JP3001704U - 簡易冷熱源形成具 - Google Patents

簡易冷熱源形成具

Info

Publication number
JP3001704U
JP3001704U JP1994001544U JP154494U JP3001704U JP 3001704 U JP3001704 U JP 3001704U JP 1994001544 U JP1994001544 U JP 1994001544U JP 154494 U JP154494 U JP 154494U JP 3001704 U JP3001704 U JP 3001704U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
heat source
forming tool
cold heat
carbon dioxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994001544U
Other languages
English (en)
Inventor
寛 種池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwatani Corp
Original Assignee
Iwatani Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwatani Corp filed Critical Iwatani Corp
Priority to JP1994001544U priority Critical patent/JP3001704U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3001704U publication Critical patent/JP3001704U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 場所を問わずドライアイスを手軽に生成して
携帯式断熱容器の冷熱源として簡単に使用することので
きる簡易冷熱源形成具を提供する。 【構成】 液体炭酸ガスを充填した携帯式のアルミニウ
ム製小容量ガスカートリッジ(2)と、このガスカートリ
ッジ(2)に取り付け固着するガスバルブ(3)と、このガ
スバルブ(3)のガス吐出口に装着するスノーホーン(4)
とで簡易冷熱発生具(1)を構成する。ガスカートリッジ
(2)内の液体炭酸ガスをスノーホーン(4)内に噴出して
ドライアイススノーを生成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、クーラーボックス等の携帯式断熱容器内に収容する冷熱源を形成す る冷熱源の形成具に関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、釣り上げた魚を持ち帰ったり、ドライブやピクニック時に飲料や食料 品を持ち運んだりする際に、いわゆるクーラーボックスと称される携帯式の断熱 容器が使用される。従来、このような断熱容器には冷熱源として氷、又は蓄冷剤 を使用した化学氷を収容して、釣り上げた魚や食料品を冷却保存するようにして いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、氷を使用したものでは、時間とともに氷が溶解し、断熱容器内に溶 解水がたまることになるから、水気を嫌う収容物の場合には防湿処理をした状態 で収容しなければならず、前処理が面倒であるという問題がある。 また、化学氷を使用した場合には、往復ともこの化学氷を持ち運ばなければな らないうえ、この化学氷の場合でも、断熱容器内は多湿雰囲気になり、水分を嫌 う収容物の場合には防湿処理を施さなければならないというがある。
【0004】 さらに、冷熱源としてドライアイスを使用することも考えられるが、従来ドラ イアイス製造装置は業務用として提供されていることから、手軽にドライアイス を手に入れることはできなかった。 本考案はこのような点に着目して提案されたもので、場所を問わずドライアイ スを手軽に生成して携帯式断熱容器の冷熱源として簡単に使用することのできる ようにした簡易冷熱源形成具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成するために本考案は、液体炭酸ガスを充填した小容量のアル ミニウム製ガスカートリッジと、このガスカートリッジに取り付け固着するガス バルブと、このガスバルブのガス吐出口に装着するスノーホーンとからなり、ガ スカートリッジ内の液体炭酸ガスをスノーホーン内に噴出してドライアイススノ ーを生成するようにしたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
本考案では、簡易冷熱源形成具を、例えば0.5〜5Kg程度の液体炭酸ガスを 充填した小容量のアルミニウム製ガスカートリッジと、このガスカートリッジに 取り付け固着するガスバルブと、このガスバルブのガス吐出口に装着するスノー ホーンとで構成し、ガスカートリッジ内の液体炭酸ガスをスノーホーン内に噴出 してドライアイススノーを生成するようにしているので、簡易冷熱源形成具を手 軽に持ち運ぶことができ、場所を問わずドライアイスを簡単に生成することがで きることになる。しかも、ドライアイスは昇華するものであるからあとに溶解水 が残ることがないうえ、ドライアイスの持つ吸湿性で容器内を適度な乾燥状態に 維持することになる。
【0007】
【実施例】
図面は本考案の実施例を示し、図1は正面図である。 図中符号(1)は簡易冷熱源形成具であり、この簡易冷熱源形成具(1)は液体炭 酸ガスを貯蔵するアルミニウム製ガスカートリッジ(2)と、このガスカートリッ ジ(2)の首部に装着固定されたガスバルブ(3)と、このガスバルブ(3)のガス吐 出口に着脱可能に装着されるスノーホーン(4)とで構成してある。
【0008】 このガスカートリッジ(2)は、液体炭酸ガスを0.5〜5Kg程度充填すること のできる内容量に形成してあり、その胴部に把手(5)が着脱可能に装着固定して ある。したがって、このガスカートリッジ(2)は十分手持ちで搬送することが可 能である。なお、0.5〜1.5Kg程度の容器の場合には、把手(5)はつけなくて もよい。
【0009】 このように構成した簡易冷熱源形成具(1)では、ガスバルブ(3)にスノーホー ン(4)を装着した状態で、スノーホーン(4)をクーラーボックス(図示略)の開口 部上方に位置させ、ガスバルブ(3)を開けるとガスカートリッジ(2)内に貯蔵さ れている液体炭酸ガスの気化ガスがスノーホーン(4)内に噴出してスノーホーン (4)内でドライアイススノーを生成し、このドライアイススノーがクーラーボッ クス内に降り注ぐことになる。このため、ドライアイススノーはクーラーボック ス内に均等に供給できることになるから、クーラーボックス内を均等に冷却する ことができることになる。
【0010】 図2は簡易冷熱源形成具(1)の別実施例を示し、これは、アルミニウム製ガス カートリッジ(2)の首部を破封板(7)で密封するとともに、この首部の外周に雄 ネジ部(8)を形成し、ガスバルブ(3)をガスカートリッジ(2)の首部外周に形成 した雄ネジ部(8)に螺着可能に形成し、ガスバルブ(3)をガスカートリッジ(2) に装着することにより破封板(7)を破封して、ガスバルブ(3)でガスカートリッ ジ(2)内に貯蔵されている液体炭酸ガスの流出を制御するようにしたものである 。
【0011】 なお、上記各実施例では、アルミニウム製ガスカートリッジ(2)内に液体炭酸 ガスを貯蔵したものについて説明したが、ガスカートリッジ(2)内に液体炭酸ガ スとともに0.05〜0.1重量%のメタノールを添加して貯蔵するようにしても よい。このように、メタノールを添加すると、ガスバルブ(3)部分での凍結を防 止することができるようになる。
【0012】
【考案の効果】
本考案では、簡易冷熱源形成具を、液体炭酸ガスを充填した携帯式のアルミニ ウム製小容量ガスカートリッジと、このガスカートリッジに取り付け固着するガ スバルブと、このガスバルブのガス吐出口に装着するスノーホーンとで構成し、 ガスカートリッジ内の液体炭酸ガスをスノーホーン内に噴出してドライアイスス ノーを生成するようにしているので、簡易冷熱源形成具を手軽に持ち運ぶことが でき、場所を問わずドライアイスを簡単に生成することができる。
【0013】 しかも、生成されたドライアイスはスノー状であることから、被冷却物の表面 に均等に接触することができ、被冷却物を平均して冷却することができる。さら に、ドライアイスは昇華するものであるからあとに溶解水が残ることがないうえ 、ドライアイスの持つ吸湿性で容器内を適度な乾燥状態に維持することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】簡易冷熱源形成具の斜視図である。
【図2】別実施例の分解斜視図である。
【符号の説明】
2…ガスカートリッジ、3…ガスバルブ、4…スノーホ
ーン、5…把手。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯式の断熱容器内に収容する冷熱源を
    形成する簡易冷熱源形成具であって、液体炭酸ガスを充
    填した携帯式のアルミニウム製小容量ガスカートリッジ
    (2)と、このガスカートリッジ(2)に取り付け固着する
    ガスバルブ(3)と、このガスバルブ(3)のガス吐出口に
    装着するスノーホーン(4)とからなり、ガスカートリッ
    ジ(2)内の液体炭酸ガスをスノーホーン(4)内に噴出し
    てドライアイススノーを生成するようにした簡易冷熱源
    形成具。
  2. 【請求項2】 ガスカートリッジ(2)に把手(5)を着脱
    可能に取り付けた請求項1に記載の簡易冷熱源形成具。
  3. 【請求項3】 二酸化炭素ガスに0.05〜0.1重量%
    のメタノールを添加ししてガスカートリッジ(2)に充填
    した請求項1に記載の簡易冷熱源形成具。
JP1994001544U 1994-03-04 1994-03-04 簡易冷熱源形成具 Expired - Lifetime JP3001704U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994001544U JP3001704U (ja) 1994-03-04 1994-03-04 簡易冷熱源形成具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994001544U JP3001704U (ja) 1994-03-04 1994-03-04 簡易冷熱源形成具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3001704U true JP3001704U (ja) 1994-09-06

