JP3002415B2 - 炉内壁の形状測定方法 - Google Patents

炉内壁の形状測定方法

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JP3002415B2
JP3002415B2 JP8021404A JP2140496A JP3002415B2 JP 3002415 B2 JP3002415 B2 JP 3002415B2 JP 8021404 A JP8021404 A JP 8021404A JP 2140496 A JP2140496 A JP 2140496A JP 3002415 B2 JP3002415 B2 JP 3002415B2
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horizontal distance
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郁生 星川
洵 東
重信 高田
隆雄 山崎
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Kobe Steel Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RH脱ガス設備等
の炉内の耐火物の損耗状況を観察するために、炉内の表
面形状を測定する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工業炉、例えばRH脱ガス設備の真空槽
の内壁は、耐火物(レンガ)で覆われており、この耐火
物は、溶鋼に直接さらされるため溶損する。この溶損量
が限度を超えると、真空槽の外壁である鉄皮が赤熱さ
れ、鉄皮も溶損するなどのトラブルにより安定した操業
ができなくなる。
【0003】そこで、炉内を頻繁に監視して早期に耐火
物の溶損を検出しようとすると、いきおい炉の温度低下
を招く。したがって、高温状態での計測が要求される。
このため、前記鉄皮の温度監視を行うことで、炉内の耐
火物の損耗状況を把握していたが、この方法では、耐火
物のおおよその厚みが推定できるにすぎなかった。
【0004】そこで、水冷した観測筒の中に、3角測量
方式により耐火物までの水平距離を測定する測定部を内
蔵させ、前記観測筒を高温の真空槽内に挿入して、炉内
において昇降旋回させながら広範囲に炉内の内壁を観察
し、異常のないことを確認する技術が提案されている
(特開平1−145511号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記観測筒
は走行台車に備わった昇降旋回装置によって昇降旋回さ
れ、しかも前記走行台車はレール上を走行するものであ
る。このため、昇降旋回装置のガタ、観測筒の走行台車
への据え付け精度、台車の傾き、レールの水平度等、様
々な要因により、観測筒は、昇降・旋回の度に傾いてし
まう。
【0006】したがって、前記測定部がいかに正確なも
のであっても、観測筒の傾きにより正確に耐火物の測定
をすることができない。また、観測筒の傾きは一定でな
く、昇降・旋回する度に傾きも変化するので、予め傾き
を測定しておいて、測定部によって測定された水平距離
を、予め測定された傾きで補正することも不可能であ
る。
【0007】一方、観測筒の傾きをできるだけ少なくす
るために、昇降旋回装置には剛性の大きい材料が使用さ
れている。このため、昇降旋回装置の重量の増加を招い
ており(冷却水も含めて2トン近く)、昇降旋回装置を
支持する走行台車の安定度が低下し、却って傾きの防止
が困難となっている。つまり、走行台車の安定度を高め
て傾きを防止しようとすれば、走行台車の大型・重量化
が必要となり、装置全体がいたずらに大きくなってしま
う。
【0008】また、昇降旋回装置を剛性の低い材料で形
成すれば、もとより傾きを押さえるとが不可能である。
本発明は、このような実情に鑑み、観測体が傾いた状態
において測定された炉内壁までの水平距離を補正して、
正確な炉内壁の形状を測定できる炉内壁測定方法提供す
ることを目的とする。
【0009】また、本発明は、そのような炉内壁の形状
の補正を容易に行えるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発明
は、測定対象までの水平距離を測定できる観測体を鉛直
方向に進退自在となるように炉内に挿入し、この観測体
を当該炉内のある高さで旋回させながら炉内壁までの水
平距離を求めることにより、その炉内壁の形状を測定す
るようにした炉内壁の形状測定方法において、前記炉内
に挿入された観測体の鉛直方向に対する傾斜角度を検出
し、ある炉内高さ及び旋回方向における当該観測体の鉛
直方向に対するずれ量とそのずれ方向とを前記傾斜角度
に基づいて算出し、前記ずれ量とそのずれ方向を前記水
平距離の実測値に加味することにより、その実測値を前
