JP3001332U - もやし根刈り装置及び該装置に使用されるもやし育成床 - Google Patents

もやし根刈り装置及び該装置に使用されるもやし育成床

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JP3001332U
JP3001332U JP1994002341U JP234194U JP3001332U JP 3001332 U JP3001332 U JP 3001332U JP 1994002341 U JP1994002341 U JP 1994002341U JP 234194 U JP234194 U JP 234194U JP 3001332 U JP3001332 U JP 3001332U
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cutting
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JP1994002341U
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Inventor
諄 小滝
Original Assignee
朋和商事株式会社
諄 小滝
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 もやし根刈り作業の機械化が可能な装置構成
及びそれに使用するもやし育成床の構成を提案し、以て
もやしの育成作業の生産効率の改善を図ろうとするもの
である。 【構成】 もやし払い出し方向に傾斜した傾斜搬送路2
aを備えた搬送装置2と、該傾斜搬送路2aの上方で且
つこれと平行に回転丸刃3aを備えた切断装置3とを有
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、もやし根刈り装置及び該装置に使用されるもやし育成床に関する。
【0002】
【従来の技術】
豆もやしの一般的な育成方法は、まず原料豆となる緑豆、ダイズ、その他の豆 類を、その重量別に精選し、洗浄後休眠打破のために水中に浸漬させ、水抜き後 、一定温度に保温した状態で放置する。その後周囲枠体の付いた育成床に移しな がら計量を行い、一定量ずつ育成床に撒く。次に各育成床を光量調整のなされた 部屋に置き、灌水を行いながらもやしの発芽を促す。上記原料豆の種類に応じた 適当な長さになったところで、もやしの根刈り作業を行う。刈り取られたもやし は製品として出荷され、残った育成床は残根落とし作業に回される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記豆もやしの育成作業では、生産効率の向上を期待して、その大半の作業が 機械化による合理化が推進されつつある。しかし後半のもやし根刈り作業や育成 床の残根落とし作業は機械化が困難で、依然として手作業で行われているのが現 状である。
【0004】 本考案は、従来技術の以上のような問題に鑑み創案されたもので、もやし根刈 り作業の機械化が可能な装置構成及びそれに使用するもやし育成床の構成を提案 し、以てもやしの育成作業の生産効率の改善を図ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのため本考案に係るもやし根刈り装置は、少なくとも進行方向途中でもやし 払い出し方向に傾斜した傾斜搬送路を備えた搬送装置と、該傾斜搬送路の上方で 且つこれと平行に切断刃を備えた切断装置とを有することを基本的特徴としてい る。
【0006】 また本出願では、上記もやし根刈り装置により機械化される根刈り作業に適す るもやし育成床の構成についても提案するもので、根刈り時には、少なくとも周 囲枠体が外れてもやし成長方向の面が露出する構成の育成床とするものである。 更にその床面をネット状にすると良い。
【0007】
【作用】
発芽したもやしの生えている育成床が搬送装置で搬送されてくると、傾斜搬送 路上で、もやし払い出し方向に該育成床が傾斜した状態となる。そしてその上方 に設置された切断装置の切断刃により該もやしは根本部分で切断され、該搬送路 の傾斜方向に切断されたもやしが払い出される。この切断の際に上記育成床は周 囲枠体が外れ、もやし成長方向の面が平らな状態で露出する構成となっているた め、切断時に邪魔になることがない。また育成床床面の構成がネット状になって いれば、もやしの根がそこに絡まって成長しているため、根刈り作業時にその根 の部分は該ネットにしっかり残り、切断刃による根刈りが確実に行われることに なる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の具体的実施例につき説明する。 図1〜図4は、図5〜図12に示された豆もやしの育成工程のうち、図12に 示された根刈り作業時に使用される本考案の一実施例に係るもやし根刈り装置1 の詳細な構成を示している。
【0009】 図5〜図12に示される豆もやし育成工程について説明する。まず原料豆の重 量選別を行い(図5参照)、それをキャスター付きの水槽50の中で水に浸漬し て(図6参照)休眠打破し、その後水槽50の水抜きを行って(図7参照)、し ばらく放置する。そして原料豆を周囲枠体4a付きのネット状の育成床4の上に 均等に撒いて(図8参照)同時にその計量を行う。各育成床4を育成棚51へ収 納し(図9参照)、9〜10日間室中で育成する。これらの育成棚51を室出し し、遮光布52をその上に掛けて(図10参照)、緑化を防ぐ。その後育成床4 を育成棚51から取り出して上方に向けて脚40aの突出した台座40の上に載 せ、育成床4の周囲枠体4aをその周りから外す(図11参照)。この周囲枠体 4aの取り払われた育成床4を、図12に示された本実施例に係るもやし根刈り 装置1の上に置き、根刈り作業を該装置によって行う。その後根の残った育成床 4をベルトコンベア53で運び、水槽54中で洗浄した後、残根を該育成床4か ら落とす。残根の取り払われた育成床4を洗浄し、乾燥して殺菌消毒する。