Family

ID=43137680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994001544U Expired - Lifetime JP3001704U (ja) 1994-03-04 1994-03-04 簡易冷熱源形成具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3001704U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4213310A (en) Thermal container with quick-release lid-mounted flask
US4870837A (en) Device for maintaining the chill on a bottle of wine
AU654793B2 (en) Container for live marine animals
US5421159A (en) Beverage cooler and dispenser
US4932563A (en) Combined jug and sprayer
US6357252B1 (en) Portable cooler apparatus
US4904848A (en) Portable cooling and heating device
US4815287A (en) Beverage cooler apparatus
US7497087B2 (en) Liquid cooler apparatus
US4615463A (en) Insulated container for a fluid receptacle
US5328050A (en) Dual nested liquid container
JPS622227B2 (ja)
US6668579B1 (en) Container with refillable core
WO1998051977A3 (en) Portable self-contained cooler/freezer
JP3001704U (ja) 簡易冷熱源形成具
KR200250105Y1 (ko) 물통
JPH0129496Y2 (ja)
JPH0528446Y2 (ja)
US20100011802A1 (en) Self-contained beverage cooler
US1986993A (en) Refrigerator for solid co
US2018608A (en) Apparatus fob the transportation
CN212951751U (zh) 一种保鲜盒
KR100517720B1 (ko) 탄산수 공급장치를 가진 냉장고
JPH04340078A (ja) 電気と氷を用いない携帯用冷却ボックス
JP3015637U (ja) プラスチック瓶等の携帯保温具