記観測体が傾斜していない状態で測定した水平距離に補
正することを特徴とするものである。
【0011】この場合、観測体によって測定された炉内
壁までの水平距離は、傾いた状態の観測体からの距離で
ある。この距離を観測体が傾斜していない状態で測定し
たものとして取り扱うと、この距離より求めた炉内壁の
形状は、観測体が傾斜している分の誤差を含んだものと
なり、正確な測定ができない。正確に炉内壁の形状を測
定するために必要なものは、観測体が傾斜していない状
態において求められる正確な水平距離であり、実際に測
定した水平距離を、正確な距離に補正する必要がある。
【0012】本発明は、傾斜による観測体の位置ずれ
を、観測体の鉛直方向に対する傾斜角度を検出すること
により、観測体の観測体の鉛直方向からのずれ量とその
ずれ方向として算出して、そのずれ量とずれ方向から、
観測体が傾斜していない状態で測定した水平距離に補正
している。また、本発明では、観測体が、炉内壁へ光を
投射し、その光を投射する位置とは異なる鉛直方向位置
において、炉内壁からの反射光を受光することにより、
3角測量方式によって炉内壁までの水平距離を求めるも
のであって、前記観測体の鉛直方向に対する傾斜角度
を、その観測体が炉内壁からの反射光を受光する方向と
同じ水平方向の第一成分と、これに直交する水平方向の
第二成分とに分解して検出し、当該観測体の鉛直方向に
対するずれ量とそのずれ方向を、前記第一及び第二成分
方向におけるずれ量として算出することを特徴とするも
のである。
【0013】ここで、第一成分方向が炉内壁からの反射
光を受光する方向と一致していない場合、炉内壁からの
反射光を受光する方向と第一成分方向との角度差も考慮
しなければ、実測値を前記観測体が傾斜していない状態
で測定した水平距離に補正することができない。この場
合、観測体の鉛直方向に対する傾斜角度を、第一成分と
第二成分とに分けて検出し、しかも、第一成分の方向
は、炉内壁からの反射光を受光する方向と一致させてい
るものであるから、観測体がどのように傾斜していよう
が、第一成分方向と観測体によって実際に水平距離を測
定した方向とは常に平行であり、第二成分方向と観測体
によって実際に水平距離を測定した方向とは常に直交し
ているという関係があるから、実測値を前記観測体が傾
斜していない状態で測定した水平距離に補正することが
容易に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明方法を採用した炉内
壁測定装置1を示している。この炉内壁測定装置1は、
遠隔操作により炉2(RH脱ガス設備の真空槽等)の観
察を行うためのものであり、レール3上を走行する走行
台車4と、この走行台車4によって支持される昇降旋回
装置5と、その昇降旋回装置5によって鉛直方向に進退
自在に炉2内に昇降され、その炉2内で旋回自在とされ
る観測体6(以下、観測筒という)とから構成され、観
測筒6の内部には、炉2の内壁である耐火物7までの水
平距離を求める測定部8が設けられている。
【0015】観測筒6は円筒状であり、昇降旋回装置5
によって炉2内部に挿入され、観測筒6内部で昇降旋回
しながら測定部8によって耐火物7までの水平距離を求
めて炉内表面の形状を測定し、耐火物7の溶損状況を観
察するためのものである。観測筒6は、内部が中空で、
図示はしないが、3重壁構造となっており、3重壁内部
を冷却水が循環している。このため、高温状態の炉2内
においても、観測筒6内部は低温であり、安定して測定
部8による測定が行えるようになっている。なお、観測
筒6は円筒状だけでなく、多角柱状でも良いし、また筒
状でなくともよい。
【0016】測定部8は、3角測量方式により耐火物7
との間の水平距離を求めるものであり、図2に示すよう
に、観測筒6外のレーザ発光器9からレーザ光を観測筒
6内部に導く光ファイバー10と、そのレーザ光を絞
り、耐火物7に対して角度を持って照射する投光部(レ
ンズ)11とを備えると共に、耐火物7に当たったレー
ザ光(スポット光)14の反射像を受けるミラー13が
投光部11から観測筒6の鉛直方向に一定の距離をおい
て設けられ、そのミラー13に写った像を撮影するカメ
ラ15を備えている。
【0017】カメラ15は、このカメラ15の焦点合わ
せ等を行うカメラコントローラ16を介して、情報処理
装置17に接続されており、この情報処理装置17によ
って、3角測量方式に基づき、耐火物7までの距離Lを
もとめる。3角測量方式による測定原理は、図3に示す
ようなものであり、耐火物7までの水平距離Lは、次式
(1)に基づいて求められる。
【0018】 L=(H+H0)tanθ (式1) ここで、Hは、カメラ15によって撮像された画像18
中におけるスポット光14と画像中心18aとの間の距
離、H0は、投光部11からミラー13までの距離、θ
は、投光部11から耐火物7に対して照射されるレーザ
光の角度である。
