
スの底面側に引回し配管されているので、この接続管と
の干渉を避けるためにケース本体より引出したドレン排
水管の配管施工が厄介である。
であり、ショーケースに内蔵の冷却器より引出したケー
ス本体内にあらかじめ配管した冷媒液管,吸入管の配管
構造を改良することにより、据付け現場での冷媒接続管
の配管施工を容易にし、かつ建屋の壁面とショーケース
の背面との間に不要な死角空間を残すことなくショーケ
ースを設置できるようにした冷凍冷蔵ショーケース、特
にその冷媒管の配管構造を提供することを目的とする。
に、本発明は、ケース本体のダクト内に冷却器を組み込
み、別置の冷凍機コンデンシングユニットと組合わせて
用いる冷凍冷蔵ショーケースにおいて、冷却器より引出
した冷媒液管,および吸入管をケース本体内に引回して
立上げ配管し、かつその上端をケース本体の天井壁を貫
通して外部に突出し、該貫通部には配管スリーブを埋設
し、該配管スリーブと配管との間の隙間を埋めるように
断熱材で覆うとともに、貫通部分をシールして構成する
ものである。
え、前記冷媒液管,吸入管の内部にチッソガスを加圧封
入し、かつ管端には封印キャップを被せて構成するもの
である。この構成により、工場から出荷するショーケー
スの製品に対し、あらかじめそのケース本体の内部に前
記構成の冷媒液管,吸入管を配管して組み込んでおくこ
とにより、ショーケースの据付け現場では冷凍機コンデ
ンシングユニットとの間に配管施工した冷媒接続管をシ
ョーケースの背面を通して床面まで敷設する必要がな
く、ショーケース内にあらかじめ配管されている冷媒液
管,吸入管とショーケースの上面側で相互接続できる。
したがって建屋の壁面との間に配管スペースを残すこと
なくショーケースを建屋の壁面に押しつけて設置するこ
とが可能となるし、また店内側に配管した冷媒接続管に
万一ガス漏れなどが生じて補修工事が必要となった場合
でも、ショーケース自身を据付けた場所から移動するこ
となく作業を進めることができる。
くことにより、外部から配管貫通部を通じてケース内に
露などが滲み込むことがなく、また工場から現地まで輸
送する際にケース本体の天井壁から突出した冷媒液管,
吸入管を保護できる。さらに、配管系内にチッソガスを
加圧封入しておくことにより、ショーケースの据付け以
前に配管系内に水分が侵入するのを防止できる他、ショ
ーケースを据付け現場へ搬入した後、封印キャップを外
した際のガス吹出し有無をチェックすることでケース内
の配管系のガス漏れに対する健全性を確認できる。
吸入管に対しては、パイプ表面に生じた露を除霜水など
と一緒にドレン水としてケース本体より排水できるの
で、特別に露付き防止用の断熱材を被覆する必要がな
く、さらに外部の冷媒接続管がケース本体の底面側に引
き回してないので、冷媒接続管との干渉なしにケース本
体から引出したドレン排水管を自由に配管できる。
いて説明する。なお、各図において図7に対応する同一
部材には同じ符号を付してある。まず、図1ないし図3
において、ショーケースのケース本体1に内蔵の冷却器
7より引出した冷媒液管9,吸入管10はケース本体1
の内部で冷却器7の側方空間を引回した上でその後端部
から上方に立上げ配管され、かつその上端がケース本体
1の天井の断熱壁を貫通してケース外に突き出してい
る。
吸入管10の配管スペースを確保するために、特に図示
例では図3に明示されているようにアウタ冷気循環ダク
ト4の冷却器7の長さ寸法に合わせて仕切り、その側方
に配管スペースを画成するようにしている。このような
構成により、冷媒液管9,吸入管10はアウタ冷気循環
ダクト4を貫くことなく立上げ配管できる。また、膨張
弁11は点検,保守性を考慮して冷却器7よりも前方位
置に引出して接続されている。この位置では商品陳列室
2の底板2bを外すことにより膨張弁11へ容易に手が
届く。
1の天井壁を貫通する部分の詳細構造を図4に示す。す
なわち、天井壁の断熱パネルの貫通部には配管スリーブ
16が埋設されており、この配管スリーブ16を通して
ケース内に立上げ配管された冷媒液管9,吸入管10が
上方に引出してある。
を埋めるようにこの部分で冷媒液管9,吸入管10には
断熱材17が被覆されており、さらに貫通部分をコーキ
ング材21でシールするようにしている。なお、ショー
ケースを工場から出荷する際には、図示のように冷媒液
管9,吸入管10の内部に例えば乾燥チッソガス18を
加圧して封入し、かつ管端には封印キャップ19を被せ
た上でその周囲を断熱材17で覆うようにしている。
束バンドである。配管貫通部に上記のような手段を施し
ておくことにより、外部から配管貫通部を通じてケース
内に露などが滲み込むことがなく、また工場から現地ま
で輸送する際にケース本体の天井壁から突出した冷媒液
管9,吸入管10を保護できる。さらに配管系内にチッ
ソガスを加圧封入しておくことにより、ショーケースの
据付け以前に配管系内に水分が侵入するのを防止できる
他、ショーケースを据付け現場へ搬入した後、封印キャ
ップを外した際のガス吹出し有無をチェックすることで
ケース内の配管系のガス漏れに対する健全性を確認でき
る。
のショーケースを1台のコンデンシングユニット8に並
列接続して運転する場合の応用例を示すものである。す
