JP3003323U - 浴槽内部ヌメリ防止用ネット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 本考案は、浴槽内部において、人肌が直
接ヌメリや湯あかに触れないように、快適に入浴できる
ための、ネットを提供するものである。 【構 成】 本考案の浴槽内部ヌメリ防止用ネット
は、棒状ステンレスを網目状に組み合わせ、裏面に吸盤
を装着して成る長方形状のものである。 【効 果】 ヌメリや湯あかが、人肌に直接触れるこ
とがなくなる。また、節水効果により経済的である。ま
た、足を滑らすという危険性も軽減ないし解消できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、浴槽内部の滑り防止用ネットに関する。

【０００２】

【従来の技術】

浴槽内部の水は、日常生活において、入浴の度につねに取り替えるとは限らな い。 殊に、現代の繁雑、多忙な社会においては、水や、電気、ガスといった諸光熱 費の節約も重要といえる。 したがって、一度水を入れたまま、二度ないし三度と入浴する場合も多い。 その際、浴槽の内側に、ヌメリ感や湯あかが付着している場合が多く、人肌に 直接触れると不快であったにもかかわらず、それを防止するためのネットが存在 しなかった。 また、該状態下で幼児が入浴するときは、内底がすべるため危険が伴う場合が 多かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記実状に鑑み、人肌が直接ヌメリや湯あかに触れないようにする ためのネットを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の、浴槽内部ヌメリ防止用ネットは、長方形状の防錆コーティングを施 したネツト（網目状）を、浴槽内の底部及び側面部に吸盤を用いて、取着して成 るものである。

【０００５】

【作用】

吸盤付きネットを浴槽内部に取着することにより、ネットが固定し衛生的に、 かつ危険を伴わずに入浴できる。

【０００６】

【実施例】

（１）本考案を実施例により説明すると、図１に示すように、長方形状のネッ ト１及びネット２を各々、浴槽４内の浴槽底部５及び側面部６に取着する。 又、ネットは網目状である。 ネット１及び２の裏面には各々ゴム製の吸盤３を装着しているからネット１及 び同２とも固定して使用に供される。 （２）ネットは図２に示すように棒状ステンレス７を用いて構成する。 それに防錆コーティング８を施すことにより、長期間浴槽内部で防錆できる。 また、吸盤３の装着形態も図２に示される。 （３）ネット１及び同２を浴槽内部に取着した後の入浴状況は図３に示すとお りである。

【０００７】

【考案の効果】

以上のように、本考案の浴槽内部ヌメリ防止用ネットによれば、浴槽内部に付 着するヌメリや湯あかが人肌に直接触れることなく入浴できるため、不快感を軽 減することができる。 また、水道代の節約にもつながり、経済効果も招来できる。 さらに、足を滑らすという危険も除去できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案に依るネットを浴槽内部に取着した場
合の概要図である。

【図２】 本考案に依るネットを構成する棒状ステンレ
ス及び防錆コーティングした状態、さらに、吸盤を装着
した状態の概要図である。

【図３】 本考案に依るネットを浴槽内部に取着した場
合の、人間が入浴している状況の断面図である。

【符合の説明】

１： ネット ２： ネット ３： 吸盤 ４： 浴槽 ５： 浴槽底部 ６： 浴槽側面部 ７： 棒状ステンレス ８： 防錆コーティング

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 棒状ステンレスを網目状に組み合わせ、
   裏面に吸盤を装着して成る、長方形状の浴槽内部ヌメリ
   防止用ネット。