JP3001095U - 濡れティッシュ用加熱保温容器 - Google Patents
濡れティッシュ用加熱保温容器Info
- Publication number
- JP3001095U JP3001095U JP1994002821U JP282194U JP3001095U JP 3001095 U JP3001095 U JP 3001095U JP 1994002821 U JP1994002821 U JP 1994002821U JP 282194 U JP282194 U JP 282194U JP 3001095 U JP3001095 U JP 3001095U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wet tissue
- container
- tissue
- wet
- center
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- Expired - Lifetime
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- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】身体等を拭く場合、暖かい濡れティッシュの方
が刺激が少なく気持ちが良いのは言うまでもない。赤ち
ゃん、病人等、身体上の汚れを見つけた時、即時に暖か
い濡れティッシュで拭き取る事が出来取り出し易い状態
で常時濡れティッシュを暖めておく事が出来る容器の提
供。 【構成】容器2を断熱構造にした蒸し器になっており、
熱源は自動温度調節装置付き電気熱源1とし、断熱構造
の外蓋5には濡れティッシュ引出口6を設置している。
中央部に1個又は数個穿孔した蒸気噴出板3と一体とな
った濡れティッシュ収納用中筒13を内設する事によ
り、中筒に縦に収納したロール状濡れティッシュ底面の
中央部に蒸気を集中させ使い始めの中央部より先に加熱
し、早時使用を可能にした。保温と転倒時の安全の為、
中央に濡れティッシュ貫通口10を設けゴムパッキン1
4で容器2と中筒13を密閉するようにした中蓋11を
嵌入した。
が刺激が少なく気持ちが良いのは言うまでもない。赤ち
ゃん、病人等、身体上の汚れを見つけた時、即時に暖か
い濡れティッシュで拭き取る事が出来取り出し易い状態
で常時濡れティッシュを暖めておく事が出来る容器の提
供。 【構成】容器2を断熱構造にした蒸し器になっており、
熱源は自動温度調節装置付き電気熱源1とし、断熱構造
の外蓋5には濡れティッシュ引出口6を設置している。
中央部に1個又は数個穿孔した蒸気噴出板3と一体とな
った濡れティッシュ収納用中筒13を内設する事によ
り、中筒に縦に収納したロール状濡れティッシュ底面の
中央部に蒸気を集中させ使い始めの中央部より先に加熱
し、早時使用を可能にした。保温と転倒時の安全の為、
中央に濡れティッシュ貫通口10を設けゴムパッキン1
4で容器2と中筒13を密閉するようにした中蓋11を
嵌入した。
Description
【0001】
本考案は暖かい濡れティッシュが必要な時利用する家庭用品。
【0002】
従来、使い捨ての出来る濡れティッシュは、手近に水がない時等、汚れを拭き 取る方法として非常に重宝であるが、赤ちゃんのお尻拭き、病人介護等において は冷たすぎて使用出来ない面が多々ある。
【0003】
濡れティッシュで身体等を拭く場合、暖かいティッシュの方が刺激が少なく気 持が良いのは言うまでもない。特に寒期に冷たい濡れティッシュは不適である。 濡れティッシュをストーブで暖めたり、熱湯で濡らして使用する方法もあるが手 間と時間がかかる。赤ちゃん、病人等、身体上の汚れを見つけたとき、即時に暖 かい濡れティッシュで拭き取る事が出来るように、取り出しやすい状態で常時濡 れティッシュを暖めておく必要がある。
【0004】
本考案は上記課題の解決策として濡れティッシュ用加熱保温容器を開発した。 容器を断熱構造にした蒸し器になっており、熱源は自動温度調節装置付き電気熱 源とし、断熱構造の外蓋には濡れティッシュ引出口を設置している。中央部に1 個又は数個穿孔した蒸気噴出板と一体となった濡れティッシュ収納用中筒を内設 する事により、中筒に縦に収納したロール状濡れティッシュ底面の中央部に蒸気 を集中させ、保温と転倒時の安全の為、中央に濡れティッシュの貫通口を設けゴ ムパッキンにより容器と中筒を密閉するようにした中蓋を嵌入している。
【0005】