【0019】なお、ミラー13とカメラ15は、観測筒
6の上下方向に2つずつ設けられている。これは、耐火
物7の溶損度によって、耐火物7に写るスポット光14
の位置が上下に変化するので、そのような場合にも対応
できるためのものであり、このようにすることで、測定
可能距離の範囲を拡大することができる。また、測定部
8の上側には、炉内の状況を撮像するための工業用テレ
ビカメラ19が設けられ、このテレビカメラ19によっ
て撮像された映像をモニタ20によって表示し、炉内の
状況を目視でも確認できるようになっている。
【0020】観測筒6内の頭頂部には、傾斜角センサー
部21が備わっている。この傾斜角センサー部21は、
観測筒6の鉛直方向に対する傾斜角度を求めるものであ
る。この傾斜角センサー部21は、地球重力に対する傾
斜角度を検出し、その傾斜角度を電気信号として出力す
る2個の傾斜角センサー21a,21bを直角に配置し
て構成された2次元(2軸)の傾斜角センサーであり、
一方の傾斜角センサー21aによる傾斜角度θ1と、他
方の傾斜角センサー21bによる傾斜角度θ2とによ
り、鉛直方向からどの方向に、どの程度傾斜しているの
かを知ることができるものである。
【0021】傾斜センサー部21によって感知された観
測筒6の傾斜角度θ1,θ2は、情報処理装置17に与
えられ、測定部8によって実際にもとめられた距離L
を、観測筒6が傾斜していない状態で測定される水平距
離L1に補正するのに用いられる。図4〜図7は、測定
部8によって求めた耐火物7までの水平距離Lを観測筒
6が傾斜していない状態で測定した水平距離L1に観測
筒6の傾斜角度θ1,θ2に基づいて補正する方法を示
している。
【0022】図4は観測筒6が炉2内で傾斜した状態を
3次元座標上で表した図であり、ここで、X方向は、昇
降旋回装置5によって旋回された観測筒6内の測定部8
が距離を測定しようとする水平方向、つまり、測定部8
のミラー13が耐火物7から反射した光を受光する方向
であり、Y方向は水平面においてX方向と直交する方向
であり、Z方向は、鉛直方向である。
【0023】また、点Oは観測筒6の昇降量がゼロの位
置であり、点Aは観測筒6が傾斜していない状態での、
点Bは観測筒6が傾斜した状態での観測筒6の先端部の
位置である。さらに、hは観測筒6の炉2内での高さ、
つまり昇降旋回装置5による観測筒6の昇降量である
(OB=h)。なお、観測筒6の昇降量及び旋回量はそ
れぞれ昇降旋回装置5に設けられたパルスエンコーダー
(図示省略)によって正確に検出され、情報処理装置1
7に与えられている。
【0024】ここで、傾斜した観測筒6に内蔵された測
定部8によって求めた耐火物7までの水平距離がL(距
離を求めた耐火物の位置を点Cで表すとBC=L)であ
るとする。すると、図5(図4をZ方向から見たX−Y
平面図)に示すように、本来、観測筒6が傾斜していな
い状態において求められるべき水平距離は、L1(=A
C)である。
【0025】このL1は、点Aと点B間のずれ量をX−
Y方向に分解し、それぞれd1,d2とすると、次式
(2)のようになる。 L12 =(d1+L)2 +d22 (式2) ここで、Z方向(OA)に対する観測筒(OB)の傾斜
角度をX−Z平面に投影したときの角度をθ1とする
と、d1は図6のようになり、Z方向(OA)に対する
観測筒(OB)の傾斜角度をY−Z平面に投影したとき
の角度をθ2とすると、d2は図7のようになる。
【0026】これらの角度θ1,θ2は、2軸の傾斜角
センサー部21の一方の傾斜角センサー21aをX方向
に、他方の傾斜角センサー21bをY方向に合わせて観
測筒6に設置することにより、傾斜角センサー部21の
出力がそのままθ1,θ2となっており、d1,d2は
それぞれ式(3)(4)のようにして求めることができ
る。
【0027】 d1≒h*tanθ1 (式3) d2≒h*tanθ2 (式4) ただし、d1,d2は正確には、 d1=h*sinθ1cosθ1 (式5) d2=h*sinθ2cosθ2 (式6) であるが、θ1,θ2は十分小さいので、(式3)(式
4)にして差し支えない。
【0028】以上のようにして、観測筒6が傾斜してい
ない状態での耐火物7までの水平距離L1を求めること
ができ、正確な炉2内壁の形状を測定することができ
る。なお、上記した実施の形態は例示的なものであって
限定的なものではない。すなわち、本発明の範囲は前記
した特許請求の範囲によって示され、その請求項の意味
に入るすべての変形例は本願発明に含まれるものであ
る。
【0029】すなわち、例えば、本発明の炉内壁測定方
法及び装置は、3角測量方式により炉内壁までの距離を
測定するものだけでなく、他の距離測定方法によるもの
としてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、傾
斜による観測体の位置ずれを、観測体の鉛直方向に対す
る傾斜角度を検出することにより、観測体の観測体の鉛