【0010】 上記図1は該もやし根刈り装置1の縦断面図、また図2は図1のA−A断面図 、図3は上記装置1の平面図、図4は図3の右側面図を各示している。これらの 図において、本実施例に係るもやし根刈り装置1は、もやし育成床4を載せて搬 送する搬送装置2と、該搬送装置2の上方に設けられた切断装置3とを有してい る。
【0011】 上記搬送装置2は、育成床4を上部に載せて水平方向に搬送せしめる搬送路の 全てが、図1に示されているように、払い出しスリーブ10のもやし払い出し方 向に傾斜する傾斜搬送路2aとなっている。この搬送装置1は、前記図3乃至図 4に示されるように、同軸上に2つずつ固定されたプーリ20a乃至20dと、 該プーリ20aと20cの間、及び20bと20dの間に夫々巻回され、搬送方 向に2条平行に延出されたベルト21a、21bと、駆動プーリ22b及び該プ ーリ22bに巻回されたベルト22cを介して、前記プーリ20c及び20dの 軸上に固定された回転プーリ20eを回転せしめる回転モータ22aとから構成 されている。
【0012】 上記切断装置3は、図1及び図2に示されるように、前記傾斜搬送路2aの上 方で該傾斜搬送路2aと平行に設けられた切断刃たる回転丸刃3aと、該回転丸 刃3aを回転軸30a先端に固定してこれを回転させることができ、且つこの回 転軸30aを上下方向へ移動させて同方向の位置調整ができる駆動モータ30と を有している。
【0013】 以上の本実施例構成では、搬送装置2のベルト21a、21b上に、図11( b)に示された状態のネット状の育成床4を載せ、それによって搬送する間に、 その上方に設けられた切断装置3の回転丸刃3aによってもやしの根刈りを行い 、製品として出荷できるもやしをスリーブ10の方向に払い出せるようになって いる。また前記切断装置3の駆動モータ30の回転軸30aの上下方向位置調整 を行えば、育成床4からの刈り込み長さの調整も可能となる。
【0014】 このように本実施例構成では、もやし成長方向の面が露出した育成床4(周囲 枠体4aの取り払われた育成床4)を搬送装置2のベルト21a、21b上に載 せれば、後は自動的に根刈りを行って製品として出荷できるもやしを払い出して くれるため、該工程における人手による作業がなくなって、生産効率が改善され ることになる。
【0015】
【考案の効果】
本考案に係るもやし根刈り装置及び該装置に使用されるもやし育成床によれば 、もやし根刈り作業の完全機械化が達成されるため、豆もやし育成工程における 生産効率の改善が図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】根刈り作業時に使用される本考案の一実施例に
係るもやし根刈り装置の構成を示す縦断面図である。
【図2】前図1のA−A断面図である。
【図3】上記もやし根刈り装置の平面図である。
【図4】前図3の右側面図である。
【図5】豆もやし育成工程中の原料豆の重量選別の工程
を示す説明図である。
【図6】原料豆の休眠打破工程を示す説明図である。
【図7】水槽からの水抜き工程を示す説明図である。
【図8】育成床への移転及び計量工程を示す説明図であ
る。
【図9】育成棚への収納工程を示す説明図である。
【図10】室出し工程を示す説明図である。
【図11】育成床取り出し工程を示す説明図である。
【図12】根刈り作業工程及びその後工程を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 もやし根刈り装置 2 搬送装置 2a 傾斜搬送路 3 切断装置 3a 回転丸刃 4 育成床 4a 周囲枠体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも進行方向途中でもやし払い出
    し方向に傾斜した傾斜搬送路を備えた搬送装置と、該傾
    斜搬送路の上方で且つこれと平行に切断刃を備えた切断
    装置とを有することを特徴とするもやし根刈り装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも進行方向途中でもやし払い出
    し方向に傾斜した傾斜搬送路を備えた搬送装置と、該傾
    斜搬送路の上方で且つこれと平行に切断刃を備えた切断
    装置とを有するもやし根刈り装置において使用されるも
    やし育成床の構成として、根刈り時には、少なくとも周
    囲枠体が外れてもやし成長方向の面が露出する構成とし
    たことを特徴とするもやし根刈り装置に使用されるもや
    し育成床。
  3. 【請求項3】 少なくとも進行方向途中でもやし払い出
    し方向に傾斜した傾斜搬送路を備えた搬送装置と、該傾
    斜搬送路の上方で且つこれと平行に切断刃を備えた切断
    装置とを有するもやし根刈り装置において使用されるも
    やし育成床の構成として、その床面をネット状にしたこ
    とを特徴とするもやし根刈り装置に使用されるもやし育
    成床。
JP1994002341U 1994-02-23 1994-02-23 もやし根刈り装置及び該装置に使用されるもやし育成床 Expired - Lifetime JP3001332U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022532549A (ja) * 2019-05-07 2022-07-15 福建省中科生物股▲ふん▼有限公司 無土壌栽培モヤシ苗の自動採取に適する装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022532549A (ja) * 2019-05-07 2022-07-15 福建省中科生物股▲ふん▼有限公司 無土壌栽培モヤシ苗の自動採取に適する装置
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