JP3002402U - 偏光板と該偏光板によるブラインド - Google Patents

偏光板と該偏光板によるブラインド

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JP3002402U
JP3002402U JP1994004763U JP476394U JP3002402U JP 3002402 U JP3002402 U JP 3002402U JP 1994004763 U JP1994004763 U JP 1994004763U JP 476394 U JP476394 U JP 476394U JP 3002402 U JP3002402 U JP 3002402U
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polarization
polarizing
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JP1994004763U
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和弘 大日向
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和弘 大日向
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、直線運動操作によって二枚の偏光
板間に採光の濃淡を出現できる偏光板と該偏光板による
ブラインドを提供するものである。 【構成】 本考案の偏光板ｃは、所定の偏光面を有する
所要長さ、所要幅の偏光板１と前記偏光面に対して９０
度の偏光位相を偏光面とする前記長さと幅を同一にする
偏光板２とを交互に表裏面から透明フイルム４で接合し
て成る。また、本考案のブラインド５は、前記偏光板ｃ
を二枚相互に直線移動自在に対向配設して成るものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は偏光板と該偏光板によるブラインドに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から提供されている偏光板は偏光面が一定であるから、回転操作を二枚の 偏光板に付与すれば、採光に濃淡の変化を出現させることができるが、直線運動 操作によっては濃淡を出現させることができないものである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記に鑑み、直線運動操作によって二枚の偏光板間に採光の濃淡を出 現できる偏光板と該偏光板によるブラインドを提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
第１考案の偏光板は、同一長さ、同一幅の相互に９０度の偏光位相差を有する 偏光面を交互に配設して成るものである。
【０００５】 第２考案の偏光板は、所定の偏光面を有する所要長さ、所要幅の偏光板と前記 偏光面に対して９０度の偏光位相を偏光面とする前記長さと幅を同一にする偏光 板とを交互に透明フイルムで接合して成るものである。ここに、透明フイルムと は、交互に配列される多数個の偏光板を一面において貼着できる大面積のものか ら配列される偏光板の一面と他面を交互に貼着する断続的なものをも含む。
【０００６】 第３考案の該偏光板によるブラインドは、第１考案又は第２考案における偏光 板をそれぞれ対向配設して成るものである。
【０００７】
【作用】
偏光面が交互に９０度の偏光位相を有して配設された偏光板は、二枚それぞれ を対向配設した際、同一偏光位相の偏光面が重畳したときと、異なる偏光位相の 偏光面が重畳したときとで採光に濃淡が発現する。
【０００８】
【実施例】
本考案を実施例により説明すると、図１に示す偏光板ａは、同一横幅で同一縦 寸法の偏光面Ａと該偏光面Ａに対して９０度の偏光位相の偏光面Ｂが交互に配設 されて成る。
【０００９】 図２に示す偏光板ｂは、同一横幅で同一縦寸法の偏光面Ａを有する偏光板１と 該偏光面Ａに対して９０度の偏光位相の偏光面Ｂを有する偏光板２とを交互に透 明フイルム３に貼着して成るものである。
【００１０】 図３に示した偏光板ｃは、前記偏光面Ａを有する偏光板１と偏光面Ｂを有する 偏光板２とを表裏面からそれぞれ千鳥状に短尺の透明フイルム４で貼着して成る ものである。
【００１１】 このようにして成る偏光板ａ，ｂ，ｃは、それぞれ図４に示すように二枚対向 配設されたブラインド５として使用される。すなわち、偏光面Ａと偏光面Ｂがそ れぞれ同一に対向する場合は素通し状態であるが、図５に示すように、偏光面Ａ が偏光面Ｂに対向する状態では視界が遮断されるものである。 このように二枚の偏光板ａ（このほか偏光板ｂ，ｃにおいても同じ）の相互の 偏光面Ａ、Ｂをそれぞれ同一位置に対向したり、異なる位置で対向することによ って視界を透視、遮断できるようにしたものである。
【００１２】 このほか、図６に示すように、額縁６の保護板７にも利用されるもので、この 場合は一方（上面側）の偏光板ａを該額縁６に固定し、他方（下面側）の偏光板 ａをスライド自在に案内すれば、普段は（遮断状態では）、内部に収納する写真 や絵の紫外線による日焼けを保護できるものである。
【００１３】
【考案の効果】
本考案の偏光板によれば、一枚では素通しの状態であり、二枚それぞれを対向 配設すれば、直線運動操作によって採光に濃淡を発現させ、該濃淡によって視界 の透視、遮断のできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案に係る偏光板ａの平面図である。
【図２】同上偏光板ｂの一部を破断した平面図である。
【図３】同上偏光板ｃの斜視図である。
【図４】本考案に係るブラインドの説明図である。
【図５】同上ブラインドの遮断状態の説明図である。
【図６】本考案を額縁に利用した場合の一部を破断した
状態の説明図である。
【符号の説明】
１ 偏光板 ２ 偏光板 ３ 透明フイルム ４ 透明フイルム ５ ブラインド ６ 額縁 ７ 保護板 Ａ 偏光面 Ｂ 偏光面 ａ 偏光板 ｂ 偏光板 ｃ 偏光板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 同一長さ、同一幅の相互に９０度の偏光
    位相差を有する偏光面を交互に配設して成る偏光板。
  2. 【請求項２】 所定の偏光面を有する所要長さ、所要幅
    の偏光板と前記偏光面に対して９０度の偏光位相を偏光
    面とする前記長さと幅を同一にする偏光板とを交互に透
    明フイルムで接合して成る偏光板。
  3. 【請求項３】 請求項１又は２記載の偏光板をそれぞれ
    対向配設して成るブラインド。
JP1994004763U 1994-03-25 1994-03-25 偏光板と該偏光板によるブラインド Expired - Lifetime JP3002402U (ja)

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