直方向からのずれ量とそのずれ方向として算出して、そ
のずれ量とずれ方向から、観測体が傾斜していない状態
で測定した水平距離に補正するようにしたので、観測体
が傾いた状態においても正確な炉内壁の形状を測定する
ことができる。
【0031】また、観測体の鉛直方向に対する傾斜角度
を、前記炉内壁からの反射光を受光する方向と同じ水平
方向の第一成分と、これに直交する水平方向の第二成分
とに分解して検出することにより、炉内壁の形状の補正
を容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る炉内壁測定装置の斜視図である。
【図2】同装置の構成を示すブロック図である。
【図3】三角測量方式の原理図である。
【図4】観測筒が傾斜した状態を3次元座標上で示した
図である。
【図5】図4のX−Y平面図である。
【図6】観測筒の傾斜を図4のX−Z平面上に投影した
図である。
【図7】観測筒の傾斜を図5のY−Z平面上に投影した
図である。
【符号の説明】
1 炉内壁測定装置 2 炉 5 昇降旋回装置 6 観測筒 7 耐火物 8 測定部 9 レーザ発光器 11 投光部 13 ミラー 14 レーザスポット光 15 カメラ 17 情報処理装置 21 傾斜センサー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 000004123 日本鋼管株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 (72)発明者 小里 俊哉 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社 神戸製鋼所 加古川製鉄所内 (72)発明者 星川 郁生 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社 神戸製鋼所 加古川製鉄所内 (72)発明者 東 洵 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社 神戸製鋼所 加古川製鉄所内 (72)発明者 高田 重信 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目 川崎製 鉄株式会社 水島製鉄所内 (72)発明者 山崎 隆雄 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内 (72)発明者 小林 周司 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−34412(JP,A) 特開 平7−146083(JP,A) 実開 昭63−101879(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01C 3/06 F27D 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象までの水平距離を測定できる観
    測体を鉛直方向に進退自在となるように炉内に挿入し、
    この観測体を当該炉内のある高さで旋回させながら炉内
    壁までの水平距離を求めることにより、その炉内壁の形
    状を測定するようにした炉内壁の形状測定方法におい
    て、 前記炉内に挿入された観測体の鉛直方向に対する傾斜角
    度を検出し、 ある炉内高さ及び旋回方向における当該観測体の鉛直方
    向に対するずれ量とそのずれ方向とを前記傾斜角度に基
    づいて算出し、 前記ずれ量とそのずれ方向を前記水平距離の実測値に加
    味することにより、その実測値を前記観測体が傾斜して
    いない状態で測定した水平距離に補正することを特徴と
    する炉内壁の形状測定方法。
  2. 【請求項2】 観測体は、炉内壁へ光を投射し、その光
    を投射する位置とは異なる鉛直方向位置において、炉内
    壁からの反射光を受光することにより、3角測量方式に
    よって炉内壁までの水平距離を求めるものであって、 前記観測体の鉛直方向に対する傾斜角度を、その観測体
    が炉内壁からの反射光を受光する方向と同じ水平方向の
    第一成分と、これに直交する水平方向の第二成分とに分
    解して検出し、 当該観測体の鉛直方向に対するずれ量とそのずれ方向
    を、前記第一及び第二成分方向におけるずれ量として算
    出することを特徴とする請求項1記載の炉内壁の形状測
    定方法。
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CN110006814A (zh) * 2019-04-24 2019-07-12 北京科技大学 一种容器内壁中结瘤和侵蚀状态的测量方法及装置

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