本考案の濡れテイッシュ用加熱保温容器は蒸し器構造の容器の底部より電気熱 源で水を加熱し蒸気を発生させ、その蒸気熱により蒸気噴出板の上に置いた濡れ ティッシュを暖め自動温度調節装置と断熱構造により高温を保つ。蓋に設置した 濡れティッシュ引き出し口は、濡れティッシュを挟持する構造で、使用時は外蓋 を開けることなく外蓋中央の開閉蓋を開けるだけで、片手による濡れティッシュ の連続使用を可能にした。蒸気噴出口が中央部に隼中した蒸し器構造は、その上 部に縦に置いたロール状濡れティッシュの中央部分より早く加熱できる。使用時 は濡れティッシュの中央より引き出す為、加熱された部分から早時に使用出来る 。又蒸気噴出板の周囲を容器内の側面に密着させ周囲からの蒸気漏れを遮断した 中央部のみ蒸気噴出口のある蒸し器構造や濡れティッシュ収納用中筒により濡れ ティッシュの側面からは蒸気が直接当たる事がなく、濡れティッシュ底部の中央 部分からのみ蒸気を吸収する為、蒸気によるティッシュの濡れ過ぎが防止出来、 ティッシュの水分が適度に保たれ、水の蒸発も減少する。又中蓋の濡れティッシ ュ貫通口はティッシュが緩通して発生した蒸気の発散を妨る構造になっている為 、水の蒸発を防止し、少量の水で長時間の使用が可能である。水が少量の為、加 熱沸騰するまでの時間短縮が出来る。又容器、外蓋の断熱構造と中蓋、中筒の保 温効果により熱効率が良く自動再加熱時間も短縮される為、消費電力が節減され る。容器上部にゴムパッキン等で嵌入した中蓋は密閉度も強く、濡れティッシュ 貫通口が中央に位置しティッシュが緩通しているため、万が一容器が転倒した場 合でも少量の水が容器の縦中央線まで来ることはなく、もし少量波打った水が中 央まで飛び散った場合でもティッシュが吸収する為、熱湯の流出を防ぐ事が出来 安全である。
【0006】
図1・図2・図3は濡れティッシュ用加熱保温容器の断面図である。図1は自 動温度調節装置付き電気熱源1をもった断熱構造の金属性の容器2に、蒸し器構 造として中央部に数箇所穿孔した蒸気噴出板3を、保持具4により上げ底状に設 置し、断熱構造の外蓋5の中央には濡れティッシュ引き出し口6を設置し、それ を密閉する開閉蓋7を有する。使用方法として外蓋5を開け蒸気噴出板3の下部 に水を注入し、蒸気噴出板3の上部にロール状の濡れティッシュを縦に置き、濡 れティッシュの中央部より引き出した一端を、濡れティッシュ引出口6により指 で摘める高さに引っ張り出し挟持させておく。断熱構造の外蓋5、開閉蓋7で容 器2を密閉し、電気熱源1により水を加熱沸騰させ、発生した蒸気熱によりティ ッシュを暖め、濡れティッシュ引出口6より、挟持されているティッシュの一端 を引っ張り出して使用する。濡れティッシュ引出口6は1枚目を引き出した後、 次のティッシュも続いて挟持される口形で、切りこみを入れた狭口となっている 為、片手だけでの連続使用が可能である。電気熱源1の自動温度調節装置と容器 2・外蓋5の断熱構造により濡れティッシュを常時高温に保つ為、いつでも暖か い濡れティッシュが使用出来る。ゴムパッキン8により外蓋5を容器2に密着さ せ、濡れティッシュ引出口6をティッシュが貫通して塞いでいる為、万が一容器 が転倒しても熱湯漏れがなく安全である。図2は中央一個穿孔して突起状にし蒸 気噴出板3を容器2の側面に密着するようにゴムパッキン9により取り付け、蒸 気噴出板3周囲からの蒸気漏れを遮断し発生した蒸気が中央一点に集中するよう な蒸し器構造とし、濡れティッシュの中央部より早く加熱出来るようにした。使 用時はティッシュの中央より引き出す為、早時に加熱された部分から使用出来る 。又ティッシュの側面から蒸気が直接当たらない為、蒸気によるティッシュの濡 れすぎが防止出来る。保温と転倒時の安全の為、濡れティッシュ貫通口10を開 口した中蓋11を嵌入した。ゴムパッキン12により中蓋11を容器2に密着さ せ、濡れティッシュ貫通口10をティッシュが緩通する為、密閉度が強化され、 図1の安全性、保温性をより高めた構造である。図1・図2共外蓋5は簡単に外 れる事のないように止め具により掛着している。図3は中央部を数個穿孔した蒸 気噴出板3と一体となった濡れティッシュ収納用中筒13を断熱構造の容器2に 内設し蒸気を中筒13の中央に集中させ、側面からの蒸気を中筒13により遮断 している。それにより中筒に縦に収納したロール状濡れティッシュの中央部より 早く加熱出来、蒸気が直接ティッシュの側面に当たらない為、ティッシュの濡れ すぎが防止出来、水の蒸発も減少する。中筒13、中蓋11により保温性が高く 熱効率が良いため消費電力の節減ができる。万が一濡れティッシュ用加熱保温容 器が転倒した場合でも、容器2、中筒13の上部が密閉できるようにゴムパッキ ン12、14を中蓋11に密着させているので、熱湯は容器2と中筒13の空間 に流出し密封される為、熱湯漏れを防止し安全性をより高めている。図1・図2 同様に、注水は濡れティッシュをセットする前に容器2上部より注水し、濡れテ ィッシュ一巻を全部使い切るだけの充分な水量としているが、ティッシュをセッ トした状態で後から注水する時や、途中で水を補給したい時等、中筒13の外周 に注水する事によりティッシュを水で濡らすことなく、簡単に注水出来る。空炊 き防止策として外から水量確認が出来るように、水量表示部15を設置している 。