なわち、複数台のショーケースの内の1台に対し、あら
かじめ前記実施例で述べたようにケース本体1の内部に
冷媒液管9,吸入管10を立上げ配管しておくことによ
り、該冷媒管を共通管として各ショーケースの冷却器7
から引出した冷媒管を並列接続することができ、これに
より据付け現場での配管工事の簡素化が図れる。
0に流れる冷媒流量が多くなるので、その管径をあらか
じめショーケースの並列台数に対応して選定しておく。
以上説明したように構成されているので、次記の効果を
奏する。 (1)ショーケースの据付け現場で別置の冷凍機コンデン
シングユニットとの間に配管施工した外部の冷媒接続管
をショーケースの背面側を通して床面まで引回し配管す
る必要がなく、したがってショーケースのケース本体を
店内で建屋の壁面に押しつけて設置することができて省
スペース化が図れる他、ショーケース側に組み込んだ冷
媒管と店内側に配管した外部の冷媒接続管との間を接続
する作業も楽に行える。
万一ガス漏れなどが生じて補修が必要となった場合で
も、ショーケースを移動することなく配管の補修作業が
進められる。 (3)外部から配管貫通部を通じてケース内に露などが滲
み込むことがなく、また工場から現地まで輸送する際に
ケース本体の天井壁から突出した冷媒液管,吸入管を保
護できる。
おくことにより、ショーケースの据付け以前に配管系内
に水分が侵入するのを防止できる他、ショーケースを据
付け現場へ搬入した後、封印キャップを外した際のガス
吹出し有無をチェックすることでケース内の配管系のガ
ス漏れに対する健全性を確認できる。 など、ショーケースの現地据付けに際して設置スペー
ス,配管工事の面で有利な冷凍冷蔵ショーケースを提供
できる。
実施例の配管系統図
ースの構成断面図
Claims (2)
- 【請求項1】ケース本体のダクト内に冷却器を組み込
み、別置の冷凍機コンデンシングユニットと組合わせて
用いる冷凍冷蔵ショーケースにおいて、冷却器より引出
した冷媒液管,および吸入管をケース本体内に引回して
立上げ配管し、かつその上端をケース本体の天井壁を貫
通して外部に突出し、該貫通部には配管スリーブを埋設
し、該配管スリーブと配管との間の隙間を埋めるように
断熱材で覆うとともに、貫通部分をシールしたことを特
徴とする冷凍冷蔵ショーケース。 - 【請求項2】請求項1記載の冷凍冷蔵ショーケースにお
いて、前記冷媒液管,吸入管の内部にチッソガスを加圧
封入し、かつ管端には封印キャップを被せたことを特徴
とする冷凍冷蔵ショーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8211794A JP3003585B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 冷凍冷蔵ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8211794A JP3003585B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 冷凍冷蔵ショーケース |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017062A Division JP2639152B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 冷凍冷蔵ショーケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0921583A JPH0921583A (ja) | 1997-01-21 |
JP3003585B2 true JP3003585B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=16611725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8211794A Expired - Lifetime JP3003585B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 冷凍冷蔵ショーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003585B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5188564B2 (ja) * | 2010-11-18 | 2013-04-24 | 三菱電機株式会社 | ショーケース及び冷凍装置 |
JP7287642B2 (ja) * | 2018-12-27 | 2023-06-06 | アクア株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1996
- 1996-08-12 JP JP8211794A patent/JP3003585B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0921583A (ja) | 1997-01-21 |
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