図4は図3に濡れティッシュをセットしている状態を示す立体図である。容器 2に水を注入し、水量表示部15により水の有無を確認し、ロール状濡れティッ シュを中筒13内に縦に収納し、ティッシュ中央より上に引き出した一端を中蓋 11の濡れティッシュ貫通口10を通し、外蓋5の濡れティッシュ引き出し口6 より指で摘める高さに引っ張り上げ挟持させる。次に各蓋を閉めて電気熱源を入 力し、加熱保温表示ランプ16により加熱の有無を確認する。数分後に濡れティ ッシュが暖まり使用出来る。外蓋蝶着部17と外蓋止め具18により、外蓋5は 中蓋11を押圧して掛止している。取手19は持った時、上に来るように回動設 置している為、持ち運ぶ時、容器が横に倒れず水平に保たれる為安全である。
【0007】
本考案の濡れティッシュ用加熱保温容器を使用する事により、赤ちゃん、病人 等の身体上の汚れを見つけた時、即時に暖かい濡れティッシュで気持ち良く汚れ を拭き取る事が出来るようになった。特に赤ちゃんのオムツ替えの時等は、片手 で赤ちゃんの両足を持ち上げている為、もう片方の手しか自由に使えない。又テ ィッシュを熱湯等で暖める為に、汚れを放置したまま途中でその場を離れるわけ にもいかない。そんな時、片手で簡単に取り出せ、即使用出来る暖かい濡れティ ッシュはまさに必需品であり、暖かいので赤ちゃんをびっくりさせる事もなく、 きれいに汚れを拭き取る事が出来、大変便利である。その外夫婦生活等にも使用 出来、使用範囲が広い為、長期間役に立つ。又理容、美容、エステティックサロ ン等の各種サービス業等においても幅広い需要が見込まれる。
【図1】断面図
【図2】断面図
【図3】断面図
【図4】使用状態を示す立体図(1)電気熱源 (2)
容器 (3)蒸気噴出板 (4)保持具 (5)外蓋
(6)濡れティッシュ引出口 (7)開閉蓋 (8)ゴ
ムパッキン (9)ゴムパッキン (10)濡れティッ
シュ貫通口 (11)中蓋 (12)ゴムパッキン
(13)中筒 (14)ゴムパッキン (15)水量表
示部 (16)加熱保温表示ランプ (17)外蓋蝶着部
(18)外蓋止め具 (19)取手
容器 (3)蒸気噴出板 (4)保持具 (5)外蓋
(6)濡れティッシュ引出口 (7)開閉蓋 (8)ゴ
ムパッキン (9)ゴムパッキン (10)濡れティッ
シュ貫通口 (11)中蓋 (12)ゴムパッキン
(13)中筒 (14)ゴムパッキン (15)水量表
示部 (16)加熱保温表示ランプ (17)外蓋蝶着部
(18)外蓋止め具 (19)取手
Claims (2)
- 【請求項1】 容器を断熱構造にした蒸し器になってお
り、熱源は自動温度調節装置付き電気熱源とし、蓋には
濡れティッシュ引き出し口を設置した濡れティッシュ用
加熱保温容器。 - 【請求項2】 断熱構造の容器に、中央部を1個又は数
個穿孔した蒸気噴出板と一体となった濡れティッシュ収
納用筒を内設し、中央に濡れティッシュの貫通口を設置
した中蓋を嵌入した請求項1記載の濡れティッシュ用加
熱保温容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994002821U JP3001095U (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 濡れティッシュ用加熱保温容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994002821U JP3001095U (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 濡れティッシュ用加熱保温容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3001095U true JP3001095U (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=43137086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994002821U Expired - Lifetime JP3001095U (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 濡れティッシュ用加熱保温容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001095U (ja) |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP1994002821U patent/JP3001095U/ja not_active Expired - Lifetime
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